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7.呪われしアルストメリー
着心地が良い服
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「お似合いですわ」
渡されたのは、1枚の白いワンピース。
柄もなく、シンプルなもので、プルメリアも同じものを身につけていた。
質感で言えば、前世の頃によく着ていた、綿シャツとほぼ一緒。
カサブランカとして、これまで身につけさせられていた矯正下着も、絹のドレスも私個人にとっては、やはり違和感だらけだった。
「着易いですね」
私がそう言うと、プルメリアは嬉しそうに目を細めて
「私が作らせたんですのよ」
「え?」
「材料も限られている中、着心地が良いものを長く大切に使えるようにすることが、大切だと思っておりますの」
「長く、大切に……」
「そうですわ。体に負荷がかかるようなお召し物は、心をも締め付けてしまいますでしょう?」
それは、矯正下着の事を、暗に意味しているのだろうか。
私が反応をする前に、プルメリアはテキパキと私が寝かせられていたベッドを整えながら
「ささ、太陽も無事に顔を出していますし、1日の始まりをお祝いしに参りましょう?」
「1日の始まりを……祝う?」
(祭りでも、しているのだろうか?)
私の脳内に、日本の祭りのイメージがぼーっと浮かび上がったちょうどその時に、プルメリアがくすりと笑ってから
「お食事に参りましょう」
と言った。
(何だ、食事のことか……)
私が考えた時、ぐうう……と、カサブランカの容姿からは想像も出来ないほどの、大きな音を鳴らせてしまった。
プルメリアは、最初大きな目を見開いて、私のお腹を見たが、くすくすと笑いながら
「採れたての果物は、お好みですか?」
と言いながら、私の手を取り、部屋の外に連れ出した。
着ている洋服のせいもあるのか、軽やかに動くことができた。
そこで気づいた。
カサブランカとして身につけさせられている服が、いかに体そのものに制限をかける、とても苦しいものであったかに。
渡されたのは、1枚の白いワンピース。
柄もなく、シンプルなもので、プルメリアも同じものを身につけていた。
質感で言えば、前世の頃によく着ていた、綿シャツとほぼ一緒。
カサブランカとして、これまで身につけさせられていた矯正下着も、絹のドレスも私個人にとっては、やはり違和感だらけだった。
「着易いですね」
私がそう言うと、プルメリアは嬉しそうに目を細めて
「私が作らせたんですのよ」
「え?」
「材料も限られている中、着心地が良いものを長く大切に使えるようにすることが、大切だと思っておりますの」
「長く、大切に……」
「そうですわ。体に負荷がかかるようなお召し物は、心をも締め付けてしまいますでしょう?」
それは、矯正下着の事を、暗に意味しているのだろうか。
私が反応をする前に、プルメリアはテキパキと私が寝かせられていたベッドを整えながら
「ささ、太陽も無事に顔を出していますし、1日の始まりをお祝いしに参りましょう?」
「1日の始まりを……祝う?」
(祭りでも、しているのだろうか?)
私の脳内に、日本の祭りのイメージがぼーっと浮かび上がったちょうどその時に、プルメリアがくすりと笑ってから
「お食事に参りましょう」
と言った。
(何だ、食事のことか……)
私が考えた時、ぐうう……と、カサブランカの容姿からは想像も出来ないほどの、大きな音を鳴らせてしまった。
プルメリアは、最初大きな目を見開いて、私のお腹を見たが、くすくすと笑いながら
「採れたての果物は、お好みですか?」
と言いながら、私の手を取り、部屋の外に連れ出した。
着ている洋服のせいもあるのか、軽やかに動くことができた。
そこで気づいた。
カサブランカとして身につけさせられている服が、いかに体そのものに制限をかける、とても苦しいものであったかに。
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