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歴史的和解の第一歩
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「正々堂々と戦い、私は負けた」
ランナは言った。
「騎士としてそれは素直に認める。ルーヴァ・パティ。勝者としてこの命を奪いたいというのなら、それも致し方ないことだ。しかし、互いに殺し合ってまで守ろうとしたものが同じだとしたら?」
「それがテオだというの? 厚かましいにもほどがないかしら? 愛玩奴隷として着せ替え人形にしたい欲望がすべてだとでも? 精霊騎士は教団の目的のために動いているのでしょう?」
ルーヴァは不服そうに言う。
「精霊教のことはよくしらない」
縛られた状態のまま、ランナは言う。
「私は奴隷でこそなかったが、母国がハリフィルスに併合されるまでは下級民だった。精霊力が使えると言われ、騎士に取り立てられたが、特別に精霊教徒という訳でもない。単に、食べていくのに適当だったからそうしていただけだ」
下級民。
奴隷のオレには少し嫌な響きだった。精霊界の人間の身分制度は、貴族、上級民、下級民である。愛玩奴隷は少し違うが、汚れ仕事として奴隷を使うのは主に下級民だ。人間としての地位の低さを物に当たるイメージがある。
「で、テオに惚れたというのね?」
「それもある」
ルーヴァの言葉をランナは素直に認めた。
「だが、さっきの話を聞いて、私はテオの理想に共感した。奴隷を解放する。世界を穏やかにする。それこそが戦うに値する目的だと思った。魔王の娘がその考えを魔王として認めるというのなら、魔族と人間が争わなくても良くなる。どう考えてもいいことだ」
「人間を裏切って、味方になるとでも言うの?」
ルーヴァは呆れたという風に言う。
確かにそうだ。
オレの言ったことではあるが、綺麗事をそのまま受け入れてこれまでの立場を簡単に捨てる人間をそう信用できるものじゃない。食べるための仕事だとしても、元仲間と戦うことにだってなりうるのだ。
「人間同士も魔族同士も争う。人間を裏切ったことにはならない。テオが理想に向かって進むのならばな。それに教団は地上から精霊を信じないものを一掃しようとしている。この場合、私も一掃されるのではないかとずっと思っていた」
ランナは言った。
「精霊力が使えるのに信じてないとでも?」
ルーヴァが転がったその目をのぞき込む。
「……口で言っても伝わらないか。攻撃はしないからまだ殺さないでくれ。きちんと伝えるためだ」
「?」
荷台が煌めきはじめた。
縛られたままのランナの身体が青く光って、幌が内側から膨らむような風が起こったと思うと、頭からスポンと青い鳥のようなものが飛び出してバタバタと羽ばたいている。
「かわいいっ」
黙って見ていたヨニが口を開いた。
「……!」
ニュドもコクコクと頷いている。
「……?」
手綱を持ちながら、オレはそうだろうかと思っていたが口にはしなかった。なんか不格好な丸い鳥だ。あれならまだフライドチキンの方が可愛いと思う。
「私の精霊だ」
「捕まってたフリだったの?」
ルーヴァが言う。
「魔力で精霊力は封じ込められない。やろうと思えば魔法も解除できるだろう。もちろん、目を盗んでやることになるから、これを見せたのは降参の意味だと受け取ってほしいが」
「そうでしょうけどね」
ランナの言葉に渋々頷いている。
「幼い頃からずっと一緒にいた。その頃は他人には見えなかったが、教団の説明によれば、私の精霊力が強まったことで見えるようになったということらしい。スータという。私が勝手に付けた名前で、特に喋ったりできる訳ではない」
「で?」
「精霊は存在する。それを疑う人間はあまりいない。けれども、精霊教団を疑う人間は少なくない。私は衣食住と趣味と幸せな結婚の夢のためにそれに従っていたので偉そうなことは言えないが、スータのようなものが世界を造って、スータのようなもののために世界を統べるべきだと言われても、あまり納得できない」
「……」
理屈は通るな。
精霊ってもっと神聖な感じのものだと思ってたのはオレも一緒だ。体毛は煌めいているが、その羽ばたく様はよたよたして頼りない。
「幸せな結婚……」
だが、ルーヴァは別のところに食いつく。
「それはテオと?」
「ああ」
ランナは強く頷いた。
「……」
そこは迷いないんだ。
夫に女装させたいというお嫁さんなんだ。オレはまったく納得できないよ。女装した方が多少興奮する場合があるとしても、世間向けに見せる露出趣味はないからね。ないからね。
秘めてこそエロス。
「側室になりたいと」
ルーヴァは突き詰めた。
「現時点では敗者だ。それも仕方ない」
「現時点では?」
「私が共感したのはテオの理想だ。それを選んだ魔王の娘の慧眼に敬意は払う」
ランナは非常に落ち着いていた。
「逆に問うが魔族からしても人間の魔王を立てるのに反対する勢力は出るだろう。ルーヴァ・パティ。それは魔族に対しての、いや、父親である前魔王に対する裏切りにはならないのか?」
「六年もだれも助けにこなかった」
ルーヴァは言う。
「お父様に対しての忠誠心なんてそんなものなのよ。武力で魔界を制覇して、魔王の証でその立場を認めさせてただけだからね。結局は。だから、わたしも自由にさせてもらう。それだけよ」
「魔族は力がすべてか」
「そうだったわ。だからこそ、テオがいいの」
ルーヴァとランナは真剣に互いの目を見つめていた。獣車を走らせながら、オレはその緊張感を感じる。魔族と人間が共に暮らす国を建てるのなら、精霊力という人間側の力を持ったランナが加わってくれるのは貴重なことだ。その意味では積極的に受け入れてもいい。敵だとしても、敵を使えというマリの意見もある。
様子を見るには悪くない。
しかし下手な口出しは出来なかった。
オレがプロポーズしたのはルーヴァだ。ルーヴァが受け入れない相手を、オレが受け入れてしまっては軋轢ができる。任せるしかないのだ。なんか主体性ないみたいで嫌だが、こういう女の序列は前世の記憶がまったく役に立たないので迂闊に手を出せないというのが本音でもある。
「人間と戦えとは言わないわ」
しばらくしてルーヴァが口を開いた。
「テオを守る力を貸してもらえるのなら」
「無論だ」
縄を解かれて、ランナが立ちあがる。
「理想のために、そして共に萌えるものとして」
「ええ、萌え萌えよ!」
二人が握手した。
野獣の眼光が背中に突き刺さって、オレは寒気を覚えた。魔族と人間の戦う者同士の歴史的和解の第一歩が、イケメンに萌える女の会である。異世界の歴史がまた一ページ汚れた。
「で、具体的にどんな服をテオに?」
「紙とペンがあれば」
「ニュド、あるよね?」
「……」
「ヨニにも見せてください」
荷台に積まれていた木箱を机に、女たちが集まってごそごそとしはじめる。ルーヴァはずっとそれが気になっていたらしい。いや、素直だと思うけどね。そういうところも可愛いんじゃないかな。なんか自分に言い聞かせてる風だけど。
「こんなの、アリなのっ!?」
しばらくして、ルーヴァが叫んだ。
「はなぢっ」
ヨニが鼻を拭っている。
「理解者が現れて私はうれしい」
頬を赤らめながら、ランナは満足気だ。
「凄いわ。あなた騎士をやめても服飾家でやっていけるわ。こんな、紐の組み合わせで男を萌えさせることができるなんて」
「肉体の美しさを強調するのが男の服だ」
「こ、ここ。この部分はどうなってるの?」
ルーヴァは激しく食いついている。
「後ろから見ると、こうだ」
「!」
ニュドがひっくり返って、御者台の方に走ってくると、振り返る顔を思いっきり前に向けさせる。見るなってことなのはわかるけど。
着るのオレですよね?
後で見せてもらったが、この方向に服飾が発展すると女が男の裸を商品として広く消費していく世界になるようなゾクっとする予感がした。前世の逆というか、魔力や精霊力の存在によって男女差が力の決定的な差にならないので平等ってことかもしれないが。
そんなこんなで二日後に国境に到着する。
「ルーヴァ・パティご一行様!」
強行突破もありうると考えていたが、
「「「「「ようこそゼラブァーへ!」」」」」
国境の検問所は歓迎ムードだった。
ランナは言った。
「騎士としてそれは素直に認める。ルーヴァ・パティ。勝者としてこの命を奪いたいというのなら、それも致し方ないことだ。しかし、互いに殺し合ってまで守ろうとしたものが同じだとしたら?」
「それがテオだというの? 厚かましいにもほどがないかしら? 愛玩奴隷として着せ替え人形にしたい欲望がすべてだとでも? 精霊騎士は教団の目的のために動いているのでしょう?」
ルーヴァは不服そうに言う。
「精霊教のことはよくしらない」
縛られた状態のまま、ランナは言う。
「私は奴隷でこそなかったが、母国がハリフィルスに併合されるまでは下級民だった。精霊力が使えると言われ、騎士に取り立てられたが、特別に精霊教徒という訳でもない。単に、食べていくのに適当だったからそうしていただけだ」
下級民。
奴隷のオレには少し嫌な響きだった。精霊界の人間の身分制度は、貴族、上級民、下級民である。愛玩奴隷は少し違うが、汚れ仕事として奴隷を使うのは主に下級民だ。人間としての地位の低さを物に当たるイメージがある。
「で、テオに惚れたというのね?」
「それもある」
ルーヴァの言葉をランナは素直に認めた。
「だが、さっきの話を聞いて、私はテオの理想に共感した。奴隷を解放する。世界を穏やかにする。それこそが戦うに値する目的だと思った。魔王の娘がその考えを魔王として認めるというのなら、魔族と人間が争わなくても良くなる。どう考えてもいいことだ」
「人間を裏切って、味方になるとでも言うの?」
ルーヴァは呆れたという風に言う。
確かにそうだ。
オレの言ったことではあるが、綺麗事をそのまま受け入れてこれまでの立場を簡単に捨てる人間をそう信用できるものじゃない。食べるための仕事だとしても、元仲間と戦うことにだってなりうるのだ。
「人間同士も魔族同士も争う。人間を裏切ったことにはならない。テオが理想に向かって進むのならばな。それに教団は地上から精霊を信じないものを一掃しようとしている。この場合、私も一掃されるのではないかとずっと思っていた」
ランナは言った。
「精霊力が使えるのに信じてないとでも?」
ルーヴァが転がったその目をのぞき込む。
「……口で言っても伝わらないか。攻撃はしないからまだ殺さないでくれ。きちんと伝えるためだ」
「?」
荷台が煌めきはじめた。
縛られたままのランナの身体が青く光って、幌が内側から膨らむような風が起こったと思うと、頭からスポンと青い鳥のようなものが飛び出してバタバタと羽ばたいている。
「かわいいっ」
黙って見ていたヨニが口を開いた。
「……!」
ニュドもコクコクと頷いている。
「……?」
手綱を持ちながら、オレはそうだろうかと思っていたが口にはしなかった。なんか不格好な丸い鳥だ。あれならまだフライドチキンの方が可愛いと思う。
「私の精霊だ」
「捕まってたフリだったの?」
ルーヴァが言う。
「魔力で精霊力は封じ込められない。やろうと思えば魔法も解除できるだろう。もちろん、目を盗んでやることになるから、これを見せたのは降参の意味だと受け取ってほしいが」
「そうでしょうけどね」
ランナの言葉に渋々頷いている。
「幼い頃からずっと一緒にいた。その頃は他人には見えなかったが、教団の説明によれば、私の精霊力が強まったことで見えるようになったということらしい。スータという。私が勝手に付けた名前で、特に喋ったりできる訳ではない」
「で?」
「精霊は存在する。それを疑う人間はあまりいない。けれども、精霊教団を疑う人間は少なくない。私は衣食住と趣味と幸せな結婚の夢のためにそれに従っていたので偉そうなことは言えないが、スータのようなものが世界を造って、スータのようなもののために世界を統べるべきだと言われても、あまり納得できない」
「……」
理屈は通るな。
精霊ってもっと神聖な感じのものだと思ってたのはオレも一緒だ。体毛は煌めいているが、その羽ばたく様はよたよたして頼りない。
「幸せな結婚……」
だが、ルーヴァは別のところに食いつく。
「それはテオと?」
「ああ」
ランナは強く頷いた。
「……」
そこは迷いないんだ。
夫に女装させたいというお嫁さんなんだ。オレはまったく納得できないよ。女装した方が多少興奮する場合があるとしても、世間向けに見せる露出趣味はないからね。ないからね。
秘めてこそエロス。
「側室になりたいと」
ルーヴァは突き詰めた。
「現時点では敗者だ。それも仕方ない」
「現時点では?」
「私が共感したのはテオの理想だ。それを選んだ魔王の娘の慧眼に敬意は払う」
ランナは非常に落ち着いていた。
「逆に問うが魔族からしても人間の魔王を立てるのに反対する勢力は出るだろう。ルーヴァ・パティ。それは魔族に対しての、いや、父親である前魔王に対する裏切りにはならないのか?」
「六年もだれも助けにこなかった」
ルーヴァは言う。
「お父様に対しての忠誠心なんてそんなものなのよ。武力で魔界を制覇して、魔王の証でその立場を認めさせてただけだからね。結局は。だから、わたしも自由にさせてもらう。それだけよ」
「魔族は力がすべてか」
「そうだったわ。だからこそ、テオがいいの」
ルーヴァとランナは真剣に互いの目を見つめていた。獣車を走らせながら、オレはその緊張感を感じる。魔族と人間が共に暮らす国を建てるのなら、精霊力という人間側の力を持ったランナが加わってくれるのは貴重なことだ。その意味では積極的に受け入れてもいい。敵だとしても、敵を使えというマリの意見もある。
様子を見るには悪くない。
しかし下手な口出しは出来なかった。
オレがプロポーズしたのはルーヴァだ。ルーヴァが受け入れない相手を、オレが受け入れてしまっては軋轢ができる。任せるしかないのだ。なんか主体性ないみたいで嫌だが、こういう女の序列は前世の記憶がまったく役に立たないので迂闊に手を出せないというのが本音でもある。
「人間と戦えとは言わないわ」
しばらくしてルーヴァが口を開いた。
「テオを守る力を貸してもらえるのなら」
「無論だ」
縄を解かれて、ランナが立ちあがる。
「理想のために、そして共に萌えるものとして」
「ええ、萌え萌えよ!」
二人が握手した。
野獣の眼光が背中に突き刺さって、オレは寒気を覚えた。魔族と人間の戦う者同士の歴史的和解の第一歩が、イケメンに萌える女の会である。異世界の歴史がまた一ページ汚れた。
「で、具体的にどんな服をテオに?」
「紙とペンがあれば」
「ニュド、あるよね?」
「……」
「ヨニにも見せてください」
荷台に積まれていた木箱を机に、女たちが集まってごそごそとしはじめる。ルーヴァはずっとそれが気になっていたらしい。いや、素直だと思うけどね。そういうところも可愛いんじゃないかな。なんか自分に言い聞かせてる風だけど。
「こんなの、アリなのっ!?」
しばらくして、ルーヴァが叫んだ。
「はなぢっ」
ヨニが鼻を拭っている。
「理解者が現れて私はうれしい」
頬を赤らめながら、ランナは満足気だ。
「凄いわ。あなた騎士をやめても服飾家でやっていけるわ。こんな、紐の組み合わせで男を萌えさせることができるなんて」
「肉体の美しさを強調するのが男の服だ」
「こ、ここ。この部分はどうなってるの?」
ルーヴァは激しく食いついている。
「後ろから見ると、こうだ」
「!」
ニュドがひっくり返って、御者台の方に走ってくると、振り返る顔を思いっきり前に向けさせる。見るなってことなのはわかるけど。
着るのオレですよね?
後で見せてもらったが、この方向に服飾が発展すると女が男の裸を商品として広く消費していく世界になるようなゾクっとする予感がした。前世の逆というか、魔力や精霊力の存在によって男女差が力の決定的な差にならないので平等ってことかもしれないが。
そんなこんなで二日後に国境に到着する。
「ルーヴァ・パティご一行様!」
強行突破もありうると考えていたが、
「「「「「ようこそゼラブァーへ!」」」」」
国境の検問所は歓迎ムードだった。
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