妻を親友にNTRれてから、美少女な生徒達から「奥さんの代わりだと思って抱いてください」と迫られるようになりました

田中又雄

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NTRと来訪

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「そういえば...来週の結婚記念日どうする?」と、珍しく一緒に食事をしている最中にそんな質問をする。

「あぁ...うん...結婚記念日って...来週だったっけ。ごめん。その日はちょっと職場の人との飲みがあるから」

 あっさりと断られた。
妻はいい会社に勤めているし、役職にも就いているためただの教師をしている俺よりも遥かに給料が高い。

 付き合ってから10年、結婚してから3年...。
最近はお互いの仕事の関係でなかなか話す機会はなかったが、それでも俺はうまくやっているつもりだった。

 まぁ、10年の付き合いともなればこんなものかと思っていたし、少なくても俺には不満はなかった。

 強いて言うなら、あまりお酒が強くないはずなのに、よく職場の人と飲みに行っているなと思うくらいだった。
別にその頻度も月に3回程度で極端に多いわけでもないし、気にはしていなかった。

 しかし、それは突然、何の前触れもなくやってきた。


 ◇

 ある日の仕事帰り。
いつもより少し早く仕事を切り上げて、家に帰っていた。

 せっかくなら今度の休日でどこかに旅行に行きたいな。
いきなりだけど、どこか予約取れたりするところあるかな?
確か、二人とも明日は休みだったよな。

 そうして、玄関を開けると、部屋の中は真っ暗だった。

 珍しいな。いつもなら俺より先に帰っているのに...。

 そのまま、家に上がり、リビングの電気をつけると、いつもと変わらぬ風景が広がっていた。

 少し違うとすれば、テーブルに大きな1枚の紙と、手紙らしき何かと、結婚指輪が置かれていたことだった。

 なんだ?と思いながら、その大きな紙をまじまじと見ると、それは...離婚届だった。

「...は?」

 思わずそんな声があふれる。
驚きというか、理解ができない現状にそんな言葉しか出なかった。

 焦りながらその手紙を開けると、そこには便箋で10枚ほどの別れの手紙が書いてあった。

 正直、その手紙なんて放り出して今すぐ妻に連絡をするべきなのに、なぜかそんな気にはなれなかった。
妙に冷静というか、事態を整理しようと、深呼吸してから手紙を読み始めた。

 書かれれていたのは離婚に至った理由...具体的には自分の不倫についてと、その不倫相手との関係をきれなかったこと、嫌いではないが心のどこかで俺のことを好きではなくなっていたことなどが、妻の乱雑な字で生々しく書かれていた。

 そして、最後に相手の名前が書いてあった。

 その瞬間、全身の力が抜けた気がした。

 そこにかいてあったのは俺の親友の名前だった。

 10枚の手紙を読み終えるのに、さほど時間はかからなかった。
俺はそのままソファに座り込む。

 内容は理解ができた。
理解はできたが納得はできなかった。
急いで妻に連絡するも、当然つながらず、親友も電話に出なかった。

 妻の両親に連絡するも、何故か電話出た瞬間に切れられて、そのまま着信拒否。
理解できない現状に俺はただただ呆然とする以外の選択肢がなかった。

「...なんなんだよ」

 その日は買ってきたお酒を無理やりのどに通して、潰れるように眠った。


 ◇翌日

 目を覚ますと、時刻は8時を過ぎていた。

 最悪の寝起きとともに、昨日と変わらずさみしいリビングがそこにあった。

 もうどうでもよかった。
本当ならとっくに家を出ている時間。
しかし、当然仕事に行く気力なんてなく、そのまま学校に電話して、事情と共に少しの間休む旨を伝えた。

 ちなみに、今年度は副担を任されており、担任ではないためまぁ、1週間くらいはどうにかなるらしい。
もし担任だったら1週間とか開けられないもんな…。

 有給も込みで1週間のお休みをいただくことができたのだが、特に外に出るわけでもなく、暗闇の中ただ時間が過ぎていった。

 本当であれば色々とやらないといけないことがあるのだが、気力が湧かない。
仮に不倫相手が全く知らない誰かなら、復讐心が湧いてそれを糧に色々とできたかもしれない。

 しかし、よりにもよって、不倫相手が中学時代から仲が良い親友となると話が変わってくる。
復讐心より今はただただ喪失感に襲われていた。

 そうして、3日目がたった頃にはペットボトルがそこら辺に転がっていたり、2日前に食べたカップ麺もそのままでかなり部屋は荒れており、ゴミ屋敷のようになっていた。

 片付ける気力も沸くことはなかった。

 そうして、ひたすら無駄な時間を過ごしていると、インターホンが鳴る。

 時刻は16:30。
来客の予定はない。
もしかしたら、心配してくれた同僚の先生が来てくれたのだろうか?
しかし、まともに風呂にすら入っていない姿では会う気にもなれず居留守を使うことにした。

 だが、1分おきにインターホンが押され、10分以上それが続いた時、流石に腹が立って、玄関を開けることにした。

 ったく…なんなんだよ。

 そうして、勢いよく扉を開けると、そこに立っていたのは俺の担当しているクラスの学級委員であり、生徒会長をしている鏡《かがみ》 志保《しほ》だった。

「...鏡...なんでここに」
「事情は聞いていたので。心配になってきました。...お風呂すらちゃんと入ってないように見えますけど。全く、仕方ない人ですね。私が掃除しますので、家に入れてください」と、言うのだった。
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