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2話
しおりを挟む「はい」
「酷すぎない!?」
「やめてと言ってはいるのですが……どうしてもやめたくないみたいで、一向にやめてくれず……」
「サイッテー」
その女性はエデベリッツォの悪行に対して怒りの感情を抱いていた。
「あ、すみません、お友達のことを悪く言うようなことをしてしまって」
「ううんいいよ。事実だもん。エデベリッツォ、あいつ、絶対許さない! ちょっとさ、今度、言ってやってみるよ。そういうことやめろ、って!」
「申し訳ないです……」
「いいって、任せて。貴女があんなこと言われてるの見るのあたしも嫌だし」
その後女性がエデベリッツォに意見を言ってくれたのだが。
「メリア! お前! 友人に悪いことを言うとか最悪だな!」
「え……」
「俺の女友達まで巻き込んで俺を責めるとは! 酷すぎる! なんてことをしてくれたんだ!」
「そ、それは、私が頼んだわけではなくてですね」
「ボロクソに言われたぞ!」
「そうでしたか……」
「しかも周りの女性たちにも引かれ酷いよねーとか言われたじゃねぇか!」
いや、それは、彼の行いが悪いものだからだろう。
……なんて本心は発せるはずもないのだけれど。
「もういい! お前との婚約は破棄する!」
やがて彼はそう叫んだ。
「お前みたいなやつに関わるんじゃなかった!」
彼は徹底的に私を責める言葉を発した後、そのまま去っていった。
こうしてエデベリッツォとの関係は解消ということになってしまったのだった。
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