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勝手にスライムと呼んでる
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太陽が二つ落ちた夕方に宿に到着する。
部屋に荷物を運び込んだ後、奴隷用の部屋に連れて行かれる。ルーヴァを王女として歓待している状況下では、その奴隷であるオレも高貴な身分の人物の持ち物としてそれなりの扱いを受ける。前世で言えばビジネスホテルぐらいの、要するに贅沢を望まなければ悪くはない部屋だった。
自由に行動していい訳ではないのは違うが。
「やっぱ窮屈だな」
顔に巻いた包帯をやっと取れる開放感はある。水瓶から桶に水を移してまず顔を洗い、その水で包帯も洗う。精霊界の水は潤沢だが、奴隷が自由に使えるというものでもない。
上下水道の普及率はそれほどでもない。
それでも精霊樹が汚水も吸い上げてしまうらしく、綺麗な水が容易に手に入るのは、前世の環境を考えるとありがたいことだ。泥水を啜るところまではちょっと覚悟が出来てない。
「風呂は貴重だった」
マリの屋敷でちゃんと入れれば。
「ヨニがいると思って言ってます?」
「言ってる」
ボロ布で身体を拭いてる背後からこっそりと入ってきた人間と魔族のハーフ少女に気づかない訳がない。風呂場ではリラックスしすぎて意識できなかったが、ピンクの肌からは少し甘い匂いがしている。例の眠らせる魔力の関係だろう。
「よばれたから」
メイド姿のヨニはなにやらモジモジしている。
「ヨニのからだがめあてです?」
「違う」
そのつもりなら父親のついでにどうにかした。
「売り飛ばした子供の行方を調べようと思う」
「テオ……」
ヨニは目を丸くした。
少し嬉しそうだ。
「言っておくが、ヨニのためじゃない」
だが、オレは努めて冷ややかに言った。
希望を持たせる気はない。
「予想ではほとんど死んでる。運良く見つかったとしても、その子供はお前を恨んでいるだろう。そしてオレはお前の肩は持たない」
間違っても、この少女の罪悪感を軽減するための行動ではない。
オレが魔王になり、奴隷を解放していくと考えたときに、人身売買は間違いなく敵であるというだけだ。力のない今ではなにもできないかもしれないが、実体は把握して置かなきゃいけない。売られる側だけでなく、売る側や買う側についてもだ。
マリに言われたことももちろんあるが。
「うん」
「けれど、別に子供同士で殺し合えとは思っていない。ヨニにも事情はあったことは理解している。見つかったとして、無理矢理に会わせる気もないし、謝罪する必要もないと思ってる。それで気を楽にするのは売られた側より売った側だ」
「……」
オレの言葉にヨニの表情は暗くなる。
自分でも年端もいかない子供に酷なことを言ってるとは思うが、オレたちに同行して楽しく生きられると思ってもらっても困る。ルーヴァは姉妹を敵に回す覚悟であり、ランナは少なくとも過去の仲間を敵に回す寝返りだ。言うまでもなく茨の道を進んでる。
そしてオレは人間の敵かもしれない。
ずっと苦悩しろとは言わないが、やったことを悔やむこともしなくなったら終わりだ。そして自分を納得させられる生き方を見つけてほしいと思う。偉そうだが、まぁ、保護者を引き継いでしまったようなものだ。
オレも自分を律していかないといけない。
「それじゃ、全員の名前と人相を教えてくれ。当然、忘れちゃいないだろ? 忘れてるなら思い出すところからだが」
「わすれてません」
ヨニは頷いて五人の子供の名前と特徴を紙に書きはじめた。全員が魔族であるようで、個性があるのは探す意味ではありがたいが、対峙することを考えるとただの人間としては不安もある。
「……よし、じゃあ、戻っていいぞ」
「あの、ヨニもさがすのを」
「お前にはランナの様子を見張ってもらいたい」
手伝うと言い出すのはわかっていたので、オレは先回りして指示を出す。獣車に掴まりながら使うということについて考えた結論だ。
「みはる?」
「ルーヴァはオレの心配ばかりしているけど、むしろ狙われるのは魔王になるかもしれない人間の男より、実際に魔王を選べる娘であるルーヴァの方だ。わかるよな」
「……」
ヨニはオレの言葉に頷いた。
「ランナがオレに共感した、その言葉を疑ってる訳でもないが、人の心がどう変わるかはわからない。周りが魔族だらけのこの国では大丈夫だろうが、これから先は精霊騎士の力を利用しようとする存在も出てくるかも知れない」
これも獣車で考えていたことだ。
「ヨニにはランナと親しくなってもらう。いざとなれば、魔力も使えるその身体はオレよりも役に立つだろう。そしてルーヴァを守るために行動してくれ。変化があれば報告だ」
「わかりました」
ヨニは少し考えて、そう言った。
「母親のことは辛かったと思うけど、どうしようもない過去も、人生の糧の内だ。オレもそうしてる。お互い、なんとか生き延びよう」
オレはそう言って握手を求めた。
「はい」
ヨニは両手でそれに応じた。
子供だが、子供のままではいられない。
奴隷としてのオレがそうであったように、ヨニも過酷な生き方を避けられないだろう。約束はできないが、それがいつか報われると思いたい気持ちはある。人間と魔族の間に生まれることが特別視されないような穏やかな世界になれば。
「……」
ヨニが出て行ってからしばらく、オレは硬いベッドに横たわってなんか偉そうな説教をしたことの恥ずかしさに悶える。またイケメン病が出た感じだ。なに言っても説得力が出る顔ってのは本当に問題だと思う。
自分の存在感が一人歩きしてる。
「あーあ」
魔王になるって大変だ。
ヨニが言っていたことによると、今夜、ルーヴァはなんか領主と会うらしいし、歓迎されたからと言って、旅が楽になる訳でもないみたいだ。そりゃ政治利用もされる立場なんだろうが。
包帯が乾くのを待って顔に巻き、部屋を出る。
すっかり夜になっていた。
もちろん宿側が奴隷を逃がさないように部屋の外側から鍵をかけて閉じこめている訳だけれども、だから出られないというものでもない。換気用の小窓に身体を滑り込ませて、建物の石壁を這うぐらいのことはできる。
魔族の国だからこそ、人間を軽んじてる。
一端外に出て、それから宿内に潜り込み変装用の服を拝借することにする。奴隷の姿で歩くのは流石に目立ちすぎるからだ。宿の従業員は制服らしきものを来ていたので、私服がどこかにあるはずだ。
「……」
更衣室を探して鍵を開け。
「あ、だめっ、そんなことっ」
「いいんだろ。ほら、もうこんなになってる」
「……」
こっそりと入ろうとしたら逢瀬の真っ最中だった。どこのエロ本だと他人事のようには言えないが、なんかうねうねとした魔族がニ体絡み合っている。人間型同士でないので、なにがこんなになってるのかよくわからない。
勝手にスライムと呼んでるタイプの魔族。
「へっへ」
「ふぅふぅ」
ねちょねちょねとねちょ。
泥みたいな色のと、パンみたいな色の、透明感がない液体生物が重なってる。地面に落ちた鏡餅的な状態。男の方はわりと良い声してるのが微妙に腹立つな。女の方はちょっとおばちゃん臭いが。
「……」
どうしようか。
どこに目があるかもわからないが、没頭しているようなので思い切って中に入ってみる。あの魔族はRPGの雑魚敵よろしく、精霊界でも魔族の中では下に見られてる口だ。どの客の持ち物であるにしても宿が預かっている奴隷にいきなり攻撃はしてこないだろう。
「孕めっ! 孕めぇっ!」
「孕むっ! 孕むぅっ!」
なんかきたない色のスライムが産まれそう。
そんなことを思いながら、木製のロッカーを物色していく。ほどなく人間型の魔族のものと思われる服を発見する。ぐちゃぐちゃと交尾の音がうるさいのでここで着替えてしまう。
「おううっ!」
「あうううっ!」
そしてさっさと更衣室を後にしようとした。
「待てよ」
だが、ぐったりしたように見えた泥色のスライムがぐぐっと大きくその面積を広げて、ドアを塞いでくる。面積が広がると核らしき輝きがその内側に見て取れた。
「タダ見か?」
「……」
口調にちょっとイラっとくるものがある。
なんだろうこの感じ。
スライム界のイケメン気取り?
部屋に荷物を運び込んだ後、奴隷用の部屋に連れて行かれる。ルーヴァを王女として歓待している状況下では、その奴隷であるオレも高貴な身分の人物の持ち物としてそれなりの扱いを受ける。前世で言えばビジネスホテルぐらいの、要するに贅沢を望まなければ悪くはない部屋だった。
自由に行動していい訳ではないのは違うが。
「やっぱ窮屈だな」
顔に巻いた包帯をやっと取れる開放感はある。水瓶から桶に水を移してまず顔を洗い、その水で包帯も洗う。精霊界の水は潤沢だが、奴隷が自由に使えるというものでもない。
上下水道の普及率はそれほどでもない。
それでも精霊樹が汚水も吸い上げてしまうらしく、綺麗な水が容易に手に入るのは、前世の環境を考えるとありがたいことだ。泥水を啜るところまではちょっと覚悟が出来てない。
「風呂は貴重だった」
マリの屋敷でちゃんと入れれば。
「ヨニがいると思って言ってます?」
「言ってる」
ボロ布で身体を拭いてる背後からこっそりと入ってきた人間と魔族のハーフ少女に気づかない訳がない。風呂場ではリラックスしすぎて意識できなかったが、ピンクの肌からは少し甘い匂いがしている。例の眠らせる魔力の関係だろう。
「よばれたから」
メイド姿のヨニはなにやらモジモジしている。
「ヨニのからだがめあてです?」
「違う」
そのつもりなら父親のついでにどうにかした。
「売り飛ばした子供の行方を調べようと思う」
「テオ……」
ヨニは目を丸くした。
少し嬉しそうだ。
「言っておくが、ヨニのためじゃない」
だが、オレは努めて冷ややかに言った。
希望を持たせる気はない。
「予想ではほとんど死んでる。運良く見つかったとしても、その子供はお前を恨んでいるだろう。そしてオレはお前の肩は持たない」
間違っても、この少女の罪悪感を軽減するための行動ではない。
オレが魔王になり、奴隷を解放していくと考えたときに、人身売買は間違いなく敵であるというだけだ。力のない今ではなにもできないかもしれないが、実体は把握して置かなきゃいけない。売られる側だけでなく、売る側や買う側についてもだ。
マリに言われたことももちろんあるが。
「うん」
「けれど、別に子供同士で殺し合えとは思っていない。ヨニにも事情はあったことは理解している。見つかったとして、無理矢理に会わせる気もないし、謝罪する必要もないと思ってる。それで気を楽にするのは売られた側より売った側だ」
「……」
オレの言葉にヨニの表情は暗くなる。
自分でも年端もいかない子供に酷なことを言ってるとは思うが、オレたちに同行して楽しく生きられると思ってもらっても困る。ルーヴァは姉妹を敵に回す覚悟であり、ランナは少なくとも過去の仲間を敵に回す寝返りだ。言うまでもなく茨の道を進んでる。
そしてオレは人間の敵かもしれない。
ずっと苦悩しろとは言わないが、やったことを悔やむこともしなくなったら終わりだ。そして自分を納得させられる生き方を見つけてほしいと思う。偉そうだが、まぁ、保護者を引き継いでしまったようなものだ。
オレも自分を律していかないといけない。
「それじゃ、全員の名前と人相を教えてくれ。当然、忘れちゃいないだろ? 忘れてるなら思い出すところからだが」
「わすれてません」
ヨニは頷いて五人の子供の名前と特徴を紙に書きはじめた。全員が魔族であるようで、個性があるのは探す意味ではありがたいが、対峙することを考えるとただの人間としては不安もある。
「……よし、じゃあ、戻っていいぞ」
「あの、ヨニもさがすのを」
「お前にはランナの様子を見張ってもらいたい」
手伝うと言い出すのはわかっていたので、オレは先回りして指示を出す。獣車に掴まりながら使うということについて考えた結論だ。
「みはる?」
「ルーヴァはオレの心配ばかりしているけど、むしろ狙われるのは魔王になるかもしれない人間の男より、実際に魔王を選べる娘であるルーヴァの方だ。わかるよな」
「……」
ヨニはオレの言葉に頷いた。
「ランナがオレに共感した、その言葉を疑ってる訳でもないが、人の心がどう変わるかはわからない。周りが魔族だらけのこの国では大丈夫だろうが、これから先は精霊騎士の力を利用しようとする存在も出てくるかも知れない」
これも獣車で考えていたことだ。
「ヨニにはランナと親しくなってもらう。いざとなれば、魔力も使えるその身体はオレよりも役に立つだろう。そしてルーヴァを守るために行動してくれ。変化があれば報告だ」
「わかりました」
ヨニは少し考えて、そう言った。
「母親のことは辛かったと思うけど、どうしようもない過去も、人生の糧の内だ。オレもそうしてる。お互い、なんとか生き延びよう」
オレはそう言って握手を求めた。
「はい」
ヨニは両手でそれに応じた。
子供だが、子供のままではいられない。
奴隷としてのオレがそうであったように、ヨニも過酷な生き方を避けられないだろう。約束はできないが、それがいつか報われると思いたい気持ちはある。人間と魔族の間に生まれることが特別視されないような穏やかな世界になれば。
「……」
ヨニが出て行ってからしばらく、オレは硬いベッドに横たわってなんか偉そうな説教をしたことの恥ずかしさに悶える。またイケメン病が出た感じだ。なに言っても説得力が出る顔ってのは本当に問題だと思う。
自分の存在感が一人歩きしてる。
「あーあ」
魔王になるって大変だ。
ヨニが言っていたことによると、今夜、ルーヴァはなんか領主と会うらしいし、歓迎されたからと言って、旅が楽になる訳でもないみたいだ。そりゃ政治利用もされる立場なんだろうが。
包帯が乾くのを待って顔に巻き、部屋を出る。
すっかり夜になっていた。
もちろん宿側が奴隷を逃がさないように部屋の外側から鍵をかけて閉じこめている訳だけれども、だから出られないというものでもない。換気用の小窓に身体を滑り込ませて、建物の石壁を這うぐらいのことはできる。
魔族の国だからこそ、人間を軽んじてる。
一端外に出て、それから宿内に潜り込み変装用の服を拝借することにする。奴隷の姿で歩くのは流石に目立ちすぎるからだ。宿の従業員は制服らしきものを来ていたので、私服がどこかにあるはずだ。
「……」
更衣室を探して鍵を開け。
「あ、だめっ、そんなことっ」
「いいんだろ。ほら、もうこんなになってる」
「……」
こっそりと入ろうとしたら逢瀬の真っ最中だった。どこのエロ本だと他人事のようには言えないが、なんかうねうねとした魔族がニ体絡み合っている。人間型同士でないので、なにがこんなになってるのかよくわからない。
勝手にスライムと呼んでるタイプの魔族。
「へっへ」
「ふぅふぅ」
ねちょねちょねとねちょ。
泥みたいな色のと、パンみたいな色の、透明感がない液体生物が重なってる。地面に落ちた鏡餅的な状態。男の方はわりと良い声してるのが微妙に腹立つな。女の方はちょっとおばちゃん臭いが。
「……」
どうしようか。
どこに目があるかもわからないが、没頭しているようなので思い切って中に入ってみる。あの魔族はRPGの雑魚敵よろしく、精霊界でも魔族の中では下に見られてる口だ。どの客の持ち物であるにしても宿が預かっている奴隷にいきなり攻撃はしてこないだろう。
「孕めっ! 孕めぇっ!」
「孕むっ! 孕むぅっ!」
なんかきたない色のスライムが産まれそう。
そんなことを思いながら、木製のロッカーを物色していく。ほどなく人間型の魔族のものと思われる服を発見する。ぐちゃぐちゃと交尾の音がうるさいのでここで着替えてしまう。
「おううっ!」
「あうううっ!」
そしてさっさと更衣室を後にしようとした。
「待てよ」
だが、ぐったりしたように見えた泥色のスライムがぐぐっと大きくその面積を広げて、ドアを塞いでくる。面積が広がると核らしき輝きがその内側に見て取れた。
「タダ見か?」
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