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番外編1
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そういえばなんでなっちゃんと田嶋くんはあんなに仲が悪いんだろう。と、勉強会の帰り道に気になってしまった。そこで、一人で考えても仕方がないので、田嶋くんに聞いてみよう!
「田嶋くんはどうしてなっちゃんのことを嫌っているのですか?」
「いっ、いきなりどうしたの?城山さん?」
「気になったので。」
「喋り方がいつもより流暢だね。」
「質問コーナーなので、言い淀んでいると読者の皆さんも読みにくいかなぁって、って細かいことは気にしないでください!」
「城山さんにとっては重要なキャラ設定だと思うんだけど...。」
「キャラ設定とかやめてください。」
「読者とか言い始めたのは城山さんの方なんだけど、」
「とにかく質問コーナーなので、答えてください。田嶋くんとなっちゃんの仲が悪い理由についてです。」
「それは、間宮はいつも出来ないふりをしているが、今日みたいにさらっとなんでもやってのける。それに、間宮はいつもカンに触る事ばかり言うんだ。しかも、俺にばばかり。」
教室では余裕なふりをしているけれどかなり耐えているようだな。
「そっか。」
「その目はなんだ。」
「いえ、」
いつものスカしたような態度をやめればなっちゃんも優しくなるとは思うけど。
「じゃあ、次の質問です。」
「間宮以外の質問で頼む。」
「中学時代はどの部活に入っていましたか?」
「テニス部に入っていた。部長もしていたんだよ。2年生の時には全国大会にも出たんだ。」
やっぱり僕もこの人苦手だな。聞いてもない実績を答えてくれた。今度からはナルシストくんと呼ぼう。
「そうだったんだ。」
「ほかに何か聞きたいことはある?」
なんかこの人面倒だな...。
「聞きたいことがあるならなんでも聞いてくれて構わないんだよ。」
「以上、質問コーナーでした。」
「城山さん、もういいのかい。」
鬱陶しさが先程よりひどくなったところで今回の質問コーナーはおしまいです。また、僕が気になることがあったら、質問コーナーにしていこうと思います。ちなみに、番外編は基本読み飛ばしても大丈夫だよ。
「田嶋くんはどうしてなっちゃんのことを嫌っているのですか?」
「いっ、いきなりどうしたの?城山さん?」
「気になったので。」
「喋り方がいつもより流暢だね。」
「質問コーナーなので、言い淀んでいると読者の皆さんも読みにくいかなぁって、って細かいことは気にしないでください!」
「城山さんにとっては重要なキャラ設定だと思うんだけど...。」
「キャラ設定とかやめてください。」
「読者とか言い始めたのは城山さんの方なんだけど、」
「とにかく質問コーナーなので、答えてください。田嶋くんとなっちゃんの仲が悪い理由についてです。」
「それは、間宮はいつも出来ないふりをしているが、今日みたいにさらっとなんでもやってのける。それに、間宮はいつもカンに触る事ばかり言うんだ。しかも、俺にばばかり。」
教室では余裕なふりをしているけれどかなり耐えているようだな。
「そっか。」
「その目はなんだ。」
「いえ、」
いつものスカしたような態度をやめればなっちゃんも優しくなるとは思うけど。
「じゃあ、次の質問です。」
「間宮以外の質問で頼む。」
「中学時代はどの部活に入っていましたか?」
「テニス部に入っていた。部長もしていたんだよ。2年生の時には全国大会にも出たんだ。」
やっぱり僕もこの人苦手だな。聞いてもない実績を答えてくれた。今度からはナルシストくんと呼ぼう。
「そうだったんだ。」
「ほかに何か聞きたいことはある?」
なんかこの人面倒だな...。
「聞きたいことがあるならなんでも聞いてくれて構わないんだよ。」
「以上、質問コーナーでした。」
「城山さん、もういいのかい。」
鬱陶しさが先程よりひどくなったところで今回の質問コーナーはおしまいです。また、僕が気になることがあったら、質問コーナーにしていこうと思います。ちなみに、番外編は基本読み飛ばしても大丈夫だよ。
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