ぶっきらぼう魔女は育てたい

桜乱捕り

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164話、四年越しに果たせた約束

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 サニーの暖かな体を抱きしめて、心身が心地よい幸せに満たされてから、何分ぐらい経っただろうか。
 溢れ出して止まらなかった涙が、すっかり乾いているから、十分以上は経ったかもしれない。
 その間は、サニーも私もずっと無言だった。そろそろ暇を持て余しているかもしれないし、いい加減離れないと。
 身を切る思いで決意した私は、そっとサニーから距離を離す。しかし、サニーは棒立ちしたままで、目を瞑ってゆっくり呼吸していた。

「サニー?」

「……ふぇっ?」

 不思議に思って呼び掛けてみると、サニーの体がピクンと反応し、両目を薄っすらと開けた。

「あっ、おかーひゃん……」

「もしかして、寝てたのか?」

「うん。すごく気持ちよかったから、うとうとしてたぁ」

 そう言って右目を擦り、大きなあくびをするサニー。口をむにゃむにゃさせているけど、私の心をくすぐってくる可愛い仕草だな。

「あれ? 右肩が冷たいや」

「む?」

 サニーが何か異変を察知したようなので、私もすぐにサニーの右肩に注目してみた。その右肩はというと、他の部分と見比べても、明らかに水を浴びたようなずぶ濡れ状態になっていた。
 もしかして、私の涙が原因なのか? 肌が透けて見えているし、そこまで泣いていたんだな、私。

「す、すまない。たぶん、私が泣いてたせいだ」

「そこまで泣いてたんだね。背中まで冷たいから、着替えちゃおっかな」

「そうか。待ってろ、今替えを用意す―――」

 待てよ? サニーの体は、私が流した大量の涙によって汚れてしまっている。ならばここは、一回風呂に入った方がいいんじゃないか?
 私も病み上がりで、お湯で濡らした布で体を拭いてもらっていただけなので、副作用が治ってから一度も風呂に入っていない。
 なら、私も一緒に入った方がいいな。なによりも、今の私ならお湯の温かさが分かるし、サニーと一緒に入ったら絶対に楽しいはずだ!

「サニー!」

 立ち上がった矢先。再びその場に屈み、サニーの両肩に両手を置く私。

「わっ! どうしたの、急に?」

「今から、私と一緒に風呂に入ろう!」

「お風呂? まだお昼にもなってないけど、入っちゃっていいの?」

「ああ、風呂はいつでも入っていいものだ! ちょっと待ってろ、今すぐ沸かしてくる!」

 サニーの返答を聞く前に決定付けた私は、バッと立ち上がり、全速力で風呂場に駆けていく。
 朝食後、アルビスが風呂場を掃除していたから、水を張ってくれているはずだ。
 確信しながら脱衣場を駆け抜け、浴室に入り、浴槽の蓋を開けてみれば。予想通り、綺麗な水が並々張られていた。

「よし! ありがとう、アルビス! あとは焚くだけだ!」

 アルビスは、風呂を掃除して水を張った後、水を沸かす為の薪も必ず用意してくれている。薪の位置は感覚で分かるので、指を鳴らし、無詠唱で下位の火属性魔法を発動させた。
 すると、窓の外から『ボッ』という音が鳴り。パチパチと木が燃える音も、後を追って鳴り出した。あの音がするということは、ちゃんと薪に着火した証だ。
 しかし、これだけでは圧倒的に火力が足りない。ちゃんと沸くまで、少なくとも一時間以上は掛かる。早くしないと、サニーが私の涙のせいで風邪をひいてしまう。
 『不死鳥の息吹』は、無詠唱でも浴室ごと蒸発してしまうし。ここは単純に、浴槽の中に下位の火属性魔法を複数個使い続けて、中からも沸かしてしまおう。

「出て来い、“火”」

 右手を前へかざし、火の杖を召喚して掴み、杖先を浴槽へ向けた。

『火の精霊よ、我に力を貸したまえ』

 数十年振りに基礎の詠唱を唱えると、浴槽内の様々な箇所から、ゆうに二十を超す火の玉が現れた。最初にこの詠唱を唱えたのは、私が五歳ぐらいの時だったか。
 小さい火の玉ながらも、数が多いお陰か。数十秒もすれば、水面から白い湯気が昇り始めた。流石に早いな。今後、すぐ風呂に浸かりたい時が訪れたら、また活用してみよう。

「お湯の温度は……。うん、ちょうどいい」

 自分の肌で温度を確認出来たのも、ずいぶん久しぶりだ。なんだか感慨深いものがある。本当は、これが普通なのだけれども。
 浴槽に入れていた手を出し、数回振って水気を切る。元から乾いていた手で指を鳴らし、浴槽に沈んでいた火の玉と、火の杖を同時に消した。

「よし、サニーを呼ぶか」

「私ならここにいるよ」

「む」

 準備が整ったので、サニーを呼んでこようした直後。脱衣場からサニーの声が聞こえてきたので、顔を右側へやる。
 移り変わった視線の先には、入口の前で、こっそりと浴室を覗いているサニーが居た。

「なんだ、見てたのか」

「うん、ずっと見てた。もう沸いたの?」

「ああ、ちょっと工夫してみたんだ。これからは、一分以内に風呂を沸かす事が出来るぞ」

「わあっ、すごく早いね! それじゃあ、入ろっか」

「ああ、そうしよう」

 ニコリと微笑んだサニーの顔が引っ込んだので、私も着ているローブを脱ぎながら脱衣場に戻っていく。

「お母さん。私とどっちが服を脱ぐのが早いか、競争しようよ」

「すまない、もう脱ぎ終わってる」

「えっ? わっ、本当だ! お母さん、早すぎるよ~」

 勝負を出来ず仕舞で不燃焼気味になったサニーが、しかめっ面をしながら頬をプクッと膨らませる。

「昨日まで寝てただけだし、ローブしか着てなかったからな。ほら、サニーも早く脱げ」

「もう~、とうっ!」

 そう不満そうに唸るも、目にも留まらぬ早さで服を脱ぎ捨てたサニーが、したり顔で腰に両手を当てた。

「どうっ? 私も早かったでしょ?」

「とんでもない早さだったけど……、アルビスやヴェルインには見せるなよ?」

 一向に前を隠してくれないので、いそいそとサニーの体に布を巻く私。

「アルビスさんの前で何回かやった事あるけど、毎回顔を逸らしちゃうから、見ててくれないんだよね」

「へ? や、やったのか……?」

「うん。三回目ぐらいにね、頼むから普通に脱いでくれって、アルビスさんに怒られちゃった」

「だろうな……」

 結構前から、私の手が空いていない時に、アルビスがサニーの相手をしてくれてはいたが……。そんな経緯があったとは。後でアルビスに謝っておかないと。
 私もサニーをやんわりと叱りつつ、湿気がこもり始めた浴室へ入る。窓を開けているから換気はされているけど、むわっとした蒸し暑さを感じるな。これも懐かしい感覚だ。

「わーい! 一番風呂だーっ!」

 いきなりはしゃぎ出したサニーが、浴槽へ飛び込み、湯しぶきを豪快に撒き散らした。
 すごい勢いだ。湯しぶきが天井まで届いている。なんだか、今日のサニーは終始楽しそうにしているな。
 頭まで潜ったサニーが浮上し、浴槽のへりに頭を預け。とろけ切った表情になり、「はぁ~っ」と至福そうなため息を漏らした。

「気持ちいい~……」

「飛び込んだら危ないだろ? ちゃんと気を付けて入れ」

「ごめんにゃしゃ~い……」

 腑抜けた声で謝るも、サニーは既に心ここに有らず。目を閉じて、ふやけた顔を天井に向けている。まあ、一回叱った事だし。これ以上とやかく言うのはやめておこう。

「さて、私も入るか」

 約九十年振りに入る、お湯の温かさがちゃんと分かる風呂だ。そう思ってしまったからには、私の心も弾み出してきた。楽しみだな。
 サニーが手前で浸かっているので、足を奥まで伸ばしてお湯に沈めていく。この時点で、とんでもなく気持ちよく感じる。あまり緊張する場面でもないが、鼓動まで早くなってきた。
 へりに手を付きつつ、両足で立つ。そして、サニーの邪魔にならないよう、体をお湯に沈めていった。

「あ゙あ゙あ゙ぁぁ~~っ……。にゃんだこれぇ~、きんもちぃぃ~……」

 あまりに気持ち良すぎたせいで、とんでもなくしゃがれた声を発してしまった。全身を満遍なく包み込む、柔らかなお湯の抱擁よ。たまらなく気持ちがいい。
 まだ体の芯に残っていた疲れが、お湯に溶け込んでいくのを感じる。体を外側からじんわりと暖め、内側へと浸透していく。そうだ、これが風呂だ。
 まだピースと一緒に居る時は、風呂も大好きだったな。子供の頃は、必ず一緒に入り。体が大きくなる度に、風呂が狭くなり。とうとう一緒に入れなくなった時は、ちょっぴり寂しい思いをしたっけ。

「ふっ、ふふっ」

「にゃにわりゃってりゅんだぁ~、しゃにぃ~……」

「お母さんが、おばあちゃんみたいな声を出してるなって、思って」

「ゔっ……!?」

 今、私の心に凍てついた鋭い刃物で刺されたような、致命傷になりかねない痛みが走った。……おばあちゃん? 私はサニーに、おばあちゃんと言われたのか?
 実質、百十歳を超えているけども。体の成長や年齢は、新薬の副作用のお陰で止まっているので、事実上二十四歳という若さを保ち続けている。
 悪気は無い、悪気は無いはずだ。……しかし、愛娘の言葉ともあってか。今の一撃は、流石に効いたし堪えた。アルビスの、どの攻撃よりも痛かった。
 大人げないのは分かっている。けどサニーは、私のもっとも触れてはいけない部分に触れてしまった。先ほどからおいたが過ぎているし、ちょっと罰を与えよう。

「言ったな? ほれっ」

「わぷっ!?」

 愛娘への罰。それは、お湯を掛ける事だ。すっかり油断している所、両手を駆使してお湯を顔面に掛けてみれば。
 不意の出来事のせいで飲み込んでしまったのか。慌てて飛び起きたサニーが、苦しそうな咳を何度もし出した。

「ゲホッ、ケホッ……! もう~、やったな~っ!」

「ぶっ、このっ」

 躍起になったサニーが仕返しをしてきたので、応戦してお湯を掛け返す私。サニーめ、どれだけ多くのお湯を飛ばしてきているんだ?
 私も両手を止めずに飛ばしているせいで、もう湯しぶきしか見えない。一向に止む事のない、温かな豪雨。激流に似た、浴室内に反響する水の激しい衝突音。
 そういえば、こんなに激しくなかったけども。昔はピースやレムさん達と、よくこうやってお湯を掛け合っていたなぁ。
 それに、私がここまではしゃぐのも、その時以来になるだろうか。なんだか、童心に帰った気分になってきた。サニーと私、互いにムキになっているが、すごく楽しいや。

 お湯の壁が出来始めてから、数十秒ぐらい経っただろうか? 慣れない動きをし続けたせいで、だんだん腕が重くなってきた。
 たぶん、サニーも疲れてきたのだろう。私に掛かってくる湯しぶきに、勢いがなくなりつつある。
 私も息が乱れてきたので、両手をゆっくり止めてみれば。どうやら、サニーも気付いて両手を止めたようで。
 天井から滴ってくる大量の水滴を挟み、肩で息をしているサニーが、遊び疲れたような顔を私に向けていた。

「ふぅ、ふぅ、ふぅ……」

「はぁ、はぁ、はぁ……。ふふっ」

「ふぅ……。ははっ」

「ふ、ふふっ……、あっはっはっはっはっはっ」

「あっはっはっはっ、ああーーーーっ!! お母さんが笑った!!」

「はっはっはっ、え?」

 何かを見て、驚愕したサニーに指を差されている事を認めた視界が、下へ滑り落ち。数回瞬いてから、意に反してサニーの方へ戻った。

「今、私……、笑ってた、よな?」

「笑ってた! すっごく素敵な笑顔で笑ってたよ!!」

 ずぶ濡れの青い瞳を眩く輝かせ、両腕を上下にぶんぶんと振るサニー。
 あまりにも自然に笑っていたせいで、自分でも気が付かなかった。……ああ、そうか。私、笑ってたんだ。笑えるように、なれたんだ。

「やっと……、やっとサニーの前で、笑えるようになれたんだ」

「ほらっ、また笑った! んん~っ、やったーー! やっとお母さんが笑ってくれたーーっ!!」

 喜びが爆発したサニーが、満面の笑顔でバンザイをした。なんて弾けた笑顔なんだ。本当に嬉しそうにしている。
 あそこまで喜ぶのも、無理もないか。サニーが四歳になった時、細い色棒を贈って私を描いてくれた後。私の笑顔を取り戻すのは、お前の使命だと言って、サニーと約束したもんな。
 もしかしたら、それからずっと私の笑顔を取り戻す為に、サニーなりに頑張っていてくれていたのかもしれない。約束を交わした、四年以上も前から。

「ありがとう、サニー。私が笑えるようになれたのは、お前のお陰だ」

「えへへ。だって、そういう約束をしたもん。私が絶対に、お母さんを笑わせてあげるってね」

「やっぱり覚えてたんだな」

「うん! 一回も忘れた事はないよ。早くお母さんの笑ってる顔を見たかったし、いっぱい描いてみたかったからね」

 私にとっても嬉しい事を明かしてくれたサニーが、無垢な笑みをふわりと送ってきた。一回も忘れた事はない、か。そうまでしてサニーは、私の笑顔を取り戻そうとしてくれていたんだな。
 きっと、日々陰で努力をしていたに違いない。私を笑わせようと、色々試してくれていたのだろう。
 ……そんなサニーの努力に応える事が出来ずに、四年以上も待たせていたとは。なんだか、悪い事をしてしまったな。

「すまない、サニー。長い間、待たせてしまって」

「本当だよ。もう、くたびれちゃった」

 やや私の心が痛む文句を垂れると、サニーは私の元に近づいてきて、太ももに座ってから背を向ける。
 そのまま寄りかかってくると、顔を見上げ、私に不満そうにしている細まった目を合わせてきた。

「だから少しの間だけ、私のわがままを聞いてほしいな」

 サニーがここまでキッパリと、自己主張をしてくるのは極めて珍しい。鬱憤も相当溜まっているだろうし、原因を作った私が全て晴らしてやらないと。

「分かった。しばらくは、私を好きに使ってくれ。なんでも叶えてやる」

「ほんとっ!? じゃあ、じゃあっ! 今すぐお風呂から出て、お母さんの笑ってる顔をいっぱい描きたい!」

「ははっ、言うと思った。なら、すぐ上がろう。沢山描いてくれよ?」

「うんっ!」

 即座にわがままを聞き入れ、サニーを抱っこしながら立ち上がる私。自分が笑っている顔はまだ見れていないから、とても楽しみだ。
 さあ、ここからは長丁場になる。シルフにお礼を言うのは、今日の夜中にやるとして。新しい秘薬を作る為の材料集めは、また今度でいいか。
 しばらくは、私の笑顔を取り戻してくれた、最愛なる娘のわがままを叶え続けていよう。もちろん、感謝を込めてな。
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