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7.呪われしアルストメリー
西に行けば、お前を助けるやつと会わせてやろう
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話を聞けば、ルカの故郷である国というのは、アルフィーの国よりほんの少し歴史が古い国らしく、彼女もまた、国中から迫害を受けていたとのこと。
生まれてからすぐに、神の声が聞こえたというルカは、1歳になる前から言葉を話すようになったし、2歳になった頃には、人々の過去を次から次へと言い当てることができるようになったそうだ。
「神様が教えてくれることを、そのまま伝えているだけ」
らしく、特に難しいことでもなかったそうだが、普通の人間からすれば、自分の過去を急に言い当てられるのはやはり気持ち悪かったのだろう。
ルカをこの世に出した両親は、ルカを家族として扱うことを恐れ、その国の神を信仰する施設へとルカを預けたとのこと。
その施設を運営する人々は、ルカを神の使いと見なして大層大切に育て、言葉を教え、礼儀を教え、生き方を教えてくれたそうだ。
それからしばらくは、理解があるはずだった大人の庇護の元、安全に生活できたはずのルカだったのだが、彼女が国を出るきっかけになってしまったのは、ほんのつい先日のことだった。
それは、ルカは、誰も予知していなかった当時の国王の突然死を予言できてしまったから。
当時の王は、健康そのもので、人々からも慕われていたので
「このままだと、王様死んじゃうよ」
ルカがそう言い続けたとしても、
「不敬罪で捕まるよ!!」
と、周囲の大人たちはルカに厳しく言うだけで、特にルカの言葉の意味を知ろうともしなかった。
施設の大人たちも、ルカが予知までできるとは考えてはいなかったのだ。
その結果、王は本当に突然、死んでしまった。
誰かに襲われたわけでも、もちろん自殺をしたわけでもない。
ある日の朝、突然倒れてそのまま……だったそうだ。
人々はこの話を聞いた時、真っ先にルカを疑った。
歳のルカが、王に対して死ぬ呪いをかけたのだと、本気で思った。
そしてそれは、次の王として立った、前王の弟も同様だった。
ルカはそのまま城に捕らえられ、王の死を得体のしれない術を使って企てた罪として処刑させられそうになったそうだ。
そんな彼女が、姿を隠し、城を抜け出し、ここに来ることができたのもまた、神の言葉を聞いたから。
その時、神に言われたのは
「西に行けば、お前を助けるやつと会わせてやろう」
だった、らしい。
生まれてからすぐに、神の声が聞こえたというルカは、1歳になる前から言葉を話すようになったし、2歳になった頃には、人々の過去を次から次へと言い当てることができるようになったそうだ。
「神様が教えてくれることを、そのまま伝えているだけ」
らしく、特に難しいことでもなかったそうだが、普通の人間からすれば、自分の過去を急に言い当てられるのはやはり気持ち悪かったのだろう。
ルカをこの世に出した両親は、ルカを家族として扱うことを恐れ、その国の神を信仰する施設へとルカを預けたとのこと。
その施設を運営する人々は、ルカを神の使いと見なして大層大切に育て、言葉を教え、礼儀を教え、生き方を教えてくれたそうだ。
それからしばらくは、理解があるはずだった大人の庇護の元、安全に生活できたはずのルカだったのだが、彼女が国を出るきっかけになってしまったのは、ほんのつい先日のことだった。
それは、ルカは、誰も予知していなかった当時の国王の突然死を予言できてしまったから。
当時の王は、健康そのもので、人々からも慕われていたので
「このままだと、王様死んじゃうよ」
ルカがそう言い続けたとしても、
「不敬罪で捕まるよ!!」
と、周囲の大人たちはルカに厳しく言うだけで、特にルカの言葉の意味を知ろうともしなかった。
施設の大人たちも、ルカが予知までできるとは考えてはいなかったのだ。
その結果、王は本当に突然、死んでしまった。
誰かに襲われたわけでも、もちろん自殺をしたわけでもない。
ある日の朝、突然倒れてそのまま……だったそうだ。
人々はこの話を聞いた時、真っ先にルカを疑った。
歳のルカが、王に対して死ぬ呪いをかけたのだと、本気で思った。
そしてそれは、次の王として立った、前王の弟も同様だった。
ルカはそのまま城に捕らえられ、王の死を得体のしれない術を使って企てた罪として処刑させられそうになったそうだ。
そんな彼女が、姿を隠し、城を抜け出し、ここに来ることができたのもまた、神の言葉を聞いたから。
その時、神に言われたのは
「西に行けば、お前を助けるやつと会わせてやろう」
だった、らしい。
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