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第六章:封印されし姫と古代遺跡
第30話:天空都市への扉と偏屈な爺さん
しおりを挟む静寂が支配する古代遺跡の広間。その空気は張り詰め、まるで薄いガラスのように、些細な衝撃で砕け散ってしまいそうだった。その中心で、ティアナの燃えるような紅蓮の瞳が、ただ真っ直ぐに俺だけを捉えていた。その双眸に宿るのは、純粋な敵意だけではない。幾千年という悠久の時を生きてきた存在だけが持ちうる、深く、そして底知れない探究心と、目の前の不可解な現象に対する微かな戸惑いが複雑に絡み合っているように見えた。彼女の視線は、物理的な質量を持っているかのように重く、俺の魂の芯を射抜こうとするかのように鋭かった。
俺は彼女の肩にそっと置いた手に、力を込めることはしなかった。いや、できなかったのかもしれない。彼女から放たれる威圧感は、並大抵の覚悟で向き合えるものではない。だが、今俺が為すべきことは、彼女との対峙ではなかった。俺は無言のまま、ゆっくりと彼女から視線を外し、足元で大地にひれ伏す異形の者たちへと、一歩、また一歩と歩み寄った。
彼らはキメラ。かつてはティアナと同じ、誇り高き「三つ目の種族」であった者たちの、見るも無残な成れの果てだ。苦悶に歪んだ獣の貌、不格好に継ぎ合わされた異形の四肢、そしてその全身から立ち上る、おぞましいまでの禍々しい紫色のオーラ。それは生命が本来持つべき輝きとは真逆の、死と苦痛、そして深い怨嗟が凝縮された瘴気そのものだった。彼らはもはや声を発することもできず、ただ浅く苦しげな呼吸を繰り返しながら、地面にその身を押し付けている。その姿は、長きにわたる責め苦の果てに、魂までもが砕け散ってしまったかのようだった。
俺は一体のキメラの前に膝をつくと、その額に刻まれた痛々しい痕跡へと、ためらいがちに指を伸ばした。そこにはかつて、彼らの種族の誇りであったはずの第三の目があった。しかし今では、その場所は醜く焼け爛れた傷跡となり、強制的にその力を奪われ、歪められた証として、見る者の胸を締め付ける。その傷跡こそが、彼らの魂を縛り付け、この終わりのない苦しみを与え続けている元凶なのだ。
俺の指先が、その熱を帯びた傷跡に、そっと触れた。それはまるで、乾ききった大地に落ちる最初の一滴の雨のように、静かな接触だった。
その瞬間、奇跡が起きた。
俺の指先から流れ込んだ微かな力が、引き金となった。キメラの体を蛇のようにまとわりついていた禍々しい紫色のオーラが、まるで夜明けの光に追われた朝霧のように、すぅっとその輪郭を失い始めたのだ。瘴気は悲鳴を上げる間もなく霧散し、代わりに、温かく、そしてどこまでも穏やかな金色の光が、彼の内側から泉のように湧き上がってきた。
その光は、暴力的な浄化の閃光ではない。それは、傷ついた子供をそっと抱きしめる母親の腕のように優しく、凍てついた心を解かす暖炉の炎のように温かい、慈愛に満ちた調和の光だった。金色の粒子が、キメラのねじくれた筋肉を、傷だらけの皮膚を、そして絶望に染まった魂の隅々までを、ゆっくりと、しかし確実に満たしていく。
俺は息を呑んでその変化を見守った。永劫とも思える苦痛に歪みきっていたキメラの顔から、徐々に力が抜けていく。引きつっていた口元は緩み、固く閉じられていた瞼は安らぎを得て、まるで全ての役目を終えた赤ん坊のような、穏やかで安らかな寝顔へと変わっていった。それは、あまりにも長い間、彼らが忘れてしまっていたであろう、本来の安寧の姿だった。
そして、その安らかな寝顔の瞳の縁から、一筋だけ、きらりと光る雫がこぼれ落ちた。それは、ただの涙ではなかった。凝縮された悲しみ、怒り、絶望、その全てが金色の光によって昇華され、最後に残った純粋な感謝の念が結晶となったかのような、清らかで美しい涙だった。長すぎた苦しみからの解放を喜び、魂が本来あるべき場所へと還れることへの、静かな感謝の涙のようだった。
その涙が乾かぬうちに、彼の体は輪郭を失い始めた。金色の光はさらに輝きを増し、その肉体を構成していた物質的な要素を、一つ一つの光の粒子へと分解していく。それは消滅というにはあまりにも美しく、死というにはあまりにも穏やかな光景だった。やがて、人の形を保てなくなったキメラの体は、無数の温かい光の粒子となり、静かに、そして荘厳に、遺跡のドーム天井へと昇っていく。まるで、夜空へと帰っていく蛍の群れのように、幻想的な軌跡を描きながら、彼らは虚空へと溶け込むように消えていった。
俺は立ち上がり、次のキメラへと向かった。一体、また一体と、同じようにその額に触れ、魂を縛る呪いを解き放っていく。広間に満ちていた怨嗟の気配は完全に消え去り、後にはただ、神聖さすら感じさせる穏やかな空気が残された。一体一体の魂が解放されるたび、彼らは安らかな寝顔になり、感謝の涙を流し、そして美しい光となって天へと還っていく。それは、破壊でもなければ浄化でもない。ただ、歪められてしまった世界の理を、本来あるべき姿へと優しく整える「調停」の儀式だった。
長いようで、一瞬のようでもあった時間が過ぎ、最後のキメラの魂が、金色の光の尾を引いて空へと昇り、完全に消え去ったのを確認すると、俺はようやく息をつき、ゆっくりと振り返った。
そこには、先ほどと変わらぬ場所に佇むティアナの姿があった。しかし、その表情は一変していた。彼女の紅蓮の瞳は、今は燃えるような怒りではなく、信じがたいものを見たかのような純粋な驚愕によって、金色に輝きながら大きく見開かれていた。わずかに開かれた唇は、言葉を紡ぐことを忘れ、ただ目の前の俺という存在を、改めて認識し直しているかのようだった。彼女ほどの存在が、これほどまでに感情を露わにすることは、おそらく天地が始まって以来、数えるほどもなかったに違いない。
静寂の中、彼女の声が、震えを帯びて響いた。
『お前…一体、何者なのだ…?』
その問いは、俺の素性を尋ねるというよりも、世界の根源に関わる現象を目の当たりにした研究者が発する、畏怖と好奇に満ちた呟きに近かった。
『その力は、ただの破壊ではない…。ましてや、癒やしとも違う。万物の秩序を司り、歪みを正し、あるべき流れへと還す…世界の理を整える、調停の力…。神話の時代にすら、ごく一部の存在しか持ち得なかったはずの、その力が…なぜ、お前のような定命の者(にんげん)が、ここに…?』
彼女の言葉は、俺自身ですら完全には理解していない、この力の核心を的確に突いていた。俺がその深遠な問いに、どう答えるべきかと言葉を探すよりも早く、彼女は何かを独りで悟ったように、はっと息を呑んだ。その金色の瞳に、驚愕から確信へと至る光が閃く。彼女はもはや俺からの答えを必要とせず、踵を返すと、迷いのない足取りで遺跡の中枢、広間の奥に鎮座する巨大な制御盤へと向かった。
その制御盤は、黒曜石を磨き上げたかのように滑らかで、継ぎ目一つない一枚岩から作られているように見えた。表面には、今は光を失った幾何学的な紋様が無数に刻まれており、悠久の時を経てなお、神秘的な雰囲気を漂わせている。ティアナは、その黒い盤の前に立つと、おもむろに白く細い右の手のひらを、そっとかざした。
その瞬間、遺跡全体が目を覚ました。
最初は、地の底から響いてくるような、低い唸りだった。それは次第に大きくなり、床を、壁を、そして空気を震わせる巨大な振動へと変わっていく。壁面に刻まれていた無数の幾何学模様が、まるで眠りから覚めた生き物の血管のように、一斉に脈動を始めた。青白い幽玄な光が紋様の溝を走り、複雑な回路図を描き出しながら、瞬く間に広間全体を満たしていく。まばゆい光の洪水に、俺たちは思わず腕で顔を覆った。
ゴゴゴゴゴゴ…!
凄まじい地響きと共に、俺たちの頭上にあったドーム状の天井が、その構造を変化させ始めた。それは、巨大なカメラの虹彩絞りが開いていく様に酷似していた。幾重にも重なった金属質の板が、計算され尽くした精密さで、ゆっくりと、しかし確実に外側へとスライドしていく。金属同士が擦れ合う重々しい駆動音が、再起動した遺跡の咆哮のように、広間全体に響き渡った。
そして、絞りが完全に開かれた天井の先に広がっていたのは、信じがたい光景だった。
どこまでも、どこまでも続く、抜けるような青い空。そして、眼下に広がる、果てしない純白の雲の海。
遺跡が、空に浮かんでいたのだ。
夏の午後の強い日差しが、閉ざされていた空間へと一気に降り注ぎ、青白い光に満ちていた広間を、生命力に溢れた黄金色に染め上げた。空気中に舞っていた微細な塵が、太陽光に照らされてきらきらと輝き、まるで祝福の紙吹雪のようだった。
「うわぁ…!」
「空が…!雲が、眼下にあるわ!」
静寂を破ったのは、仲間たちの純粋な感嘆の声だった。誰もが、開かれた天上を見上げ、そして眼下に広がる雲海を見下ろし、言葉を失っていた。地上の常識が通用しない、圧倒的なスケールで広がる絶景に、ただただ心を奪われていた。
その時だった。俺たちの足元、広間の中央から、天に向かって何かが伸び始めた。それは、きらきらと輝く無数の光の粒子が集まってできた、虹色の階段だった。まるで天の川から切り取ってきたかのように美しい七色の光の帯が、螺旋を描きながら、まっすぐに、空の遥か彼方に浮かぶ巨大な都市の影へと向かって伸びていく。それは、神々が住まう領域へと我々を誘う、天への道そのものだった。
◇
虹色の階段を上りきった先にあった天空都市は、人間の想像力が創りうる美しさの限界を、遥かに超えていた。壮麗という言葉ですら陳腐に聞こえるほど、そこは息をのむほど美しい場所だった。
純白の輝きを放つ白亜の建物が、優雅な曲線を描きながら林立している。その建築様式は、俺たちが知るどの時代のものとも異なり、まるで巨大な彫刻作品のようだった。建物の間を縫うようにして設けられた空中庭園には、下界では見たこともないような、色とりどりの花々が咲き乱れていた。自ら淡い光を放つ花、水晶のように透き通った花弁を持つ花、風に揺れるたびに鈴のような音色を奏でる花。それらが咲き誇る庭園は、まるでおとぎ話の世界がそのまま現実になったかのようだった。
空気は、地上のそれとは比べ物にならないほど清浄で、ひんやりとしていた。深く息を吸い込むと、肺の中が洗い清められ、思考までもが澄み渡っていくような感覚に陥る。どこまでも透明な大気の向こうには、手が届きそうなほど近くに青い空が広がり、時折、巨大で柔らかな雲の塊が、都市のすぐそばをゆっくりと流れていった。
だが、この完璧な美しさの中に、決定的に欠けているものがあった。
人の気配というものが、一切なかったのだ。
聞こえてくるのは、水晶でできた道を踏みしめる俺たちの足音と、建物の間を吹き抜ける澄み切った風の音だけ。あれほど壮麗な都市でありながら、そこには生活の匂いが全く感じられない。鳥のさえずりも、子供たちの笑い声も、人々の喧騒も、何も聞こえない。あまりに美しく、そして、あまりに寂しい場所だった。まるで、住人が一斉に姿を消してしまった後の、壮大ながらも空虚な舞台装置のようだった。この静寂は、都市の美しさを際立たせると同時に、拭い去ることのできない深い孤独感を俺たちに与えていた。
俺たちが、この美しくも物悲しいゴーストタウンと化した都市を、当てもなく探索していると、不意に、その静寂を切り裂くように、一軒のひときわ大きな工房らしき建物から、雷鳴のような怒鳴り声が飛んできた。
「うるせえ!人が気持ちよう昼寝しとるのが分からんのか、このアホんだらどもが!」
その声は、長い間使われていなかったかのようにしゃがれてはいたが、妙な張りがあり、この静寂な都市には不釣り合いなほどの生命力に満ちていた。
ガラガラガラッという、錆びついた金属が擦れるけたたましい音を立てて、工房の巨大な扉が乱暴に開かれた。そして、中から姿を現したのは、油と煤で真っ黒に汚れた作業着を着込んだ、一人の老人だった。ぼさぼさの白髪はあちこちに跳ね、顔には深い皺が刻まれている。しかし、その体躯は意外なほどがっしりとしていた。手には、彼の身長の半分ほどもある巨大なスパナが握られており、額に上げた使い古しのゴーグルが、彼の職業を物語っていた。その口の悪さとは裏腹に、彼の瞳は、まるで悪戯好きの少年のように、爛々とした好奇心の光で輝いていた。
老人は、不機嫌そうに眉をひそめながら、俺たちの姿を一人ひとり、値踏みするかのようにじろじろと見た。その視線が、俺、仲間たち、と順に移動し、最後にティアナの姿を捉えた瞬間、彼の動きがぴたりと止まった。爛々と輝いていた瞳が、驚愕に大きく見開かれ、一瞬だけ、その表情から長年染み付いた皮肉な色が消え去った。
「…ティアナの姫さんか。…生きて、おったのか」
絞り出すような、信じられないという響きを帯びた声だった。その呼び方から、二人が旧知の仲であることが窺える。
対するティアナは、少しも驚いた様子を見せず、ただ冷静に、しかしどこか懐かしむような眼差しで老人を見返した。
「ギデオン。お前こそ、まだ生きていたのか。全く、しぶとい奴め」
「へっ、お主こそな。相変わらず減らず口だけは達者なこった」
ギデオンと呼ばれた老人は、一瞬の動揺を隠すかのように、わざとらしく悪態をついてみせた。彼は巨大なスパナを肩に担ぎ直すと、ふんと鼻を鳴らした。
「で、今更こんな廃墟に帰ってきてどうするんじゃ。ここはもう、とっくの昔に、このわしの住処であり、偉大なる研究室なんじゃ。勝手に入ってくんな、部外者は」
老人の名はギデオン。かつてこの天空都市が栄えていた時代、ティアナたち三つ目の種族に協力していた、ごく一部の人間の末裔だという。彼は、この誰一人いない天空都市で、ただ一人、来る日も来る日も飛空挺の研究を続けていたらしい。ティアナとの数千年ぶりの再会を、そのぶっきらぼうな悪態と憎まれ口で必死に隠しているのが、傍から見ていても明らかだった。その不器用な照れ隠しが、彼の人間性を物語っているようだった。
ティアナは、そんなギデオンの子供じみた挑発を、まるで意に介さない様子で軽く受け流すと、くるりと俺の方を向いた。その金色の瞳には、先ほどまでの驚きとは違う、新たな決意の光が宿っていた。
『我が同胞を弄び、あのような無惨な姿に変えた痴れ者…あのマッドサイエンティストに、落とし前はつけさせねばならん』
彼女の声には、氷のように冷たい、しかし決して消えることのない怒りの炎が燃え盛っていた。同胞たちが受けた苦しみを、決して許しはしないという、絶対的な意志の表れだった。そして、彼女は一度そこで言葉を切ると、今度は純粋な探究者の目で俺を見つめた。
『そして、アルス。お前のその力の根源…我は、それにも強い興味がある。世界の理に干渉するその力が、なぜ今この時代に現れたのか。その謎を、この目で見届けねばならん』
彼女は、きっぱりとした、有無を言わさぬ口調で宣言した。その声は、この美しくも静寂な天空都市の隅々にまで、凛として響き渡った。
『故に、我も、お前たちの旅に同行しよう』
こうして、俺の意思と人権と、そして何よりも大切にしていた平穏な日常へのささやかな希望は、またしても、またしても完全に、跡形もなく無視されたのである。
常識という概念が一つも通用しない、推定年齢数千年というとんでもない古代のお姫様が、俺たちの七人目の仲間として、半ば強引に加わってしまった。
ただでさえ個性豊かというか、一筋縄ではいかないメンバーばかりが集まっていた俺たちの旅だ。そこに、世界の理を語り、神話の時代の力を持つ古代種族の姫君が加わるなど、もはや予測可能な事態の範疇を遥かに超えている。俺たちの旅は、もはや単なるカオス(混沌)という言葉を通り越して、この世界の物理法則や因果律そのものから逸脱し始めているのではないか。そんな途方もない予感が、俺の胸を締め付けてやまないのであった。
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