過労死したので来世は平穏に暮らしたい。なのに、うっかり英雄になってしまい、東では国を救った元悪役令嬢が俺の噂をしていた。

Gaku

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2部

第二十話 モフモフと騎士団と肩書きの話

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長く、厳しい冬が終わった。
世界が、ゆっくりと息を吹き返し始める季節。春の訪れは、まず音からやってきた。
凍てついていた大地が解け、雪解け水がさらさらと小川を作る音。硬い冬芽を突き破り、新しい命が芽吹く、かすかな音。そして、長い冬眠から覚めた鳥たちが、喜びを歌うかのように、高らかにさえずる声。

次に、匂いが変わる。
ツンと鼻を刺すような冷たい空気は鳴りを潜め、代わりに、湿った土の匂いと、芽吹き始めた草の青々しい香りが、風に乗って運ばれてくる。日差しは日に日にその温かさを増し、凍てついた世界を優しく解かしていく。木々の枝先には、桜に似た淡い桃色の花がほころび始め、まるで春霞のように、殺風景だった景色を柔らかな色彩で染め上げていた。

そんな、全ての生命が活動を再開する希望の季節に、ただ一人、死んだ魚のような目で歩いている男がいた。我らが主人公、ユウキである。

「ガハハハハ! 春はいいのう! 骨身に堪える寒さも和らいで、酒がまた格別に美味い!」
一行のパワー担当、ドワーフのボルガが、巨大な戦斧を肩にかつぎ、豪快に笑う。彼の声は、春ののどかな空気を震わせるには、少々ボリュームが大きすぎた。

「全くですわ。冬の間は活動を停止していた希少な薬草も、この時期なら採取し放題ですもの。ああ、忙しくなりますわね!」
知的好奇心の塊、魔導士のリリアは、早速道端の草花を採取しては、怪しげなメモ帳に何かを書きつけている。彼女の興味の対象は、季節の美しさよりも、その構成成分にあるらしい。

「この暖かな日差し! 萌え出る緑! 全ての生命が祝福される、なんと素晴らしい季節か! この輝きを守るため、我々は今日も進まねばならんのだ!」
正義感の化身、戦士のガンツは、春の陽光に目を細めながらも、その決意を新たにしている。彼の暑苦しさは、季節を問わず常に一定だ。

「……春は、眠いですわね。こんな陽気の下で、わざわざ歩き回る意味が分かりません。木陰で昼寝でもした方が、よほど有意義な時間の使い方かと」
クールビューティーな毒舌担当、エルフのシルフィは、心底どうでもよさそうに呟いた。彼女の意見にだけは、ユウキも心の底から同意できた。

そう、ユウキは猛烈に眠かった。
春の陽気は、前世から続く社畜根性に刻み込まれた「とにかく休みたい」という欲求を、最大限に刺激する。

(ああ……日当たりの良い縁側で、猫と一緒に昼寝がしたい……。もう、一歩も歩きたくない……)

しかし、ユウキのささやかな願いは、この個性豊かすぎる仲間たちによって、いともたやすく打ち砕かれる。仲間が四人に増えたことで、移動中の騒音レベルと面倒事の発生確率は、もはや天文学的な数値に達していた。ユウキのスローライフ計画は、春の雪解け水と共に、跡形もなくどこかへ流れ去ってしまったかのようだった。

そんな一行が、とある国境沿いの街で耳にしたのは、穏やかな季節にはそぐわない、陰鬱な噂だった。
「国境の向こう側、緩衝地帯の森に住む獣人たちが、また隣国の騎士団に襲われているらしい」

獣人。
人間によく似た姿だが、犬や猫、兎などの獣の特徴を色濃く持つ種族。身体能力は高いが、その異質な見た目から、人間たちからはしばしば「言葉を話す獣」として扱われ、差別と迫害の対象となってきた。

「なんと……。か弱き者たちが、力によって虐げられているというのか! 見過ごすわけにはいかん!」
ガンツが、即座に拳を握りしめる。
「獣人……。人間とは異なる進化を遂げた種族。その身体構造、生態、非常に興味深いですわね。特に、骨格と筋肉の連動性について、ぜひ詳しく調査したいものです」
リリアの目が、完全に研究者のそれになる。
「獣人か。あいつらは、手先は不器用だが、義理堅くていい奴らも多い。困ってるなら、助けてやるのが筋ってもんよなぁ!」
ボルガが、ニカッと笑う。
「……また、面倒事ですのね」
シルフィが、やれやれと肩をすくめた。

四者四様の反応の中、ユウキは、ただ一言、ぽつりと呟いた。
「……腹、減らないのかな。獣人も、人間も」
「は? ユウキ殿、何を……?」
「いや、なんでもない。どうせ、行くことになるんだろ?」

ユウキは、諦めきった顔で天を仰いだ。自分の周りにこれだけ正義感と好奇心と義侠心の塊が集まっていて、この話を聞いて「素通りしよう」という結論になるはずがない。彼は、もう、無駄な抵抗は諦めていた。

***

国境を越え、緩衝地帯の森へと足を踏み入れる。
春の光に満ちた森は、生命力に溢れていた。足元にはスミレやタンポポに似た花が咲き乱れ、木々の間を飛び交う蝶が、光の軌跡を描く。
しかし、そののどかな風景とは裏腹に、森の奥へ進むにつれて、人の手によるものと思われる、生々しい破壊の痕跡が目につくようになった。不自然に折られた木々、焼け焦げた地面、そして、放置されたまま錆びついた矢尻。

やがて、一行は獣人たちの隠れ里にたどり着いた。
そこは、森の奥深く、巨木の洞や岩陰を利用して作られた、粗末な集落だった。家と呼ぶのもおこがましいような、雨露をしのぐだけの簡素な小屋が点在している。
そこに住む獣人たちは、多種多様だった。ピンと立った犬の耳を持つ者、しなやかな尻尾を持つ猫の姿の者、長い耳が特徴的な兎の者、そして、熊のように屈強な体躯を持つ者。
しかし、その誰もが、ボロをまとい、その瞳には深い疲労と、そして、見知らぬ人間たちに対する強い警戒の色を浮かべていた。

一行の姿を認めると、獣人たちは、さっと武器――石斧や、木の槍、粗末な弓などを構えた。特に、屈強なガンツとボルガの姿には、子供たちが怯えたように親の後ろに隠れる。

「我々は、敵ではない! あなた方を助けに来た!」
ガンツが、誠意を込めて呼びかけるが、獣人たちの警戒は解けない。彼らにとって、人間とは、自分たちの暮らしを脅かす、恐怖の対象でしかなかったのだ。

一人の、白髪の狼の獣人が、長老とおぼしき威厳をたたえて、ゆっくりと前に進み出た。
「……何の用だ、人間ども。我らから、これ以上何を奪いに来た? 我らにはもう、お前たちにくれてやるものなど、何一つ残ってはおらんぞ」
その声は、乾いていて、全ての希望を諦めた者の声だった。

長老の話によると、隣国「ゼーブルク王国」の騎士団が、定期的に「害獣駆光」と称して、この森に攻め込んでくるのだという。彼らは、獣人を人間とは認めず、ただの害獣として、狩りの対象にしているのだ。家を焼かれ、仲間を殺され、獣人たちは、じわじわとその数を減らし、絶望の淵に立たされていた。

ユウキは、その話を聞きながら、一つの単純な疑問を覚えていた。
(なんで、そんな面倒くさいことをするんだ? 駆除するにしたって、コストがかかるだろうに。放っておけばいいじゃないか)
彼には、理由のない差別や、利益の生まない攻撃というものが、全く理解できなかった。それは、彼の「省エネ」「合理的」という価値観とは、あまりにもかけ離れていたからだ。

そして、まるで一行の到着を待っていたかのように、その時はやってきた。
遠くから、地響きと共に、馬の蹄の音と、金属の擦れ合う音が近づいてくる。
騎士団の襲来だ。

「来たか……!」
長老が、苦々しく吐き捨てる。獣人たちの間に、動揺と絶望が走った。
「みんな、隠れろ! 女子供は、奥の洞窟へ!」
男たちは、震える手で武器を握りしめ、明らかに勝ち目のない戦いに、その身を投じようとしていた。

やがて、森の木々を押し分けるように、白銀の鎧に身を包んだ騎士団の一隊が現れた。その数、およそ百。先頭に立つ騎士団長らしき男は、馬上で尊大に胸をそらし、獣人たちを見下して、朗々と声を張り上げた。
「神聖なるゼーブルク王国の名において、この地に巣食う穢れた獣どもに告ぐ! お前たちの存在は、世界の秩序を乱す不浄の塊! 我ら聖なる騎士団が、神に代わって、お前たちを浄化する! ありがたく、その命を差し出すがよい!」

独善的で、一方的で、そして、聞いているだけで胸糞が悪くなるような演説だった。

獣人たちは、恐怖と怒りに顔を歪めながらも、その圧倒的な戦力差を前に、何も言い返すことができない。
長老が、震える足で一歩前に進み出ると、古びた槍を構えた。
「我らとて……誇りがある。ただ、殺されるわけにはいかん……!」

その、あまりにもか弱く、しかし、気高い抵抗の姿。
それを見て、ユウキは、本日何度目かわからない、深いため息をついた。

「あー、はいはい。もう、わかったわかった」

気だるそうな声が、静まり返った森に響いた。
ユウキが、ゆっくりと前に進み出る。その手には、武器一つない。

「あんたら、騎士団様だか何だか知らんが、ちょっといいか?」
「何だ、貴様は。獣に味方するとは、お前も同類か!」
騎士団長が、侮蔑の目でユウキを睨みつける。

ユウキは、そんな視線は全く意に介さず、ただ、心底不思議そうに尋ねた。
「あんたらさ、腹、減らないの? 毎日、飯食うだろ? 寒い日は、温かいスープでも飲みたくなるだろ? 眠い時は、寝るだろ?」
「……何を、訳のわからんことを」
「ここの獣人たちも、同じなんだよ。腹も減るし、眠くもなる。別に、あんたらに何かしたわけでもない。ただ、ここで静かに暮らしたいだけだ。なんで、わざわざちょっかい出しに来るんだ? 非効率的だろ」

その、あまりにも素朴で、本質的な問いかけに、騎士団長は一瞬、言葉を失った。
しかし、すぐに我に返ると、顔を真っ赤にして怒鳴った。
「黙れ、戯言を! こいつらは人間ではない! 我々とは違う、ただの獣だ!」

「ああ、そうかい」
ユウキは、あっさりと頷いた。
「だったら、その『人間様』が、これから『ただの獣』に、こっぴどくやられるところを、見せてやるよ」

ユウキは、振り返って、絶望的な顔をしている獣人たちを見回した。
そして、彼の「天眼」が、戦場の全てをスローモーションで映し出す。敵味方の区別なく、一人一人の身体能力、得手不得手、そして、恐怖や怒りといった感情の動きまでが、手に取るように見えた。

「――いいか、お前ら。今から俺が言う通りに動け」

ユウキの声のトーンが、変わった。
それは、もはや面倒くさそうな青年の声ではない。無数の情報を瞬時に処理し、最適解を導き出す、冷徹な指揮官の声だった。

「そこの耳が長い兎のおっさん! あんた、見た目通り、足がめちゃくちゃ速いな。無駄にビビって震えてるそのエネルギーを、全部足に回せ! 敵陣の周りを、とにかく走り回って、攪乱だけしてろ! 手は出すなよ、どうせ攻撃力ないんだから!」
「は、はいぃ!?」
「そっちのデカい熊のおっさん! あんたは、見た目通り、頑丈なのが取り柄だ。そのデカい体で、仲間たちの前に立って、盾になれ! 攻撃はしなくていい、とにかく突っ立ってろ!」
「お、おう!」
「そこの尻尾が長い猫のお嬢ちゃん! 身のこなしが、やけに軽いな。木の上から、石でも何でもいい、騎士団長の頭上にだけ、集中して落とし続けろ! 狙いは一点だ、よそ見するな!」
「にゃ、にゃあ!」

ユウキは、獣人、人間、エルフ、ドワーフという「属性」を見てはいなかった。彼が見ているのは、兎の脚力、熊の耐久力、猫の俊敏性、ガンツの剣技、ボルガのパワー、シルフィの正確無比な射撃能力という、個々の「性能」だけだった。

「ガンツは右翼、ボルガは左翼を、それぞれ突破しろ! シルフィは後方から、指揮官クラスの兜だけを狙って射抜け! リリアは、地面をぬかるませて、馬の足を止めろ! いいな、殺すなよ! 武器か鎧だけを、的確に破壊しろ! 目標は、敵の戦意喪失だ!」

号令と共に、即席の多種族混成部隊が、一斉に動き出した。
それは、奇妙で、しかし、恐ろしく効率的な戦いだった。
兎の獣人が、信じがたい速さで騎士団の周りを駆け回り、注意を引きつける。その隙に、ガンツとボルガが、両サイドから、まるでバターでも切るかのように、騎士団の陣形を切り裂いていく。上からは、猫の獣人が投げる石が、しつこく騎士団長の兜を狙い、彼の集中を削ぐ。足元は、リリアの魔法で泥沼と化し、自慢の騎馬隊は身動きが取れない。そして、シルフィの放つ矢が、面白いように、騎士たちの武器だけを弾き飛ばしていく。

騎士団は、完全にパニックに陥った。
彼らは、「獣」という一つの塊としてしか、敵を見ていなかった。だから、個々の特性を活かした、変幻自在の連携攻撃に、全く対応できないのだ。

そして、その混乱の極みに、ユウキが、ゆっくりと歩いていく。
彼の周りだけ、なぜか時間が歪んでいるかのように、騎士たちの剣は、彼に届く前に弾かれ、槍はあらぬ方向へと逸れていく。
ユウキは、騎士団長の前に立つと、彼の振り下ろした剣を、指二本で、つまんで止めた。

「な……!?」

「強いとか、弱いとか。賢いとか、愚かとか。人間だとか、獣だとか。そんなの、全部、後からくっつけた、ただの肩書きみたいなもんだろ」

ユウキは、つまんだ剣を、パキン、と音を立てて折ると、静かに続けた。

「結局、突き詰めれば、みんな同じだ。腹が減るし、眠くもなる。そして、殴られりゃ、痛い。……ただ、それだけのことだろ?」

その言葉は、まるで重い楔のように、騎士団長の胸に突き刺さった。
ユウキは、彼の鎧の胸当てを、デコピンで、軽く弾いた。
ゴォン、と鈍い音がして、分厚い鋼鉄の鎧に、大きな亀裂が入った。騎士団長は、恐怖に目を見開き、馬から転げ落ちた。

「……退け。次はない」

その一言で、騎士団の戦意は、完全に砕け散った。
彼らは、武器を捨て、仲間を助け起こし、這う這うの体で、森から逃げ帰っていった。

後に残されたのは、あっけにとられた顔の獣人たちと、そして、いつものように「あー、疲れた」とボヤいているユウキの姿だけだった。

獣人たちは、自分たちが勝ったことが、信じられないようだった。
彼らは、生まれて初めて、「獣」としてではなく、「個」として扱われ、その力を認められ、そして、理不尽な暴力に打ち勝ったのだ。

長老が、震える足でユウキの前に進み出ると、その場に深く、深く、頭を下げた。
「……ありがとう、ございます……。恩人よ……」

その一言を皮切りに、獣人たちが、次々とユウキの周りに集まってきた。

そして、次の瞬間。
戦いが終わって警戒心が解けた、犬や猫や兎の子供たちが、一斉に、わーっ、とユウキに飛びかかってきたのだ。

「わっ!?」

犬の子は、ぶんぶんと尻尾を振りながら、ユウキの足にじゃれつく。
猫の子は、ゴロゴロと喉を鳴らしながら、その胸に顔をすり寄せる。
兎の子は、ぴょんぴょんと跳ねて、ユウキの膝の上を陣取った。
あっという間に、ユウキは、モフモフの毛皮に埋め尽くされてしまった。

「お、重い……! 暑い……! くすぐったい……! 動けん……! た、助け……」

その、幸せそうな(?)悲鳴は、獣人たちの歓声と、仲間たちの笑い声にかき消された。
その夜、村では、種族の垣根を越えた、盛大な宴が開かれた。
焚き火の周りで、ガンツとボルガが獣人たちと腕相撲をし、リリアが目を輝かせながら彼らの生態を観察し、シルフィが呆れ顔で果実酒を飲んでいる。

ユウキは、そんな光景を少し離れた場所から眺めながら、膝の上で眠ってしまった兎の子の、柔らかい毛を撫でていた。
(……だから、俺は、平穏なスローライフを送りたいだけなんだがなぁ……)

彼の呟きは、春の夜風に溶けて、誰の耳にも届かない。
しかし、その顔は、まんざらでもない、どこか穏やかな表情をしていたことを、仲間たちは、ちゃんと見ていた。
また一つ、面倒くさいが、温かい因果が結ばれた、春の一日だった。
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