【R-18】泥中の女

みつる

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支配されたココロ

No.2

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鏡に映る自分の姿は惨めそのもので、
しかし女の表情は嬉しそうに悦に浸っていた。

「ほら、ぼぉっとしてないで」

ふと声を掛けられ、
女は高木の方へハッと顔を向けた。

「せっかく裸にしてあげたんだから、
    記念写真撮りましょ?」

「は…はい……っ」

「ほら、ポーズとって」

高木の指示に女は少し迷った末、
脚を左右に大きく開き、腰を落としてガニ股になった。

そして左手を腰へ当て、右手を頭の後ろへ当てた。

「こ、これでいいですか?」

「ふふっ、素敵よ海老原さん、
    とっても情けなくてド変態女にお似合いだわ」

無様な女の姿に、高木は可笑しそうに笑う。

「ありがとうございます…っ」

女は恥ずかしそうにしながらも、
蔑む様な高木の言葉にうっとりと微笑んだ。

そして自分に携帯電話のレンズが向けられると、
女の頬は更に紅潮し、
見せつけるように背筋を伸ばす。

「じゃあ撮るわよ?
    ほら、ちゃんとカメラ見て、笑って」

女はレンズを見つめながら笑顔を見せる。

「じゃあそのまま仕事中にイッちゃった感想、
    詳しく教えてくれる?
    お客様の対応してる時みたいに笑顔で、丁寧に」

「はい…っ」

女は無様なポーズのままレンズ越しに高木を見つめ、
嬉しそうにヘラヘラ笑って言った。

「わ、わたくし…海老原百華はっ、
   業務中にも関わらずオマンコにスケベな玩具を仕込み、
   職員の皆様、お客様の目の前でオマンコオナニーをして
   みっともなくイッてしまいましたっ」

「皆様方が懸命に働いている中、
    オマンコ汁垂れ流しながらするオマンコオナニー、
    とっても気持ちよかったですっ!」

「今後はクリチンポオナニーや
    ケツマンコオナニーもさせて頂きたいですっ」

「皆様どうか、淫乱でドスケベなマゾメス百華を
    今後ともよろしくお願い致しますっ!」

女は恥ずかしげもなく卑猥な言葉を口にし、
それどころか、女は終始表情を綻ばせ、
腰を緩やかに揺らしながら醜態を見せつけた。

鍵を閉めているとはいえ、
休憩室の前の廊下はいつ誰が通るかわからない。

そんな中、ほぼ全裸の姿で媚びる女に、
高木は微笑んで言った。

「ちゃんと言えて偉いわ、いい子にはご褒美あげなくちゃ」

ヘコヘコ腰を振る女へ歩み寄った高木は、
揺れる胸の中心で反り立つ突起をおもむろに抓り上げた。

「イギィッ!」

突然の強い刺激に、
女は顎先を天井へ向け仰け反る様に反応した。

「動いちゃダメよ」

高木のその言葉に女は首を元の位置に戻す。

「そうそうその調子…」

カチッ…
先程と同じ音が高木の手元から聞こえた。

音を認識したのと同時に、
秘部の中に埋まったバイブが勢いよく動き出す。

「ンホォッ!!」

「こら、動かないの」

高木は叱る様に反対側の胸の突起も抓り上げる。

「ンギッ、ィイッ!
    ごぇ…ごめんなさいっ…ごめんなさいぃッ!」

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