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重力と社会格差が少しだけ大きい別宇宙
バスタオルというが、タオルとバスタオルの中間くらいの幅である
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依子は注意書きを読んだ後、「つまりここで全部脱ぐということね。」と呟き、自分が入ってきたドアをチラと見やった。入り口は1つしかなかった。依子は小首を傾げていたが、カゴの一つに他のお客さんの衣服が入っているのが目に留まった。それは女ものだった。
依子はもともと天真爛漫な性格ということもあり、また中学に進学する直前まで温泉などでは父親と男湯に入っていたこともあり、ハダカになることにあまり抵抗がない。男湯に入らなくなったのも、乳房が目に見えて大きくなって恥ずかしくなってきたから、などといった理由ではない。娘が他の客の男性器ばかりチラ見するようになり始めているのに気づいた父親が、男湯に連れて入るのをやめたからであった。
「ここは女性専用…ということでいいのかしら。」依子は自分に言い聞かせるようにいうと、服を脱ぎ始めた。
脱いだ服と下着を全てカゴに入れると、依子は所定の錠剤を一錠とって飲んだ。
全裸の依子はそれから、バスタオルを持ち、「これをどうするのかしら」と呟いた。依子はバスタオルを広げてみた。バスタオルは幅があまりなかった。温泉ロケのように体に巻きつけてみたが、乳房が隠れるように巻くと陰部が丸出しになるし、下半身に巻きつけてみると乳房が丸出しなるという、中途半端な幅であった。バスタオルというが、タオルとバスタオルの中間くらいの幅である。結局、タオルは伸ばしたまま、前掛けのように体の前部を隠すだけにして、長イスに尻を下ろした。
巻いていないので、バスタオルは押さえておかないとハラリと落ちる。依子は片方の手で胸の上あたりで軽くバスタオルを抑えた。誰もいない待合所であるが、横からだと横乳が丸見えで、もう少しで乳首が見えそうである。
しばらくそうして待っていると、奥のドアの上の「施術中」と記されたランプが消灯し、程なくして女性が退室してきた。よし子さんくらいの年齢の人で、この人もまた乳房が大きくて重そうだ。上気した体をバスタオルで隠すでもない。
「やっぱり女性専用ということなのね。」依子はこの女性の全裸での堂々とした態度を見て納得した。この先客は、年若な依子を見て意外そうな顔をしたが、服を着てさっさと出て行った。
次に施術室のドアの上のもう一つのランプがパッと点灯し、「入室してください」の文字が浮かび上がった。
「待合所に他に人がいたら、お尻丸見えだなぁ。」依子はそう思いながら、ドアを開けて施術室の中に入った。
施術室に入ると、ベッドが1台置いてあった。先生はまだ来ていない。壁際に背もたれのない丸いイスが置いてあった。よく診察室にあるイスである。依子はそこに尻を下ろして待った。
程なくして、ベッドを挟んで反対側にあるドアから先生が入ってきた。優しそうな中年の男性であった。
「なかなか素敵な先生ね…。」依子はバスタオルで前を隠しただけの自分の姿に顔をあからめながら、先生に対してときめきを覚えた。
依子はもともと天真爛漫な性格ということもあり、また中学に進学する直前まで温泉などでは父親と男湯に入っていたこともあり、ハダカになることにあまり抵抗がない。男湯に入らなくなったのも、乳房が目に見えて大きくなって恥ずかしくなってきたから、などといった理由ではない。娘が他の客の男性器ばかりチラ見するようになり始めているのに気づいた父親が、男湯に連れて入るのをやめたからであった。
「ここは女性専用…ということでいいのかしら。」依子は自分に言い聞かせるようにいうと、服を脱ぎ始めた。
脱いだ服と下着を全てカゴに入れると、依子は所定の錠剤を一錠とって飲んだ。
全裸の依子はそれから、バスタオルを持ち、「これをどうするのかしら」と呟いた。依子はバスタオルを広げてみた。バスタオルは幅があまりなかった。温泉ロケのように体に巻きつけてみたが、乳房が隠れるように巻くと陰部が丸出しになるし、下半身に巻きつけてみると乳房が丸出しなるという、中途半端な幅であった。バスタオルというが、タオルとバスタオルの中間くらいの幅である。結局、タオルは伸ばしたまま、前掛けのように体の前部を隠すだけにして、長イスに尻を下ろした。
巻いていないので、バスタオルは押さえておかないとハラリと落ちる。依子は片方の手で胸の上あたりで軽くバスタオルを抑えた。誰もいない待合所であるが、横からだと横乳が丸見えで、もう少しで乳首が見えそうである。
しばらくそうして待っていると、奥のドアの上の「施術中」と記されたランプが消灯し、程なくして女性が退室してきた。よし子さんくらいの年齢の人で、この人もまた乳房が大きくて重そうだ。上気した体をバスタオルで隠すでもない。
「やっぱり女性専用ということなのね。」依子はこの女性の全裸での堂々とした態度を見て納得した。この先客は、年若な依子を見て意外そうな顔をしたが、服を着てさっさと出て行った。
次に施術室のドアの上のもう一つのランプがパッと点灯し、「入室してください」の文字が浮かび上がった。
「待合所に他に人がいたら、お尻丸見えだなぁ。」依子はそう思いながら、ドアを開けて施術室の中に入った。
施術室に入ると、ベッドが1台置いてあった。先生はまだ来ていない。壁際に背もたれのない丸いイスが置いてあった。よく診察室にあるイスである。依子はそこに尻を下ろして待った。
程なくして、ベッドを挟んで反対側にあるドアから先生が入ってきた。優しそうな中年の男性であった。
「なかなか素敵な先生ね…。」依子はバスタオルで前を隠しただけの自分の姿に顔をあからめながら、先生に対してときめきを覚えた。
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