ヒモ婚約者に捨てられ身を投げる寸前だった私は、救われた騎士に溺愛されました

 
 公爵令嬢のヴィオラ・ロイルズは、没落間近の男爵家の令息ハキームと恋に落ちていた。
 両親と二人の兄はそれに猛反対。 そして14歳になったある日、ヴィオラは画家を夢見るハキームと二人、隣国にある芸術の街ゴッゴーシュへと駆け落ちする。

 ハキームが絵を描き、ヴィオラが働きに出る苦しい暮らしが続いたが、2年後ハキームの書いた絵に高値が付く。
 夢が叶ったと喜ぶ二人だったが数週間後、ハキームは一通の置き手紙を残してヴィオラの元から姿を消すのだった。

 消えたハキームは実は、才能を買われ公爵令嬢との婚約にこぎつけていた。
 その才能が、ヴィオラのとある力のおかげだとも知らずに―――。


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