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第6章 9月-自覚(5)
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「これ、お土産」
「わ、ありがとう」
次の日、仕事終わりに落ち合った希美に、高志は買ってきた讃岐うどんを手渡した。何度か行ったことのある会社近くの洋食レストランで、一緒に夕食を取って帰ることにする。
「……それさ、うどんなんだけど」
「あ、うん、ありがと。うどんツアーだったんだよね」
希美はいつものように明るい表情で頷く。
「うん。……いや、何かうちの妹がうどんに文句言ってたから」
「ええ? そうなんだ。私は嬉しいけど、讃岐うどん」
ちょうどその時、店員がオーダーを取りに来たので、それぞれ好きなものを注文する。希美はお土産の入った紙袋を横の椅子の上に置いた。
「うどん県の名物はやっぱりうどんだよねー。美味しいうどん、いっぱい食べてきた?」
「それが、結局一杯しか食べてなくてさ。何かタイミング合わなくて」
「そうなの? せっかく行ったのに!」
「あわじ島バーガーと淡路牛は食った」
「え、そっち?」
面白そうに笑う希美の顔を見ながら、やっぱり希美もよく笑うな、と高志は思った。
というより、人は親しい人と一緒にいる時、自然とこんな風に笑うものなのかもしれない。気付いていないだけで自分も誰かといる時には笑っているのだろうか。考えてみたが、少なくとも茂や希美と自分の笑顔の総量が同じとはとても思えなかった。
「どこか観光してきた?」
「ああ。鳴門の渦潮見て、あと美術館行った」
「美術館? 好きなの?」
「いや、何となく行ったんだけど。何か、有名な絵の複製ばっかたくさんあるところ」
「へえ、そんなところあるんだねー。面白そう」
「割と面白かった」
注文していた料理が運ばれてきたので、それぞれ食べ始める。希美はどうやらオムライスが好きなようだった。
「そっちは? 大学時代の友達と会ったんだろ」
「あ、うん。楽しかったよ。久々だったから、ひたすら喋ってた」
希美はそう言って、更に「彼氏できたって言ったら、めちゃめちゃびっくりされたけど」と続けた。
「びっくりって、何で」
「あは……まあ、女子大だったし、学生の時はそんなキャラじゃなかったっていうか」
「へえ?」
口元だけ微笑みながら、希美がさりげなく目を伏せる。高志はそれ以上聞かなかった。
背の高さからくるものか、それ以外の要因があるのかは分からないが、希美は自分自身の女性性についてどこかコンプレックスを抱いているように見えることがあった。そのことは希美と付き合う中で何となく高志にも伝わってきていた。男である高志から見れば希美がとりたてて何かを気にする必要は全くないように思えたが、かといって他人が何かを言うべきものでもなく、高志はできるだけそこに触れないようにしていた。
「ちゃんと自慢してきたか?」
とりあえず、冗談ぽくそう言ってみる。希美は笑いながら頷いた。
「めちゃめちゃしてきた! 私よりずっと背が高くて、優しくてかっこいい彼氏だって」
「そう聞くと、何かすごいやつみたいだな」
「でも本当だもーん」
おどけた希美の返答を聞きながら、高志は、希美が初めて高志の部屋に泊まりに来た日のことを思い出した。
その日の夜、希美はしばらく何かを言い淀んだ後、やがて意を決したように顔を上げて、胸が小さいのだと告げた。
高志は一瞬、返答に窮した。それから、そうなんだ、と答えた。
「あ、でも、だから何だってことじゃなくてね。ただ、いきなり見てがっかりするより、先に分かってる方がましかなって」
「……いや、別にがっかりとかしないし」
高志のTシャツを着た希美が、ベッドの端に座っていた。高志に横顔を見せて俯くその胸元には、それでもひっそりとした膨らみがあった。肩口は華奢にカーブを描いて落ち、半袖のはずの袖口はその肘の先までを覆っている。柔らかそうな白い腕と、頼りない細い手首。
そうやって座っている希美の佇まいが、そのままでもう本質的に女であるということ、そしてそれは大抵の男をどこか落ち着かない気分にさせるものであるということを、おそらく希美本人は分かっていなかった。口元に笑みを残したまま目を逸らすその表情を見ながら、高志は手を伸ばして希美の頭を撫でた。希美が高志の方を振り返り、目を細めて笑った。
高志の希美に対する気持ちは、恋愛感情ではなかった。
かと言って、ただ茂と再会するためだけに誰でもいいから付き合ったという訳でもなかった。他の人間よりは希美がよかった。同じだけの気持ちを返せないまま、高志は心の中で希美を拠り所にしていた。希美が高志に向ける好意は高志を安心させた。
コンプレックスを持ちながらも、希美は決して女としての承認欲求を恋人である高志にぶつけてきたりはしなかった。その後、高志が服を脱がせても、その胸に触っても、そして行為が終わった後でも、そのことについてはもう何も言わなかった。
自分は茂より薄情で利己的なんだな、と昔を思い返す。あの時、茂は佳代のために泣いていた。しかし高志は、恋愛感情を持たないままに希美と付き合い、他の男を知らないであろうその体を抱いても、不思議なほど罪悪感を持たなかった。
もしこの先希美と別れることがあるとしたら、それは自分の不誠実さに気付いた希美が別れを切り出してくる時だろう。
茂への気持ちを自覚して、希美の存在はむしろ高志の中で大きくなった。このまま希美と穏やかに関係を深めていって、茂への感情を消し去ってしまいたい、と思っていた。そうしなければならなかった。
「わ、ありがとう」
次の日、仕事終わりに落ち合った希美に、高志は買ってきた讃岐うどんを手渡した。何度か行ったことのある会社近くの洋食レストランで、一緒に夕食を取って帰ることにする。
「……それさ、うどんなんだけど」
「あ、うん、ありがと。うどんツアーだったんだよね」
希美はいつものように明るい表情で頷く。
「うん。……いや、何かうちの妹がうどんに文句言ってたから」
「ええ? そうなんだ。私は嬉しいけど、讃岐うどん」
ちょうどその時、店員がオーダーを取りに来たので、それぞれ好きなものを注文する。希美はお土産の入った紙袋を横の椅子の上に置いた。
「うどん県の名物はやっぱりうどんだよねー。美味しいうどん、いっぱい食べてきた?」
「それが、結局一杯しか食べてなくてさ。何かタイミング合わなくて」
「そうなの? せっかく行ったのに!」
「あわじ島バーガーと淡路牛は食った」
「え、そっち?」
面白そうに笑う希美の顔を見ながら、やっぱり希美もよく笑うな、と高志は思った。
というより、人は親しい人と一緒にいる時、自然とこんな風に笑うものなのかもしれない。気付いていないだけで自分も誰かといる時には笑っているのだろうか。考えてみたが、少なくとも茂や希美と自分の笑顔の総量が同じとはとても思えなかった。
「どこか観光してきた?」
「ああ。鳴門の渦潮見て、あと美術館行った」
「美術館? 好きなの?」
「いや、何となく行ったんだけど。何か、有名な絵の複製ばっかたくさんあるところ」
「へえ、そんなところあるんだねー。面白そう」
「割と面白かった」
注文していた料理が運ばれてきたので、それぞれ食べ始める。希美はどうやらオムライスが好きなようだった。
「そっちは? 大学時代の友達と会ったんだろ」
「あ、うん。楽しかったよ。久々だったから、ひたすら喋ってた」
希美はそう言って、更に「彼氏できたって言ったら、めちゃめちゃびっくりされたけど」と続けた。
「びっくりって、何で」
「あは……まあ、女子大だったし、学生の時はそんなキャラじゃなかったっていうか」
「へえ?」
口元だけ微笑みながら、希美がさりげなく目を伏せる。高志はそれ以上聞かなかった。
背の高さからくるものか、それ以外の要因があるのかは分からないが、希美は自分自身の女性性についてどこかコンプレックスを抱いているように見えることがあった。そのことは希美と付き合う中で何となく高志にも伝わってきていた。男である高志から見れば希美がとりたてて何かを気にする必要は全くないように思えたが、かといって他人が何かを言うべきものでもなく、高志はできるだけそこに触れないようにしていた。
「ちゃんと自慢してきたか?」
とりあえず、冗談ぽくそう言ってみる。希美は笑いながら頷いた。
「めちゃめちゃしてきた! 私よりずっと背が高くて、優しくてかっこいい彼氏だって」
「そう聞くと、何かすごいやつみたいだな」
「でも本当だもーん」
おどけた希美の返答を聞きながら、高志は、希美が初めて高志の部屋に泊まりに来た日のことを思い出した。
その日の夜、希美はしばらく何かを言い淀んだ後、やがて意を決したように顔を上げて、胸が小さいのだと告げた。
高志は一瞬、返答に窮した。それから、そうなんだ、と答えた。
「あ、でも、だから何だってことじゃなくてね。ただ、いきなり見てがっかりするより、先に分かってる方がましかなって」
「……いや、別にがっかりとかしないし」
高志のTシャツを着た希美が、ベッドの端に座っていた。高志に横顔を見せて俯くその胸元には、それでもひっそりとした膨らみがあった。肩口は華奢にカーブを描いて落ち、半袖のはずの袖口はその肘の先までを覆っている。柔らかそうな白い腕と、頼りない細い手首。
そうやって座っている希美の佇まいが、そのままでもう本質的に女であるということ、そしてそれは大抵の男をどこか落ち着かない気分にさせるものであるということを、おそらく希美本人は分かっていなかった。口元に笑みを残したまま目を逸らすその表情を見ながら、高志は手を伸ばして希美の頭を撫でた。希美が高志の方を振り返り、目を細めて笑った。
高志の希美に対する気持ちは、恋愛感情ではなかった。
かと言って、ただ茂と再会するためだけに誰でもいいから付き合ったという訳でもなかった。他の人間よりは希美がよかった。同じだけの気持ちを返せないまま、高志は心の中で希美を拠り所にしていた。希美が高志に向ける好意は高志を安心させた。
コンプレックスを持ちながらも、希美は決して女としての承認欲求を恋人である高志にぶつけてきたりはしなかった。その後、高志が服を脱がせても、その胸に触っても、そして行為が終わった後でも、そのことについてはもう何も言わなかった。
自分は茂より薄情で利己的なんだな、と昔を思い返す。あの時、茂は佳代のために泣いていた。しかし高志は、恋愛感情を持たないままに希美と付き合い、他の男を知らないであろうその体を抱いても、不思議なほど罪悪感を持たなかった。
もしこの先希美と別れることがあるとしたら、それは自分の不誠実さに気付いた希美が別れを切り出してくる時だろう。
茂への気持ちを自覚して、希美の存在はむしろ高志の中で大きくなった。このまま希美と穏やかに関係を深めていって、茂への感情を消し去ってしまいたい、と思っていた。そうしなければならなかった。
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