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八話 初めてのお買い物
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◇
町が見えたときは、やっぱり緊張がぶり返してきて足が震えた。
森の外れに着いたらノクスはロイの影に入り、そこからは一人で歩いて町の入り口まで来た。
もともと住んでいた村とは、正反対の位置にある小さな町だ。村にいたときに存在は知っていたけれど、来たことはなかった。母はこの町の向こうの、もっと遠くの街から移り住んだと言っていたから、もしかしたら赤ん坊のときにロイも来たかもしれないが、記憶はない。
「どの家も村より大きいな……」
なるべく目立たないように、人や馬の出入りが少なくなったところを見計らって砂利の街道から町の中に入った。早朝に開く門はすでに開門していて、門番の姿はない。
そこまで大きくない町だからか、ごった返すような人混みもなく、仕事に取り掛かる人々がそれぞれゆったりとその日の準備を始めるような、漫然とした朝の気配が漂っていた。
「じゃあ、市に行ってみるね」
足元にそう声をかけてから足を踏み出した。
ノクスの返事はないけど、きっと影の中からロイの様子をうかがっているだろう。
細い路地を選びながら、なるべく人に出会わないように歩いていく。すると少し歩いた先に、町の広場があった。ひさしのある天幕で果物や野菜を売る人がいたり、地面に布を敷いて陶器や靴を売っている人もいたりする。市の中は結構賑わっていた。
「よし」
小さく声を出して、思い切って路地から足を踏み出す。
緊張しながら、まずは人の流れに乗って市の中を歩いてみた。大人と一緒に歩いている子供もいるし、女性や老人の姿もある。みんな自分達の目的に集中しているからか、小柄なロイがフードを被って歩いていても気にしていない。
人混みに紛れていることに安心して、一通り売り買いされているものを確認した。
一周してから一つの屋台に近づき、客がいなくなったところを見計らって声をかける。
「この蜜柑、四つください」
俯き気味にそう言って、果物売りの店主に手を差し出す。
持っている小銭の中で、一番小さなものを選んで手のひらに乗せた。
お腹がまるまると出ている中年男性の店主は、ちらりとロイを見てから強面の顔をぐっと顰めた。
「坊主、これじゃ足りねぇよ。蜜柑四つなら100ヤナだ」
「えっと……これ?」
「それは50ヤナ。100ヤナはこれだ」
一瞬警戒した顔になった店主は、ロイがすぐに小銭をもう一つ出したら態度を緩めた。釣り銭の籠から100ヤナだという小銭をつまんで見せてくれる。
その形をしっかり覚えてから、ロイは首を横に振った。
「今日はこれしか持ってないんだ。50ヤナだと蜜柑いくつ買えますか」
「二つだな。買ってくか?」
「買います。おじさん、その一番大きな小銭はいくら?」
50ヤナを店主に渡し、蜜柑を受け取る。ついでに籠の中を指差した。
「でかいのは500ヤナ。これを持ってきたら蜜柑は二十個買えるぞ」
「わかった。ありがとう」
こくこくと頷いて、店の前から立ち去った。
小銭の価値がわかってほっとする。
本当は500ヤナも持っていたけれど、それがいくらくらいの価値があるものなのかは知らなかった。出しすぎたらふっかけられるかもしれないし、所持金が足りなかったら今日は何も買えないから帰るしかない。
それを案じる用心深さは持っていたので、最初に市の中を注意深く観察した。そして女性や老人にも態度を変えずに相手をしていた果物屋の店主なら、物乞いじゃないとわかれば教えてくれるだろうと話しかけたのだ。思った通りになってよかった。
小銭はどれも三枚ずつ持ってきた。お金を入れた小さな巾着をマントの中で握りしめる。
「ノクス、ちゃんと買えそうだよ」
影を見下ろして報告した。目的が達成できると安心して、持ってきた布に蜜柑を包んで片手で提げる。
さっき市を見て回ったときに、砂糖と塩、古着を売っているお店を見つけていた。
500ヤナの小銭は三つ。
早速古着屋に行って継ぎの当たった半ズボンと下着、それから紐で結ぶ形状の古びたサンダルを見つけて買った。ついでに針と糸、古道具の中から鋏を選んで買い、大きな小銭は全部使い切る。
入れるものを持っていないロイを見て、お店の人が「もう捨てるものだけど、それでよければ持ってきな」と横に穴が開いた麻袋をくれた。ありがたく貰って、それに先ほど買った蜜柑と一緒に買ったものをしまう。
あとは100ヤナとそれよりも小さな小銭を使い、塩を買いに行った。
一緒の店に砂糖も売っていたものの、かなり高くて、ほんの少しの量でも500ヤナ必要だ。
「もうすぐミウムの花が咲くから、花の蜜が取れる。だから砂糖はなくてもいいや」
そう呟いて納得し、塩だけを買った。
それに砂糖がいくらかわかったから、もし本当にほしくなったらまた小銭を持って来ればいい。
残りの小銭は取っておこうと決めて巾着にしまった。両手で麻袋を大事に抱え、足早に路地に向かう。
市から出る間際、地面に布を広げて装飾品を売っている人がいて、足を止めた。
ほとんどは木工細工のスカーフ留めや革のベルトなどの日用品だったが、中には銀色の指輪や、髪留めもある。
そのうちの、店主の足元にある銀色の腕輪が目に留まった。腕輪はロイが身につけているものよりもかなり細いし黒ずんでいる。しかし置いてある値札は、他の値札に比べて0が多かった。
店主は髪の長い痩せた壮年の男性だった。いい陽気で日向ぼっこしているように、うつらうつらしているところに声をかける。
「あの、すみません」
「……あん? なんだ、坊主。物乞いならあっち行け」
「違います。教えて欲しいだけ。その腕輪、いくらのものなんですか?」
「あ? これか? これはな、お前にはとても買えねぇよ。一万ヤナだ。本物の銀だからな」
「一万……」
値段を聞いて目を丸くした。
長い袖で隠れている右腕を、思わず上から押さえた。
この細い腕輪ですら、一万ヤナもする。じゃあロイの腕輪は一体いくらになるのか。
これを売ろうなんて気持ちにはならないが、人に見られたらまずいのだということがわかり、にわかに恐ろしくなった。うっかり人目につかないように、用心しなくてはいけない。
「さぁ行った行った。ガキを相手にしてる時間はねーんだ」
他に客はいないが、店主はむすっとした顔でロイをじろりと睨んでくる。
気まずいので早々に立ち去ろうとしたところで、ふと並んだ品物の端っこに置いてあるものに目を吸い寄せられる。
「これ……」
「ん? なんだ。それは巻きたばこだ。子供には売らねぇぞ」
「あの、そっちじゃなくて、この入れ物の方……」
「入れ物?」
そう言って店主は首を伸ばしてロイが指差したものを見た。
巻きたばこが立てて入っている、ツルツルした木の茎のような、緑色の細長い入れ物。
店主はああ、という顔をしてロイを見た。
「竹か。加工するために仕入れるんだが、中には粗悪品があったり節の部分が残ってゴミになるからな。別にいいだろ。湿気たりなんかしねぇよ」
「ゴミになる……じゃあ、これ売ってくれますか」
「これを? まぁいいけど、これは水も貯められねぇし、節が硬すぎて割っても変なふうに裂けるだけだぞ」
「大丈夫です。ちょうどいい大きさで、こういうのがほしいと思っていたんです。……でも、100ヤナしかない」
しゃがんで巾着から小銭を出すと、店主は手を伸ばして小銭を摘み、本物だと確認してから頷いた。
「100でいい。持ってきな」
たばこを取り出してから、空になった竹をロイにくれた。
「ありがとうございます」
「まいど」
思わぬところでほしかったものが手に入り、嬉しくなった。微笑んで俯き気味だった顔を上げる。
地面に座り込んでいた店主は立ち上がったロイを見上げて片眉を上げた。
「坊主、お前の目」
「あ、ありがとうございました! では」
言葉を遮って慌てて立ち上がると、勢いのせいでフードが外れそうになった。
陽の光の下では、ロイの目は明るいから目立ってしまう。慌ててフードを被り直し、何か言いかけた店主にお礼を言って早足で歩き出した。
町が見えたときは、やっぱり緊張がぶり返してきて足が震えた。
森の外れに着いたらノクスはロイの影に入り、そこからは一人で歩いて町の入り口まで来た。
もともと住んでいた村とは、正反対の位置にある小さな町だ。村にいたときに存在は知っていたけれど、来たことはなかった。母はこの町の向こうの、もっと遠くの街から移り住んだと言っていたから、もしかしたら赤ん坊のときにロイも来たかもしれないが、記憶はない。
「どの家も村より大きいな……」
なるべく目立たないように、人や馬の出入りが少なくなったところを見計らって砂利の街道から町の中に入った。早朝に開く門はすでに開門していて、門番の姿はない。
そこまで大きくない町だからか、ごった返すような人混みもなく、仕事に取り掛かる人々がそれぞれゆったりとその日の準備を始めるような、漫然とした朝の気配が漂っていた。
「じゃあ、市に行ってみるね」
足元にそう声をかけてから足を踏み出した。
ノクスの返事はないけど、きっと影の中からロイの様子をうかがっているだろう。
細い路地を選びながら、なるべく人に出会わないように歩いていく。すると少し歩いた先に、町の広場があった。ひさしのある天幕で果物や野菜を売る人がいたり、地面に布を敷いて陶器や靴を売っている人もいたりする。市の中は結構賑わっていた。
「よし」
小さく声を出して、思い切って路地から足を踏み出す。
緊張しながら、まずは人の流れに乗って市の中を歩いてみた。大人と一緒に歩いている子供もいるし、女性や老人の姿もある。みんな自分達の目的に集中しているからか、小柄なロイがフードを被って歩いていても気にしていない。
人混みに紛れていることに安心して、一通り売り買いされているものを確認した。
一周してから一つの屋台に近づき、客がいなくなったところを見計らって声をかける。
「この蜜柑、四つください」
俯き気味にそう言って、果物売りの店主に手を差し出す。
持っている小銭の中で、一番小さなものを選んで手のひらに乗せた。
お腹がまるまると出ている中年男性の店主は、ちらりとロイを見てから強面の顔をぐっと顰めた。
「坊主、これじゃ足りねぇよ。蜜柑四つなら100ヤナだ」
「えっと……これ?」
「それは50ヤナ。100ヤナはこれだ」
一瞬警戒した顔になった店主は、ロイがすぐに小銭をもう一つ出したら態度を緩めた。釣り銭の籠から100ヤナだという小銭をつまんで見せてくれる。
その形をしっかり覚えてから、ロイは首を横に振った。
「今日はこれしか持ってないんだ。50ヤナだと蜜柑いくつ買えますか」
「二つだな。買ってくか?」
「買います。おじさん、その一番大きな小銭はいくら?」
50ヤナを店主に渡し、蜜柑を受け取る。ついでに籠の中を指差した。
「でかいのは500ヤナ。これを持ってきたら蜜柑は二十個買えるぞ」
「わかった。ありがとう」
こくこくと頷いて、店の前から立ち去った。
小銭の価値がわかってほっとする。
本当は500ヤナも持っていたけれど、それがいくらくらいの価値があるものなのかは知らなかった。出しすぎたらふっかけられるかもしれないし、所持金が足りなかったら今日は何も買えないから帰るしかない。
それを案じる用心深さは持っていたので、最初に市の中を注意深く観察した。そして女性や老人にも態度を変えずに相手をしていた果物屋の店主なら、物乞いじゃないとわかれば教えてくれるだろうと話しかけたのだ。思った通りになってよかった。
小銭はどれも三枚ずつ持ってきた。お金を入れた小さな巾着をマントの中で握りしめる。
「ノクス、ちゃんと買えそうだよ」
影を見下ろして報告した。目的が達成できると安心して、持ってきた布に蜜柑を包んで片手で提げる。
さっき市を見て回ったときに、砂糖と塩、古着を売っているお店を見つけていた。
500ヤナの小銭は三つ。
早速古着屋に行って継ぎの当たった半ズボンと下着、それから紐で結ぶ形状の古びたサンダルを見つけて買った。ついでに針と糸、古道具の中から鋏を選んで買い、大きな小銭は全部使い切る。
入れるものを持っていないロイを見て、お店の人が「もう捨てるものだけど、それでよければ持ってきな」と横に穴が開いた麻袋をくれた。ありがたく貰って、それに先ほど買った蜜柑と一緒に買ったものをしまう。
あとは100ヤナとそれよりも小さな小銭を使い、塩を買いに行った。
一緒の店に砂糖も売っていたものの、かなり高くて、ほんの少しの量でも500ヤナ必要だ。
「もうすぐミウムの花が咲くから、花の蜜が取れる。だから砂糖はなくてもいいや」
そう呟いて納得し、塩だけを買った。
それに砂糖がいくらかわかったから、もし本当にほしくなったらまた小銭を持って来ればいい。
残りの小銭は取っておこうと決めて巾着にしまった。両手で麻袋を大事に抱え、足早に路地に向かう。
市から出る間際、地面に布を広げて装飾品を売っている人がいて、足を止めた。
ほとんどは木工細工のスカーフ留めや革のベルトなどの日用品だったが、中には銀色の指輪や、髪留めもある。
そのうちの、店主の足元にある銀色の腕輪が目に留まった。腕輪はロイが身につけているものよりもかなり細いし黒ずんでいる。しかし置いてある値札は、他の値札に比べて0が多かった。
店主は髪の長い痩せた壮年の男性だった。いい陽気で日向ぼっこしているように、うつらうつらしているところに声をかける。
「あの、すみません」
「……あん? なんだ、坊主。物乞いならあっち行け」
「違います。教えて欲しいだけ。その腕輪、いくらのものなんですか?」
「あ? これか? これはな、お前にはとても買えねぇよ。一万ヤナだ。本物の銀だからな」
「一万……」
値段を聞いて目を丸くした。
長い袖で隠れている右腕を、思わず上から押さえた。
この細い腕輪ですら、一万ヤナもする。じゃあロイの腕輪は一体いくらになるのか。
これを売ろうなんて気持ちにはならないが、人に見られたらまずいのだということがわかり、にわかに恐ろしくなった。うっかり人目につかないように、用心しなくてはいけない。
「さぁ行った行った。ガキを相手にしてる時間はねーんだ」
他に客はいないが、店主はむすっとした顔でロイをじろりと睨んでくる。
気まずいので早々に立ち去ろうとしたところで、ふと並んだ品物の端っこに置いてあるものに目を吸い寄せられる。
「これ……」
「ん? なんだ。それは巻きたばこだ。子供には売らねぇぞ」
「あの、そっちじゃなくて、この入れ物の方……」
「入れ物?」
そう言って店主は首を伸ばしてロイが指差したものを見た。
巻きたばこが立てて入っている、ツルツルした木の茎のような、緑色の細長い入れ物。
店主はああ、という顔をしてロイを見た。
「竹か。加工するために仕入れるんだが、中には粗悪品があったり節の部分が残ってゴミになるからな。別にいいだろ。湿気たりなんかしねぇよ」
「ゴミになる……じゃあ、これ売ってくれますか」
「これを? まぁいいけど、これは水も貯められねぇし、節が硬すぎて割っても変なふうに裂けるだけだぞ」
「大丈夫です。ちょうどいい大きさで、こういうのがほしいと思っていたんです。……でも、100ヤナしかない」
しゃがんで巾着から小銭を出すと、店主は手を伸ばして小銭を摘み、本物だと確認してから頷いた。
「100でいい。持ってきな」
たばこを取り出してから、空になった竹をロイにくれた。
「ありがとうございます」
「まいど」
思わぬところでほしかったものが手に入り、嬉しくなった。微笑んで俯き気味だった顔を上げる。
地面に座り込んでいた店主は立ち上がったロイを見上げて片眉を上げた。
「坊主、お前の目」
「あ、ありがとうございました! では」
言葉を遮って慌てて立ち上がると、勢いのせいでフードが外れそうになった。
陽の光の下では、ロイの目は明るいから目立ってしまう。慌ててフードを被り直し、何か言いかけた店主にお礼を言って早足で歩き出した。
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