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第1章 学院入学と勇者との出会い
35 婚約記念パーティー
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ちょっと前、ピリポさんと婚約が決定した。
今日、勇者の婚約ということで国を挙げてのパーティーを行うこととなっている。
もちろんなのかは知らないが、ほぼ幼馴染といえる王子や王女も来るらしい。
そして今
「やだー。王子、王女がいるって聞いてやる気が80%低下した。」
「ロベルさん。私たちは今日主役なんですからしっかりして。」
婚約をしてから敬語を使わなくなったのときから、軽い発言?をするようになった。
でも、本当に王子と王女も来るってなると気が重くなる。魔法を教えてない第一王女だけに来て欲しいな。いや、そのひとだけ来てくれ。お願いだ。
「何でそんな嫌なんです?王子と王女ですよ?」
「そんなの決まってるだろ、魔法を教えた第一王子と第二王女にはそんなんでいいのかって位慕ってくるし、ついでに遊んでた第三王女と第二王子はすげー遊んでくれって引っ張ってくるからほんとあいつらだけは来ないでほしい。」
「そ、そうだったんですね。確か、来るのは王子と王女でしたか...。王女だけなら希望がありましたけどね。」
「そうだよ!ほんと、第一王女だけであってほしかった。そういえば、王子と王女に魔法を教えてたから学院に行ったら俺に魔法を教えてもらってって言われたんだろうな。ううぅ、辛い。」
「そんな教えるの大変そうには思えなかったけど。」
「違うよ!予想が当たってしまっているこの事実を改めて考えると辛いんだよ。」
「確かにわかる気がする。」
「そういえばいつ着替えるの?」
「もちろんこれからだよ。服装はお楽しみにしといてね。」
「う、うん。もちろんだよ。」
婚約関係になって恋という物がわかってきたような気がしてきたんだよな。ドキッとすることもあるし。
~~~~~
もう、時間か。アラームがないと気づかずに本を読んでそうだった。本を〈収納〉して、行くか。
どんな服装をしているんだろう。楽しみ!
早く行こう。えーと、どこでやるんだっけ?
~~~~~
いやー。場所は全て覚えてるんですけど、どこでやるのか忘れちゃっててね。聞くことになっちゃって恥ずかしいです。申し訳ないあのメイドさんには。
とりあえず来れたので問題ない。後はピリポさんが来たら始まりますよね?その後ちょっとは待つかもしれないか。
じゃあピリポさん待ってる間に魔力で遊んどきますかね。本当は古代魔法の本とか読みたいですけどちょっとまだ用意できてないんで。誕生日前には届いて欲しいです。
トントン
あれ?もう来たのか。早くない?取り敢えず入ってもらおう。
「どうぞ。」
「お待たせしました。ロベルさん。」
「ッ!」
か、可愛すぎる。ピリポさんにこのドレスはもはや反則だって。
「ちょっと、ロベルさん。そんなに息を呑む反応するとは思ってなかったですよ。逆に恥ずかしくなってきます。」
「ご、ごめん。じゃあ行こうか。」
「ええ。もちろん!」
~~~~~
「皆様、私たちの婚約記念パーティーにお集まりありがとうございます。」
「本日は国の主催となったパーティーとなっており、さまざまな地方の名産などがあり、もちろん私の地元のものもあります。楽しんでいきましょう。」
「「では、乾杯!」」
ようやく始まったパーティー。誰と話すべきかな。取り敢えず家族のところ行こうかな。
「ピリポさん。僕の家族と会いにいきましょう。」
「分かりました。ちゃんと挨拶できるか心配ですけど。」
「問題ないと思うよ。早く行こう。」
確か、あっちの方にいたはず。
「お、お母さんとお父さん!?何でここに?」
いや、いくら平民だったとしても勇者の両親だし娘の婚約記念のパーティーに参加できない方がおかしいと思うけど。でも、何でもう俺の両親と話してるの!?
「おお、久しぶりだなピリポ。」
「久しぶり!だとしても抱きつくと思わないでよ。」
「シュン。」
「すみません、ライトさん。うちの夫が。」
「いいですよ。私も娘は可愛いのでね。今は彼方の方に料理を食べに行ってますが。」
「久しぶり、父さん。いきなり勇者と婚約と聞いて驚かせてしまったかもしれないけど、見ててわかるように、こちらがピリポさん。僕の婚約者だよ。」
「初めまして。ライト様?ライトお義父様?」
「ライトお義父さんでもライトさんでもいいですよ。別に堅苦しい必要もないですからね。ピリポさん。」
「わ、分かりました。」
「父さんそういえば今日は母さん来れた?」
「来れてないよ。まだ、こういうのに来れるほど安定していないからね。」
『ロベルさんのお義母さんに何かあるの?』
『あ、ああ。妊娠していてね。まだすぐらしいから。』
『そうだったのね。』
あー。ほんと、突然の〈念話〉は驚くからやめて欲しいな。まあ、今までそんなこと言ってないし、驚かなくなればいいだけだからな。驚いてしまう俺が悪い。
「あ、いたいた。」
うわー。こいつがきやがった早えよ。第一王子。
「何、その顔。王子が来たんだぞ。」
「こちらの方は?」
「ああ、こいつはキリス第一王子ですよ。」
「王子にこいつ呼ばわりするなよ。」
「そうなんですか、ロベルさん。王子っぽさ?っていうのを感じないのですが。」
「それは、ピリポさん。物語のような王子を当てはめるから良くないんですよ。」
「ねえ。僕の評価を下げる発言をしないでよ。」
「そんなこと知りません。」
「ロベルさん。流石にそれは良くないんじゃないの?」
「何にも言われてないし。」
「そういえば、ライトさんは...どこ!私の両親もいないし。」
「多分だけど僕の父様、王様のとこにでも行ってるんじゃないかな?」
「だから、好き放題言えるっていうわけじゃなくて黙認されてるだけだね。」
「そんなことあっていいの!?」
「ちょっと待って。黙認されてるってどういうこと。あちょ、待てって。」
「ピリポさん、料理を食べましょう。」
「そうですね。うん。そうですね、食べましょう!」
~~~~~
さっきから30分経ってから第二王女と第二王子に会いました。
「ロベル。久しぶり。何してたの。」
「アラン。私が先よ。なり初めは。」
「お姉さまのケチ。」
「何よ。」
「逃げなきゃ。」
「ちょっと。待ちなさい。」
「ロベルさん。こんな、天真爛漫な二人は王子と王女よね。」
「そうだよ。ピリポさん。」
「むむ。」
「な、何だよ。カレン。」
「貴方達。婚約者なのにさん付けしてますの。呼び捨てでいいじゃない。」
今日、勇者の婚約ということで国を挙げてのパーティーを行うこととなっている。
もちろんなのかは知らないが、ほぼ幼馴染といえる王子や王女も来るらしい。
そして今
「やだー。王子、王女がいるって聞いてやる気が80%低下した。」
「ロベルさん。私たちは今日主役なんですからしっかりして。」
婚約をしてから敬語を使わなくなったのときから、軽い発言?をするようになった。
でも、本当に王子と王女も来るってなると気が重くなる。魔法を教えてない第一王女だけに来て欲しいな。いや、そのひとだけ来てくれ。お願いだ。
「何でそんな嫌なんです?王子と王女ですよ?」
「そんなの決まってるだろ、魔法を教えた第一王子と第二王女にはそんなんでいいのかって位慕ってくるし、ついでに遊んでた第三王女と第二王子はすげー遊んでくれって引っ張ってくるからほんとあいつらだけは来ないでほしい。」
「そ、そうだったんですね。確か、来るのは王子と王女でしたか...。王女だけなら希望がありましたけどね。」
「そうだよ!ほんと、第一王女だけであってほしかった。そういえば、王子と王女に魔法を教えてたから学院に行ったら俺に魔法を教えてもらってって言われたんだろうな。ううぅ、辛い。」
「そんな教えるの大変そうには思えなかったけど。」
「違うよ!予想が当たってしまっているこの事実を改めて考えると辛いんだよ。」
「確かにわかる気がする。」
「そういえばいつ着替えるの?」
「もちろんこれからだよ。服装はお楽しみにしといてね。」
「う、うん。もちろんだよ。」
婚約関係になって恋という物がわかってきたような気がしてきたんだよな。ドキッとすることもあるし。
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もう、時間か。アラームがないと気づかずに本を読んでそうだった。本を〈収納〉して、行くか。
どんな服装をしているんだろう。楽しみ!
早く行こう。えーと、どこでやるんだっけ?
~~~~~
いやー。場所は全て覚えてるんですけど、どこでやるのか忘れちゃっててね。聞くことになっちゃって恥ずかしいです。申し訳ないあのメイドさんには。
とりあえず来れたので問題ない。後はピリポさんが来たら始まりますよね?その後ちょっとは待つかもしれないか。
じゃあピリポさん待ってる間に魔力で遊んどきますかね。本当は古代魔法の本とか読みたいですけどちょっとまだ用意できてないんで。誕生日前には届いて欲しいです。
トントン
あれ?もう来たのか。早くない?取り敢えず入ってもらおう。
「どうぞ。」
「お待たせしました。ロベルさん。」
「ッ!」
か、可愛すぎる。ピリポさんにこのドレスはもはや反則だって。
「ちょっと、ロベルさん。そんなに息を呑む反応するとは思ってなかったですよ。逆に恥ずかしくなってきます。」
「ご、ごめん。じゃあ行こうか。」
「ええ。もちろん!」
~~~~~
「皆様、私たちの婚約記念パーティーにお集まりありがとうございます。」
「本日は国の主催となったパーティーとなっており、さまざまな地方の名産などがあり、もちろん私の地元のものもあります。楽しんでいきましょう。」
「「では、乾杯!」」
ようやく始まったパーティー。誰と話すべきかな。取り敢えず家族のところ行こうかな。
「ピリポさん。僕の家族と会いにいきましょう。」
「分かりました。ちゃんと挨拶できるか心配ですけど。」
「問題ないと思うよ。早く行こう。」
確か、あっちの方にいたはず。
「お、お母さんとお父さん!?何でここに?」
いや、いくら平民だったとしても勇者の両親だし娘の婚約記念のパーティーに参加できない方がおかしいと思うけど。でも、何でもう俺の両親と話してるの!?
「おお、久しぶりだなピリポ。」
「久しぶり!だとしても抱きつくと思わないでよ。」
「シュン。」
「すみません、ライトさん。うちの夫が。」
「いいですよ。私も娘は可愛いのでね。今は彼方の方に料理を食べに行ってますが。」
「久しぶり、父さん。いきなり勇者と婚約と聞いて驚かせてしまったかもしれないけど、見ててわかるように、こちらがピリポさん。僕の婚約者だよ。」
「初めまして。ライト様?ライトお義父様?」
「ライトお義父さんでもライトさんでもいいですよ。別に堅苦しい必要もないですからね。ピリポさん。」
「わ、分かりました。」
「父さんそういえば今日は母さん来れた?」
「来れてないよ。まだ、こういうのに来れるほど安定していないからね。」
『ロベルさんのお義母さんに何かあるの?』
『あ、ああ。妊娠していてね。まだすぐらしいから。』
『そうだったのね。』
あー。ほんと、突然の〈念話〉は驚くからやめて欲しいな。まあ、今までそんなこと言ってないし、驚かなくなればいいだけだからな。驚いてしまう俺が悪い。
「あ、いたいた。」
うわー。こいつがきやがった早えよ。第一王子。
「何、その顔。王子が来たんだぞ。」
「こちらの方は?」
「ああ、こいつはキリス第一王子ですよ。」
「王子にこいつ呼ばわりするなよ。」
「そうなんですか、ロベルさん。王子っぽさ?っていうのを感じないのですが。」
「それは、ピリポさん。物語のような王子を当てはめるから良くないんですよ。」
「ねえ。僕の評価を下げる発言をしないでよ。」
「そんなこと知りません。」
「ロベルさん。流石にそれは良くないんじゃないの?」
「何にも言われてないし。」
「そういえば、ライトさんは...どこ!私の両親もいないし。」
「多分だけど僕の父様、王様のとこにでも行ってるんじゃないかな?」
「だから、好き放題言えるっていうわけじゃなくて黙認されてるだけだね。」
「そんなことあっていいの!?」
「ちょっと待って。黙認されてるってどういうこと。あちょ、待てって。」
「ピリポさん、料理を食べましょう。」
「そうですね。うん。そうですね、食べましょう!」
~~~~~
さっきから30分経ってから第二王女と第二王子に会いました。
「ロベル。久しぶり。何してたの。」
「アラン。私が先よ。なり初めは。」
「お姉さまのケチ。」
「何よ。」
「逃げなきゃ。」
「ちょっと。待ちなさい。」
「ロベルさん。こんな、天真爛漫な二人は王子と王女よね。」
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