俺はお前みたいは外れくじじゃ満足できねえんだよ、とか言われたので、無駄な抵抗はせず彼の前から去ることにしました。

四季

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3話「毎日が最高の日」

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 ただ、その後、私は姉から聞いた。

『彼が亡くなったのは多分私が色々言ったからだわ』

 彼女はそう言った。

 話によれば、姉はあの日、オーベンに会いに行って二人の時間を過ごしたらしい。

 もちろん良い時間ではなく、姉による罰の時間だ。

 オーベンはずっと憧れていた人から鋭く強く批判され心が折れてしまったようで、その結果、死へと向かっていったのだろう。

 ただ、姉は後悔はしていないようだった。

 彼に嫌なことを言われた記憶は消えないが。
 それでもすべては過ぎたこと。
 私は未来への一歩を踏み出さなくてはならない。

 オーベンとの記憶はもう過去のものだ。


 ◆


 あれから数年、私は今、一人の男性と共に旅をしている。

 婚約破棄された数か月後、私は一人の旅人と出会った。彼は一時的にこの村に宿泊していたのだ。ちょっとしたことで知り合いになった私と彼、あっという間に仲良くなって。お互い、共に旅することを選んだ。

 姉は私が村を出ていくことを残念がっていたけれど、最後は温かく見送ってくれた。

 私は今も彼と幸せに暮らすことができている。

 新しい世界と刺激。
 毎日が最高の日だ。


◆終わり◆
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