役立たずと捨て石にされたコミュ障皇女は、死地に送られ愛される

 
 テオリカンの皇女、ヴァレリア。
 三姉妹の末娘である彼女は社交性も乏しく、挨拶をしてもどもるばかり。
 年の離れた公爵令息に言い寄られるも、それを狙う姉に邪魔だと邪険に扱われる始末。

 父親から社交界では使えないと評され、ヴァレリアは十三歳にして滅亡寸前の弱小国、ドミトリノ王国へ謀略の為の『生贄』として差し出されるのであった。

 そこで結婚相手となる皇子、マリウスと出会い彼と接するうちに恋心が芽ばえるヴァレリア。

 だが今回の結婚の目的は、テオリカンがドミトリノ王国を奪い取る為の謀略だった。

 負け戦とわかっていてもなお決起に燃えるマリウス率いるドミトリノ王国軍。
 その出陣前にヴァレリアは―――。
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