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作戦会議。
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領軍第二大隊長ミューラー・レムナンド少佐とギルマスのコリントス、領都にいた最高位冒険者パーティー『暁の輝き』を交えた作戦会議が開かれた。
「集落にゴブリンキングが一匹、ジェネラルが五匹、その他を含めて約八十匹か」
「ヒューブ。ナイト、アーチャー、メイジなんかもいるのか?」
「殆どを討伐しておいたけど、幾らかは残ってると思う」
「そうか。レリシャ、どうだ?」
『暁の輝き』は女性だけで結成されているパーティーで、ランクはBランクだ。
そのリーダーを務めるレリシャは難しい顔をする。
「他のゴブリンは任せるとしても、キングが一匹にジェネラルが五匹…う~ん…難しいわね。領軍と一緒でもジェネラルを三匹斃すのがやっとじゃないかしら?」
「ヒューブくんなら何とかできるんじゃないの?」
サブリーダーのミッシェルがヒューブに話しを振った。
「…できますけど、やりません。というかやれません」
「できるけどやらない?やれない?どうして?」
ヒューブは溜め息をついた。
「俺が無属性魔法使いだからですよ」
その言葉に全員が、
「「「「『あ~…成る程ね』」」」」
と頷いた。
ヒューブが何を言いたいのかが分かったからだ。
世間一般的な常識では無属性魔法は、
「無能」で「役立たず」な「ハズレ魔法」とまで蔑まされる属性魔法なので、ソロでゴブリンキングやジェネラルがいる集落を、それも約三百六十匹もいる集落を壊滅させただなんて誰も信じてはくれない。例えできたとしても不正だなんだと因縁を付けられてボロカスに罵られるのオチだ。
だから、やらないし、やれないのだ。
「うん。君の言いたい事は良く分かる。だけどコレは領都が壊滅するかどうかの瀬戸際なんだ。君が無属性魔法使いだろうとなんだろうと、この際一切関係ないよ。潰せるのなら潰して欲しい。勿論、最大限のフォローはさせてもらう。どうかな?」
「ヒューブ。俺からも頼むよ。いや、勿論Fランクに頼む事じゃねえってのは分かってんだ。だけど、Bランクの『暁の輝き』とその他、そして領軍だけじゃあ討伐できない。頼むよ、ヒューブ」
「ヒューブくん。私達は君の事を良く知っているわ。君が無属性魔法使いとして規格外の力を秘めている事も知っているわ。私達も必死になって頑張るから、力を貸してちょうだい」
「皆んな…俺は」
ヒューブは皆んなからの信頼に涙が出そうになった。
自分はこんなに信頼されていたんだ。
だったら…。
「分かりました。戦ります。キングだろうがジェネラルだろうが、正直言って俺の敵じゃない。コレまでどんだけ狩ってきたか…ふっふっふ。いよいよ無属性魔法使いの常識を改めさせる絶好のチャンスだ。一匹残らずブッ殺してやりますよ」
ヒューブはコレまでの人生で一番最高の笑顔で言い切った。
皆んな頼もしげに頷いたが、ヒューブが放つ殺気を浴びて心の中では、
殺戮者みたいな笑顔になってる!?
と心底震えていた。
「集落にゴブリンキングが一匹、ジェネラルが五匹、その他を含めて約八十匹か」
「ヒューブ。ナイト、アーチャー、メイジなんかもいるのか?」
「殆どを討伐しておいたけど、幾らかは残ってると思う」
「そうか。レリシャ、どうだ?」
『暁の輝き』は女性だけで結成されているパーティーで、ランクはBランクだ。
そのリーダーを務めるレリシャは難しい顔をする。
「他のゴブリンは任せるとしても、キングが一匹にジェネラルが五匹…う~ん…難しいわね。領軍と一緒でもジェネラルを三匹斃すのがやっとじゃないかしら?」
「ヒューブくんなら何とかできるんじゃないの?」
サブリーダーのミッシェルがヒューブに話しを振った。
「…できますけど、やりません。というかやれません」
「できるけどやらない?やれない?どうして?」
ヒューブは溜め息をついた。
「俺が無属性魔法使いだからですよ」
その言葉に全員が、
「「「「『あ~…成る程ね』」」」」
と頷いた。
ヒューブが何を言いたいのかが分かったからだ。
世間一般的な常識では無属性魔法は、
「無能」で「役立たず」な「ハズレ魔法」とまで蔑まされる属性魔法なので、ソロでゴブリンキングやジェネラルがいる集落を、それも約三百六十匹もいる集落を壊滅させただなんて誰も信じてはくれない。例えできたとしても不正だなんだと因縁を付けられてボロカスに罵られるのオチだ。
だから、やらないし、やれないのだ。
「うん。君の言いたい事は良く分かる。だけどコレは領都が壊滅するかどうかの瀬戸際なんだ。君が無属性魔法使いだろうとなんだろうと、この際一切関係ないよ。潰せるのなら潰して欲しい。勿論、最大限のフォローはさせてもらう。どうかな?」
「ヒューブ。俺からも頼むよ。いや、勿論Fランクに頼む事じゃねえってのは分かってんだ。だけど、Bランクの『暁の輝き』とその他、そして領軍だけじゃあ討伐できない。頼むよ、ヒューブ」
「ヒューブくん。私達は君の事を良く知っているわ。君が無属性魔法使いとして規格外の力を秘めている事も知っているわ。私達も必死になって頑張るから、力を貸してちょうだい」
「皆んな…俺は」
ヒューブは皆んなからの信頼に涙が出そうになった。
自分はこんなに信頼されていたんだ。
だったら…。
「分かりました。戦ります。キングだろうがジェネラルだろうが、正直言って俺の敵じゃない。コレまでどんだけ狩ってきたか…ふっふっふ。いよいよ無属性魔法使いの常識を改めさせる絶好のチャンスだ。一匹残らずブッ殺してやりますよ」
ヒューブはコレまでの人生で一番最高の笑顔で言い切った。
皆んな頼もしげに頷いたが、ヒューブが放つ殺気を浴びて心の中では、
殺戮者みたいな笑顔になってる!?
と心底震えていた。
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