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しおりを挟む「本気……なの……?」
「ああ」
「どうして、どうしてよ! そんなっ……こんなの、あんまりだわ……」
「ごめん。本当に。けど、真実の愛は何にも代えられない。恨まれてもいい。それでも俺は、彼女と、リリアイリーナと生きるんだ」
ボーノの隣にいる金髪の女性リリアイリーナは勝ち誇ったような顔でこちらをじっと見ていた。
感じ悪いなぁ、もう……。
なぜそんなに好戦的な表情なのか。
こちらは彼女に対しては何も言っていないし敵意を向けてもいないというのに。
……まぁそれは置いておくとして。
ボーノの決定、これは、あまりにも酷い!
身勝手!
自己中心的過ぎる、悪い意味で!
「そう……もう決めてしまったのね」
「ああそうなんだ」
「分かった。じゃあそうしましょう。けど、お金は貰うわ、償いのお金」
「いいさ、支払おう。その程度の犠牲でリリアイリーナと生きられるのなら俺は痛くも痒くもない」
そうして私たちは関係を解消することとなった。
――が、父が激怒した。
「なんというやつだ! 他の女に目を向けて婚約破棄するなど! ……ふ、ふぅ、まぁいい。この際、あやつを痛い目に遭わせてやろうじゃないか」
「どういうこと? 父さん。違法行為は駄目よ?」
「違法行為はしないッ」
「じゃあ何をするの? 痛い目に遭わせる、って……」
「ははは、父さんに任せなさい。内容は見てのお楽しみ! ディアナはなーんにも心配しなくていいぞぉ」
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