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7.呪われしアルストメリー
まるでわんこみたいな王子
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早速効果があったのか、ピタリのエディ王子が止まった。
(あ、似てる)
待て、を言われて充実に守るわんこに、エディ王子が見えた。
なんだったら耳と尻尾の幻覚も見えてきた。
金髪碧眼イケメンにわんこの耳と尻尾の組み合わせ、最高かよ。
(って、そうじゃないだろ!)
妄想で暴走しかける癖は、いい加減直した方が良さそうだなと思いながら、私は大きく深呼吸をする。
「まず、エディ王子にお聞きしたのですが……」
「お前の言うことならなんでも聞くぞ」
(うっ……かわいい……)
男は、1度告白するとデレるものなのだろうか。
このままだと、私がぐらっとしてしまいそうだ。
イケメン効果の恐ろしさが身に沁みたところ、本題に戻る。
鎖を外して、エディ王子を自由にする。
まずは、そこからだ。
そして、エディ王子は自然を司る魔人。
自然物の中に土が含まれているとしたら……。
「エディ王子の力で、上の天井に穴を開けることはできますか?」
「何故そんなことを聞く」
「あなたの鎖を外すには、天井に穴を開けるのが最も簡単かなと」
そこまで言って、エディ王子はようやく自分が置かれている状態に気づいたらしい。
「何だこれは……!誰がこんなことを」
「遅い!」
冗談であって欲しいと思ったが、これを本気で言っているとしたら……。
エディ王子は正真正銘の天然だ。
第1印象が、ほとんどレイプ状態だったから怖い印象が強かった。
下手なことを言ったら殺されるとも、本気で恐怖した。
だけど、今の印象はまるで違う。
どうして、そんな矛盾が起きているのかはまだ理解に苦しむものの、これをチャンスと捉えて、どうにか次に進もうと、私は覚悟を決めた。
「とにかく、まずはこの鎖を外すことが重要です。だから早く……」
と言っている時だった。
ぎゅっと、急に抱きしめられた。
エディ王子に。
「……え?」
恐る恐るみてみると、すでに天井には大きな穴が空いていて、エディ王子の手はあっという間に自由になっていた。
「ああ……カシー……やっと抱きしめられた……」
「速すぎるだろ!?」
エディ王子の魔力のすごさを実感しつつも、できれば第1関門突破にもう少し時間をかけたかった。
その間に第2の関門……つまり、エディ王子に自分の正体を打ち明ける方法を考えられると思っていたから。
(あ、似てる)
待て、を言われて充実に守るわんこに、エディ王子が見えた。
なんだったら耳と尻尾の幻覚も見えてきた。
金髪碧眼イケメンにわんこの耳と尻尾の組み合わせ、最高かよ。
(って、そうじゃないだろ!)
妄想で暴走しかける癖は、いい加減直した方が良さそうだなと思いながら、私は大きく深呼吸をする。
「まず、エディ王子にお聞きしたのですが……」
「お前の言うことならなんでも聞くぞ」
(うっ……かわいい……)
男は、1度告白するとデレるものなのだろうか。
このままだと、私がぐらっとしてしまいそうだ。
イケメン効果の恐ろしさが身に沁みたところ、本題に戻る。
鎖を外して、エディ王子を自由にする。
まずは、そこからだ。
そして、エディ王子は自然を司る魔人。
自然物の中に土が含まれているとしたら……。
「エディ王子の力で、上の天井に穴を開けることはできますか?」
「何故そんなことを聞く」
「あなたの鎖を外すには、天井に穴を開けるのが最も簡単かなと」
そこまで言って、エディ王子はようやく自分が置かれている状態に気づいたらしい。
「何だこれは……!誰がこんなことを」
「遅い!」
冗談であって欲しいと思ったが、これを本気で言っているとしたら……。
エディ王子は正真正銘の天然だ。
第1印象が、ほとんどレイプ状態だったから怖い印象が強かった。
下手なことを言ったら殺されるとも、本気で恐怖した。
だけど、今の印象はまるで違う。
どうして、そんな矛盾が起きているのかはまだ理解に苦しむものの、これをチャンスと捉えて、どうにか次に進もうと、私は覚悟を決めた。
「とにかく、まずはこの鎖を外すことが重要です。だから早く……」
と言っている時だった。
ぎゅっと、急に抱きしめられた。
エディ王子に。
「……え?」
恐る恐るみてみると、すでに天井には大きな穴が空いていて、エディ王子の手はあっという間に自由になっていた。
「ああ……カシー……やっと抱きしめられた……」
「速すぎるだろ!?」
エディ王子の魔力のすごさを実感しつつも、できれば第1関門突破にもう少し時間をかけたかった。
その間に第2の関門……つまり、エディ王子に自分の正体を打ち明ける方法を考えられると思っていたから。
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