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4.王子の葛藤
ゲームをしよう
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俺は咄嗟に、魔力を使う。
光を放つ魔法。
ノアは、俺の首から手を離した。
「ちっ……やっぱり……君の魔力の量だけは特別だな……」
俺は、息が苦しくて、咳き込んでしまう。
「そうだエディ……ゲームをしないか?僕と」
「ゲーム……だと?」
「そうだよ。このゲームに、もし君が勝つことができたら……僕は……君の運命を変えてあげても良いよ」
「……何だって?」
「言ったよね。僕は僕の欲しいものを叶えられるんだ。何でも。それが、白紙の子として生まれた僕の魔力さ」
(白紙の子として生まれた……能力……だと……)
「君は、僕がこれから仕掛ける、様々な罠を阻止するんだ」
「罠……だと?」
「1つ間違えれば……君はこの国と共に死ぬ。カサブランカも……もちろん僕がもらう」
「何だと……!?」
「でも、もし僕が仕掛ける罠に、君が気づき、見事に解くことができたら……カサブランカは確実に君のものにできる……そんなゲームさ……」
「俺が乗らなかったら……どうなる」
「予定通り、カサブランカを僕のものにするだけさ。君は生きながらえることができる。……それでも良いと思うよ。人間は自分が皆可愛いんだ。父上と同じようにな。誰も責めない。これからも幸せな王子として、決められたレールに乗るんだ」
腹は、決まった。
こんな自由も何もない王子としての人生なんて……クソ喰らえだ。
「……そのゲーム……乗ってやるよ……」
「……意外と返事が早かったね。驚いたよ。……そんなに、カサブランカが欲しいの?」
俺は黙った。
ノアは、その意味を瞬時に理解したのか、くくっと喉を鳴らすように笑った。
「いいよ。そしたら早速今日から……始めようか」
ノアは、僕に近づいてくる。
俺は、今度は動かない。
これすら罠……かもしれないから。
「最後に、これだけは教えてあげるよ。フェアじゃないからね」
ノアは、俺の頬を人差し指でつっとなぞった。
指先がとても冷たい。
背筋がゾクゾクした。
「白紙の子は、魔力がない子供なんかじゃない。君なんかには思いも寄らないような、素晴らしい魔力を持つ人間の総称だ。君がもし勝つことができるとしたら……僕のこの力を見極められるかどうか、かもしれないな」
そう言うと、ノアはあっという間にどこかへ消えてしまった。
光を放つ魔法。
ノアは、俺の首から手を離した。
「ちっ……やっぱり……君の魔力の量だけは特別だな……」
俺は、息が苦しくて、咳き込んでしまう。
「そうだエディ……ゲームをしないか?僕と」
「ゲーム……だと?」
「そうだよ。このゲームに、もし君が勝つことができたら……僕は……君の運命を変えてあげても良いよ」
「……何だって?」
「言ったよね。僕は僕の欲しいものを叶えられるんだ。何でも。それが、白紙の子として生まれた僕の魔力さ」
(白紙の子として生まれた……能力……だと……)
「君は、僕がこれから仕掛ける、様々な罠を阻止するんだ」
「罠……だと?」
「1つ間違えれば……君はこの国と共に死ぬ。カサブランカも……もちろん僕がもらう」
「何だと……!?」
「でも、もし僕が仕掛ける罠に、君が気づき、見事に解くことができたら……カサブランカは確実に君のものにできる……そんなゲームさ……」
「俺が乗らなかったら……どうなる」
「予定通り、カサブランカを僕のものにするだけさ。君は生きながらえることができる。……それでも良いと思うよ。人間は自分が皆可愛いんだ。父上と同じようにな。誰も責めない。これからも幸せな王子として、決められたレールに乗るんだ」
腹は、決まった。
こんな自由も何もない王子としての人生なんて……クソ喰らえだ。
「……そのゲーム……乗ってやるよ……」
「……意外と返事が早かったね。驚いたよ。……そんなに、カサブランカが欲しいの?」
俺は黙った。
ノアは、その意味を瞬時に理解したのか、くくっと喉を鳴らすように笑った。
「いいよ。そしたら早速今日から……始めようか」
ノアは、僕に近づいてくる。
俺は、今度は動かない。
これすら罠……かもしれないから。
「最後に、これだけは教えてあげるよ。フェアじゃないからね」
ノアは、俺の頬を人差し指でつっとなぞった。
指先がとても冷たい。
背筋がゾクゾクした。
「白紙の子は、魔力がない子供なんかじゃない。君なんかには思いも寄らないような、素晴らしい魔力を持つ人間の総称だ。君がもし勝つことができるとしたら……僕のこの力を見極められるかどうか、かもしれないな」
そう言うと、ノアはあっという間にどこかへ消えてしまった。
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