残念英雄のサエナイ様!〜ゲームの世界ならチートで無双できると思った?〜

瀬野 或

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一章 傾きだす天秤〝主島リストルジア、判決編〟

#11 俺に女心がわかるはずない

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 人間界へと戻ってきた朝──。

 いつもなら朝食を知らせるこの宿屋の看板娘であるモラ=レイモンの姿はない。
 それもそうだ──俺がこの宿屋に戻ってきたのは昨夜で、しかもゲートを通じてこの部屋へと戻ってきた。よって、俺がこの部屋に戻っていることを知っている者はいない。
 窓から差し込む太陽の光を、思いっきり顔面に受けながら、俺は自室のベッドで目覚めた。

「……眩しいッ!?」

 魔界の空は常に紅色だったので、久しぶりの太陽の光に驚き、飛び起きる。

『おはようございます……レオさん』
「おはよう、フィレ」

 宝箱に挨拶するというシュールな光景だが、その内慣れるか。今はそれよりも空腹で、お腹と背中がくっつきそうだ。腹の虫もどうやら限界らしく、グゥ~と間抜けな音が静かな部屋に響いた。

「朝食にするか……そういえば、フィレはなにも食べないのか?」

 トラップボックスの主食か……人間?
 いやぁ……さすがにそれだけは用意できない。

『私は空気中の魔力を糧としていますのでお構いなくですよ……? どうぞ、ゆっくり朝食を食べてきてくださいね……?』
「じゃあ、お言葉に甘えて行ってくるよ。挨拶とかも済ませるから、少し時間がかかるけど、待っててくれ」
『はい……いってらっしゃい』

 話し相手がいるだけで、こうも部屋が明るくなるのか。……フィレが、せめて人型の魔族だったら良かったのにな……その場合、色々と問題もありそうだけど。
 かなり若い声だし、人間の年齢で表したら、一〇代から二〇代、または三〇代から四──って、さすがにそこまで年上じゃないか。……なんて、事件捜査のプロのおっさんみたいなことを考えながら部屋から出る。

 廊下に出ると、下では朝食を楽しむ宿泊客の姿があった。……が、俺がこの宿にきた時の戦士のおっさん達ではない。

(あのひと達は、もうチェックアウトしちゃったのか……よくしてくれたし、挨拶くらいしたかったな)

 だが、宿屋は出入りの激しい場所でもある。
 今、食事をしているひとはどうやら商人のようで、ここまでの道のりの苦労話をアリアージュさんに聞かせていた。アリアージュさんの困った顔を察するからに、そこまで面白い冒険譚じゃない模様。ここは、俺が早く下に向かい、会話を遮断してあげるべきか。

 相変わらずミシミシと軋む階段を下りると、アリアージュさんと目が合った。

「え……? レオ君、いつ帰ってきたの? 全然気づかなかったわ……ごめんなさいね?」
「いえ、いいんですよ。会話を中断してしまってすみませんが、俺にも食事をお願いできますか?」
「ええ、もちろんよ……デューオさん、すみませんがお話はまたの機会に」
「いえいえ。いいんですよ」

 アリアージュさんは厨房に戻る前に、俺にウインクでアイコンタクトしてきた。
 俺の判断は正しかったみたいだ……可愛いな、アリアージュさん。

 俺は商人風の男とは違うテーブルに腰をかけたのだが、商人とは好奇心に足が生えたような生き物で、俺に興味をもったその男は、わざわざ振り返って挨拶をしてきた。

「どうもレオさん。私はの名は【デューオ=アリスタ】と申します。主島一帯で商いをしている、しがない商人です」
「はあ……どうも」

 商人というのはどうも嫌いだ。特に、イスタに登場する商人キャラは信用できない。
 もう、何度ぼったくられただろう……ダンジョンだからって値段を跳ね上げやがって……だが、このデューオという商人は初めてみた。
 見た目から想像すると、二〇代後半から三〇代前半といったところか。腰にはポーチを付けていて、そのベルトには回復薬が数個、直ぐに取り出せるようにベルトで固定されている。表情が柔らかいのは商人の基本だったか? 腹の中ではなにを考えているのやら……。
 目を引いたのは髪の色──赤髮だ。赤い毛髪は、確か、東大陸の出身だったな。身体能力が高い彼らは、主に傭兵を生業にして生計を立てているはずだが……。東大陸出身の商人なんて、聞いたことがないぞ。

「おや。そんなに私の髪の色が気になりますか?」
「え? ま、まあ……どうして商人に?」
「私は東大陸……リーズエルド出身ですが、生まれつき病弱でして、傭兵にはなれなかったんですよ。今はもうそんなことはないのですが、一人前の男と認められない限り、傭兵団には入れないので、違う道を選んだのです。ですが、商人は私の肌に合ってるようで、充実した日々を送っていますよ」

 東大陸【リーズエルド】は、巨大傭兵団を指揮する【ゴーディズ=エッグマン】が統治している大陸で、北大陸スノーランドの次に強い軍事力のある国だ。両国共に軍事国家だけあって、スノーランドの豪将【イーダン=ロックゼイン】とは犬猿の仲である。ゲームの進行で仲間になるイーダンとは違い、ゴーディズは主人公達の敵として立ち塞がる強敵のひとりだ。だからと言って、東大陸の人々全員が敵というわけではない──しかし、血の気の多い民族であることに変わりわなく、関わり持つことを拒む者も多いのも事実。もしかしたらアリアージュさんもリーズエルド出身であるデューオを警戒していたのかもしれない。……いや、あのひとはそういう差別をするようなひとじゃないか。単純にデューオの話がつまらなかっただけかもな。

 俺はこの話題はあまり宿屋の他の客に良くないと判断して、違う話題を切り出した。

「デューオさんは、どんな商品を扱ってるんですか?」

 よくぞ聞いてくれた! ──とでも言いたそうに、デューオさんはポーチの中から小瓶を取り出した。その小瓶には、トロッとした黄色い液体が入っている。

「私が扱っているのは〝魔法薬〟なのですが、この魔法薬は他の魔法薬とは一線を超えるほどの効果があるんです! 見てくださいこの色! 普通の魔法薬は青色ですが、これは黄色なんです! その効果は普通の魔法薬の倍以上! 飲めば傷の回復は勿論、毒や麻痺、ありとあらゆる症状を消すことができる魔法薬の中の魔法薬! その名も──」
「──エリクション、ですか」
「んなッ!? どうしてその名を!?」

 どうしてと言われても……

(ゲームでかなりお世話になった回復薬だしなぁ……)

 体力回復とバッドステータス解除効果を持つ魔法薬で、商人から買えるものはエリクション以外にない。しかも、ダンジョン限定アイテムなだけに値段も高い。ただでさえ高いアイテムなのに、終盤になると倍以上の値段を吹っかけてくる商人もいる。──だから商人は嫌いなんだ。

「ある程度の情報は集めてるもので……」

 苦しい言い訳かもしれないが、これ以外に答えようがない。

「どうやらレオさんは、我々と同等……或いは、それ以上の情報網がおありのようですね」
「ま、まあ……そんなところです」

 ネットで調べれば、そういう細かい情報なんて簡単に入手できる……なんて、この世界の住人に話したところで理解できないだろう。

「どうですか……? 今なら一本三四〇Rでお売りしますよ?」
「買いたいのは山々なんだけど、俺は現金を持ってないんだ」

 ポケットからラッテに借りているカードを取り出して見せた。

「そ、そんなカードをッ!? レオさん、あなたは一体何者ですかッ!?」
「何者ってうちの客なんだが? 困るよお客さん。商売するなら他所に行ってくれ」

 厨房から料理を運んできたのは、かつて、最強の武神と呼ばれた男アーマン。
 今はその力を失い、この店で料理をしている、アリアージュさんの旦那さんだ。
 その隣で、これまた料理を乗せたトレーを抱えているのは、そのふたりの子供であるモラ。言葉を噛む癖があり、それがまたなんとも可愛いのだが、そのせいで幼く見える。多分、俺と近い年齢だと思うんだが……。

 アーマンさんに睨まれたら、それこそ蛇に睨まれた蛙だ。デューオさんは額から冷や汗を流して平謝りしている。

「どうもご迷惑をおかけしました……そ、それではこれにて失礼」

 一流の商人は引き時を見計らうのが上手いと聞くが、デューオさんはその領域までは到達していないようだな。

「全く、図太い野郎だな……おかえり、レオ君。見ない内に雰囲気が変わったな」
「そんなことないですよ、まだまだ半人前です」
「おかえりなさい、レオさん! みんな心配してたんですよ?」
「ただいま、モラ。心配かけてごめんな」

 俺のテーブルには、様々な料理が並べられていく。
 お、おい……さすがに多過ぎじゃないか……?

「こんないっぱい……いいんですか?」
「ああ、あまり物だし、沢山食べてくれ」
「あざっす!!」

 ああ……そうそう、この味だよ……。
 シンプルイズベストって、はっきりわかるんだね。

「今までどこにいたんですか?」

 水をコップに注ぎながら、モラが俺に訊ねる。

「え、えっと……」

 まさか【一度死んで、魔王に蘇生してもらって、魔界で休養していた】なんて言えるはずもない。

「色々あって、気絶しているところを親切なひとが助けてくれて、そのひとに世話になってたんだ」




 嘘ではない。嘘ではないが……真実でもない。──誤魔化すのも一苦労だ。

 


「そうなんですか……? でも、生きていてよかったです!」
「〝レイティア様救出〟の一番の功労者が行方不明だったから、みんな喜ぶに喜べなくてな。これで、心置きなく喜べるってもんだ」
「ラッテとル……レイティア様は、今、どうしてるんですか?」

 俺が一番気になっていたのはこのふたりだ。

 レイティア……魔王であるルネアリス、ルネとは魔界の屋敷で会ったが、ラッテとはあの事件以来会っていない。あの事件を引き起こしたのは、ルネ本人だったから実害はなかったが、俺の所在まで知っていたらおかしいになる。この事件を起こしたのは【一部の暴走した過激派】ということになってるので、ルネは俺がどこにいるのかも、ラッテには話してないだろう。




 今思えばかなり危険な賭けだと思うが──世論はどちらに傾いているだろうか。




「ラッテならそろそろ来る頃じゃないか? いつもこの時間になると部屋の掃除をしに来るから……噂をすればなんとやらだ」

 招き猫の扉につけてある鐘がカラン──と鳴り、見覚えのあるメイド服が姿を表した。

「……レオ? ……レオッ!!」

 ラッテは俺を見るなり、走って飛びついてきた。

「今までどこをほっつき歩いてたんですか!! 心配したんですよ!?」
「わ、悪い……心配かけて……」
「レオになにかあったら……私……うぅ……」

 大声で泣くラッテを抱き締めて滑らか髪を撫でる。

(こんなにも俺のことを心配してくれてたんだな……)

 嬉しいやら、気恥ずかしいやらが入り混じって戸惑っていると、俺の後ろからアーマンさんが声をかけてきた。

「とりあえず、一件落着ってとこだな。……しかし、イチャつくのは部屋でやってくれるか?」

 その声を聞いて我に返ったラッテは、俺を突き飛ばすようにして離れる。
 
「そうですね……失礼しました」
「切り替え早ぇな……」
「……なにか?」
「いえ……なんでもございやせん……」

 俺達は集まっていたひと達に頭を下げた。
 
「こんな時にアレなんだけど……朝食を……食べても?」
「……全く、あなたというひとは……」

 だって勿体ないだろっ!? かなり豪華なんだぞ!?
 ホロホロに溶けるまで煮込んだ野菜のスープ、香ばしいパン、なんの肉かわからんけど、食欲をそそるソテーに、付け合わせのポテト……俺の好物ばかりなんだからなっ!?
 このパンに切れ目を入れて、サラダと肉こうやって挟んでだなぁ……齧りつくんだよっ!! 自分で具を選べるサンドイッチとか、どうやって注文すんのかわからないサンドイッチ屋みたいだろ!? あの店、マジでどう注文すりゃいいんだよっ!?

「わかりました。では、私は先に部屋に行ってますから、食べ終わったら来てください」
「はいよー」

 俺はラッテを横目で見送りながら、豪快に朝食に喰らいつく。
 やっぱ、アーマンさんの作る料理は美味いなぁ……。
 いつも菓子パンと牛乳で終わっていた食事とは比べものにならない。

「あ、あの……どうですか?」

 モラが空になったコップに水を注ぎながら俺に訊ねてきた。

「最高だよ。特にこのスープは最高だ!!」
「そうか……そいつの仕込みをしたのはモラなんだ。よかったな、モラ!」
「……うんっ!!」




 マーマンさん、娘さんを俺にください──。




 ……おっと危ない。可愛い過ぎて、ついうっかりプロポーズするところだったぜ。

「そうだったのか。これは直ぐにマーマンさんを超えるかもしれないぞ? モラはいいお嫁さんになるな!」
「は、はう……っ」
「……娘はやらんぞ?」
「わ、わかってますよ……!?」

 武神の目が本気だった……。

 こんなに呑気な朝食はいつぶりだろうか……。
 子供の頃、まだ俺がやる気に満ちていた頃はこんな感じだった気がする。
 瑠音が焼いた玉城焼きが焦げ焦げで、食えたもんじゃなかったな……あの頃は幸せだったはずなんだ。でも、俺がドロップアウトして全てが変わってしまった。親父は仕事でなかなか帰ってこないし、母さんは俺を見放した。妹と俺を見るなり、蛆虫を見るような目で見てくる……。




 全部、俺のせいだ……。
 この世界では俺の居場所がある。しかし、元の世界へ帰ったそのあとは──?
 俺の幸せは、この世界にしかないのかもしれないが、俺はそれでいいのか……?




 ……やめよう。こんなことを考えていては、折角の食事が不味くなる。楽しもう。今はこの世界を楽しむんだ。




『キャッ!!』

 


 そんな時、俺の部屋からラッテの悲鳴とは似つかぬ悲鳴が聞こえた。
 しまった──この声は、フィレだッ!!
 すっかり忘れてた……今、俺の部屋には宝箱型モンスターのフィレがいるんだった!!
 毎日俺の部屋を掃除していたラッテが、フィレに気づかないはずがないッ!!

「今の声……ラッテ……か? それにしてはやけに可愛らしい声だったが……」
「お、俺、見てきますッ!! ご馳走さまでしたッ!!」




 ── ── ──




 ギシギシと軋む階段を一段飛ばしで駆け上がり、部屋の扉を思いっきり開くと──

「どうしてトラップボックスが……殺るッ!!」
『ち、ちょっと……待ってください……!! ああ……このひと、魔族の声を理解できない……ど、どうすれば……』
「ラッテッ!! やめろッ!!」

 あと一秒遅ければ、ラッテが右手に持つナイフがフィレを貫いていたところだった……。

『ごめんなさい……レオさん……突然開けられて……』
「これは……どういうことですか? 答え次第ではあなたを……捕らえなければならない」
「……わかった。事情を説明するからナイフをしまってくれ」

 それにしても、本気過ぎるだろ……あの構えはアサシンの技【魂串たまぐし】という技の構えだ。急所を突ければ、一撃で相手を仕留めるアサシンの極意。ただ、成功率が低いのが難点。しかし、消費する魔力が低いのと、失敗しても通常ダメージの1.5倍の威力がある。アサシンの基本は魂串でごり押し……この世界での成功率は、きっと、使用者の集中力に依存するはずだ。つまり、ラッテが使えば成功率は五割……ヤバい、それチートですか。
 
 俺はラッテをベッドに座らせて、フィレを持ち上げてラッテの前に置いた。

『レ、レオさん……!? 私を処分する気ですか……?』
「そんなことするはずないだろ……」

 俺とフィレの会話を聞いているラッテは、終始頭の上に『?』が浮かんでいる模様。そりゃそうだろう。ラッテからすれば、俺が宝箱と話しているように見えるのだから。

「なんて説明すればいいのかわからないんだが、こつに害はないんだ。こいつはフィレって名前のトラップボックス族。俺が気絶していた時に助けてくれたひとが大切にしていたもんで、人間に対して敵対心はない」
『信じてもらえるでしょうか……?』

 ラッテは眉間に皺を寄せながら、納得いかないとでも言いたげな表情をしている。

『なんとかこの方とお話ができればいいのですが……』
「それは……難しいだろうな。ルネあいつならなんとかできるかもしれないが……事情が事情だし」
「あの……さっきからなにを……? まあいいです。ただ、そのトラップボックス……フィレさんについては、一度、レイティア様にご報告させていただきます」

 それは願ったり叶ったりだ。ラッテが報告してくれれば、俺が戻っていることも伝わるし、なにより、フィレを保護した本人だ。これで、この件はなんとかなるだろう。

「では、私は一連の件をレイティア様に報告してきます……」
「ああ、頼んだ」
「……ばか」
「へ?」
「なんでもありません、〝サエナイ様〟。……では」

 ラッテは冷たく言い放ち、部屋から出ていった。
 俺、またなにかやっちゃいました? ……やらかしたからこうなってんだろ。

『あの……追わなくていいんですか……?』
「あの様子だと、かなり怒ってるからな……そっとしておくことにするよ」
『……だから怒られたんですよ』
「へ?」
『レオさんはもう少し、女心がどういうものか学ぶべきですね……』

 女心か……わからん。

 ギャルゲーとか趣味じゃないからなぁ……もし俺がギャルゲーやってたら、ギャルゲーの知識を使って、リアルなんてクソゲーだとか言いながら、リアルの女の子を落としてたかもしれない。……そんなアニメなかったっけ?

 いずれにせよ、これでレイティアと情報共有ができる──会う前に、情報収集しておいたほうが効率がいいかもしれない。この部屋にいてもやることもないしな。

「フィレ、ちょっと情報を集めてくる」
『はい……いってらっしゃい……』

 ああ、やっぱりいいな……。
 いってらっしゃいって言葉をかけてくれるひと……ではないけど、そういう相手がいるのはいい。
 俺は壁に立て掛けていたアスカロンとドラゴントゥースを装備して部屋を出た──。
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