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巨乳バレーボール少女
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「せ、...先生...!?//び、びっくりした…//」
「お、おう…こっちもびっくりしたぞ。今日部活は?」
「きょ、今日は休みで…//」
「そうか。部活、続けられてるんだな」
「は、はい!//せ、先生のおかげです…。せ、先生は…大丈夫…ですか?//」
大きな体とは正反対に相変わらず消え入りそうなほど小さな声で俺にそう囁く。
紅音は鏡と同じく俺が副担しているクラスの生徒だった。
1、2年と担任をしていた頃、どっちも俺のクラスにいて、真面目で手のかからない優等生であった。
大きな身長を生かし、女子バレーボールのエースをしており、全国クラスの実力を持っている彼女だが、その性格はあまり部活向きではなく、むしろかなりインドアだ。
部活をやめようか悩んでいた時に相談に乗ったりもした。
そもそも、バレーを始めたのも周りに勧められたことがキッカケで始めたらしく、自分のやりたいことと才能のギャップをずっと抱えていたらしい。
俺も高校まで部活をしていたが、全く才能はなく努力だけをし続ける凡人だった。
当時はそういう凡人から見て、才能がある人間はやっぱり羨ましく、妬ましかった気持ちは少なからずあった。
きっと、彼女自身もそういう目線とかに耐えながら続けるということに、ストレスを感じていたのだろう。
そんな凡人からのアドバイスとして、他人に勧められたからとか、そうではなくもう一度、自分からバレーに向き合ってみては?と伝えたのだ。
それからというもの、楽しくバレーをしている姿をよく目にして、時々俺に「...先生のおかげで今すごくバレーが楽しいです」と、そんなことを報告してくれるようになっていた。
そういう意味では普通の生徒に比べて少しだけ深い関係であった。
「...あぁ...大丈夫だ。心配かけて悪いな」
「...いえ…あっ!し、心配じゃないって意味じゃなくて!えっと…その…//」と、慌てる。
「あー、大丈夫、大丈夫」というと、少ししょんぼりする。
相変わらず凹みやすいというか…。
「...まぁ、俺のことは気にしなくて大丈夫だ」
「...わ、私にできることとか...何かありませんか...!」と、胸に手を当てながら前のめりにそう言った。
「あー...いや...とりあえず、大丈夫だから。心配してくれてありがとうな」
「...私じゃ…役に立ちませんか?」
「いや、そうではなくでな…」と、ポリポリと頬をかく。
「...ちなみに、今日は...夜ご飯何にする予定ですか?//」と、俺のカゴを見ながら質問する。
「カレーだな」
「わかりました。...じゃあ、私が作ります」
「え?いや、だ、大丈夫だよ」
「...私の作ったカレーなんて食べたくないですか?」
「いや、そうじゃないけど...」
「じゃあ、いいですね。行きますから!!//」と、いつになく頑固にそう言われた。
そうして、普段のおとなしい感じとは違い、強引に俺の家まで着いてくるのだった。
◇
連日、生徒を家の中に連れ込んでしまった。
いや、連れ込んではいないけど…。
けど、こんなことが親御さんなり、同僚なりにバレれば、いよいよまずいことになると思うのだが...。
すると、家に入るなり「あれ…先生って結婚されてましたよね…?」と聞かれて、素直に白状する。
「…まぁ、離婚してな。その関係でちょっと休みもらってるんだ」
「そ…そうだったんですね…」と、何で返していいか分からずアワアワとする。
相変わらず可愛いな。
「普段から料理するのか?」
「た、たまにですけど...。私、カレーは結構得意なんです。家族からも好評ですし…♪」と、ノリノリで準備を始める。
そう言いながら、買ってきた材料をテキパキと袋から出していき、慣れたように料理を始める。
「そうなんだ。家でも料理するなんてすごいな。部活も大変だろうに」
「…け、結構兄弟が多いので…たまにお母さんのお手伝いをしてます」
「あー、5人いるんだっけか。すごいな、紅音は」
「そそそそそそそんなことないです!!//」と、包丁を持ちながらもじもじする。
「おい!ちょっと、危ないぞ!」
「えへへへへ~//」と、聞こえていないようだった。
この子は本当に…と思わず笑みが溢れた。
それと同時に妻も高身長であり、紅音が着ていると少しだけ昔のことがフラッシュバックする。
「...先生?大丈夫ですか?先生は座ってて大丈夫ですよ」
「いやでも「大丈夫です!お疲れ…ですよね?」と言われる。
「じゃあ…お言葉に甘えようかな」
そうして、ソファに座ってテレビをぼんやりと眺める。
後ろから包丁の小気味良い音が聞こえてくる。
...懐かしい。
たった、1週間前の出来事なのにひどく昔のように感じる。
そうして、1時間ほどで料理は出来上がり、2人で揃って食べた。
なんだか、生徒と2人で自分の家でご飯を食べるなんて変な感じではあったが、やっぱり誰かと食べるご飯はいつもより美味しく感じた。
それから、なんとなく2人で映画を見て、19時くらいになり、結構家まで遠いこともあり、車で紅音を送ることにした。
最後まで「大丈夫です!!歩いて帰ります!」と言われたが、流石に危ないので無理やり送っていった。
すると、紅音が車から降りる時、一枚の手紙を手渡すとともにこう言った。
「...寂しくなったら、いつでも私に連絡してください//その...せ、先生になら…お、おっぱい揉まれてもいいので…!!//」と、訳のわからないことを言ってくる。
昔から騙されやすいからなーこの子。
また変なサイトとかでも見たのだろうか…。
「…そんなことしたら先生捕まるんだが。てか、その情報はどこで見たんだ?」
「ね、ネットで見たので!//お、男の人はおっぱいを揉ませたら元気になるって!!//」
「…えっとだな…紅音。今度、先生が色々教えるから…あんまりネットの情報は鵜呑みにするなよ」
「え、エッチなことを教えてくれるんですか!?//」
「そんなわけあるか!//」と、勢いよく扉を閉めた。
本当にあの子は…と、呆れながらもふっと笑みが溢れたのであった。
「お、おう…こっちもびっくりしたぞ。今日部活は?」
「きょ、今日は休みで…//」
「そうか。部活、続けられてるんだな」
「は、はい!//せ、先生のおかげです…。せ、先生は…大丈夫…ですか?//」
大きな体とは正反対に相変わらず消え入りそうなほど小さな声で俺にそう囁く。
紅音は鏡と同じく俺が副担しているクラスの生徒だった。
1、2年と担任をしていた頃、どっちも俺のクラスにいて、真面目で手のかからない優等生であった。
大きな身長を生かし、女子バレーボールのエースをしており、全国クラスの実力を持っている彼女だが、その性格はあまり部活向きではなく、むしろかなりインドアだ。
部活をやめようか悩んでいた時に相談に乗ったりもした。
そもそも、バレーを始めたのも周りに勧められたことがキッカケで始めたらしく、自分のやりたいことと才能のギャップをずっと抱えていたらしい。
俺も高校まで部活をしていたが、全く才能はなく努力だけをし続ける凡人だった。
当時はそういう凡人から見て、才能がある人間はやっぱり羨ましく、妬ましかった気持ちは少なからずあった。
きっと、彼女自身もそういう目線とかに耐えながら続けるということに、ストレスを感じていたのだろう。
そんな凡人からのアドバイスとして、他人に勧められたからとか、そうではなくもう一度、自分からバレーに向き合ってみては?と伝えたのだ。
それからというもの、楽しくバレーをしている姿をよく目にして、時々俺に「...先生のおかげで今すごくバレーが楽しいです」と、そんなことを報告してくれるようになっていた。
そういう意味では普通の生徒に比べて少しだけ深い関係であった。
「...あぁ...大丈夫だ。心配かけて悪いな」
「...いえ…あっ!し、心配じゃないって意味じゃなくて!えっと…その…//」と、慌てる。
「あー、大丈夫、大丈夫」というと、少ししょんぼりする。
相変わらず凹みやすいというか…。
「...まぁ、俺のことは気にしなくて大丈夫だ」
「...わ、私にできることとか...何かありませんか...!」と、胸に手を当てながら前のめりにそう言った。
「あー...いや...とりあえず、大丈夫だから。心配してくれてありがとうな」
「...私じゃ…役に立ちませんか?」
「いや、そうではなくでな…」と、ポリポリと頬をかく。
「...ちなみに、今日は...夜ご飯何にする予定ですか?//」と、俺のカゴを見ながら質問する。
「カレーだな」
「わかりました。...じゃあ、私が作ります」
「え?いや、だ、大丈夫だよ」
「...私の作ったカレーなんて食べたくないですか?」
「いや、そうじゃないけど...」
「じゃあ、いいですね。行きますから!!//」と、いつになく頑固にそう言われた。
そうして、普段のおとなしい感じとは違い、強引に俺の家まで着いてくるのだった。
◇
連日、生徒を家の中に連れ込んでしまった。
いや、連れ込んではいないけど…。
けど、こんなことが親御さんなり、同僚なりにバレれば、いよいよまずいことになると思うのだが...。
すると、家に入るなり「あれ…先生って結婚されてましたよね…?」と聞かれて、素直に白状する。
「…まぁ、離婚してな。その関係でちょっと休みもらってるんだ」
「そ…そうだったんですね…」と、何で返していいか分からずアワアワとする。
相変わらず可愛いな。
「普段から料理するのか?」
「た、たまにですけど...。私、カレーは結構得意なんです。家族からも好評ですし…♪」と、ノリノリで準備を始める。
そう言いながら、買ってきた材料をテキパキと袋から出していき、慣れたように料理を始める。
「そうなんだ。家でも料理するなんてすごいな。部活も大変だろうに」
「…け、結構兄弟が多いので…たまにお母さんのお手伝いをしてます」
「あー、5人いるんだっけか。すごいな、紅音は」
「そそそそそそそんなことないです!!//」と、包丁を持ちながらもじもじする。
「おい!ちょっと、危ないぞ!」
「えへへへへ~//」と、聞こえていないようだった。
この子は本当に…と思わず笑みが溢れた。
それと同時に妻も高身長であり、紅音が着ていると少しだけ昔のことがフラッシュバックする。
「...先生?大丈夫ですか?先生は座ってて大丈夫ですよ」
「いやでも「大丈夫です!お疲れ…ですよね?」と言われる。
「じゃあ…お言葉に甘えようかな」
そうして、ソファに座ってテレビをぼんやりと眺める。
後ろから包丁の小気味良い音が聞こえてくる。
...懐かしい。
たった、1週間前の出来事なのにひどく昔のように感じる。
そうして、1時間ほどで料理は出来上がり、2人で揃って食べた。
なんだか、生徒と2人で自分の家でご飯を食べるなんて変な感じではあったが、やっぱり誰かと食べるご飯はいつもより美味しく感じた。
それから、なんとなく2人で映画を見て、19時くらいになり、結構家まで遠いこともあり、車で紅音を送ることにした。
最後まで「大丈夫です!!歩いて帰ります!」と言われたが、流石に危ないので無理やり送っていった。
すると、紅音が車から降りる時、一枚の手紙を手渡すとともにこう言った。
「...寂しくなったら、いつでも私に連絡してください//その...せ、先生になら…お、おっぱい揉まれてもいいので…!!//」と、訳のわからないことを言ってくる。
昔から騙されやすいからなーこの子。
また変なサイトとかでも見たのだろうか…。
「…そんなことしたら先生捕まるんだが。てか、その情報はどこで見たんだ?」
「ね、ネットで見たので!//お、男の人はおっぱいを揉ませたら元気になるって!!//」
「…えっとだな…紅音。今度、先生が色々教えるから…あんまりネットの情報は鵜呑みにするなよ」
「え、エッチなことを教えてくれるんですか!?//」
「そんなわけあるか!//」と、勢いよく扉を閉めた。
本当にあの子は…と、呆れながらもふっと笑みが溢れたのであった。
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