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7.呪われしアルストメリー
聖女との再会
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(……寒い……?)
足と頬に、冷たい風が当たる。
体には、薄い布がかけられている。
鳥のさえずりが、遠くの方から聞こえる。
何かがカビたような、埃っぽいような……古い家に入った時の臭いがする。
(何だろう……?)
そう思い、瞼を開けようとした時
ガチャリ。
扉が開く音がして、誰かが入ってきた。
足音から……2人。
何となく、目を開けることが躊躇われたので、そのまま目を瞑っていることにした。
下手に動かない方が良い。
勘で、そう思った。
「まだ、眠っているようですね」
(この男性の声は…………ノア……?)
「そうですわね」
(女性も……いる?それにこの声……)
「……あんな汚らわしいことを強制されていたのです。心身共にお疲れになって当然ですわ」
「聖女様は相変わらず潔癖でいらっしゃいますね」
「潔癖だなんて言葉で、片付けないでくださいまし」
「はいはい。女性の権威を守らなくてはいけないのです、でしたっけ?」
「…………でしたら……ここから出ていってくださいませんか?女性が眠っている神聖な部屋ですのよ」
「この女性の寝顔でしたら、私は見慣れていますので」
「そう言うことではありませんわ。……とにかく、彼女を無事に庇護できたのです。これからは、私のやり方に従ってもらいますわ」
「はいはい。聖女様を怒らせると怖いですからね」
「分かったのでしたら、そこの水瓶の水でも、変えてきてくださいません?」
「……私、一応王の血を引いているんですけど?」
「関係ございませんわ。ここにいる以上、私がルールですわ」
「わかりました、わかりましたよ」
それから、重たい何かががたんっと持ち上げられる音がした。
「それでは、目が覚めましたら私にもお声がけくださいね」
「さあ、それはどうでしょう」
「聖女様、ほんと良い性格してる」
「その言葉、そっくり返させていただきますわ」
そうして、足音の1つが去っていった後……。
「さて……お待たせいたしました、カサブランカ様」
(え……!?)
「もう目を開けていただいて大丈夫ですわ」
(え……!?ええ!?)
私は、思わず目を開けた。
すると……。
「おはようございます。カサブランカ様。ご機嫌いかがですか?」
銀髪に、透明に近い灰色の目。
髪型や服装こそ、昨日会った時と違うが、この特徴は間違いない。
「プルメリア……?」
私が呟くと、プルメリアは華やいだように微笑んだ。
足と頬に、冷たい風が当たる。
体には、薄い布がかけられている。
鳥のさえずりが、遠くの方から聞こえる。
何かがカビたような、埃っぽいような……古い家に入った時の臭いがする。
(何だろう……?)
そう思い、瞼を開けようとした時
ガチャリ。
扉が開く音がして、誰かが入ってきた。
足音から……2人。
何となく、目を開けることが躊躇われたので、そのまま目を瞑っていることにした。
下手に動かない方が良い。
勘で、そう思った。
「まだ、眠っているようですね」
(この男性の声は…………ノア……?)
「そうですわね」
(女性も……いる?それにこの声……)
「……あんな汚らわしいことを強制されていたのです。心身共にお疲れになって当然ですわ」
「聖女様は相変わらず潔癖でいらっしゃいますね」
「潔癖だなんて言葉で、片付けないでくださいまし」
「はいはい。女性の権威を守らなくてはいけないのです、でしたっけ?」
「…………でしたら……ここから出ていってくださいませんか?女性が眠っている神聖な部屋ですのよ」
「この女性の寝顔でしたら、私は見慣れていますので」
「そう言うことではありませんわ。……とにかく、彼女を無事に庇護できたのです。これからは、私のやり方に従ってもらいますわ」
「はいはい。聖女様を怒らせると怖いですからね」
「分かったのでしたら、そこの水瓶の水でも、変えてきてくださいません?」
「……私、一応王の血を引いているんですけど?」
「関係ございませんわ。ここにいる以上、私がルールですわ」
「わかりました、わかりましたよ」
それから、重たい何かががたんっと持ち上げられる音がした。
「それでは、目が覚めましたら私にもお声がけくださいね」
「さあ、それはどうでしょう」
「聖女様、ほんと良い性格してる」
「その言葉、そっくり返させていただきますわ」
そうして、足音の1つが去っていった後……。
「さて……お待たせいたしました、カサブランカ様」
(え……!?)
「もう目を開けていただいて大丈夫ですわ」
(え……!?ええ!?)
私は、思わず目を開けた。
すると……。
「おはようございます。カサブランカ様。ご機嫌いかがですか?」
銀髪に、透明に近い灰色の目。
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「プルメリア……?」
私が呟くと、プルメリアは華やいだように微笑んだ。
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