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その言葉を聞いた時
しおりを挟む「君との婚約は破棄する」
その言葉を聞いた時
雷が落ちたみたいだった
信じられないような
痛みと衝撃
身が砕けてしまいそうな
そんな気がした
「復讐してやる」
そんな風に思えたら
少しは楽になれたかもしれない
でもそんな気力すらなく
現実の冷たさ打たれ
雨の中佇むかのようだった
貴方のことを想っていたのに
貴方のことを信じてきたのに
それらはすべて
霧となり
見えない形で
消えてゆくのみ
ああどうしてと思うたび
胸が締め付けられて
何も言えなくなる
息もできなくなる
「君との婚約は破棄する」
その言葉を聞いた時
大地が割れたみたいだった
信じていたものすべて
幻想だったと気づいて
けれども何もできない
逃げることも
去ることも
できやしない……
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