異世界 無限転生!

アッキー

文字の大きさ
上 下
85 / 202
5章

モウケさんの護衛依頼(9/12)

しおりを挟む
ーーー助けられた、お嬢様sideーーー

わたくしは、オーガに、倒され、もう駄目だと思っていました。

ですが、目の前に、男性が、現れたと思ったら、

わたくし達に、回復魔法を掛けて、回復させた後、結界を張って、わたくし達を守って下さいました。

そして、その男性は、

「助けに来ました」と言ったあと、

「あの、オーガは、自分1人で、倒します」

と言ったので、私達、全員で、

「1人では、無謀です」

と言ったのですが、その男性は、アッサリ、オーガ10体の首を剣で、斬撃を飛ばして、胴体と切り離していました。

私達、全員が、

「「「「え?」」」」

と言ったあと、信じられない顔をしてしまいました。

わたくしは、助けられたんだと、やっと分かって、その男性に、お礼を言わなければと思ったのですが、結界があったので、すぐに、いけませんでした。

私達は、仕方ないので、男性が、此方に来るのを待つことにしました。

私は、内心で

(こんなピンチに助けられるなんて、お姫様みたいな気分ね。こんなにも、ドキドキしたのは、初めてだけど、きちんとお礼を言わなければいけませんね)

そんなことを考えている間に、助けてくれた男性が、此方に来るようだった。


ーーーライsideーーー


俺は、オーガを倒したが、このまま、帰るわけにもいかないよなと思いながら、助けた、女性と護衛の所に向かうのだった。

「皆さん、大丈夫ですか?怪我などは、回復しましたか?」

と俺が、声をかけたら、お嬢様風の女性が、

「この度は、わたくし達の絶体絶命のピンチを助けて頂いてありがとうございます」

と言いながら、頭を下げていた。

「いえいえ、気にしないで下さい。自分も、たまたま護衛依頼で、ゴルの街に行く所で、貴女達が、魔物に襲われている所に、出くわしただけなので、貴女達が、頭を下げる必要は、ないですよ」

「そうだとしても、私達、全員が、助けられたのは、事実ですので、私達の感謝を受け取って下さい」

「そういうことなら、貴女達の感謝を受け取ります」

「あの、申し訳ないのですが、貴方様のお名前を伺ってもよろしいでしょうか?」

「あ、はい、構いませんよ、自分は、Cランク冒険者のライといいます」

「ライ様ですね。覚えました」

「申し訳ないのですが、私達もゴルの街へ向かうのですが、ライ様に、護衛をお願いしてもよろしいでしょうか?」

「護衛を受けることは、問題ないのですが、自分が、今、受けている依頼主に、聞いてからでもよろしいでしょうか?」

「もちろんです。此方のわがままなのですから」

「わかりました。少々、お待ち下さい」

「あ、そうだ、貴女のお名前を聞くのを忘れていました」

「あ、申し訳ございません。わたくしの名前は、リカと申します」

「わかりました。リカさんですね。」

「ライ様、私のことは、リカと呼び捨てで、呼んで下さい。」

「それでいいのであれば、わかりました。リカ」

「はい、それでいいです」

「それでは、依頼主に、聞いてきますね」

そう言って、俺は、モウケさんの所に向かった。
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

お飾り妻の笑顔の先は【完結】

恋愛 / 完結 24h.ポイント:28pt お気に入り:246

1年後に離縁してほしいと言った旦那さまが離してくれません

恋愛 / 完結 24h.ポイント:4,799pt お気に入り:3,767

悪役令嬢の中身が私になった。

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:717pt お気に入り:2,629

俺のスキル『アイテム図鑑』が優秀すぎる!

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:7pt お気に入り:105

処理中です...