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紫の章
02.娼婦のルリ
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組合長室に呼ばれてから4日後、南0都市への出発が明日となったこの日。
昼を少し回った時刻に、トウコは1人家を出て4区にある歓楽街へと向かっていた。
歓楽街へは歩いて1時間ほどかかるが今日も乗合馬車には乗れないだろうと考え、トウコはのんびり歩いて歓楽街へと向かっている。
今日は孤児院で出会った少女、娼婦のルリと会う約束をしていた。
トウコたちが砦に向かってすぐ、ルリは孤児院を出て高級娼館へと入った。南0都市へと向かうことが決まったため、1か月以上は会えなくなることを考えその前にお茶の約束を果たすことにしたのだ。
歩くこと1時間少々。
徐々にいかがわしい店が増え、4区の住宅エリアや3区の商業エリアではあまり見かけない色無しもちらほら見かけるようになってきた。
娼婦や男娼と思われる色無しの意味ありげな視線を受け流しながらトウコはそのまま歓楽街を進み、立派な店構えの店に入った。
「お?ようトウコ。久しぶりだな。」
店に入るとすぐに声が掛けられた。声の方を見ると、こげ茶の髪を坊主にした黄味がかった瞳の逞しい体つきの男が、こん棒を持って椅子に座っていた。
「イワンか。まだこの店にたんだな。」
この店の用心棒―イワンが笑いながら答える。
「他に行くとこなんざねーよ。それよりもトウコ、今日はなんの用事だよ。やっとここで働く気になったのか?」
「ここに新しい娘が入っただろう?ルリっていう子だ。あの子とはちょっとした知り合いなのさ。」
「なんでぇ。つまんねぇな。お前なら女王様として売れっ子になるぞ。変態どもを痛めつけて喜ばせてやれよ。」
「色無しに痛めつけられて喜ぶ奴がいるのか?」
「吐いて捨てるほどいるさ!お前を囲ってるあのイカれ野郎も変態だろ?」
「変態には違いないな。」
トウコが苦笑しながら頷いた時、艶気を含んだ声が掛けられた。
「トウコ、よく来たわね。お久しぶり。」
艶やかな漆黒の髪を腰まで伸ばし、切れ長の黒の目の下に泣きぼくろがある妖艶な女が微笑んでトウコを見ていた。胸元が大きく開き、太ももまで大きくスリットの入った丈の長い真っ白なドレスを着ており、豊満な胸と肉感的な太ももが覗いている。
「ああ、アイシャ。久しぶり。今日もまた一段と綺麗だな。」
アイシャと呼ばれた女が妖艶に微笑む。
「ふふ。ありがと。」
この店のオーナー兼娼婦で、色無しでありながら歓楽街で高級娼館を経営している。都市や軍の高官の愛人でもあり、この歓楽街で色無しのまとめ役のようなこともしている年齢不詳の女だ。トウコが第16都市へ流れ着いてからずっと変わらない容姿をしている。
「今日はルリと出掛けるのでしょう?トウコが来たことは伝えてあるからもうすぐ来ると思うわ。」
「そうか。ありがとう。」
「トウコもいつでもうちのお店に来てくれていいのよ。歓迎するわ。」
「世話になることは当分なさそうだ。」
「残念だわ。今度リョウにうちの店に来るように言って頂戴。」
「この店の色無しはみんな手ごわいからな。リョウが骨抜きになりそうだ。特にアイシャが相手するのはやめてくれよ。」
トウコが苦笑しながら言うと、アイシャは真っ赤な唇で楽しそうに笑った。笑い声さえ艶めかしく、そのことにトウコが内心恐ろしく感じていると、ルリがやって来た。
「トウコさん!」
ルリは孤児院で出会った時と変わらず凛とした美しさをしていたが、以前会った時よりもさらに綺麗になったような気がした。
ルリはトウコの手を取ると、「行きましょう。」と微笑んだ。
「ああ。じゃあアイシャ、少しの間ルリを借りるよ。」
「アイシャ姐さん、行ってきます。」
「ええ。行ってらっしゃい。ルリのことをよろしく頼むわ。」
ルリに手を引かれながらトウコが店を出ようとした時、イワンが声を掛けてきた。
「お、そうだトウコ。マリーに今度一発ヤろうって伝えておいてくれよ。」
その言葉にトウコは苦笑する。
「お前、マリーをこっぴどく振っただろう。あの時のマリーを宥めるの大変だったんだぞ。ヨリを戻したいんだったら自分から会いに行け。」
「あのデカいハンマーで頭カチ割られそうだな!」
イワンの豪快な笑い声を聞きながらトウコは店を出た。
トウコとルリは歓楽街にある1件の店に入った。
歓楽街は色無しも少なくないため、入店を断られることはあまりない。この店も何人かの色無しの客がいた。
テーブルに着き、注文を済ませるとさっそくルリが話し始めた。
「トウコさん、お店のこと知ってたのね。」
「ああ、もしかしたらルリが買われた店はそうかなとも思ったんだが、違う可能性もあったから言わなかった。」
「トウコさんったら、私のこと今まで見た色無しの中で一番綺麗だとか嘘じゃない。お店にいる色無しの姐さんたちみんな美人でびっくりしたのよ。本当に色無しって化け物だわ。」
化け物と言う言葉にトウコは声を上げて笑う。
「化け物か。確かにそうだ。私なんか色無しの中じゃ不美人の類だ。でも、ルリを一番綺麗だと言ったのは本当さ。ルリは内面まで綺麗だからね。アイシャは飛び抜けて美人だが内面は恐ろしくて見たくない。」
今度はルリがトウコの言葉に可笑しそうに笑った。
「ふふ。トウコさん、ありがとう。でもトウコさんも綺麗よ。この間会った時よりもずっと綺麗になったわ。」
「そうか?」
「ええ。トウコさん今幸せでしょう?」
「…そうだな。幸せだ。」
ルリは嬉しそうに微笑むと、「そうだわ。」と言い1枚の紙をトウコに渡した。
トウコはそれを見て少し目を瞠った。
「これは…見事だな。これルリが描いたのか?」
それは1枚の絵だった。
「ええそうよ。上手でしょう?お客さんにも書いてあげると喜ばれるのよ。それ、トウコさんにあげるわ。」
トウコとリョウが木立の中、木漏れ日を浴びて手を繋いで歩いている絵を見ながらトウコが呟く。
「あの時の私とリョウは、ルリの目にはこんな風に映っていたんだな。」
「そうよ。2人とも寂しそうでしょう?」
絵は2人を後ろから描いているため、表情は見えない。しかし、絵の中の2人の背中からはどことなく寂しさと孤独をトウコに感じさせた。
「そうだな…。」
「でも今は違うのでしょう?ねえ、今度、その人…リョウさんって言うのかしら。リョウさんと3人でお茶しましょう。新しい絵を描くからその時にまた贈らせてほしいの。」
トウコは微笑んで頷いた。
「ああ、楽しみだ。」
その後2人はとりとめもなく会話を楽しんだ。
トウコが明日から南0都市へ行くことを伝えると、ルリは目を輝かせて本で読んだという南0都市の景色を語った。足が8本と10本ある生き物が怖くて仕方ないので、本当は行きたくないという話をすると、ルリは涙を流しながら笑っていた。
自分も海を見てみたいというルリに、土産を買って帰ることを約束すると、ルリは満面の笑みを浮かべて喜んだ。
その後、トウコはルリを店まで送った。
「トウコさん、お土産楽しみにしているわ。次に会うときはリョウさんも一緒よ。」
ルリが小さく手を振り、またトウコも手を振って2人は別れた。
その夜、部屋で寛いでいたトウコの元に、いつものようにリョウがやってきた。
シャワーを浴びたばかりのようで、上半身裸で髪を拭きながら部屋に入ってくると、ベッドに寝転がっているトウコの横に腰掛ける。
「アイシャの店に行ったんだろ?相変わらず化け物だったか?」
リョウの問いにトウコが笑いながら、今度店に来いと言っていたことを伝えると、リョウは顔を盛大に顰め、「絶対に行きたくねぇ。骨までしゃぶられる。」と言い、トウコをまた笑わせた。
リョウがトウコの黒髪を耳にかけ、顔を寄せて耳に舌を這わせる。
その感触に身を少し捩らせながら、トウコはリョウを押し止めて1枚の絵を渡した。
押し止められたことに少し不愉快そうに眉を顰めたリョウだったが、渡された絵を見ると感嘆の声を出した。
「へえ。巧いな。」
「だろう?」
「これ、この間の孤児院か?」
「うん。ルリが描いてくれたんだ。」
「…寂しそうだな。」
「リョウもそう見えるか?」
「ああ。」
「南0都市から帰ってきたら、今度はリョウと3人でお茶しようって言ってたぞ。」
リョウが眉を上げる。
「俺も?」
「うん。今の私とリョウは寂しくないだろうから、それを今度は描かせてくれって。」
「…そうか。そのルリって子、末恐ろしいな。アイシャの店だろ?有名娼婦になるのは間違いないな。」
リョウの言葉にトウコは少し笑って頷いた。
「ああ。私もそう思う。」
リョウの顔が近づいてきて、またトウコの耳にリョウの唇が触れる。リョウがトウコの耳朶を優しく咬み、少し口を離すと囁いた。
「楽しみだな。新しい俺たちの絵。」
「うん。」
トウコは嬉しそうに微笑んで、リョウの髪に手を絡ませた。
昼を少し回った時刻に、トウコは1人家を出て4区にある歓楽街へと向かっていた。
歓楽街へは歩いて1時間ほどかかるが今日も乗合馬車には乗れないだろうと考え、トウコはのんびり歩いて歓楽街へと向かっている。
今日は孤児院で出会った少女、娼婦のルリと会う約束をしていた。
トウコたちが砦に向かってすぐ、ルリは孤児院を出て高級娼館へと入った。南0都市へと向かうことが決まったため、1か月以上は会えなくなることを考えその前にお茶の約束を果たすことにしたのだ。
歩くこと1時間少々。
徐々にいかがわしい店が増え、4区の住宅エリアや3区の商業エリアではあまり見かけない色無しもちらほら見かけるようになってきた。
娼婦や男娼と思われる色無しの意味ありげな視線を受け流しながらトウコはそのまま歓楽街を進み、立派な店構えの店に入った。
「お?ようトウコ。久しぶりだな。」
店に入るとすぐに声が掛けられた。声の方を見ると、こげ茶の髪を坊主にした黄味がかった瞳の逞しい体つきの男が、こん棒を持って椅子に座っていた。
「イワンか。まだこの店にたんだな。」
この店の用心棒―イワンが笑いながら答える。
「他に行くとこなんざねーよ。それよりもトウコ、今日はなんの用事だよ。やっとここで働く気になったのか?」
「ここに新しい娘が入っただろう?ルリっていう子だ。あの子とはちょっとした知り合いなのさ。」
「なんでぇ。つまんねぇな。お前なら女王様として売れっ子になるぞ。変態どもを痛めつけて喜ばせてやれよ。」
「色無しに痛めつけられて喜ぶ奴がいるのか?」
「吐いて捨てるほどいるさ!お前を囲ってるあのイカれ野郎も変態だろ?」
「変態には違いないな。」
トウコが苦笑しながら頷いた時、艶気を含んだ声が掛けられた。
「トウコ、よく来たわね。お久しぶり。」
艶やかな漆黒の髪を腰まで伸ばし、切れ長の黒の目の下に泣きぼくろがある妖艶な女が微笑んでトウコを見ていた。胸元が大きく開き、太ももまで大きくスリットの入った丈の長い真っ白なドレスを着ており、豊満な胸と肉感的な太ももが覗いている。
「ああ、アイシャ。久しぶり。今日もまた一段と綺麗だな。」
アイシャと呼ばれた女が妖艶に微笑む。
「ふふ。ありがと。」
この店のオーナー兼娼婦で、色無しでありながら歓楽街で高級娼館を経営している。都市や軍の高官の愛人でもあり、この歓楽街で色無しのまとめ役のようなこともしている年齢不詳の女だ。トウコが第16都市へ流れ着いてからずっと変わらない容姿をしている。
「今日はルリと出掛けるのでしょう?トウコが来たことは伝えてあるからもうすぐ来ると思うわ。」
「そうか。ありがとう。」
「トウコもいつでもうちのお店に来てくれていいのよ。歓迎するわ。」
「世話になることは当分なさそうだ。」
「残念だわ。今度リョウにうちの店に来るように言って頂戴。」
「この店の色無しはみんな手ごわいからな。リョウが骨抜きになりそうだ。特にアイシャが相手するのはやめてくれよ。」
トウコが苦笑しながら言うと、アイシャは真っ赤な唇で楽しそうに笑った。笑い声さえ艶めかしく、そのことにトウコが内心恐ろしく感じていると、ルリがやって来た。
「トウコさん!」
ルリは孤児院で出会った時と変わらず凛とした美しさをしていたが、以前会った時よりもさらに綺麗になったような気がした。
ルリはトウコの手を取ると、「行きましょう。」と微笑んだ。
「ああ。じゃあアイシャ、少しの間ルリを借りるよ。」
「アイシャ姐さん、行ってきます。」
「ええ。行ってらっしゃい。ルリのことをよろしく頼むわ。」
ルリに手を引かれながらトウコが店を出ようとした時、イワンが声を掛けてきた。
「お、そうだトウコ。マリーに今度一発ヤろうって伝えておいてくれよ。」
その言葉にトウコは苦笑する。
「お前、マリーをこっぴどく振っただろう。あの時のマリーを宥めるの大変だったんだぞ。ヨリを戻したいんだったら自分から会いに行け。」
「あのデカいハンマーで頭カチ割られそうだな!」
イワンの豪快な笑い声を聞きながらトウコは店を出た。
トウコとルリは歓楽街にある1件の店に入った。
歓楽街は色無しも少なくないため、入店を断られることはあまりない。この店も何人かの色無しの客がいた。
テーブルに着き、注文を済ませるとさっそくルリが話し始めた。
「トウコさん、お店のこと知ってたのね。」
「ああ、もしかしたらルリが買われた店はそうかなとも思ったんだが、違う可能性もあったから言わなかった。」
「トウコさんったら、私のこと今まで見た色無しの中で一番綺麗だとか嘘じゃない。お店にいる色無しの姐さんたちみんな美人でびっくりしたのよ。本当に色無しって化け物だわ。」
化け物と言う言葉にトウコは声を上げて笑う。
「化け物か。確かにそうだ。私なんか色無しの中じゃ不美人の類だ。でも、ルリを一番綺麗だと言ったのは本当さ。ルリは内面まで綺麗だからね。アイシャは飛び抜けて美人だが内面は恐ろしくて見たくない。」
今度はルリがトウコの言葉に可笑しそうに笑った。
「ふふ。トウコさん、ありがとう。でもトウコさんも綺麗よ。この間会った時よりもずっと綺麗になったわ。」
「そうか?」
「ええ。トウコさん今幸せでしょう?」
「…そうだな。幸せだ。」
ルリは嬉しそうに微笑むと、「そうだわ。」と言い1枚の紙をトウコに渡した。
トウコはそれを見て少し目を瞠った。
「これは…見事だな。これルリが描いたのか?」
それは1枚の絵だった。
「ええそうよ。上手でしょう?お客さんにも書いてあげると喜ばれるのよ。それ、トウコさんにあげるわ。」
トウコとリョウが木立の中、木漏れ日を浴びて手を繋いで歩いている絵を見ながらトウコが呟く。
「あの時の私とリョウは、ルリの目にはこんな風に映っていたんだな。」
「そうよ。2人とも寂しそうでしょう?」
絵は2人を後ろから描いているため、表情は見えない。しかし、絵の中の2人の背中からはどことなく寂しさと孤独をトウコに感じさせた。
「そうだな…。」
「でも今は違うのでしょう?ねえ、今度、その人…リョウさんって言うのかしら。リョウさんと3人でお茶しましょう。新しい絵を描くからその時にまた贈らせてほしいの。」
トウコは微笑んで頷いた。
「ああ、楽しみだ。」
その後2人はとりとめもなく会話を楽しんだ。
トウコが明日から南0都市へ行くことを伝えると、ルリは目を輝かせて本で読んだという南0都市の景色を語った。足が8本と10本ある生き物が怖くて仕方ないので、本当は行きたくないという話をすると、ルリは涙を流しながら笑っていた。
自分も海を見てみたいというルリに、土産を買って帰ることを約束すると、ルリは満面の笑みを浮かべて喜んだ。
その後、トウコはルリを店まで送った。
「トウコさん、お土産楽しみにしているわ。次に会うときはリョウさんも一緒よ。」
ルリが小さく手を振り、またトウコも手を振って2人は別れた。
その夜、部屋で寛いでいたトウコの元に、いつものようにリョウがやってきた。
シャワーを浴びたばかりのようで、上半身裸で髪を拭きながら部屋に入ってくると、ベッドに寝転がっているトウコの横に腰掛ける。
「アイシャの店に行ったんだろ?相変わらず化け物だったか?」
リョウの問いにトウコが笑いながら、今度店に来いと言っていたことを伝えると、リョウは顔を盛大に顰め、「絶対に行きたくねぇ。骨までしゃぶられる。」と言い、トウコをまた笑わせた。
リョウがトウコの黒髪を耳にかけ、顔を寄せて耳に舌を這わせる。
その感触に身を少し捩らせながら、トウコはリョウを押し止めて1枚の絵を渡した。
押し止められたことに少し不愉快そうに眉を顰めたリョウだったが、渡された絵を見ると感嘆の声を出した。
「へえ。巧いな。」
「だろう?」
「これ、この間の孤児院か?」
「うん。ルリが描いてくれたんだ。」
「…寂しそうだな。」
「リョウもそう見えるか?」
「ああ。」
「南0都市から帰ってきたら、今度はリョウと3人でお茶しようって言ってたぞ。」
リョウが眉を上げる。
「俺も?」
「うん。今の私とリョウは寂しくないだろうから、それを今度は描かせてくれって。」
「…そうか。そのルリって子、末恐ろしいな。アイシャの店だろ?有名娼婦になるのは間違いないな。」
リョウの言葉にトウコは少し笑って頷いた。
「ああ。私もそう思う。」
リョウの顔が近づいてきて、またトウコの耳にリョウの唇が触れる。リョウがトウコの耳朶を優しく咬み、少し口を離すと囁いた。
「楽しみだな。新しい俺たちの絵。」
「うん。」
トウコは嬉しそうに微笑んで、リョウの髪に手を絡ませた。
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