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338話、違和感を覚える感触
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「ガァッ……!? ……あ?」
腹部辺りで何か爆発したのかと疑う重撃を起点に、全身へ刹那でほとばしる激流を彷彿とさせる痺れや衝撃に、反射的に出た苦痛の声と、違和感を覚えて素の声が漏れる私。
腹から背中にかけて貫通した衝撃から察するに、私は今、フラウに腹を殴られたのだろう。全身が破裂しかねない衝撃の威力は、一発で人体に確たる致命傷を与える凄まじい威力だと思う。
きっと、内臓や骨も無事じゃないはずだ。実際、厚い衝撃音の間を縫い、枯れ木を砕いたような軽い音が、連続で耳に届いていたからな。たぶん感覚的に、腹部周りの骨は全損している。
先の一撃だけで、喉の底から熱い液体が込み上げてきているのを感じ始め、それが口から漏れ出していく。味や量からして、間違いなく大量の血。
しかし、こうも痛みを感じないものなのか? ウンディーネと戦っている最中、水の鞭で腹部を攻撃された時は、私の手は悲惨なほど手が震えていて、意識が朦朧としていたというのに。
フラウに殴られた瞬間、視界が激しくブレて、変に白飛びしたものの。数秒すれば、ブレた視界は戻って良好。どこも痛みを感じなければ、殴られる前とさほど変わっていない。
体の内部から湧き出てくる血は、一向に止む気配は無さそうだけれども。体調は特に変わった様子も無いし、フラウを見下す余裕さえある。
「初めて人間の体をぶん殴ったけど、想像以上に脆いな。手加減してこれかよ。次殴ったら突き抜けちまうぞ」
人間の脆さに不満を漏らし、次で壊れてしまうと不服そうな表情を浮かべるフラウ。が、何を思ったのか。己の握り拳を、黙ったまま睨みつけた。
「けど、なんか変な感触がしたな。液体みたいなもんが二重にあったというか、一回で二人同時にぶん殴ったというか……。まあ、確認してみりゃあ分かるか」
「んぶっ……!!」
フラウが、口角をいやらしく上げた矢先。私の腹部に、二度目の重い衝撃を感知。同時に、拳が腹を貫通したのか。体の内部で、乱暴に蠢く物を感じ始めた。
「うわっ、思ってたより熱いな。ヌメヌメしてて気色悪いし、凍らせちまうか」
「ゔっ……、あっ……!?」
「この元気良く脈動してるもんは、心臓か? この長いもんは、なんだ? 分かんねえや。……ああ~、どれも空っぽだな。あたしの気のせいだったか?」
内臓をいくら握り潰されようが凍らされようが、依然として痛みをまったく感じないが……。体の中をいじくられるのが、あまりにも気持ち悪くて、意に反して声が出てきてしまう。
けれども、体の内部を適当に凍らされたお陰で、止めどなく溢れていた血が収まってきた。手先、というか全身に感覚は無し。口は……、普通に動くし声も出せそう───。
……なんだか、この状態に覚えがあるぞ。万が一にもあり得ないけど、あれは精霊由来の力なので、制限されていないなら出来なくもない。フラウの不可解な言い分からして、まさかな?
「ゲホッ、ゴホッ……! ……な、なん、か、居たか?」
「体内こねくり回された挙句、全部凍らせたってのに、よく平気に喋れんな。上半身には居なかったぜ。頭をかち割ったり全身引き裂いてもいいけど、後々分かることだ。さてと! 強引な手を使っちまったが、一回目はあたしの勝ちだな! とりあえず雪葬してやっから、さっさと生き返って二回戦目と行こう、ぜっ!」
自分が勝利したと勝手に思い込み、空虚な勝ち鬨を上げたフラウが、私の体を雪原に向かってぶん投げたらしく。乱雑に滑り回っていく視界に、時折映り込むフラウの姿が、徐々に高度を上げていく。
いや、違う。私が下に向かって落ちていっているのか。雪原との距離は、まだ遠そうだ。首から下の感覚は、未だ復活せず。口以外動かせないから、右目に直接張り付いた雪が払えず、邪魔でしょうがない。
「……けど、これ、で……、いい」
口さえ動けば問題は無い。あたしの勝ち? さっさと二戦目を始めよう? あいつは、一体何を言っているんだ? 戦いは、まだ終わってなんかいないというのに。
フラウ。お前は、最大の過ちを犯した。それは、私の顔を凍らせず、雪葬とか口走って私を放り投げたことだ。下に広がっている雪原は、私の墓じゃないことを教えてやる。……すみません。随分、不格好な姿になってしまいましたが、御二方の力をお貸し下さい。
『……司るは、火。万象の、創造を……、刻み、善悪問わ、ず……、平等に清火を灯す、者に……、告ぐ』
魔力は『気まぐれな中立者』を召喚される前に秘薬を飲んだので、全快状態。視界内に魔法陣は見えないけど、膨大な量の魔力を消費している感覚がする。途切れ途切れな詠唱ながらも、発動自体はしてくれていそうだ。
『大精霊……“イフリート”、“ベルラザ”……。今、一度……、現世へ降り立ち、 暁の清火を……、照らし、給え。契約者の名は───』
「よっと」
「……え?」
自由落下が安定し、フラウの墓になる予定である雪原が、目前に迫り来る最中。しゃがれ切った声で、詠唱を唱え終えようとした直後。
『ふわふわ』で制止していないのにも関わらず、一刻でも早く聞きたかった声が耳に届いたと同時。落下が急に止まり、想像に容易い誰かに抱き抱えられた感触がした。
「よう、アカシック!」
「……べ、ベルラザ、さん……!?」
視界が勝手に、黒一緒くたの空へと移り変わり。右側から、ワンパク気味な表情を浮かべたベルラザさんの顔が、にょきっと生えてきた。
「……あ、あの、すみま、せん……。まだ、詠唱を……、唱え終えて、ない、んですが……」
「どうせ、あと自分の名前を言うだけだっただろ? 大丈夫大丈夫、何も問題無いさ」
「馬鹿野郎、駄目に決まってんだろうが」
「……あぇ!? その声……、イフリート様まで……!?」
まだ聞こえてはならない第三者の呆れ返った声量に、思わず声を荒げる私。
「そんなことより、馬鹿弟子。来ちまったからには仕方ねえ。アカシックがマジで死ぬ前に、とっとと治療を始めろ」
「言われなくてもですよ。アカシック、よく頑張ったな。最初から今まで、全部しっかり見てたぞ」
「ベルラザ……、さん」
さっきまで弾けた笑顔をしていたのに対し。まるで我が子を励ますような、深い安心感を覚える柔らかな微笑み顔を見せてきた。本当にこの人は、どんな場所や場面でも、破天荒で固定観念に囚われない現れ方をしてくる。
でも、生きている内にベルラザさんの顔を見れて、心底ホッとしてしまい。緊張の糸が全部ぶち切れて、視界が温かく潤んできてしまった。
腹部辺りで何か爆発したのかと疑う重撃を起点に、全身へ刹那でほとばしる激流を彷彿とさせる痺れや衝撃に、反射的に出た苦痛の声と、違和感を覚えて素の声が漏れる私。
腹から背中にかけて貫通した衝撃から察するに、私は今、フラウに腹を殴られたのだろう。全身が破裂しかねない衝撃の威力は、一発で人体に確たる致命傷を与える凄まじい威力だと思う。
きっと、内臓や骨も無事じゃないはずだ。実際、厚い衝撃音の間を縫い、枯れ木を砕いたような軽い音が、連続で耳に届いていたからな。たぶん感覚的に、腹部周りの骨は全損している。
先の一撃だけで、喉の底から熱い液体が込み上げてきているのを感じ始め、それが口から漏れ出していく。味や量からして、間違いなく大量の血。
しかし、こうも痛みを感じないものなのか? ウンディーネと戦っている最中、水の鞭で腹部を攻撃された時は、私の手は悲惨なほど手が震えていて、意識が朦朧としていたというのに。
フラウに殴られた瞬間、視界が激しくブレて、変に白飛びしたものの。数秒すれば、ブレた視界は戻って良好。どこも痛みを感じなければ、殴られる前とさほど変わっていない。
体の内部から湧き出てくる血は、一向に止む気配は無さそうだけれども。体調は特に変わった様子も無いし、フラウを見下す余裕さえある。
「初めて人間の体をぶん殴ったけど、想像以上に脆いな。手加減してこれかよ。次殴ったら突き抜けちまうぞ」
人間の脆さに不満を漏らし、次で壊れてしまうと不服そうな表情を浮かべるフラウ。が、何を思ったのか。己の握り拳を、黙ったまま睨みつけた。
「けど、なんか変な感触がしたな。液体みたいなもんが二重にあったというか、一回で二人同時にぶん殴ったというか……。まあ、確認してみりゃあ分かるか」
「んぶっ……!!」
フラウが、口角をいやらしく上げた矢先。私の腹部に、二度目の重い衝撃を感知。同時に、拳が腹を貫通したのか。体の内部で、乱暴に蠢く物を感じ始めた。
「うわっ、思ってたより熱いな。ヌメヌメしてて気色悪いし、凍らせちまうか」
「ゔっ……、あっ……!?」
「この元気良く脈動してるもんは、心臓か? この長いもんは、なんだ? 分かんねえや。……ああ~、どれも空っぽだな。あたしの気のせいだったか?」
内臓をいくら握り潰されようが凍らされようが、依然として痛みをまったく感じないが……。体の中をいじくられるのが、あまりにも気持ち悪くて、意に反して声が出てきてしまう。
けれども、体の内部を適当に凍らされたお陰で、止めどなく溢れていた血が収まってきた。手先、というか全身に感覚は無し。口は……、普通に動くし声も出せそう───。
……なんだか、この状態に覚えがあるぞ。万が一にもあり得ないけど、あれは精霊由来の力なので、制限されていないなら出来なくもない。フラウの不可解な言い分からして、まさかな?
「ゲホッ、ゴホッ……! ……な、なん、か、居たか?」
「体内こねくり回された挙句、全部凍らせたってのに、よく平気に喋れんな。上半身には居なかったぜ。頭をかち割ったり全身引き裂いてもいいけど、後々分かることだ。さてと! 強引な手を使っちまったが、一回目はあたしの勝ちだな! とりあえず雪葬してやっから、さっさと生き返って二回戦目と行こう、ぜっ!」
自分が勝利したと勝手に思い込み、空虚な勝ち鬨を上げたフラウが、私の体を雪原に向かってぶん投げたらしく。乱雑に滑り回っていく視界に、時折映り込むフラウの姿が、徐々に高度を上げていく。
いや、違う。私が下に向かって落ちていっているのか。雪原との距離は、まだ遠そうだ。首から下の感覚は、未だ復活せず。口以外動かせないから、右目に直接張り付いた雪が払えず、邪魔でしょうがない。
「……けど、これ、で……、いい」
口さえ動けば問題は無い。あたしの勝ち? さっさと二戦目を始めよう? あいつは、一体何を言っているんだ? 戦いは、まだ終わってなんかいないというのに。
フラウ。お前は、最大の過ちを犯した。それは、私の顔を凍らせず、雪葬とか口走って私を放り投げたことだ。下に広がっている雪原は、私の墓じゃないことを教えてやる。……すみません。随分、不格好な姿になってしまいましたが、御二方の力をお貸し下さい。
『……司るは、火。万象の、創造を……、刻み、善悪問わ、ず……、平等に清火を灯す、者に……、告ぐ』
魔力は『気まぐれな中立者』を召喚される前に秘薬を飲んだので、全快状態。視界内に魔法陣は見えないけど、膨大な量の魔力を消費している感覚がする。途切れ途切れな詠唱ながらも、発動自体はしてくれていそうだ。
『大精霊……“イフリート”、“ベルラザ”……。今、一度……、現世へ降り立ち、 暁の清火を……、照らし、給え。契約者の名は───』
「よっと」
「……え?」
自由落下が安定し、フラウの墓になる予定である雪原が、目前に迫り来る最中。しゃがれ切った声で、詠唱を唱え終えようとした直後。
『ふわふわ』で制止していないのにも関わらず、一刻でも早く聞きたかった声が耳に届いたと同時。落下が急に止まり、想像に容易い誰かに抱き抱えられた感触がした。
「よう、アカシック!」
「……べ、ベルラザ、さん……!?」
視界が勝手に、黒一緒くたの空へと移り変わり。右側から、ワンパク気味な表情を浮かべたベルラザさんの顔が、にょきっと生えてきた。
「……あ、あの、すみま、せん……。まだ、詠唱を……、唱え終えて、ない、んですが……」
「どうせ、あと自分の名前を言うだけだっただろ? 大丈夫大丈夫、何も問題無いさ」
「馬鹿野郎、駄目に決まってんだろうが」
「……あぇ!? その声……、イフリート様まで……!?」
まだ聞こえてはならない第三者の呆れ返った声量に、思わず声を荒げる私。
「そんなことより、馬鹿弟子。来ちまったからには仕方ねえ。アカシックがマジで死ぬ前に、とっとと治療を始めろ」
「言われなくてもですよ。アカシック、よく頑張ったな。最初から今まで、全部しっかり見てたぞ」
「ベルラザ……、さん」
さっきまで弾けた笑顔をしていたのに対し。まるで我が子を励ますような、深い安心感を覚える柔らかな微笑み顔を見せてきた。本当にこの人は、どんな場所や場面でも、破天荒で固定観念に囚われない現れ方をしてくる。
でも、生きている内にベルラザさんの顔を見れて、心底ホッとしてしまい。緊張の糸が全部ぶち切れて、視界が温かく潤んできてしまった。
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