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紫の章
15.血の雨
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焚火を囲んでいた男2人の首を落としたリョウは、あばら家の今にも朽ちそうな扉を開けた。軋んだ音を立てながら開いた扉の向こうは、地下へと続く10段ほどの木の階段になっており、階段の先は左右に廊下が分かれていた。
後からやってきたマリーが、地面に転がっていた2つの頭を無造作に掴んで階段に放り込んだ。
血の跡を付けながら頭が2つ階段を転がっていき、しんと静まり返っていたあばら家の中に、2つの頭が転がる音が響く。
突き当りの壁にごつんとあたり、しばらくごろごろと廊下を転がっていた頭が止まる。
その時、どこからか扉が開く音が聞こえ、次いで男の驚愕する声と足音と共に、階段の先の左側の廊下から2人の男が飛び出してきた。
それを見たマリーが階段を飛び降りた。
頭に気を取られていた1人の男の上にマリーが圧し掛かり、男が血を吐きながら倒れこむ。マリーは男の上に乗ったまま、もう1人の男の頭を掴むとそのまま男の頭を壁に叩き付けた。
男の頭がつぶれ、壁に血の花が咲く。
リョウが冷笑を浮かべ、それを見ながら階段をゆっくりと降りていくと、右側の廊下が騒がしくなった。
マリーは男の頭から手を離すと、踏みつけられ血を吐いてぐったりしていた男から降り、今度はその男の頭を掴んで持ち上げた。
右側の廊下から飛び出してきた男が喚きながらマリーの背中に向かって剣を振り下ろす。
しかし、その刃がマリーに届く前にリョウが男の両腕を切り落とし、男の絶叫が響き渡る。
リョウが再度右手の短剣を一閃させると、男の首が宙を舞い、鮮血がリョウとマリーに掛かった。
マリーはそれに構うことなく、持ち上げた男の頭をまた壁に叩き付けると、潰れた頭を持ったまま、左の廊下の先の部屋から次々と現れる男たちの元へと進んで行った。
リョウもまた、右側の部屋から走り寄ってくる男たちに向かって駆け出した。
リョウとマリーが進むごとに、あばら家の中に絶叫と鮮血が舞い、2人の体が赤く染まった。
右側の廊下には扉が3つあり、そのうちの2つから色無しやそうでない者たちが次々と現れたが、リョウは冷笑を浮かべたまま全員の腕や指または足を切り落とした後、最後には必ず首を刎ねて殺した。
2つの扉から現れる人間がいなくなり廊下が真っ赤に染まった頃、リョウが後ろを振り返ると、マリーもまた頭を潰された男たちが転がり、真っ赤に染まった廊下に立ってリョウを見ていた。
マリーはリョウから目を逸らすと、閉ざされたままの扉へと手を掛けた。
それを見たリョウもまた、残った1つの扉へと向かった。
リョウが躊躇うことなく扉を開いた途端、一斉に魔法が飛んできたが全てリョウの障壁の前に掻き消えた。
部屋の奥には、色のある無しに関わらず娼婦と思われる女が5人と、その前に女たちを守るようにこれもまた色の有無関係なく男が6人いた。その中に、数日前に3人の前に現れた男女の姿を見つけたリョウは、満足げな笑みを顔に浮かべた。
男が恐怖に青ざめた顔で叫んだ。
「こ、殺せ!全員で一斉にかかるんだ!」
叫びながら男がリョウに向かって魔法を放つと、武器を持った男たちもまた青ざめた顔でリョウに襲い掛かり、武器を持っていない幾人かも震えながら魔法を放った。
床を蹴ったリョウが襲い掛かって来た男の懐に一息に飛び込むと、男の武器を持った右腕が飛んだ。
腕を切り落とされた絶叫と女たちの悲鳴、そして鮮血が飛ぶ中、リョウがまるで舞うように身を翻し、その度に男たちの体のどこかがリョウと一緒に舞った。
リョウを襲った男たちの全てが体のどこかを切り落とされ床に転がり呻くようになった時、唯一五体満足で残った男―数日前に現れた男に視線をやり、次いで女―これもまた数日前の女を見た。
男が震えながら後ずさり、女が悲鳴を上げる。
リョウが笑みを貼り付けた顔で女を見据えながら歩いて行くと、部屋の奥で固まっていた娼婦たちが悲鳴を上げ、女をリョウの方へと押しやる。
押しやられた女は涙でぐしゃぐしゃになった顔でリョウを見て叫んだ。
「お願い…!殺さないで!」
リョウはその言葉に構うことなく女に近付きその腕を取り無理やり引きずると、震える男に向けて投げた。
投げられた女の体があり、男がもんどりうって倒れる。リョウは床に倒れ込んだ2人の側にしゃがみ込むと、2人の顔を見下ろした。
「こ、殺さないで…。」
「僕じゃない!トウコさんを首謀者に仕立て上げるように言ったのは僕じゃないんだ!ぼ、僕は言われるままに動いただけなんだ!だから助けてくれ!」
2人の言葉にリョウが微笑みながら口を開いた。
「…誰がお前たちの後ろにいるのかは関係ないんだ。もう忘れたのか?この間ちゃんと言っただろう?俺たちは興味がないと。」
「そ、それならなぜ…!」
「なぜここに来たのかっていう愚かな質問は受け付けないからな?俺たちはお前たちとは会っていないと言った。お前たちのことなど何も知らないと言った。にも拘わらず、お前たちはトウコを売った。」
「だ、だからそれは…。」
その時、部屋の奥で固まっていた娼婦たちが嗚咽するような悲鳴を上げ、男がリョウの後ろを見て目を見開いて呻き、女が絶叫を上げた。
リョウが男を見据えたまま、部屋に入って来たマリーに声をかける。
「終わったのか?」
返り血を浴びて真っ赤に染まったマリーが、切り落とされた腕を押さえながら逃げようとしていた男の頭を掴まえると、部屋の中を見渡しながら低い声で応える。
「終わった。…まだ殺してないのか。」
「これからだ。」
その言葉を聞いたマリーが面白くなさそうに鼻を鳴らすと、また低い声で口を開いた。
「それならこいつらはもうやってもいいのか?」
「この2人以外は殺していいぞ。」
マリーの問いとリョウの答えを聞いた娼婦たちがまた悲鳴を上げ、頭を掴まえられた男が呻きながらもがく。床で呻いていた男たちもよろけながら立ち上がり、足を切られた男たちが床を這う。
マリーに頭を掴まれた男の断末魔を聞きながら、リョウはまた男と女に話し掛けた。
「さて、話の続きをしようか。トウコを売ったお前たちに対して俺たちは怒っている。だが、ここに来たのはそれだけが理由じゃない。」
リョウはそこで嬉しそうに微笑むと言葉を続ける。
「ああ見えてトウコは奥ゆかしい女なんだ。おねだりなんてしない女でな?そんな女が俺にねだったんだ。血の雨を降らせろってな。惚れた女からの頼み事だ。聞かないわけにはいかないだろう?」
そこでマリーが男たちを殺しながら割り込んできた。
「…可愛い妹からの頼みだからな。聞かないわけにはいかない。」
「そういうことだ。俺もマリーもトウコのことが大好きなんだよ。分かったか?」
目を見開き、歯の根が合わないほど震えている男が呟いた。
「く、狂ってる…。」
リョウは歪んだ微笑みを浮かべた。
「よく言われるんだよ、それ。トウコもよく言われているが嬉しそうにしているぞ。だがな、お前に1つ聞きたい。こうやってのんびりおしゃべりしている間にも、自分の女がまわされてると思ったら…お前は正気でいられるか?」
「お願い…殺さないで…。」
女の絞り出すような懇願の声を聞いたリョウが頷く。
「いいぞ。」
その言葉に男と女の顔に希望の光が灯る。
「お前たちのどちらか片方を生かしてやるよ。さあ、本当の首謀者は自分でトウコは嵌められただけだと軍に名乗り出るのはどっちだ?」
男と女の顔が絶望に歪む。
「そ、そんな!」
「結局軍に殺されるだけじゃない!」
「よく勘違いされているんだが…。俺とトウコはキレたら手が付けられない奴って思われがちなんだ。まあ俺に関してはそんなに間違っちゃいないが、俺たち3人の中で一番優しい奴が実はトウコなんだよ。」
突然のリョウの言葉に男と女が恐怖に引き攣った顔に少しだけ困惑の色を浮かべる。
「キレたら手が付けられないのはマリーの方なんだよ。トウコはマリーのストッパーだ。あいつがやめろと言ったらマリーは止まる。俺が言っても絶対に聞かない。」
男と女が震えながらマリーを窺う。
「そして、マリーは俺が知る限り…俺と出会ってから今が一番キレている。」
マリーは黙々と男たちの頭を潰して回ると、部屋の隅で泣き叫んでいる娼婦たちの元へと歩いて行く。
「だがな。一番優しいのはトウコだが、一番怖いのもトウコだ。あいつ実は滅多なことじゃキレないんだ。そして、今、そのトウコがキレている。あいつはマリーが止まらないことを知っていて…けしかけた。」
マリーが娼婦たちを黙々と殺していくのを見た女が嘔吐し、男も真っ青な顔で口を押さえて呻いた。
「あいつはああ見えてヒーラーだって知ってたか?人間の体には精通している。殺さないように痛めつけて、治癒を掛けることなんてお手の物だ。」
ずっと笑みを顔に貼り付けていたリョウの顔から感情が抜け落ちた。
「そして…トウコが今まさにその目に合っている。」
リョウの低い呟きが男と女に落ちた。
「さあ選べ。マリーに嬲り殺されるか、軍に投降して楽に死ぬか。」
後からやってきたマリーが、地面に転がっていた2つの頭を無造作に掴んで階段に放り込んだ。
血の跡を付けながら頭が2つ階段を転がっていき、しんと静まり返っていたあばら家の中に、2つの頭が転がる音が響く。
突き当りの壁にごつんとあたり、しばらくごろごろと廊下を転がっていた頭が止まる。
その時、どこからか扉が開く音が聞こえ、次いで男の驚愕する声と足音と共に、階段の先の左側の廊下から2人の男が飛び出してきた。
それを見たマリーが階段を飛び降りた。
頭に気を取られていた1人の男の上にマリーが圧し掛かり、男が血を吐きながら倒れこむ。マリーは男の上に乗ったまま、もう1人の男の頭を掴むとそのまま男の頭を壁に叩き付けた。
男の頭がつぶれ、壁に血の花が咲く。
リョウが冷笑を浮かべ、それを見ながら階段をゆっくりと降りていくと、右側の廊下が騒がしくなった。
マリーは男の頭から手を離すと、踏みつけられ血を吐いてぐったりしていた男から降り、今度はその男の頭を掴んで持ち上げた。
右側の廊下から飛び出してきた男が喚きながらマリーの背中に向かって剣を振り下ろす。
しかし、その刃がマリーに届く前にリョウが男の両腕を切り落とし、男の絶叫が響き渡る。
リョウが再度右手の短剣を一閃させると、男の首が宙を舞い、鮮血がリョウとマリーに掛かった。
マリーはそれに構うことなく、持ち上げた男の頭をまた壁に叩き付けると、潰れた頭を持ったまま、左の廊下の先の部屋から次々と現れる男たちの元へと進んで行った。
リョウもまた、右側の部屋から走り寄ってくる男たちに向かって駆け出した。
リョウとマリーが進むごとに、あばら家の中に絶叫と鮮血が舞い、2人の体が赤く染まった。
右側の廊下には扉が3つあり、そのうちの2つから色無しやそうでない者たちが次々と現れたが、リョウは冷笑を浮かべたまま全員の腕や指または足を切り落とした後、最後には必ず首を刎ねて殺した。
2つの扉から現れる人間がいなくなり廊下が真っ赤に染まった頃、リョウが後ろを振り返ると、マリーもまた頭を潰された男たちが転がり、真っ赤に染まった廊下に立ってリョウを見ていた。
マリーはリョウから目を逸らすと、閉ざされたままの扉へと手を掛けた。
それを見たリョウもまた、残った1つの扉へと向かった。
リョウが躊躇うことなく扉を開いた途端、一斉に魔法が飛んできたが全てリョウの障壁の前に掻き消えた。
部屋の奥には、色のある無しに関わらず娼婦と思われる女が5人と、その前に女たちを守るようにこれもまた色の有無関係なく男が6人いた。その中に、数日前に3人の前に現れた男女の姿を見つけたリョウは、満足げな笑みを顔に浮かべた。
男が恐怖に青ざめた顔で叫んだ。
「こ、殺せ!全員で一斉にかかるんだ!」
叫びながら男がリョウに向かって魔法を放つと、武器を持った男たちもまた青ざめた顔でリョウに襲い掛かり、武器を持っていない幾人かも震えながら魔法を放った。
床を蹴ったリョウが襲い掛かって来た男の懐に一息に飛び込むと、男の武器を持った右腕が飛んだ。
腕を切り落とされた絶叫と女たちの悲鳴、そして鮮血が飛ぶ中、リョウがまるで舞うように身を翻し、その度に男たちの体のどこかがリョウと一緒に舞った。
リョウを襲った男たちの全てが体のどこかを切り落とされ床に転がり呻くようになった時、唯一五体満足で残った男―数日前に現れた男に視線をやり、次いで女―これもまた数日前の女を見た。
男が震えながら後ずさり、女が悲鳴を上げる。
リョウが笑みを貼り付けた顔で女を見据えながら歩いて行くと、部屋の奥で固まっていた娼婦たちが悲鳴を上げ、女をリョウの方へと押しやる。
押しやられた女は涙でぐしゃぐしゃになった顔でリョウを見て叫んだ。
「お願い…!殺さないで!」
リョウはその言葉に構うことなく女に近付きその腕を取り無理やり引きずると、震える男に向けて投げた。
投げられた女の体があり、男がもんどりうって倒れる。リョウは床に倒れ込んだ2人の側にしゃがみ込むと、2人の顔を見下ろした。
「こ、殺さないで…。」
「僕じゃない!トウコさんを首謀者に仕立て上げるように言ったのは僕じゃないんだ!ぼ、僕は言われるままに動いただけなんだ!だから助けてくれ!」
2人の言葉にリョウが微笑みながら口を開いた。
「…誰がお前たちの後ろにいるのかは関係ないんだ。もう忘れたのか?この間ちゃんと言っただろう?俺たちは興味がないと。」
「そ、それならなぜ…!」
「なぜここに来たのかっていう愚かな質問は受け付けないからな?俺たちはお前たちとは会っていないと言った。お前たちのことなど何も知らないと言った。にも拘わらず、お前たちはトウコを売った。」
「だ、だからそれは…。」
その時、部屋の奥で固まっていた娼婦たちが嗚咽するような悲鳴を上げ、男がリョウの後ろを見て目を見開いて呻き、女が絶叫を上げた。
リョウが男を見据えたまま、部屋に入って来たマリーに声をかける。
「終わったのか?」
返り血を浴びて真っ赤に染まったマリーが、切り落とされた腕を押さえながら逃げようとしていた男の頭を掴まえると、部屋の中を見渡しながら低い声で応える。
「終わった。…まだ殺してないのか。」
「これからだ。」
その言葉を聞いたマリーが面白くなさそうに鼻を鳴らすと、また低い声で口を開いた。
「それならこいつらはもうやってもいいのか?」
「この2人以外は殺していいぞ。」
マリーの問いとリョウの答えを聞いた娼婦たちがまた悲鳴を上げ、頭を掴まえられた男が呻きながらもがく。床で呻いていた男たちもよろけながら立ち上がり、足を切られた男たちが床を這う。
マリーに頭を掴まれた男の断末魔を聞きながら、リョウはまた男と女に話し掛けた。
「さて、話の続きをしようか。トウコを売ったお前たちに対して俺たちは怒っている。だが、ここに来たのはそれだけが理由じゃない。」
リョウはそこで嬉しそうに微笑むと言葉を続ける。
「ああ見えてトウコは奥ゆかしい女なんだ。おねだりなんてしない女でな?そんな女が俺にねだったんだ。血の雨を降らせろってな。惚れた女からの頼み事だ。聞かないわけにはいかないだろう?」
そこでマリーが男たちを殺しながら割り込んできた。
「…可愛い妹からの頼みだからな。聞かないわけにはいかない。」
「そういうことだ。俺もマリーもトウコのことが大好きなんだよ。分かったか?」
目を見開き、歯の根が合わないほど震えている男が呟いた。
「く、狂ってる…。」
リョウは歪んだ微笑みを浮かべた。
「よく言われるんだよ、それ。トウコもよく言われているが嬉しそうにしているぞ。だがな、お前に1つ聞きたい。こうやってのんびりおしゃべりしている間にも、自分の女がまわされてると思ったら…お前は正気でいられるか?」
「お願い…殺さないで…。」
女の絞り出すような懇願の声を聞いたリョウが頷く。
「いいぞ。」
その言葉に男と女の顔に希望の光が灯る。
「お前たちのどちらか片方を生かしてやるよ。さあ、本当の首謀者は自分でトウコは嵌められただけだと軍に名乗り出るのはどっちだ?」
男と女の顔が絶望に歪む。
「そ、そんな!」
「結局軍に殺されるだけじゃない!」
「よく勘違いされているんだが…。俺とトウコはキレたら手が付けられない奴って思われがちなんだ。まあ俺に関してはそんなに間違っちゃいないが、俺たち3人の中で一番優しい奴が実はトウコなんだよ。」
突然のリョウの言葉に男と女が恐怖に引き攣った顔に少しだけ困惑の色を浮かべる。
「キレたら手が付けられないのはマリーの方なんだよ。トウコはマリーのストッパーだ。あいつがやめろと言ったらマリーは止まる。俺が言っても絶対に聞かない。」
男と女が震えながらマリーを窺う。
「そして、マリーは俺が知る限り…俺と出会ってから今が一番キレている。」
マリーは黙々と男たちの頭を潰して回ると、部屋の隅で泣き叫んでいる娼婦たちの元へと歩いて行く。
「だがな。一番優しいのはトウコだが、一番怖いのもトウコだ。あいつ実は滅多なことじゃキレないんだ。そして、今、そのトウコがキレている。あいつはマリーが止まらないことを知っていて…けしかけた。」
マリーが娼婦たちを黙々と殺していくのを見た女が嘔吐し、男も真っ青な顔で口を押さえて呻いた。
「あいつはああ見えてヒーラーだって知ってたか?人間の体には精通している。殺さないように痛めつけて、治癒を掛けることなんてお手の物だ。」
ずっと笑みを顔に貼り付けていたリョウの顔から感情が抜け落ちた。
「そして…トウコが今まさにその目に合っている。」
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