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8.神から与えられたのは、罰と……
ほんと、やだなこの異世界
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王妃とエディ王子が、本当に親子なのであれば……今目の前ではまさに、感動の親子の再会場面が繰り広げられているはずだ。
それなのに、そんな感動的なオーラなど、誰一人から出ていないのだ。
いや……王妃だけは、涙を浮かべてはいるが、その表情はもの悲しげ。
王はと言えば、無表情すぎて感情が読み取れない。
フィクションであれば、こういう男ほど心根が優しくて萌えキャラになりやすいのだが……。
(もう、この世界でフィクションのあるあるは期待するまい……)
ノアさんは私の真横で、別の意味で何考えてるかわかんない、ニタニタした気持ち悪く笑ってるだけ。
……で、だ。
おそらくこの場の主役になるであろう、エディ王子の表情がとにかくおかしい。
別に、満面の笑みで「お母様……!」と泣きつくとはさすがに思ってない。
イケメンの感動の涙は見てみたい気もするけど、この体格でそれをやられたら、むしろちょっとキモい。
だとしても。
せめて懐かしさを出すとかあってもいい。
なのに今私が見ているエディ王子の横顔は、どちらかと言えば……。
(魔王に立ち向かう勇者って、こんな感じの顔なんだろうか?)
まるで、これまでの恨みの全てを込めて睨みつけている、という表情なのだ。
(な、何か親子喧嘩でもしてるのか……?)
私の発想は、たぶんこの場では普通に違いない。
というか、それくらいしか思いつかない。
だから、エディ王子の次の発言は、またもや私の想像の斜め右すぎて、目眩がした。
「どうして……ノアなんかと母上が繋がってるんだ……」
「エディ……それは……」
「俺の実の妹を、俺の正妃として送り込もうとしてるだけでも吐き気がするのに、どうして繋がってるんだ!?」
「はあ!?」
私は、やっぱり声が出てしまった。
そりゃそうだろう。
今のエディ王子の発言をさらりと流せるほどには、まだ私は修羅場慣れしていないのだから。
(もうほんと、やだなこの異世界)
せめて転生するなら、ゆるふわなスローライフ送れる小説にしたかった……、と本気で思った。
それなのに、そんな感動的なオーラなど、誰一人から出ていないのだ。
いや……王妃だけは、涙を浮かべてはいるが、その表情はもの悲しげ。
王はと言えば、無表情すぎて感情が読み取れない。
フィクションであれば、こういう男ほど心根が優しくて萌えキャラになりやすいのだが……。
(もう、この世界でフィクションのあるあるは期待するまい……)
ノアさんは私の真横で、別の意味で何考えてるかわかんない、ニタニタした気持ち悪く笑ってるだけ。
……で、だ。
おそらくこの場の主役になるであろう、エディ王子の表情がとにかくおかしい。
別に、満面の笑みで「お母様……!」と泣きつくとはさすがに思ってない。
イケメンの感動の涙は見てみたい気もするけど、この体格でそれをやられたら、むしろちょっとキモい。
だとしても。
せめて懐かしさを出すとかあってもいい。
なのに今私が見ているエディ王子の横顔は、どちらかと言えば……。
(魔王に立ち向かう勇者って、こんな感じの顔なんだろうか?)
まるで、これまでの恨みの全てを込めて睨みつけている、という表情なのだ。
(な、何か親子喧嘩でもしてるのか……?)
私の発想は、たぶんこの場では普通に違いない。
というか、それくらいしか思いつかない。
だから、エディ王子の次の発言は、またもや私の想像の斜め右すぎて、目眩がした。
「どうして……ノアなんかと母上が繋がってるんだ……」
「エディ……それは……」
「俺の実の妹を、俺の正妃として送り込もうとしてるだけでも吐き気がするのに、どうして繋がってるんだ!?」
「はあ!?」
私は、やっぱり声が出てしまった。
そりゃそうだろう。
今のエディ王子の発言をさらりと流せるほどには、まだ私は修羅場慣れしていないのだから。
(もうほんと、やだなこの異世界)
せめて転生するなら、ゆるふわなスローライフ送れる小説にしたかった……、と本気で思った。
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