無敵だけど平穏希望!勘違いから始まる美女だらけドタバタ異世界無双

Gaku

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第一章:旅の始まりと最初の仲間

第5話:天才神官、旅を乞う

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 冒険者ギルドの分厚い樫の扉を押し開けた瞬間、俺たち――リリア、グラン、バルガス、そして俺の四人は、むっとするような熱気と喧騒、そして百を超える視線に迎えられた。そこは、成功を夢見る者、挫折に打ちひしがれる者、日々の糧を求める者たちの欲望と汗と安いエールの匂いが渦巻く、巨大な坩堝(るつぼ)のような場所だった。

 俺たちの帰還は、静かな水面に投じられた巨石のように、ギルド内の空気を一変させた。それまで依頼書(クエストボード)の前で仲間と談笑していた者、カウンターで酒杯を傾けていた者、テーブルで武具の手入れをしていた者、その誰もが、まるで示し合わせたかのように一斉にこちらを振り返る。その視線は、単純な好奇心だけではない。嫉妬、疑念、そしてわずかな畏怖が混じり合った、粘つくような感情の塊となって俺たちに突き刺さった。

「おい、見ろよ……あいつらだ!」
「『深淵の森』から帰還したって、まさか……」
「怪物はどうなったんだ?あの『森の悪夢』とまで呼ばれたキメラが……」
「嘘だろ。あのパーティ、確かに腕は立つが、危険度Bの化物をたった三人で……いや、四人か?あそこにいる地味な格好の男は誰だ?」

 囁き声が、波のようにギルドの隅々まで広がっていく。俺に向けられる視線は、特に値踏みするような色合いが濃い。それもそのはずだ。歴戦の猛者であることを全身で主張するリリアたち三人と比べて、俺の格好はどこにでもいる薬草採りのそれ。使い古した革鎧と腰に下げた一本のナイフは、お世辞にも冒険者らしいとは言えない。彼らにとっては、高難易度の討伐依頼に紛れ込んだ、場違いな素人にしか見えないのだろう。

(……勘弁してくれ。こういうのが一番苦手なんだ)

 俺は内心で悪態をつきながら、できるだけ気配を消し、壁の染みにでもなったつもりでリリアたちの後ろを歩く。俺が望むのは、人知れず薬草を採取し、日々の糧を得て、誰にも注目されずに平穏に暮らすこと。英雄譚の登場人物になるなんて、冗談じゃない。

 そんな俺の心労など露知らず、パーティのリーダーである女剣士リリアは、そんな視線の集中砲火をものともせず、むしろ心地よさそうに胸を張ってギルドの中央を闊歩していく。彼女の燃えるような赤い髪が、勝ち誇ったように揺れていた。その両脇を固めるのは、岩のような巨躯を誇る斧使いのバルガスと、冷静沈着な表情を崩さない斥候のグランさんだ。彼らもまた、この凱旋を当然のこととして受け入れているようだった。

 やがて俺たちは、ギルドの最奥に鎮座する、巨大なオーク材のカウンターの前にたどり着いた。カウンターの向こう側で腕を組み、鷹のような鋭い眼光で俺たちを見据えているのは、この街の冒険者ギルドを束ねるギルドマスターその人だった。顔に刻まれた幾多の傷跡と、歴戦の風格を漂わせる白髪混じりの髭が、彼がただの事務員ではないことを物語っている。

「うむ、ご苦労だったな」

 地響きのような低い声が、ギルドの喧騒を切り裂いた。ギルドマスターは俺たち一人一人の顔を順に、そして最後に俺の顔を少しだけ長く見つめた後、重々しく口を開いた。

「報告は受けとる。危険度B指定、深淵の森のキメラを討伐したとな。……して、結局のところ、誰がとどめを刺したんじゃ?」

 その問いに、場の空気がぴんと張り詰めた。周囲の冒険者たちも、聞き耳を立てているのが分かる。誰が最大の功労者なのか、それは報酬の分配だけでなく、冒険者としての名声に直結する重要な問題だ。

 しかし、ギルドマスターの問いに、当事者であるはずの俺たちは顔を見合わせるばかりだった。

「えーっと……」

 リリアが、普段の彼女からは想像もつかないほど歯切れ悪く言葉を濁す。グランさんもバルガスも、困ったように首を傾げるばかりだ。それも無理はない。あの時、俺たちは確かに追い詰められていた。三つの頭を持つ巨大なキメラ、その獅子の顎がリリアに迫り、山羊の角がバルガスを狙い、蛇の尾がグランさんの足元を薙ごうとしていた、まさにその絶体絶命の瞬間。

 ――閃光が、世界を白く染め上げた。

 俺が咄嗟に、ほんの少しだけ力を解放した結果だった。目を開けた時には、あれほど暴れ狂っていたキメラの巨体は跡形もなく消え去り、森の一部が抉り取られたかのように更地になっていたのだ。あまりの出来事に、三人は何が起きたのか理解できずに呆然としていた。もちろん、俺は「何かの奇跡が起きたんじゃないか?」としらを切り通した。

 この場で真実を語るわけにはいかない。俺が規格外の力を持っているなどと知られれば、平穏なスローライフ計画は即座に破綻する。王国の騎士団に勧誘されるか、あるいは危険人物として囚われるか。どちらにせよ、面倒事しか待っていない。

 沈黙が気まずく流れる中、ギルドマスターはしばらく俺たちの顔を眺めていたが、やがて何かを察したのか、あるいは面倒になったのか、豪快に笑い飛ばした。

「がっはっは!まあ、よかろう!難しいことはどうでもいいわい!」

 ニカッと白い歯を見せると、彼はカウンターの下からずしりと重そうな分厚い革袋を取り出し、ドンッ!と大きな音を立てて叩きつけた。

「危険度Bの怪物を討伐したという事実に変わりはない!誰がとどめを刺したかなど、些細な問題じゃ!これはお前たちの連携が生んだ勝利だ!誇るがいい!」

 ……なんという強引なまとめ方。だが、その有無を言わせぬ迫力と、結果を正当に評価する姿勢に、ギルド内の誰一人として異論を唱える者はいなかった。むしろ、一部の冒険者からは「さすがギルドマスターだ」と感嘆の声すら漏れている。

 ギルドマスターは革袋の口を開け、中身をカウンターの上にぶちまけた。じゃらり、と硬質で心地よい音を立てて、黄金色の輝きが溢れ出す。何十枚、いや、百枚はあろうかという金貨の山。一般市民が一生かかっても目にすることのないような大金だ。その圧倒的な光景に、ギルドのあちこちからゴクリと喉を鳴らす音が聞こえた。

 そして、誰よりも早くその黄金の輝きに反応したのは、リリアだった。彼女の瞳が、獲物を見つけた猫のようにキラリと輝いた。

「あなた、やっぱりなかなかやるじゃない!どう? この際、正式にうちのパーティに入りなさいよ!これだけの報酬を稼げるんだから、悪い話じゃないでしょう?歓迎するわ!」

 彼女は金貨の山をちらりと見てから、にこやかに俺の肩をバンバンと叩いた。彼女の機嫌が最高潮に達しているのが分かる。

「いや、だから俺は平穏な薬草採取がしたいんで……それに、今回はたまたま運が良かっただけで」

「またまたー!謙遜しちゃって!あんた、あの土壇場で妙に落ち着いてたじゃない。何か隠してるんでしょう?その度胸があれば、一流の冒険者になれるわよ!」

「度胸というか、ただ腰が抜けて動けなかっただけです」

「嘘おっしゃい!じゃあ、あの的確な指示は何だったのよ!」

 再び始まった不毛な勧誘。彼女の言い分はこうだ。俺がいればもっと稼げる。もっと有名になれる。俺の言い分はこうだ。金も名誉もいらないから、そっとしておいてほしい。この押し問答を丁重に、かつ断固として断り続けること、実に五分。グランさんが「リリア、そのくらいにしておけ。彼には彼の考えがあるんだろう」と助け舟を出し、バルガスも「まあ、気が向いたらでいいんじゃねえか」と巨体を揺すったことで、ようやくリリアも諦めがついたらしい。

「ふーん、つまんないの。まあ、気が変わったら言いなさいよ!この街にいる間は、あたしたちもこのギルドを拠点にしてるから!」

 彼女は名残惜しそうにそう告げると、報酬の金貨を山分けし(俺の分は「臨時参加の特別報酬」として、きっちり四分の一渡された)、仲間たちと共に嵐のように賑やかにギルドを去っていった。

「じゃあな、兄ちゃん!達者でな!」
「またどこかで会おうぜ!」

 三人の姿が扉の向こうに消えると、あれほど騒がしかったギルドに、ふっと静寂が戻った。いや、まだ他の冒険者たちの喧騒は残っている。だが、俺に突き刺さっていた視線のほとんどは、去っていったリリアたちと共に消え失せていた。

(……やっと、静かになった)

 俺は懐に押し込まれたずしりと重い革袋の感触を確かめながら、誰にも気づかれないように、深く安堵のため息をついた。これでようやく、俺が本当に望んでいた生活が始められる。

 ◇

 その日の夕暮れ。
 俺はギルドからほど近い、運河沿いに建つ「せせらぎの宿」という、なんとも風情のある宿屋の一階にある食堂にいた。ギルドの喧騒から逃れるようにして宿を取り、ようやくありついた久しぶりのまともな食事だった。

 窓の外では、茜色の夕日が街並みをオレンジ色に染め上げ、眼下を流れる水路のきらきらと黄金色に輝いている。ゴンドラが行き交う音、家路を急ぐ人々の話し声、どこかの家から流れてくる楽しげな音楽。それらが混じり合って、心地よい生活のBGMとなっていた。

 テーブルに置かれたランプの柔らかな炎が、こんがりと焼き色のついたパンと、目の前で湯気を立てるビーフシチューを温かく照らしている。食堂の中は、俺と同じように一日の仕事を終えた人々で賑わっていたが、その喧騒すらも、今の俺にとっては心地よい安らぎの一部だった。

 熱々のシチューを、木製のスプーンで一口すくう。じっくりと煮込まれたであろう牛肉は、スプーンを入れただけでほろりと崩れるほど柔らかい。それを口に運ぶと、芳醇な肉の旨味と、野菜の甘みが溶け込んだ濃厚なソースが、口の中いっぱいにじゅわっと広がった。

 ――うまい。

 心の底から、そんな言葉が漏れた。五年間、森の奥深くで人知れず修行に明け暮れていた間、俺の食事は、保存用の干し肉と、味気ない木の実、そして泥臭い湧き水だけだった。生きるためだけの、作業のような食事。それに比べれば、この温かくて味わい深いシチューは、まさに天上のご馳走だ。体中の細胞が、一つ一つ歓喜の叫びを上げているのが分かる。

 この静けさ。この味。この温かさ。
 これだよ、これ。俺がずっと求めていたのは、こういう何でもない、当たり前の時間なんだ。
 もう二度と、あの孤独で殺伐とした日々には戻りたくない。誰にも脅かされず、誰にも干渉されず、ただ静かに生きていきたい。

 俺は至福の時を噛みしめ、誰にも邪魔されない一人きりの夕食を――

「……あの」

 楽しむことは、できなかったらしい。

 その声は、食堂の賑やかな喧騒の中にあって、不思議なほどクリアに俺の耳に届いた。静かで、それでいて凛とした芯の通った声。
 顔を上げると、テーブルの脇に、一人の少女が立っていた。
 純白の神官服に身を包み、夕日を受けて輝く銀色の髪を腰まで伸ばした、儚げな印象の少女。昼間、キメラ討伐の際に森で出会った神官のセレス、その人だった。

 食堂の喧騒の中、なぜか彼女の周りだけが、まるで別の空気が流れているかのように静まり返っている。ランプの光が彼女の白い肌を透き通るように照らし、その姿はどこか幻想的でさえあった。彼女はひどく緊張した面持ちで、神官服の裾を両手でぎゅっと握りしめている。その指先が、微かに白くなっていた。

 俺はシチューを咀嚼し、ゆっくりと飲み込んでから口を開いた。面倒事はごめんだ、という心の声が警鐘を鳴らしている。

「どうか、なさいましたか。神官様」

 できるだけ事務的に、関わり合いになりたくないという響きを込めて尋ねた。だが、彼女は怯むことなく、意を決したように、まっすぐに俺の目を見つめてきた。その澄んだアメジスト色の瞳は、まるで心の奥底まで見透かしてくるかのようだ。俺はなぜか、その視線から目を逸らすことができなかった。

「私は、あなた様のような方にお会いしたのは、初めてです」

 彼女は、静かに、しかしはっきりと告げた。その言葉の意味を測りかねて、俺は無言で次の言葉を待つ。

「あのキメラを…あの子を、救ってくださったのは、あなた様ですね」

 心臓が、ドクンと嫌な音を立てた。
 キメラを「あの子」と呼んだことにも驚いたが、それ以上に、彼女が俺の仕業だと確信を持っていることに動揺した。リリアたちでさえ気づかなかった真実を、なぜこの少女が。

「……人違いだ」

 俺は即座に否定する。声が少しだけ上擦ったかもしれない。

「俺はパーティの後ろの方で、隅っこで震えてただけだよ。何が起きたのかも見ていない」

 我ながら見事な嘘だと思った。だが、俺の必死の誤魔化しを、彼女は即座に、だが穏やかに否定した。その表情に、俺を責めるような色は一切ない。ただ、静かな確信だけがそこにあった。

「いいえ。人違いではありません」

 彼女は小さく首を振る。
「あの時、森全体が優しい光に包まれました。それは、破壊の力などではありませんでした。苦しんでいたキメラの魂を、安らかに天へ導くような、とても温かい聖なる光でした。治癒と浄化の魔法を専門とする私には、分かります。あれは、神々が奇跡を起こしたのではなく…誰かが、大いなる慈悲の力を行使したのです」

(……まずい。この神官、思った以上に厄介だ)

 彼女の洞察力は、常軌を逸している。俺が放ったのは、単なる消滅の力ではない。苦しみから解放するための、いわば「鎮魂」の力。その本質を、彼女は正確に見抜いていた。

 俺が押し黙っていると、彼女はさらに言葉を続けた。その声には、焦りも苛立ちもなく、ただひたすらに真摯な響きがあった。

「私は、あなたの力の根源を知りたいとか、どうやってそれを使っているのかとか、そういう大それたことを考えているわけではありません。それは、あなた様だけが持つ、尊い秘密なのでしょうから」

 一呼吸置いて、彼女はぎゅっと握りしめていた拳に、さらに力を込めた。

「ただ…ただ、あなたの行く末を、隣で見届けたいのです」

 そして、彼女は深々と、まるで王族に拝謁するかのように綺麗に頭を下げた。銀色の髪が、さらりと床に流れ落ちる。

「お願いがあります。どうか、私をあなたの旅に連れて行ってはいただけないでしょうか」

 面倒事の匂いが、ぷんぷんどころか、鼻が曲がるほど強烈に立ち込めてきた。
 断るべきだ。絶対に断るべきだ。俺の平穏なスローライフ計画が、根底から、いや、基礎工事の段階で崩壊してしまう。分かっている。痛いほど分かっているんだが……。

「……俺は何もしていない」

 最後の抵抗だった。子供じみた、意地のような否定。それで諦めてくれるなら、それでこの場を立ち去ってくれるなら、と。

 しかし、セレスはゆっくりと顔を上げた。その表情には、ほんの少しだけ、悲しそうな光が宿っていた。そして、彼女はふわりと、儚く微笑んだ。

「いいえ、分かります」

 その言葉は、呪いだった。静かで、抗いがたい、呪いの言葉。

「あなたの力は、とても暖かくて…そして……とても、寂しい匂いがしました」

 その一言は、鋭利な刃物となって、俺が五年、いや、物心ついた時から築き上げてきた分厚い心の壁を、いともたやすく貫いた。
 誰にも見せず、誰にも気づかれなかった、俺の内側の空っぽな部分。強大な力を持ちながらも、それを誰とも分かち合えず、ただ一人で抱え込んできた孤独。平穏を求める心とは裏腹に、常に世界から隔絶されているような虚無感。
 その核心を、この会ったばかりの少女は、たった一言で言い当ててみせた。

 暖かくて、寂しい。
 それは、俺という存在そのものを表す、あまりにも的確な言葉だった。

「……………はぁ」

 俺は、天を仰いで、今日一番深いため息をついた。シチューの湯気が、ため息に混じって揺らめく。窓の外は、もうすっかり夜の闇に包まれていた。食堂の喧騒も、遠い世界の出来事のように聞こえる。

 もう、降参だ。この少女の前では、どんな嘘も言い訳も通用しない。そして何より、俺の孤独を見抜いたこの少女から、逃げることはできないのだと、本能的に悟ってしまった。

「……飯代くらいは、自分で稼いでくれよ」

 捻り出すように、俺はそうぶっきらぼうに告げた。それが、俺にできる最大限の譲歩であり、受け入れの言葉だった。

 その瞬間、セレスの表情が、目を見張るように変化した。
 まず、驚きにアメジスト色の瞳が大きく見開かれる。次に、俺の言葉の意味を理解したのか、じわりと安堵が広がり、そして次の瞬間には――

 夕暮れの光を全部かき集めて、一度に解き放ったみたいに、ぱあっと明るく輝いた。

 彼女がこんな風に、何の憂いもなく、心の底から嬉しそうに笑うのを、俺は初めて見た。それはどんな宝石よりも美しく、どんな神殿のステンドグラスよりも神々しい光景だった。その笑顔を見てしまったら、もう前言を撤回することなどできそうになかった。

 こうして、俺の平穏な一人旅計画は、開始初日にして、あまりにもあっけなく幕を閉じた。

 無敵の力を隠して、ただ静かに生きたいだけの青年と、その力の奥にある孤独までも見抜いてしまった天才神官。

 奇妙で、そしてこれから、とてつもなくドタバタするであろう二人旅が、ビーフシチューの香りが漂う宿屋の食堂で、静かに始まろうとしていた。これから先、俺の平穏な薬草採取計画に、どれだけ神聖な祈りと、そして底なしの面倒事が追加されることになるのか、この時の俺はまだ知る由もなかったのである。
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