無敵だけど平穏希望!勘違いから始まる美女だらけドタバタ異世界無双

Gaku

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第四章:家出魔導士と故郷の空

第16話:山を穿つ魔法と倒れた少女

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承知いたしました。ご依頼の物語を肉付けし、句読点を調整して自然な文章に仕上げます。以下、約10000字に膨らませた物語です。

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### 新たなる厄災の序曲

森の村ミストラルでの騒動は、今となってはどこか遠い昔の出来事のように感じられた。あの静かで美しい村を包んでいた邪悪な霧は晴れ、村人たちには穏やかな日常が戻ったことだろう。俺たちが村を後にする際、村長をはじめとする人々が見せてくれた感謝の笑顔は、今も脳裏に焼き付いている。それは確かに、守る価値のある平穏だった。

しかし、俺自身の平穏はと言えば、残念ながら守られるどころか、より一層複雑で混沌とした状況へと突き進んでいる。ミストラルを発つとき、俺たちの旅は三人から四人体制へとその姿を変えていた。

メンバーを紹介しよう。まず、この俺、アルス。何よりも平穏を愛し、できれば一日中、木陰で昼寝でもして過ごしたいと願う、ごく平凡な男だ。次に、聖女と崇められるセレスティーナ、通称セレス。その慈愛に満ちた心と強力な治癒魔法で、常に俺たちの旅の良心であり、最後の砦でもある。そして、元王女でありながら、その尊厳をどこかに置き忘れてきたかのような残念な言動が目立つアリーシア。彼女の有り余る元気と行動力は、しばしばトラブルの呼び水となる。ポンコツ元王女、という不名誉なあだ名は伊達じゃない。

そして、今回の旅から新たに加わったのが、ジンと名乗る壮年の剣士だ。長い白髪を後ろで無造作に束ね、使い込まれた刀を腰に差したその姿は、一見するとただの渋い親父だ。しかし、その実態は「剣豪」の二文字では生ぬるいほどの凄腕でありながら、若い娘に目がない、自称・俺の一番弟子を名乗るエロ親父でもある。ミストラルの酒場で出会い、なぜか俺の在り方に惚れ込んだとかで、半ば強引に旅の仲間へと加わったのだ。

平穏を愛する俺、聖女様、ポンコツ元王女、エロ親父剣豪。……この四人が一台の馬車に揺られている光景を客観的に想像するだけで、カオスという言葉以外、適切な表現が見つからなかった。俺はこれから先の旅路を思い、何度目かもわからない深いため息をついた。

俺たちの旅路は、ミストラル周辺の緑豊かな平原を抜け、徐々にその様相を変え始めていた。なだらかだった大地は次第に起伏を増し、目の前には天を突くかのような雄大な山脈がそびえ立つ。街道は、その山々の懐を縫うようにして続く、険しい山道へと姿を変えていた。

道の両脇には、ごつごつとした灰色の岩肌が剥き出しになっており、道幅は俺たちが乗る馬車一台がようやく通り抜けられるほどの狭さしかない。車輪が小石を弾く乾いた音と、馬の蹄が硬い地面を打つ規則正しいリズムだけが、静かな山道に響いている。吹き抜ける風は、標高が上がるにつれて明らかにその温度を下げていた。平原では汗ばむほどだった陽気も、今では半袖の腕を撫でる風が少し肌寒く感じるほどだ。道端に目をやれば、厳しい環境を生き抜くためだろうか、背は低いながらも鮮やかな青や黄色の花をつけた高山植物が、岩の隙間から健気に顔を覗かせている。その姿は、この過酷な自然の中で生命を繋ぐことの力強さを静かに語りかけてくるようだった。

「うわぁ……!」

不意に、隣に座っていたアリーシアが感嘆の声を上げた。彼女の視線を追って馬車の窓から外を眺めると、そこには息を呑むような絶景が広がっていた。眼下には、俺たちがつい先ほどまでいた平原やミストラルの森が、まるで丁寧に作られたミニチュアのように広がっている。どこまでも続く緑の絨毯と、その上に点在する小さな村々。それらを縫うようにして流れる川が、太陽の光を反射してきらきらと銀色に輝いていた。

「おおー!すごい眺めね!ヤッホー!」

アリーシアは身を乗り出し、子供のようにはしゃいで谷底に向かって叫んだ。その声は、幾重にも反響しながら山々の間に吸い込まれていく。

「おい、やめろアリーシア。そんな大声を出したら雪崩が起きるかもしれないだろうが」
俺が呆れて注意すると、彼女は「あら、このくらいの陽気で雪崩なんて起きるもんですか」とケラケラ笑いながらも、一応は声を潜めた。まったく、元王女とは思えない無邪気さだ。
「ふふ、でも本当に綺麗な景色ですね。空気が澄んでいて、心が洗われるようです」
向かいの席で、セレスが穏やかな微笑みを浮かべている。彼女の周りだけは、いつも清らかな空気が流れている気がする。
「景色もいいが、酒の肴になりそうな鳥の一羽でも飛んでねえもんかねえ」
御者台の隣で悠々と煙管をふかしていたジンが、不満そうな声を漏らした。この親父の頭の中は、斬り合いか酒か女のことしかないのだろうか。

そんな、比較的のどかで、それぞれの個性がよく現れた会話を交わしながら、俺たちは山岳ドライブを楽しんでいた。このまま何事もなく、次の街までたどり着ければいい。そう、俺が心の底から願った、まさにその時だった。

キィィィィィエエエエエッ!

突如、谷間に甲高く、耳を劈くような鳴き声が木霊した。それは鳥の鳴き声に似ていたが、もっと大きく、もっと凶悪で、聞く者の鼓膜を不快に震わせる暴力的な音だった。

「……なんだ?」
ジンが素早く煙管の火を消し、鋭い眼光で空を睨む。俺もアリーシアもセレスも、弾かれたように顔を上げた。

空を見上げた俺たちの目に飛び込んできたのは、信じがたい光景だった。
巨大な翼を持つ魔獣の群れが、さんさんと輝いていたはずの太陽を隠すようにして、俺たちの上空を旋回していたのだ。その影が地上に落ち、まるで昼が夜に変わったかのような錯覚に陥る。

その魔獣の姿には見覚えがあった。気高く力強い鷲の上半身に、百獣の王たるライオンの下半身。黄金に輝く鋭い鉤爪と、あらゆるものを引き裂くであろう強靭な嘴を持つ、威厳と凶暴さを兼ね備えた空の王者。

「グリフォン……!」
誰かが呟いた。
一頭だけでも十分に脅威となるAランクの魔獣、グリフォン。その数が、ざっと見て二十は超えている。前後左右、そして頭上。俺たちは、逃げ場のない狭い山道で、完全に包囲されてしまっていた。グリフォンたちは威嚇するように再び甲高い鳴き声を上げ、その風圧だけで馬車の幌が激しく揺れた。馬たちが怯えて嘶き、暴れだそうとするのを御者が必死になだめている。

絶望的な状況。しかし、この混沌としたパーティにおいて、その言葉を口にする者はいなかった。

「お、なかなか楽しめそうなのが来たじゃねえか」

ジンが、腰に差した刀の柄にゆっくりと手をかけ、その口元に好戦的な笑みを浮かべた。その瞳は、獲物を見つけた狩人のようにギラギラと輝いている。この親父、この状況を心底楽しんでいる。

「数が多いわね!前後左右、上空から完全に包囲されているわ!ジンが前衛で正面の敵を引きつけて!私とセレスは後衛から魔法で援護する!アルスは…そうね、そこで石でも投げてなさい!」

アリーシアが、頼んでもいないのに勝手に軍師モードに切り替わり、的確な(俺の扱い以外は)指示を飛ばす。その声には焦りの色もなく、むしろ凛とした響きさえあった。こういう非常時において、彼女の元王女としての気質が顔を出すのは皮肉なものだ。

「承知した。前方の一番でかい奴は俺が引き受ける」
「はい、アリーシアさん!いつでも援護できます!」
ジンとセレスが即座に応じる。俺だって、言われなくてもそのつもりだったが、石を投げろとはあんまりな言い草だ。ポケットに手を入れて手頃な大きさの石を探しながら、俺は心の中で毒づいた。後で覚えてろよ、ポンコツ王女。

俺が、反撃の第一投にふさわしい角の取れた石を探そうと、ふと空を見上げた、その瞬間だった。

奇妙な違和感に気づいた。

それは、音でも光でもない、もっと根源的な感覚。この世界を構成する力の源、魔力(マナ)の流れが、明らかに異常だった。空気中に満ちているはずの魔力が、まるで巨大な渦に吸い込まれるように、急速に、そして異常な密度で、はるか上空の一点へと収束していく。それはまるで、空に巨大な掃除機でも現れて、世界中のマナを根こそぎ吸い上げているかのようだった。

グリフォンの群れも、その異常事態に気づいたのだろう。先程までの威嚇的な鳴き声を止め、困惑したように空の一点を窺っている。ジンもアリーシアも、その尋常ならざる気配に動きを止めていた。

「……なんだ、この魔力は……?」
アリーシアが驚愕の声を漏らす。
「とんでもねえな。まるで天そのものが怒っているようだぜ」
ジンの表情から、いつもの余裕が消えていた。

俺は、仲間たちに聞こえるか聞こえないかくらいの声で、これから起こるであろう事象を予見して、ぽつりと呟いた。

「…なんか来るぞ」

次の瞬間、世界から音が消えた。

風の音も、馬のいななきも、仲間たちの息遣いさえも。あらゆる音が完全に遮断され、絶対的な静寂が世界を支配した。

そして、空が、真っ白に染まった。

マナが収束していた遥か天空の一点が、爆発的に発光したのだ。それは、まるで空のど真ん中に、もう一つ太陽が出現したかのようだった。直視すれば網膜が焼き切れそうなほどの純粋な光の塊が、世界を白一色に塗りつぶす。

その白い太陽から、数百、いや数千もの光の槍が、音もなく姿を現した。一本一本が、教会の尖塔ほどもあろうかという長大な光の柱。それらが、夜空を埋め尽くす流星群のように、壮麗かつ整然と空中に並び立つ。

神々しく、そしてあまりにも破壊的な、光の流星群。

その光景に、俺たちはただ呆然と立ち尽くすしかなかった。グリフォンの群れは、恐怖に完全に支配され、逃げ出すことさえ忘れて硬直している。

そして、天に浮かぶ数千の光の槍が、一斉に、眼下のグリフォンの群れへと降り注いだ。

ゴオオオオオオオオオオッ!

遅れてやってきた轟音が、世界を揺るがした。それは雷鳴などという生易しいものではない。山が崩れ、大地が裂けるような、根源的な破壊の音。衝撃波が俺たちの馬車を木の葉のように激しく揺らし、アリーシアとセレスが悲鳴を上げる。俺は咄嗟に馬車の縁に掴まり、吹き飛ばされそうになる身体を必死で支えた。

グリフォンたちの断末魔すら聞こえない。圧倒的な光と熱の奔流が、空の王者たる魔獣の群れを、その存在ごと跡形もなく蒸発させていく。一瞬前まで空を覆っていた二十数頭のグリフォンは、光の中に飲み込まれ、塵一つ残さずに消滅した。

それだけでは終わらない。光の槍の数本が、本来の目標であったグリフォンだけでなく、その軌道上にあった近くの山の斜面に突き刺さった。次の瞬間、まるで巨大なスプーンでプリンを抉ったかのように、地形そのものが音もなく消し飛んだ。山肌がごっそりとえぐり取られ、抉られた断面は高熱で融解し、赤く輝いている。

やがて、耳を聾するほどの轟音が遠ざかり、世界を揺るがした衝撃が収まっていく。舞い上がっていた土煙がゆっくりと晴れていき、再び静寂が訪れた。

俺たちの目の前に広がっていたのは、信じがたい光景だった。
空には、先程までのグリフォンの群れは一羽たりともいない。代わりに、かつて山の斜面だった場所には、無数の巨大なクレーターが穿たれ、無残に抉り取られた山肌が剥き出しになっている。焦げ付いた岩と土の匂いが、ツンと鼻をついた。

そして、その破壊の爪痕のど真ん中に、ぽつんと、一人の少女が立っていた。
ふらり、と。まるで陽炎のように、その少女はそこにいた。

鮮やかなピンク色の髪を、肩のあたりで二つに結った、いわゆるツインテール。その歳は、十代前半といったところだろうか。身にまとっているのは、黒を基調としたフリル付きの豪奢なドレスで、お世辞にもこんな山道に似つかわしい格好とは言えない。そして、その小さな手には、自身の身の丈ほどもある、先端に巨大な宝玉が埋め込まれた杖が握られていた。

先程の天変地異を引き起こしたのが、この小さな少女であることは、疑いようもなかった。

彼女は、ぜえ、ぜえ、と苦しげに肩で息をしながらも、残った最後の力を振り絞るようにして、俺たちの方をキッと睨みつけた。その瞳には、年不相応なほどの強い意志と、傲岸不遜な光が宿っている。

「ふん…!私の旅の邪魔をするからよ。感謝しなさい」

その、あまりにも偉そうな決め台詞を言い切った、まさに次の瞬間だった。

少女の瞳から力が抜け、見事に白目を剥くと、カクン、と膝から力が抜け、糸が切れた人形のようにその場にばったりと倒れた。ごとり、と豪奢な杖が地面に転がる乾いた音が、やけに大きく響いた。

「「「ええええええ!?」」」
俺とアリーシア、そしてジンの驚きの声が、綺麗にハモった。
「な、なんだ今の!?あの子がやったのか!?」
「とんでもねえ威力だな……。あれは魔法ってレベルじゃねえぞ……」
アリーシアが信じられないといった様子で叫び、ジンは呆然と呟く。

呆気に取られる俺たちの中で、ただ一人、セレスだけが我に返り、その顔に焦りの色を浮かべた。
「大変です!」
彼女はそう叫ぶと、慌てて馬車から飛び降り、倒れた少女のもとへと駆け寄っていく。その足取りには一切の迷いがない。さすがは聖女様だ。

セレスは少女のそばに跪くと、その首筋や手首に触れ、瞳孔を確認し、そしておもむろにその小さな身体の上に手をかざした。セレスの手のひらから、柔らかな緑色の光が溢れ出し、少女の身体を優しく包み込む。治癒魔法だ。

しばらくして、セレスは険しい表情のまま立ち上がり、俺たちの方へ向き直った。
「ひどい魔力枯渇です…!体内のマナを文字通り、最後の一滴まで絞り出したようです。命に別状はありませんが、このままではしばらくは目を覚まさないでしょうし、動くこともできません!」

セレスの診断を聞きながら、俺は、ごっそりと地形ごと抉り取られた山の斜面と、地面で大の字になって気絶しているピンク髪のツインテールの少女を、交互に見比べた。あの天変地異。山を消し飛ばし、Aランク魔獣の群れを蒸発させた、神の御業のごとき一撃。それを、この小さな少女がたった一人で放ったという事実。そして、その結果、魔力切れでぶっ倒れているという、あまりにも間抜けな結末。

様々な情報が頭の中で渦を巻き、やがて、一つの純粋な感想となって口からこぼれ落ちた。

「……やりすぎだろ」

隣では、ジンが「はっはっは、とんでもねえお嬢ちゃんだな…」と、感心しているのか呆れているのか判然としない表情で、ガシガシと頭を掻いていた。その目には、先程までの警戒心はなく、むしろ面白いものを見つけたという好奇の色が浮かんでいる。

こうして俺たちは、グリフォンの群れという脅威から、さらに性質の悪い、新たな、そしておそらくは最大級の面倒事の予感を、この人跡未踏の山道で拾うことになってしまったのだった。

俺は天を仰ぎ、これから先の多難な道のりを思って、今日一番の、そしておそらくは人生で一番深いため息をついた。俺の平穏な日々は、一体どこへ行ってしまったのだろうか。
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