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11.これが、実験……?★
しおりを挟むサラフィナはゆっくりと呼吸をして、秘所を緩めようとした。閨教育ではなく、これは姉たちから直接教わった方法だ。
初めて男性のものを受け入れる時には、とにかくゆっくりと呼吸をしろと二人は言っていた。
今の今まで、それどころではなくて忘れてしまっていた。
しかし。
「ああ、上手だね……。そろそろ全部入れても大丈夫かな?」
「……え? 今、奥まで入ったのではなくて?」
体の中は、すでにいっぱいに押し開かれているような気がするのに、彼は恐ろしいことを言った。
「まさか。まだ半分ちょっとしか入っていないよ。動くよ?」
「えっ、や、まって! んぁあ! あぅっ!」
マーロンが腰を動かすと、サラフィナのお腹が中から押されて、苦しくて、でも気持ちがいい。
彼が腰を振るたびに、肌と肌がぶつかり合う音がする。サラフィナはもうそれに揺さぶられているだけだ。
「ぅくっ、あ、あぅっ! グリグリしないでぇっ」
「それは、無理だ。このまま、……っ、くっ……」
マーロンのものが中でビクビクと動くと、彼の動きもゆるゆるとしたものになる。
彼の美しい顔に汗が伝った。
「……あなたも、達したの……?」
「……うん、君の中で。ああ、暑いな」
彼は汗の滴る髪をかきあげた。
それと同時に髪をくくっていた紐が外れ、その長い髪が落ちてくる。
その銀色の髪は、キラキラと光を反射して、宝石のように綺麗だった。
「サラフィナ? 眠いの?」
「ん……力が入らなくて……帰らないと、いけないのに……」
サラフィナは、急な眠気に襲われていた。懸命に意識を保とうとあがく。
ここは彼の寝室だと聞いた気がする。だとすると、コルトバーン公爵家の屋敷にいるのだろう。
馬車を出してもらえれば、そう時間がかからず、自分の屋敷に帰れる。
でも、頭も手も足もだるいし、とにかく眠たくて起き上がれない。
「皆が、心配して……」
「それは大丈夫。連絡をしておくよ。そのまま眠っていいよ」
「……だめ、起きなきゃ……」
「大丈夫だよ。ねえ、それよりも、私の名前を呼んで?」
「なまえ? マーロン様……?」
「様はいらない。ねえ、サラフィナ? 眠ったの?」
サラフィナは何か言わなければと思うのに、重いまぶたをあげることができなかった。
サラフィナは穏やかな寝息をたてながら眠っていた。
マーロンは名残惜しげに彼女の艶やかな黒髪を撫でると、彼女の中から自身を引き抜いた。
男根が淡く光り、それを覆っていた魔法が消える。
マーロンはベッドのそばに置かれていたガウンを羽織り、魔法の鳥を出現させた。
そして、その鳥に託して、いくつかの伝言を飛ばす。
そうしてから、サラフィナに視線を戻した。
彼女のすらりとした体の、しかし豊満な胸と臀部に目を奪われながら、それを隠すように毛布を掛けた。
そして、魔法陣を出現させると一瞬でかき消えた。
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