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鐘技怪異談W❶巻 【完結】
103話「暗黒怪異談」
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「壱」
世の中にあふれているホラーのネットには都市伝説や怖い話やオカルト関する不気味な話などある。
そんな一つに数えられている怪異談がある。
それは暗黒怪異談。
その怪異談を聴いた者は取り憑かれるように何度も読み返すと言う。
その怪異談を作られた作者不明であり、それを乗じてコピー怪異談が作られてくる。そしてその怪異談を披露する彼女達も不気味な野薔薇を鳴かせるーー。
ーー暗黒将棋ーー
俺の名前は鬼道義隆。52歳。
職業はプロ棋士であり、よく仲間達と将棋やチェスする。
そんな職業柄かよく夢の中でチェスや将棋をするようになった。
しかし、夢の中のチェスはずいぶんと変わっていた。
奇妙な駒が描かれていたからだ。
そして相手が駒を取ると。
俺の左の眼玉が飛び出した。
俺が駒を取ると相手の右3本指が黒くぼろぼろになる。
ふとなぜだろうと思えば駒には身体の部分が描かれていたからだ。
つまり駒で相手の駒を取ると相手の身体の一部分がなくなるということだった。
そうと分かれば俺は必死になる理由もある。
このデスゲームを一気に終わらせるために俺は心臓の部分の駒を取る。
相手は心臓が飛び出してあの世へ旅立った。
そしてそのまま俺は意識を失った。
俺が目を覚ますとどうやら自分の部屋にいた。
そして俺は違和感を感じた。
そして左目から何も映らず真っ暗だった。
洗面所で鏡を確認するとやはり左目は失っていた。
あの悪夢は現実だったのだ。
そして俺は毎晩、あの悪夢のチェスをプレイする。
おそらく死ぬまで繰り返すだろう。
暗黒将棋 終
ーー暗黒料理ーー
ぐつぐつ煮込む鍋。
部屋中から香が漂い食欲を誘う。
そこに私たちが持ち込んできた食材がある。
私たちは今夜闇鍋するために持ち込んできたからだ。
「準備いいかしら?」
リーダーのヨミが合図すると部屋の明かりを消して真っ暗にする。
そして次々に鍋に私たちの食材を投入する。
食材は基本的に私たちが食べられる物だ。昆虫食材は他のメンバーがNGだしたから、持ち込んでない。
そして各自鍋から茶碗をよそい食べる。
味はまぁまぁだった。ただ口に何か残るのはキノセイだろうか。
私が最後よそうとき丸い玉のようなモノがつかめなかったのでヨミに了解得て部屋の明かりをつけて見ると……。
その丸い玉はヒトの眼玉だった。
そしてぐつぐつ煮込む鍋の中からヒトの小指のようなモノや心臓部分が見つかった。
私たちは青ざめて一斉にトイレに駆け込む。
あの食材達は私たちの中の誰かが持ち込んできたモノ。
私たちの関係はこの日で終わり、2度と闇鍋を開催することはなかった。
暗黒料理 終
ーー暗黒教室ーー
「おはよう?」
私はヨミ。学校に登校すると何故か真っ暗だった。
教室に向かうと生徒たちは物静かで席に着いていた。
そこで私は席に着くと教室中に黒く塗りつぶされていく。
「~~!?」
私含むみんなも黒く塗りつぶされていく。その暗黒脅威に抵抗できないまま完全黒く塗りつぶされていき私たちは石像のように身動き取れなくなった。
暗黒教室 終
ーー暗黒映画ーー
「ふー。終わったな暗黒映画」
「そうね。暗黒将棋、暗黒料理、暗黒教室の3本立てだったからね」
とある男女カップルは丁度、映画を観て終わる時だった。
その時男女カップル異変が起きる。
なんと顔全体につぶつぶの穴状ができる。
次第にその穴が身体全身に広がっていく。
助けを求めても観客は無視する。
そして完全に穴は広がって男女カップルは完全消失した。
丁度、義隆も映画を鑑賞していたが男女カップルの異変に気づかずその時に自分の映画にモデルなってることに気づいてなかった。
その日の晩彼は毎晩悪夢に悩まされることになる。
暗黒映画 終
暗黒将棋に続く
「ニ」
ーー部室内ーー
「暗黒怪異談は以上ね」
みんなは私の語った暗黒怪異談にざわつき始めた。
「なんか不思議というより不気味ね」
私も恵に同意見である。
「なんかお得感するわね」
女王様もポイント還元にこだわるほど取り憑かれる怪異談ね。
「なー。この怪異談も俺たちでオレンジしないか?あの野花怪異談に対抗するためには丁度いいだろ」
「真理亜、オレンジじゃなくアレンジね」
「そうとも言う」
部員のみんなは談笑する。
私たちは野花怪異談に対抗するために怪異談を語る部活を立ち上げた。
私の本業に差し当たらない程度だが結構な部員達が集まったから。
この調子で鐘技怪異談を徐々に勢力を塗り替えるからね。
待っててね。私の永遠ライバル
「三」
ーー????ーー
「暗黒怪異談?何かしら」
とある彼女は暗黒怪異談に何かに突き刺さる。
そして彼女はその暗黒怪異談を利用してエイエンを繰り返すことができるか、実験すると見事に成功して、彼女もまたその怪異談に虜になる。
ーー野花高校1年B組クラスーー
「暗黒怪異談聴いた?」
「聴いたよ。回乱◉BAN!もいいけどこの怪異談もいいよね」
クラスでは野花怪異談と鐘技怪異談が二分に別れるほどの勢力に危機感持ったある少女は本腰入れて怪異談に精に出す。その時に彼女もまた部活を立ち上げていろんな怪異談を収集するようになる。
彼女もまた不思議な野花を咲かせるーー。
暗黒怪異談 完
世の中にあふれているホラーのネットには都市伝説や怖い話やオカルト関する不気味な話などある。
そんな一つに数えられている怪異談がある。
それは暗黒怪異談。
その怪異談を聴いた者は取り憑かれるように何度も読み返すと言う。
その怪異談を作られた作者不明であり、それを乗じてコピー怪異談が作られてくる。そしてその怪異談を披露する彼女達も不気味な野薔薇を鳴かせるーー。
ーー暗黒将棋ーー
俺の名前は鬼道義隆。52歳。
職業はプロ棋士であり、よく仲間達と将棋やチェスする。
そんな職業柄かよく夢の中でチェスや将棋をするようになった。
しかし、夢の中のチェスはずいぶんと変わっていた。
奇妙な駒が描かれていたからだ。
そして相手が駒を取ると。
俺の左の眼玉が飛び出した。
俺が駒を取ると相手の右3本指が黒くぼろぼろになる。
ふとなぜだろうと思えば駒には身体の部分が描かれていたからだ。
つまり駒で相手の駒を取ると相手の身体の一部分がなくなるということだった。
そうと分かれば俺は必死になる理由もある。
このデスゲームを一気に終わらせるために俺は心臓の部分の駒を取る。
相手は心臓が飛び出してあの世へ旅立った。
そしてそのまま俺は意識を失った。
俺が目を覚ますとどうやら自分の部屋にいた。
そして俺は違和感を感じた。
そして左目から何も映らず真っ暗だった。
洗面所で鏡を確認するとやはり左目は失っていた。
あの悪夢は現実だったのだ。
そして俺は毎晩、あの悪夢のチェスをプレイする。
おそらく死ぬまで繰り返すだろう。
暗黒将棋 終
ーー暗黒料理ーー
ぐつぐつ煮込む鍋。
部屋中から香が漂い食欲を誘う。
そこに私たちが持ち込んできた食材がある。
私たちは今夜闇鍋するために持ち込んできたからだ。
「準備いいかしら?」
リーダーのヨミが合図すると部屋の明かりを消して真っ暗にする。
そして次々に鍋に私たちの食材を投入する。
食材は基本的に私たちが食べられる物だ。昆虫食材は他のメンバーがNGだしたから、持ち込んでない。
そして各自鍋から茶碗をよそい食べる。
味はまぁまぁだった。ただ口に何か残るのはキノセイだろうか。
私が最後よそうとき丸い玉のようなモノがつかめなかったのでヨミに了解得て部屋の明かりをつけて見ると……。
その丸い玉はヒトの眼玉だった。
そしてぐつぐつ煮込む鍋の中からヒトの小指のようなモノや心臓部分が見つかった。
私たちは青ざめて一斉にトイレに駆け込む。
あの食材達は私たちの中の誰かが持ち込んできたモノ。
私たちの関係はこの日で終わり、2度と闇鍋を開催することはなかった。
暗黒料理 終
ーー暗黒教室ーー
「おはよう?」
私はヨミ。学校に登校すると何故か真っ暗だった。
教室に向かうと生徒たちは物静かで席に着いていた。
そこで私は席に着くと教室中に黒く塗りつぶされていく。
「~~!?」
私含むみんなも黒く塗りつぶされていく。その暗黒脅威に抵抗できないまま完全黒く塗りつぶされていき私たちは石像のように身動き取れなくなった。
暗黒教室 終
ーー暗黒映画ーー
「ふー。終わったな暗黒映画」
「そうね。暗黒将棋、暗黒料理、暗黒教室の3本立てだったからね」
とある男女カップルは丁度、映画を観て終わる時だった。
その時男女カップル異変が起きる。
なんと顔全体につぶつぶの穴状ができる。
次第にその穴が身体全身に広がっていく。
助けを求めても観客は無視する。
そして完全に穴は広がって男女カップルは完全消失した。
丁度、義隆も映画を鑑賞していたが男女カップルの異変に気づかずその時に自分の映画にモデルなってることに気づいてなかった。
その日の晩彼は毎晩悪夢に悩まされることになる。
暗黒映画 終
暗黒将棋に続く
「ニ」
ーー部室内ーー
「暗黒怪異談は以上ね」
みんなは私の語った暗黒怪異談にざわつき始めた。
「なんか不思議というより不気味ね」
私も恵に同意見である。
「なんかお得感するわね」
女王様もポイント還元にこだわるほど取り憑かれる怪異談ね。
「なー。この怪異談も俺たちでオレンジしないか?あの野花怪異談に対抗するためには丁度いいだろ」
「真理亜、オレンジじゃなくアレンジね」
「そうとも言う」
部員のみんなは談笑する。
私たちは野花怪異談に対抗するために怪異談を語る部活を立ち上げた。
私の本業に差し当たらない程度だが結構な部員達が集まったから。
この調子で鐘技怪異談を徐々に勢力を塗り替えるからね。
待っててね。私の永遠ライバル
「三」
ーー????ーー
「暗黒怪異談?何かしら」
とある彼女は暗黒怪異談に何かに突き刺さる。
そして彼女はその暗黒怪異談を利用してエイエンを繰り返すことができるか、実験すると見事に成功して、彼女もまたその怪異談に虜になる。
ーー野花高校1年B組クラスーー
「暗黒怪異談聴いた?」
「聴いたよ。回乱◉BAN!もいいけどこの怪異談もいいよね」
クラスでは野花怪異談と鐘技怪異談が二分に別れるほどの勢力に危機感持ったある少女は本腰入れて怪異談に精に出す。その時に彼女もまた部活を立ち上げていろんな怪異談を収集するようになる。
彼女もまた不思議な野花を咲かせるーー。
暗黒怪異談 完
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