14 / 14
あとがき
しおりを挟む
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。
本作は、異世界ファンタジーの王道とは正反対をいく内容を目指し、性的な表現を含んだ非倫理的な路線を選んで書きました。
実は、もっと酷い内容に当初するはずでした。
具体的かつ端的にいいますと、アイルがチキを妊娠させてお腹の子供もろとも殺してしまうという展開なのですが、そうすると必然的に時間経過が必要なことがわかり断念いたしました。
こんなことを考えるなんて、この作者は異常者か? と思われるかもしれませんが、とことん主人公を酷い奴にするにはどうしたらいいだろう? と真面目に考えた結果なのです。
しかも、ここまでお読みくださった方ならすでにおわかりのように、一応どんでん返しの結末となっておりますので、「ま、いっか。だって夢オチだし」という打算が働いていたこともまた事実なのです。
勧善懲悪、信賞必罰、因果応報といってしまえばそれまでですが、あのままアイルとリリィが一緒になったところで不幸なことに変わりはありませんし、罪を犯した者は自ら罰を与えるものなのです。それを書かないと、この小説は二重に嘘を書くことになりますからね。
不倫した、邪魔な仲間殺した、一緒になった、ワーイ……では済まない(笑)
さてさて、次回作はどうなりますことやら……。
本作は、異世界ファンタジーの王道とは正反対をいく内容を目指し、性的な表現を含んだ非倫理的な路線を選んで書きました。
実は、もっと酷い内容に当初するはずでした。
具体的かつ端的にいいますと、アイルがチキを妊娠させてお腹の子供もろとも殺してしまうという展開なのですが、そうすると必然的に時間経過が必要なことがわかり断念いたしました。
こんなことを考えるなんて、この作者は異常者か? と思われるかもしれませんが、とことん主人公を酷い奴にするにはどうしたらいいだろう? と真面目に考えた結果なのです。
しかも、ここまでお読みくださった方ならすでにおわかりのように、一応どんでん返しの結末となっておりますので、「ま、いっか。だって夢オチだし」という打算が働いていたこともまた事実なのです。
勧善懲悪、信賞必罰、因果応報といってしまえばそれまでですが、あのままアイルとリリィが一緒になったところで不幸なことに変わりはありませんし、罪を犯した者は自ら罰を与えるものなのです。それを書かないと、この小説は二重に嘘を書くことになりますからね。
不倫した、邪魔な仲間殺した、一緒になった、ワーイ……では済まない(笑)
さてさて、次回作はどうなりますことやら……。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる