無敵だけど平穏希望!勘違いから始まる美女だらけドタバタ異世界無双

Gaku

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第六章:封印されし姫と古代遺跡

第27話:霧中の遺跡と眠れる水晶の姫

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 リリアが先頭に立って、我先にと突っ込んでいった霧の谷は、我々の抱いていた漠然とした不安を、寸分の狂いもなく、いや、むしろ想像を遥かに超える形で現実のものとした。そこは、およそ生命の存在を歓迎しない、陰鬱でろくでもない場所だったのである。

 谷へと一歩足を踏み入れた瞬間、まるで分厚く湿った毛布を頭から被せられたかのような、じっとりとした不快な空気が全身にまとわりついた。それは単なる湿気という言葉では表現しきれない、粘性を帯びたような重さがあり、肺を満たすたびに気分が沈んでいくのを感じる。視界は、ほんの数メートル先すら判然としない乳白色の濃霧に閉ざされ、まるで世界から自分たちだけが切り離されてしまったかのような、心細い感覚に襲われた。一寸先は闇、という言葉があるが、ここでは一寸先は白。しかしその白は、希望の色ではなく、全てを無に帰す虚無の色をしていた。

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 足元はおよそ道とは呼べない代物だった。長年にわたって降り続いた雨と、晴れることのない霧が作り出したぬかるみは、一歩ごとに「じゅぶっ」という湿った音を立てて足首まで沈み込ませ、歩行の自由を容赦なく奪っていく。靴底に絡みつく泥は鉛のように重く、ただでさえ利かない視界の中で、我々の体力を着実に削り取っていった。

 そして、聴覚を支配するのは、不気味な静寂と、それを時折引き裂く異様な鳴き声だった。遠く、霧の深奥から響いてくるその声は、鳥のものか、あるいは獣のものか、判別がつかない。甲高く、耳障りで、それでいてどこか悲しげな響きを伴っており、聞く者の背筋をぞっとさせる何かがあった。それはまるで、この谷で迷い、朽ち果てていった無数の魂たちの怨嗟の声のようにも聞こえ、我々の神経をじわじわとすり減らしていくのだった。

「こっちよ! 間違いなくこっちだわ! 私の研ぎ澄まされた野生の勘が、出口はあちらの方角だと、力強く囁いているの!」

 そんな絶望的な閉塞感の中、リリアの元気な声だけが場違いに響き渡った。彼女は、ぬかるみに足を取られながらも、まるでピクニックにでも来たかのように屈託のない笑顔を浮かべ、自信満々に霧の先を指さす。その根拠のない自信は、時として我々の希望の灯火となることもあったが、今はどうだろうか。

「姫さん、まことに申し上げにくいんじゃが……その素晴らしい野生の勘は、ついさっきも高らかに囁いておったと記憶しておりますぞ。そしてその結果、我々は三十分前に通ったばかりの、この奇妙なキノコみたいな形の岩の前に、寸分違わず戻ってきておるんじゃが……」

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 パーティの良心であり、年長者であるグランさんが、疲労の滲む声で、しかし極めて的確なツッコミを入れた。彼の言う通り、我々の目の前には、見覚えのある、というよりは見飽きた光景が広がっている。まるで悪意を持って配置されたかのように、三本の腕が天を突くような形をした、不格好な苔むした巨岩。その根元には、先ほどグランさんが目印として刻んだ剣の傷が、くっきりと残っていた。

「気のせいよ、気のせい! 世の中にはよく似た岩なんて三つや四つ、いや、百個くらいはあるものよ! これはきっと、さっきの岩の双子のお兄さんなのよ! さあ、落ち込んでないで前進あるのみ!」

 ポジティブの化身、いや、ポジティブという概念そのものが服を着て歩いているかのようなリリアには、グランさんの冷静な指摘も、目の前にある動かぬ証拠も、全く届かない。彼女の世界では、事実は彼女の気分によって自在に書き換えられるらしい。俺たちは、もはや反論する気力も失い、まるで巨大な盤上で何者かに弄ばれているかのように、同じ場所をぐるぐると回り続ける、リアル人生ゲームの「ふりだしに戻る」マスに延々と止まり続けている気分だった。日が傾き、霧の色がわずかに灰色を帯びてきた頃には、仲間たちの間にも、諦めと疲労の色が濃く浮かんでいた。

 そんな、精神的にも肉体的にも限界を迎えつつあった、絶望的な状況が数時間も続いた、まさにその時だった。

 それは、本当に、何の前触れもない出来事だった。
 まるで、劇場の分厚いベルベットのカーテンが、合図と共にさっと両脇に開けられるように。あるいは、神が気まぐれに息を吹きかけたかのように。不意に、我々の目の前に立ち込めていた乳白色の霧が、嘘のように晴れ渡ったのだ。

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 突然訪れた視界の解放感に、目がくらむ。そして、霧の向こうに広がっていた光景を認識した瞬間、俺たちは、誰一人として、言葉を発することができなかった。ただ、呆然と立ち尽くすことしかできなかった。

 天を突く、という陳腐な表現以外に、それを形容する言葉が見つからなかった。
 巨大な、あまりにも巨大な建造物が、そこに、圧倒的な存在感を放ってそびえ立っていたのだ。

 それは、塔のようでもあり、城のようでもあり、あるいは全く未知の何かのようでもあった。我々が知るどんな建築様式とも異なり、その材質は金属なのか、それとも石なのか、判然としない。表面は吸い込まれるような深い黒色で、まるで磨き上げられた黒曜石のように滑らかな光沢を放っている。驚くべきことに、あれほどの巨体でありながら、石を積み上げたような継ぎ目や、部材を繋いだような痕跡が一切見当たらない。あたかも、一つの巨大な塊から、神が直接削り出したかのような、完璧な一体構造をしていた。

 その表面には、気の遠くなるような悠久の年月が流れたことを示すかのように、ビロードのような緑色の苔がまだらに付着している。しかし、それだけだ。風雨に晒され、侵食されたような風化の跡はどこにもなく、その輪郭は驚くほどにシャープで、まるで昨日建てられたばかりであるかのように完璧な姿を保っていた。空に聳えるその威容は、神々しいとさえ感じられ、見る者をただただ圧倒し、ひれ伏させるような荘厳さに満ちていた。

「すごい……! なんてこと……! こんな規模の超古代遺跡、禁書に指定された古文書の中でしか見たことがないわ……!」

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 沈黙を破ったのは、アリーシアだった。いつもは冷静な彼女が、知的好奇心という名の炎にその身を焼かれ、子供のようにはしゃいでいる。その瞳は、目の前の奇跡を少しでも見逃すまいと、キラキラと輝いていた。彼女は学者として、この発見が歴史を塗り替えるほどのものであることを瞬時に理解したのだろう。

「魔力の流れが……普通じゃない。いえ、普通じゃないなんてレベルじゃないわ。この空間、マナの密度が異常に高い……! それに、この建物そのものが、巨大な一つの魔道具として機能している……!? 信じられない……!」

 パーティ随一の魔法の使い手であるルーナもまた、魔法使いとしての本能が根源から揺さぶられているのか、興奮を隠せない様子で震えていた。彼女の繊細な感覚は、この遺跡がただの建造物ではなく、周囲の魔力を集め、増幅し、何か特定の目的のために利用する、途方もないスケールの魔法装置であることを感じ取っていた。

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 他の面々も、それぞれの立場でこの異常な光景を受け止めていた。グランさんは、長年の経験からくる警戒心からか、眉間に深い皺を寄せ、いつでも剣を抜けるように柄に手をかけている。ジンは、持ち前の嗅覚で、金目のものの匂いを嗅ぎつけているのか、落ち着きなく周囲を見回していた。そしてソフィアは、いつもと変わらぬ無表情を貫いているが、その黒曜石のような瞳の奥に、微かな驚きの色が宿っているのを俺は見逃さなかった。

 俺たちは、まるで抗いがたい力に導かれるかのように、吸い寄せられるようにして、その黒き遺跡の入り口へと、一歩、また一歩と足を踏み入れていった。

 遺跡の内部へと足を踏み入れた瞬間、外のじっとりとした湿気が嘘のように消え去り、ひんやりと澄み切った空気が我々を包み込んだ。それはまるで、真夏のうだるような暑さの中から、地下深くの聖堂にでも入ったかのような、劇的な変化だった。空気は清浄で、どこか神聖な香りがする。何千年もの間、閉ざされていたはずの空間なのに、埃っぽさやカビ臭さは一切なく、むしろ精神が浄化されていくような清らかさに満ちていた。

 内部は、外観から想像した通りの、広大で複雑な構造をしていた。壁面には、どこまでも続く回廊が伸び、その壁という壁に、複雑怪奇な幾何学模様が、それこそ一分の隙間もなくびっしりと刻み込まれている。それは単なる装飾ではない。アリーシアが息をのんで呟いたように、それは未知の言語であり、あるいは高度な数式か、もしくは壮大な神話を描いた絵巻なのかもしれない。そして、それらの模様は、ただ刻まれているだけではなかった。まるで遺跡そのものが呼吸をしているかのように、時折、淡い青白い光を放っては、すうっと消える。その明滅は一定のリズムを刻んでいるようで、ルーナは「魔力の脈動だわ……この遺跡、生きているみたい」と、畏怖の念を込めて言った。

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 我々は、その光の明滅を頼りに、迷路のように入り組んだ通路を慎重に進んでいった。自分たちの足音だけが、高い天井に不思議な反響を起こしては消えていく。外の世界とは完全に時間の流れが違うような、不思議な感覚。どれくらい歩いただろうか。十分か、一時間か、それとも半日か。体感的にはそれほど長く感じなかったが、腹の虫が鳴らないところを見ると、それほど時間は経っていないのかもしれない。

 そして、いくつもの分かれ道を抜け、いくつもの扉をくぐり抜けた先、我々は、この遺跡の最深部であると直感で理解できる、巨大なドーム状の広間にたどり着いた。

 その空間は、それまでの通路とは明らかに異質な、荘厳さと神聖さに満ち溢れていた。直径百メートルはあろうかという円形の広間。その天井のちょうど真上の部分だけが、ぽっかりと、完璧な円形にくり抜かれて開いている。そして、その天窓から、まるで計算され尽くした舞台照明のように、一本のスポットライトのごとく、夏の強い日差しが、一条の光の柱となって真っ直ぐに差し込んでいた。光の届かない周囲の闇と、光に照らされた中央の円。その強烈なコントラストが、空間に圧倒的なまでの神秘性を与えている。

 そして、その光の柱が降り注ぐ、まさにその中心に、それは厳かに安置されていた。

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 完璧なまでの多面体カットが施された、巨大な青い水晶。
 それは、人間の背丈ほどもある巨大な結晶でありながら、その透明度は一点の曇りもなく、内部にはインクルージョン一つ見当たらない。職人技というにはあまりに精緻で、自然の造形物というにはあまりに幾何学的なそのフォルムは、この世のものとは思えない美しさを湛えていた。そして、水晶そのものが生命を宿しているかのように、その内部から、まるで穏やかな呼吸をするかのように、柔らかな青い光が、ゆっくりと、そして確かに明滅を繰り返している。差し込む太陽光を反射してキラキラと輝く表面と、内部から滲み出る幽玄な光が溶け合い、幻想的な光景を創り出していた。

 だが、我々の目を真に奪ったのは、水晶そのものではなかった。
 その、巨大な青い水晶の、さらにその中に、一人の少女が、まるで母の胎内で眠る胎児のように、静かに眠っていたのだ。

 長く、豊かな銀色の髪が、まるで重力のない水中にいるかのように、ふわりと周囲に漂っている。その表情は、どこまでも安らかで、穏やかで、長い眠りがもたらす苦痛など微塵も感じさせない。むしろ、幸福な夢でも見ているかのように、その口元にはかすかな笑みさえ浮かんでいるように見えた。歳は、見たところ十四、五歳くらいだろうか。まだあどけなさを残したその顔立ちは、神が精魂込めて作り上げた最高傑作のように、完璧な均衡を保っていた。そして、彼女の額の中央には、閉じた第三の瞼を思わせる、不思議な紋様が静かに描かれていた。

 差し込む光を浴びて、銀髪がきらめき、青い水晶が呼吸する。
 あまりに神秘的で、あまりに神聖なその光景に、俺たちは誰しもが息をのみ、その場に釘付けになった。この世の全ての音が消え去り、時間さえもが止まってしまったかのような、永遠とも思える静寂が広間を支配した。

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 ……ただ一人、その静寂を己の欲望で満たそうとする男を除いて。

「こ、こいつはすげえ……とんでもねえお宝だぜ!」

 静寂を野蛮に引き裂いたのは、ジンの甲高い声だった。彼の瞳は、もはや少女の神秘性も、遺跡の荘厳さも映してはいない。ただ、きらびやかな金貨のマーク、いや、この場合は巨大な宝石のマークとなって、目の前の水晶に釘付けになっていた。よだれでも垂らしそうな勢いで、彼は一歩、また一歩と、神聖な光の中心へと、その汚れた欲望のままににじり寄っていく。

「おいおいおい、見てみろよ! この大きさ、この透明度! 傷一つねえ完璧な結晶だぞ! こんだけでけりゃあ、どんな大富豪でも、いや、国だって傾くほどの価値があるぜ! これを手に入れりゃあ、一生遊んで暮らせるどころか、子々孫々の代まで安泰だぜえ……!」

 彼の頭の中では、すでにこの水晶をどうやって運び出し、どこに売りつけ、手に入れた金でどんな贅沢三昧をするかという、下劣な皮算用が始まっているのだろう。その目は血走り、足取りはおぼつかない。まさに、欲望の権化だった。

「待て、愚か者」

 その時、氷のように冷たく、研ぎ澄まされた刃のような声が、ジンの背中に突き刺さった。ソフィアだ。彼女はいつになく険しい表情で、ジンを睨みつけている。

「アルス様の許可なく、それに触れるな。あれがただの石ころでないことくらい、貴様の濁った目でも分かるだろう」

.

 ソフィアの言葉には、普段の彼女からは想像もつかないほどの強い拒絶と警告が込められていた。だが、欲望という名の熱病に浮かされたジンには、その声は届かなかった。あるいは、聞こえていながら、無視したのかもしれない。ソフィアの制止は、悲しいかな、一歩遅かった。

 ジンの、長年の盗賊稼業で汚れ、ささくれだった指先が、何千年もの間、誰の接触も拒み続けてきた神聖な水晶の表面に、――ぺたりと、無遠慮に触れてしまったのだ。

 その、瞬間だった。

 それまで穏やかな光を呼吸するように放っていた青い水晶が、突如として、太陽を直視したかのような、目も開けていられないほどのまばゆい閃光を迸らせた。広間全体が、いや、世界そのものが真っ白な光に塗りつぶされ、視界が完全に奪われる。

 **パリンッ!**

 光の奔流の中で、鼓膜を突き破るかのような、しかしどこまでも澄み切った甲高い音が響き渡った。それは、薄いガラスが砕け散る音のようでもあり、あるいは、張り詰めた何かが解放された時の喝采のようでもあった。

 光が収まり、恐る恐る目を開けた俺たちの網膜に焼き付いたのは、信じがたい光景だった。
 あれほど巨大で、堅固に見えた青い水晶は、その姿を跡形もなく消し、代わりに無数の光の破片となって、ダイヤモンドダストのようにキラキラと広間を舞っている。

 そして、数千年、あるいは数万年という永劫の眠りから解き放たれた少女が、光の粒子がきらめくその中心で、ゆっくりと、実にゆっくりと、その重い瞼を、開けたのだった。
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