借金返済ファンタジー チートスキル 全部盛りでお願いします!

桃川鈴加

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圧倒的無双劇

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「【絶対命令・動くな】が通用しないなら...」俺は冷静に次の手を考えた。「別の方法で行くか」

「小賢しい!【古代竜魔法・氷結地獄】!」

カイロスが咆哮すると、大広間全体が瞬時に氷の世界に変わった。床も壁も天井も、すべてが分厚い氷に覆われ、温度は一気に氷点下50度まで下がった。

「これで動きを封じてやる!」

しかし俺は【温度無効化】を発動し、氷の影響を完全に無効化。さらに【完全身体制御】で足場を氷の上でも自在に移動できるようにした。

「氷?涼しくていいじゃん」

「何だと?!」

カイロスが驚いている隙に、

「【重力操作】!」

カイロスの巨体に10倍重力をかける。10メートルの古代竜が床に叩きつけられた。

「ぐわあああ!」

「まだまだ!【電撃支配】!」

天井から雷を落とすだけでなく、俺は雷そのものを自在に操り、カイロスの全身を電撃で包み込んだ。バリバリバリという音と共に、古代竜の鱗が青白く光る。

「馬鹿な...俺の鱗は雷を防ぐはずなのに...」

「【防御無効化】も使ってるからね」

俺はさらに【分身生成】を発動。5体の分身が一斉にカイロスを取り囲む。

「【エネルギー波】連射!」

5方向から同時にエネルギー波が放たれ、カイロスに直撃した。

ドゴォォォン!ドゴォォォン!ドゴォォォン!

「ぐうううう!」

「【時間停止】!」

周囲の時間を3秒間停止させ、その間に俺は【神器創造】で特製の拘束具を作成。時間が動き出すと同時に、カイロスの四肢と首を魔法の鎖で拘束した。

「何だこれは!動けん!」

「【物質変換】で作った特製アダマンタイト合金だからね。古代竜でも簡単には壊せないよ」

カイロスが必死に鎖を引きちぎろうとするが、びくともしない。

「さあ、とどめだ。【終末の一撃】!」

俺の右手に黒いオーラが集まり、それは小さな太陽のような光球となった。その威力は国を一つ消し飛ばすほどだ。

「待て!待ってくれ!」カイロスが慌てて叫んだ。「参った!俺の負けだ!」

「へ?もう降参?」

「そのスキル、マジでヤバイって!国が吹っ飛ぶぞ!」

【万能解析】で確認すると、確かに威力が想定を超えていた。慌てて【終末の一撃】を解除する。

「あ、危なかった。手加減を忘れてた」

拘束具も解除すると、カイロスは床にへたり込んだ。

「5000年生きてきて、これほど一方的に負けたのは初めてだ...」古代竜が心底驚いている。「貴様、本当に化け物だな」

「いや、ただスキルが多いだけだよ」

「127個のチートスキルを完璧に使いこなすなんて...普通じゃない。いや、普通じゃなさすぎる」

戦闘時間はわずか5分。古代竜相手に完全勝利だった。

「でも、戦いながら話してたら楽しかったな」俺が笑う。

カイロスが青ざめる。「恐ろしい男だ」



衝撃の告白

「貴様のスキル、いくつ取得した?」すっかりヘトヘトになったカイロス尋ねる。

「127個だけど」

「「127個だと??」」

「普通ひとつだろ!チートスキルなんだぞ!それを127個ももらったのか...それは自業自得としか...」

「まあな!」

「一つでも十分強力なのに、127個とは...」

やはり俺は異常だったらしい。営業の癖で「全部ください」と言ったのが運の尽きだった。

「この世界の神的存在に騙されてスキルを売りつけられた者が極稀にいるらしい。それは転生者と呼ばれるそうだ」カイロスが説明する。「貴様もその一人か」

「転生者...確かに前世では過労死したしな」

「やはりそうか」カイロスの戦闘が一瞬緩んだ。「貴様、借金はいくらだ?」

「999億...」

カイロスの動きが完全に止まった。

「999億だと?」

「月利15%」

「月利15%...」カイロスが呟く。「俺は2億だ...」

そして次の瞬間、俺たち2人は同時に叫んだ。

「「借金仲間!!」」



借金仲間としての絆

戦闘が完全に中断された。俺とカイロスは向かい合って座り込み、お互いの借金事情を語り合った。

「俺の借金の原因は高級茶葉の爆買いだ」カイロスが恥ずかしそうに話す。「竜王候補だった頃、政治的な接待で高級茶葉を買い漁った。その借金が2億セルンだ」

「茶葉で2億って、どんだけ高級なんだよ」

「一缶100万セルンの『幻の銀霜茶』というのがあってな...」

「100万?!」

「美味いんだ、これが。つい200缶ほど買ってしまった」

200缶で2億。数学が苦手な俺でも計算できる。完全に浪費だ。

「でも、999億に比べたら可愛いものだな」カイロスが苦笑いする。「5000年生きてきたが、借金ほど恐ろしいものはないと痛感している」

「だよな!月利15%とか鬼畜すぎるよ」

「全くだ。複利で計算すると...恐ろしい数字になる」

借金の苦しみを分かち合える相手がいるとは思わなかった。カイロスは古代竜だが、借金仲間としてはこれ以上ない理解者だった。

「ところで」カイロスが振り返る。「宝箱の中身は確か500万セルン相当の財宝だったと思うが...」

「500万?少なくない?」

「昔は大金だったんだが、インフレでな...」

確かに500万では俺の借金の焼け石に水だ。
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