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疾風の如く?
第十話
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「ただいま~」
あの後、しばらくバスケをしていたが、日が暮れてきたので僕は戒兄ちゃんと一緒に家に帰った。
久々にスポーツをしたせいで身体は疲れているが、気分はスッキリしている。
「そういえば、塔哉。なんであんな所にいたわけ?」
「なんでって?」
「だってあのコート、家から結構離れてるだろ?」
戒兄ちゃんに不思議そうに訊かれ、僕は重大なことを思い出した。
(暁ちゃんに買い出しを頼まれてたんだった!!)
今日の夕食に使う材料だから、早めに買って来てと言われていたのを思い出して僕は青くなった。
流石に今から買い出しに行っても駄目だよね……。
「……おかえり。遅かったね」
玄関には腕を組んで、壁に寄りかかっている暁ちゃんがいた。
「……暁ちゃん」
(マジで、怖い!!)
暁ちゃんは笑顔だが、目が笑っていない。
キレる一歩手前って感じだ。
「で、なんで戒兄と塔哉が一緒にいるの?」
「なんでって、外で会ったからだけど?」
戒兄ちゃんは正直に答えている。
正直なのはいいことかもしれないけど、今は火に油を注いでいるのと同じだ。
暁ちゃんの目がすっと細められる。
(戒兄ちゃん、空気読めなすぎ!!)
一番悪いのは僕だけど、更に暁ちゃんの怒りを煽るようなことをしないでよ!!
「……ふ~ん。よっぽど楽しかったんだね」
暁ちゃんの笑みが深くなる。
(ヤバイ。暁ちゃん、マジギレだ)
暁ちゃんは笑っている時の方が、キレてる度合いが高い。
「ゴメン、暁ちゃん。僕が忘れてたから」
素直に謝ると、暁ちゃんは僕の頭をヨシヨシと撫でた。
「別に俺は塔哉には怒ってないよ。……塔哉にはね」
「…………」
(ゴメン、戒兄ちゃん)
暁ちゃんの怒りの矛先が、誰に向いたのかがわかって僕は心の中で謝った。
あの後、しばらくバスケをしていたが、日が暮れてきたので僕は戒兄ちゃんと一緒に家に帰った。
久々にスポーツをしたせいで身体は疲れているが、気分はスッキリしている。
「そういえば、塔哉。なんであんな所にいたわけ?」
「なんでって?」
「だってあのコート、家から結構離れてるだろ?」
戒兄ちゃんに不思議そうに訊かれ、僕は重大なことを思い出した。
(暁ちゃんに買い出しを頼まれてたんだった!!)
今日の夕食に使う材料だから、早めに買って来てと言われていたのを思い出して僕は青くなった。
流石に今から買い出しに行っても駄目だよね……。
「……おかえり。遅かったね」
玄関には腕を組んで、壁に寄りかかっている暁ちゃんがいた。
「……暁ちゃん」
(マジで、怖い!!)
暁ちゃんは笑顔だが、目が笑っていない。
キレる一歩手前って感じだ。
「で、なんで戒兄と塔哉が一緒にいるの?」
「なんでって、外で会ったからだけど?」
戒兄ちゃんは正直に答えている。
正直なのはいいことかもしれないけど、今は火に油を注いでいるのと同じだ。
暁ちゃんの目がすっと細められる。
(戒兄ちゃん、空気読めなすぎ!!)
一番悪いのは僕だけど、更に暁ちゃんの怒りを煽るようなことをしないでよ!!
「……ふ~ん。よっぽど楽しかったんだね」
暁ちゃんの笑みが深くなる。
(ヤバイ。暁ちゃん、マジギレだ)
暁ちゃんは笑っている時の方が、キレてる度合いが高い。
「ゴメン、暁ちゃん。僕が忘れてたから」
素直に謝ると、暁ちゃんは僕の頭をヨシヨシと撫でた。
「別に俺は塔哉には怒ってないよ。……塔哉にはね」
「…………」
(ゴメン、戒兄ちゃん)
暁ちゃんの怒りの矛先が、誰に向いたのかがわかって僕は心の中で謝った。
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2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
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2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
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次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
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