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第二章 カフェ・ノードの魔女
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「ワシがドワーフか!それはなんとも愉快だ愉快!」
ぬわっはっはと八重子さんの旦那さんはどこに売ってあるのだろうか、木造りのジョッキからビールを喉へと流し込むと盛大に笑った。ジョッキからこぼれた白い泡が木目に沿って伝う。
八重子さんの旦那さんは大牧 康夫(おおまき やすお)と言って、れっきとした京都生まれの京都育ちな職人さんであった。八重子さんから紹介されると耐えきれずにミーナさんが私の勘違いを白状したという訳だ。寡黙な職人さんと思われた康夫さんもビールを口に含むと一転、盛大な笑い声上げて陽気に目の前に盛られた生ハムを口に運んでいる。
「このピンクペッパーがたまらんのだよ。オリーブオイルと生ハムと一緒に口に含むとなぁ。ビールが止まらんのだ」
康夫さんは山盛りの生ハムにフォークで丁寧にピンク色の小玉を包むと、それを口に運んではビールで流し込んでいる。
「ドワーフってあれやろ?なんかの映画で見たことあるわぁ。小柄やけど筋骨隆々の素敵な体をしてんねんやろ?言われてみれば康夫さんにそっくりやし、康夫さんみたいな見た目の人が、もしたくさんおったらウチはたまらん!」
八重子さんは盛大に笑い続ける康夫さんの隣で両手を広げて顔を隠す。どうやらこの夫婦はとっても仲良しさんだと私は目を細めた。
「そんならウチはなんやろなぁ。お狐さんかなぁ。でもそれやったら妖怪変化やなぁ」
八重子さんは小ぶりのグラスでワインをかたむける。年齢を感じさせない整った顔立ちであるから、お狐さまでもおかしくないな。と私は首を横にかたむける。
「なぁなぁ。琴音ちゃん。このお店はええ所やろ?」
八重子さんは頬をかたむけうっとりするような流し目で私を見る。はいとても。と私は素直な気持ちで返すと満足そうに八重子さんはワインを口に含む。
「このお店は夢やってん。ずっと今まで仕事仕事やったからなぁ。そんでウチの旦那さまと出会って一緒になってウチの夢を話してん。そしたらほら。こんなに素敵なお店にしてくれはった」
むはぁ。とお酒の香りを存分に含んだビールの合間の息継ぎをして、康夫さんは口髭を揺らす。
「ワシは昔からこれくらいしか取り柄がないからなぁ。だから没頭できるというものんだ。仕事帰りにおしゃれなカフェでビールを呑むのもワシも夢だったし、それで愛する妻も喜んでくれるなら職人冥利に尽きるというものだ」
ぬわっはっはとジョッキをかかげて頬を染める康夫さんに、あんた・・・と目元を潤ませた八重子さんは抱きついた。やれやれとミーナさんが腰に手を当て口を開く。
「そうしてこのカフェができたって訳。北区にあるオーナーさんと常連さんが集うお店。北のカフェという意味のカフェ・ノードができたの。そして職を探していた私が雇われて・・・こんな感じに落ち着いた」
「やねぇ。最初はちょっと心配やったけどミーナさんの料理はなんや不思議やもんなぁ。それでファンも多いから・・・ってそろそろもう夜の営業時間やな」
時刻は六時をまたいでいる。私はまだこんな時間かと思う。それほどの濃度がこの空間にはあった。
「そうかそうか。また来るよミーナさん。今度は肉料理を食べたいなぁ」
康夫さんにかしこました。とミーナさんは親指を立てた。
八重子さんは康夫さんの肩にもたれながら階段を下りていく。ふたりを見送ってミーナさんはふぅと息を吐いた。
「いい人でしょう?」
「えぇとっても。ラブラブですね」
ほんとだよー。とミーナさんは両手を腰に手を当て天を仰いだ。こんなにお客さんが来るのなら、私が魔法のことをミーナさんから聞けるのはいつになるのだろうか。
お店の中に差し込む西日は少しずつ色味を消していき、代わりに店内の間接照明が静かな光を落としている。ミーナさんはカーテンを閉めて私も手伝った。とてもゆっくりと時間がすぎていると私は感じる。
学校にいけない私にとって一日は長いようで短い。その間ずっと私は自問自答を繰り返す。問いの多くがどうしてこうなってしまったという後悔と、これからどうするべきかという焦燥感である。
私の心を支配する罪の意識と焦燥感は時間の概念を取り去ってしまう。気がつけば夜を迎えていて疲れたように眠るとまた朝を迎える。そんな日々は静かであっても心の中は激しくて、こんなにゆっくりとした時間を過ごした思い出は、思い出そうとも出てこなかった。
夜の営業に向けてミーナさんが手際よく下ごしらえするのを興味深く眺めていると、誰かが階段を駆け上がってくる音がした。
「ミーナさん。お客さんみたい」
うん。とミーナさんは手元から目線を上げずにそう答えた。
「いつもの常連さん。今日は週末だからきっと早めに仕事を切り上げてきたはずだよ」
そうか今日は土曜日だと私はすっかり曜日の感覚が失われていることに気がつき胸が冷えた。少しずつ自分が社会から取り残されている。身動き取れないほどの不安感が胸の奥から喉元へとせり上がってくる。
手足が震え出した時、階段を駆け昇る音が止み、スーツ姿の女性が短く揃えられた黒髪を揺らしながら肩で息をしていた。小さな丸顔にどんぐりみたいな瞳。小さくも整えられた顔のパーツは彼女をどこか幼く見せた。
「くっそー。課長め!半日と言いながらこんな時間まで働かせやがって!いつか異世界に吹き飛ばしてやるかんな。ミーナ!すぐに私へこんな気分を吹き飛ばす、素敵カクテルを作ってちょうだい!」
眉を吊り上げそういった彼女は私に気がつくと右手にぶら下げた黒い鞄を床へと落とす。
「えっと・・・お客さんいたの?」
スーツ姿の女性がミーナさんへ声をかけると、まっすぐと私を見てミーナさんが口を開く。
「もう大体の自己紹介は済んだみたいだけど、ご紹介します。この人は柿ノ木 柚さん。何を隠そう会社員の魔女です」
「会社員の魔女ちゃうわ!いや、実際にはそうやけど・・・ウチには『帰らずの魔女』って立派な肩書きがあんねん!って・・・人に言うたらあかんやろ!」
話し終わると柚はハッと口に手を当てワタワタと視線を泳がせる。本当に魔女がいたんだと驚く反面、ミーナさんと同じでとても普通の姿をしているのだなと思った。
やっぱり人に話しちゃいけないんだろうけど、昨日の夜がなければ柚さんがいくら魔女だと言われても信じてはいなかったかもしれない。
驚き硬直する柚さんの隣からトコトコと小気味よい足音を鳴らしながら三角の耳がひょっこりと現れる。長いひげを揺らしながらタンポポ色の瞳は丸く浮かぶ。
「おぉ。昨晩出会った麗しきお嬢さんじゃないか。猫絨毯はいかがでしたかな?アレをやるとやたらと毛玉が喉に引っかかるのだ。ちゃんと吐き出しましたかな?」
タールーは胸を張りつつ意気揚々と長靴を鳴らして私の前に歩み寄る。
先日はどうもと私が会釈を返すと、柚さんはミーナさんとタールー、そして私に視線を移しながら、どういうこと?と口を開けたまま肩を落とした。
「こういうことです。昨日の夜に出会った彼女は琴音ちゃんと言います。私が魔女だってバレちゃいました」
「バレたって!ダメじゃない。いくらあんたでも魔法保安局に怒られるでしょ!」
やっぱりダメなことだったんだと私は肩をすくめる。隣に座るタールーは手元に置かれたメニューを眺めながらフンフンと鳴らしていた。
大丈夫です。とミーナさんは私をまっすぐと見てしっかりとした笑みを浮かべる。
「この子も私たちと同じ魔女になれる子だから大丈夫。まだ何も知らないだけでね」
そうなの?と柚さんは私へと視線を移し、その言葉をまだうまく飲み込めていない私は向けられる視線に視線を合わせる。ミーナさんだけが鼻歌まじりに、楽しそうに私を眺めていた。
なんやそうか。と柚さんは流れるようにカウンターに腰掛けて、ミーナさんにいくつか注文をし、すぐにグラスが前に運ばれてきた。タールーはふむふむ。と意味深げに口髭を上下に揺らしてかわいい。
「ぷはぁ。生き返るわぁ。この素敵カクテルで柚お姉さんは辛い社会で戦っていけるのです!琴音ちゃんはまだ飲んじゃダメだけど大人になった時のために覚えておいてね」
はいと私は柚さんの掲げるカクテルを眺める。細長いコロンズグラスに細くカットされたライムが浮き、グラスの中で浮かび上がる炭酸が表面を水玉模様に見せている。
ジンリッキーとミーナさんは言っていた。ジンというお酒とライム、炭酸水で作られる柚さんの素敵カクテルのひとつということだった。覚えておこうと私は思う。
こう見ていると魔女も人もたいして変わりがないように思う。本当に会社で働くお姉さんって感じがした。
「それで・・・魔女ってどういう人なんですか?」
ぬわっはっはと八重子さんの旦那さんはどこに売ってあるのだろうか、木造りのジョッキからビールを喉へと流し込むと盛大に笑った。ジョッキからこぼれた白い泡が木目に沿って伝う。
八重子さんの旦那さんは大牧 康夫(おおまき やすお)と言って、れっきとした京都生まれの京都育ちな職人さんであった。八重子さんから紹介されると耐えきれずにミーナさんが私の勘違いを白状したという訳だ。寡黙な職人さんと思われた康夫さんもビールを口に含むと一転、盛大な笑い声上げて陽気に目の前に盛られた生ハムを口に運んでいる。
「このピンクペッパーがたまらんのだよ。オリーブオイルと生ハムと一緒に口に含むとなぁ。ビールが止まらんのだ」
康夫さんは山盛りの生ハムにフォークで丁寧にピンク色の小玉を包むと、それを口に運んではビールで流し込んでいる。
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八重子さんは盛大に笑い続ける康夫さんの隣で両手を広げて顔を隠す。どうやらこの夫婦はとっても仲良しさんだと私は目を細めた。
「そんならウチはなんやろなぁ。お狐さんかなぁ。でもそれやったら妖怪変化やなぁ」
八重子さんは小ぶりのグラスでワインをかたむける。年齢を感じさせない整った顔立ちであるから、お狐さまでもおかしくないな。と私は首を横にかたむける。
「なぁなぁ。琴音ちゃん。このお店はええ所やろ?」
八重子さんは頬をかたむけうっとりするような流し目で私を見る。はいとても。と私は素直な気持ちで返すと満足そうに八重子さんはワインを口に含む。
「このお店は夢やってん。ずっと今まで仕事仕事やったからなぁ。そんでウチの旦那さまと出会って一緒になってウチの夢を話してん。そしたらほら。こんなに素敵なお店にしてくれはった」
むはぁ。とお酒の香りを存分に含んだビールの合間の息継ぎをして、康夫さんは口髭を揺らす。
「ワシは昔からこれくらいしか取り柄がないからなぁ。だから没頭できるというものんだ。仕事帰りにおしゃれなカフェでビールを呑むのもワシも夢だったし、それで愛する妻も喜んでくれるなら職人冥利に尽きるというものだ」
ぬわっはっはとジョッキをかかげて頬を染める康夫さんに、あんた・・・と目元を潤ませた八重子さんは抱きついた。やれやれとミーナさんが腰に手を当て口を開く。
「そうしてこのカフェができたって訳。北区にあるオーナーさんと常連さんが集うお店。北のカフェという意味のカフェ・ノードができたの。そして職を探していた私が雇われて・・・こんな感じに落ち着いた」
「やねぇ。最初はちょっと心配やったけどミーナさんの料理はなんや不思議やもんなぁ。それでファンも多いから・・・ってそろそろもう夜の営業時間やな」
時刻は六時をまたいでいる。私はまだこんな時間かと思う。それほどの濃度がこの空間にはあった。
「そうかそうか。また来るよミーナさん。今度は肉料理を食べたいなぁ」
康夫さんにかしこました。とミーナさんは親指を立てた。
八重子さんは康夫さんの肩にもたれながら階段を下りていく。ふたりを見送ってミーナさんはふぅと息を吐いた。
「いい人でしょう?」
「えぇとっても。ラブラブですね」
ほんとだよー。とミーナさんは両手を腰に手を当て天を仰いだ。こんなにお客さんが来るのなら、私が魔法のことをミーナさんから聞けるのはいつになるのだろうか。
お店の中に差し込む西日は少しずつ色味を消していき、代わりに店内の間接照明が静かな光を落としている。ミーナさんはカーテンを閉めて私も手伝った。とてもゆっくりと時間がすぎていると私は感じる。
学校にいけない私にとって一日は長いようで短い。その間ずっと私は自問自答を繰り返す。問いの多くがどうしてこうなってしまったという後悔と、これからどうするべきかという焦燥感である。
私の心を支配する罪の意識と焦燥感は時間の概念を取り去ってしまう。気がつけば夜を迎えていて疲れたように眠るとまた朝を迎える。そんな日々は静かであっても心の中は激しくて、こんなにゆっくりとした時間を過ごした思い出は、思い出そうとも出てこなかった。
夜の営業に向けてミーナさんが手際よく下ごしらえするのを興味深く眺めていると、誰かが階段を駆け上がってくる音がした。
「ミーナさん。お客さんみたい」
うん。とミーナさんは手元から目線を上げずにそう答えた。
「いつもの常連さん。今日は週末だからきっと早めに仕事を切り上げてきたはずだよ」
そうか今日は土曜日だと私はすっかり曜日の感覚が失われていることに気がつき胸が冷えた。少しずつ自分が社会から取り残されている。身動き取れないほどの不安感が胸の奥から喉元へとせり上がってくる。
手足が震え出した時、階段を駆け昇る音が止み、スーツ姿の女性が短く揃えられた黒髪を揺らしながら肩で息をしていた。小さな丸顔にどんぐりみたいな瞳。小さくも整えられた顔のパーツは彼女をどこか幼く見せた。
「くっそー。課長め!半日と言いながらこんな時間まで働かせやがって!いつか異世界に吹き飛ばしてやるかんな。ミーナ!すぐに私へこんな気分を吹き飛ばす、素敵カクテルを作ってちょうだい!」
眉を吊り上げそういった彼女は私に気がつくと右手にぶら下げた黒い鞄を床へと落とす。
「えっと・・・お客さんいたの?」
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「会社員の魔女ちゃうわ!いや、実際にはそうやけど・・・ウチには『帰らずの魔女』って立派な肩書きがあんねん!って・・・人に言うたらあかんやろ!」
話し終わると柚はハッと口に手を当てワタワタと視線を泳がせる。本当に魔女がいたんだと驚く反面、ミーナさんと同じでとても普通の姿をしているのだなと思った。
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「おぉ。昨晩出会った麗しきお嬢さんじゃないか。猫絨毯はいかがでしたかな?アレをやるとやたらと毛玉が喉に引っかかるのだ。ちゃんと吐き出しましたかな?」
タールーは胸を張りつつ意気揚々と長靴を鳴らして私の前に歩み寄る。
先日はどうもと私が会釈を返すと、柚さんはミーナさんとタールー、そして私に視線を移しながら、どういうこと?と口を開けたまま肩を落とした。
「こういうことです。昨日の夜に出会った彼女は琴音ちゃんと言います。私が魔女だってバレちゃいました」
「バレたって!ダメじゃない。いくらあんたでも魔法保安局に怒られるでしょ!」
やっぱりダメなことだったんだと私は肩をすくめる。隣に座るタールーは手元に置かれたメニューを眺めながらフンフンと鳴らしていた。
大丈夫です。とミーナさんは私をまっすぐと見てしっかりとした笑みを浮かべる。
「この子も私たちと同じ魔女になれる子だから大丈夫。まだ何も知らないだけでね」
そうなの?と柚さんは私へと視線を移し、その言葉をまだうまく飲み込めていない私は向けられる視線に視線を合わせる。ミーナさんだけが鼻歌まじりに、楽しそうに私を眺めていた。
なんやそうか。と柚さんは流れるようにカウンターに腰掛けて、ミーナさんにいくつか注文をし、すぐにグラスが前に運ばれてきた。タールーはふむふむ。と意味深げに口髭を上下に揺らしてかわいい。
「ぷはぁ。生き返るわぁ。この素敵カクテルで柚お姉さんは辛い社会で戦っていけるのです!琴音ちゃんはまだ飲んじゃダメだけど大人になった時のために覚えておいてね」
はいと私は柚さんの掲げるカクテルを眺める。細長いコロンズグラスに細くカットされたライムが浮き、グラスの中で浮かび上がる炭酸が表面を水玉模様に見せている。
ジンリッキーとミーナさんは言っていた。ジンというお酒とライム、炭酸水で作られる柚さんの素敵カクテルのひとつということだった。覚えておこうと私は思う。
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