~じじいと戦う旅、始めてみました。~

底辺小説始末屋

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寮で寝よう!…zzZ

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それから俺は案内された寮に向かい第14寮と書かれた部屋のドアをあける。
二段ベッドが何個か置いてあり、中央にはテーブル。広報という部署に申請すれば、トランプやゲーム、娯楽的な物もある程度OKなのだそうだ。それにしてもこの二段ベッド、かなりフワフワしていて心地よい。

青年が去っていった後、俺がベッドでフワフワ感触を楽しんでいると、

ガチャリ。

ドアが開き、一人の少女が入ってきた。

「…あれ?もしかして……
リリーさん?」

それはもう、リリーさんにとてもよく似ていた。だが、その人はリリーさんでは無かった。

「私は、マリー。妹なら、第2寮のはずだけど…もしかして、あなたが噂の新人さん?」

話を聞くと、姉妹でじじい対策本部に入ったらしい。
二人は同じ後方支援を選び、二人仲良くやっているそうだ。

「へえ…姉妹でやる事もあるんですね」

「というかここでは、ほぼ全員が兄弟か姉妹なのよ。知らなかった?」

「え!?そうだったんですね…」

「そういえば貴方、後方支援、広報、じじい倒し隊、どれにしたの?」

「あ、それはまだ決めていなくて…」

「もしも入るのなら、あなたにはじじい倒し隊を勧めるわ。じじいに追いかけられて、生き残ったなんて凄い事だもの。」

「はぁ…そうですかね…」

「ほら、男ならピシッとしなさい!もっと口調ははっきりした方が聞いている方は聞きやすいわよ」

「は、はい。分かりました。」

こうしてリリーさんと激似のマリーさんに少しシバかれながらも夜が更けていった。

チュン…チュン…

「あー…まだ眠いなぁ…」

トントンッ

「おーい…」

「…ん…?」

「う、うわぁ!!」

どうやら同じ寮の人が俺を起こしてくれていたらしい。

「やっと起きたか。俺はシュウってもんだ。同じ寮仲間だし、これからも宜しくな!」

「はい、宜しくお願いします…」

まだ眠さで意識が朦朧としながらも挨拶をする。

「今日は集会だから、さっさと朝飯食って、顔洗って、着替えていくぞ」

それから俺はスクランブルエッグとウィンナー、そしてパンを食べた。かなり美味しかった。

「美味いだろ、飯!俺はいっつもこの時を楽しみにしてるんだ」

そう言いながら口に頬張る。

「…さあて、まりーちゃんはもう先に行ったぞ。じゃあ、オレたちも集会行くか!」
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