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第1章 学院入学と勇者との出会い
36 呼び捨てしないの?
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「貴方達。婚約者なのにさん付けしてますの。呼び捨てでいいじゃない。」
「よ、呼び捨て?」
「そんなの。」
「「できる訳ないに決まってる(わ)!」」
「ほんとですか。何事もやってみないと。じゃあ、ロベル兄から。」
「ピリポs...サン。」
「何でさんって言っちゃうのかな。もう一回やってみよう!」
「何でだ。ひどいだろ。虐待だ虐待。」
「そんなことないですー。そもそも、こんなことで虐待だったらほとんどの人が虐待してることになりますよ。じゃあ、やってください。」
「こんなタイミングで正論で訴えてくるなんて。じゃあ、ピリポ」
「何ですか棒読みすぎます。何の感情もなく言うのもどうかと思います!」
「だって、そうでもしないと言える気がしないんだよ。」
「仕方ないですね。ピリポさんやってみてください。」
「ひぇ。む、無理ですよ。ロベルさんに呼び捨てなんて。」
「まだ身分とか気にしてるんですか。ロベル兄はただの恥じらいなのに。まあ、恥じらいを感じるくらいには可愛いさと美しさを兼ね備えてはいると思いますけど。」
「ねえ。そんなこと言うなら何で呼び捨てをやれって言われ...」
「この人の発言はどうでもいいので、婚約者ですよ婚姻関係のある人とかよりは公平な立場ではないと思いますが、身分の差なんて勇者になった時点でほとんどないんですから気にせずに呼べばいいじゃないですか。」
「ッ...!た、確かにそうですね。ありがとうございますカレン王女。」
「やめて。王女呼びなんて私にはあってないの。だから、私も呼び捨てでいいですよ。」
「分かりました。カレンさん。」
「なんか、私の方が年上な感じがしてるけどまあいいわ。」
「省いて会話s...」
「一旦大人しく呼び捨てされてくださいロベル兄。」
意味の分かる造語で喋るのやめてくれ。
「ロベル。私を呼び捨てで読んでほしいです。」
「ッ!ピリポ。」
「早く一級魔族を倒して、婚約して子供を産みましょうね。」
「もちろん。」
「話が進みすぎてない?ロベル兄、ピリポさん。」
「よ、呼び捨て?」
「そんなの。」
「「できる訳ないに決まってる(わ)!」」
「ほんとですか。何事もやってみないと。じゃあ、ロベル兄から。」
「ピリポs...サン。」
「何でさんって言っちゃうのかな。もう一回やってみよう!」
「何でだ。ひどいだろ。虐待だ虐待。」
「そんなことないですー。そもそも、こんなことで虐待だったらほとんどの人が虐待してることになりますよ。じゃあ、やってください。」
「こんなタイミングで正論で訴えてくるなんて。じゃあ、ピリポ」
「何ですか棒読みすぎます。何の感情もなく言うのもどうかと思います!」
「だって、そうでもしないと言える気がしないんだよ。」
「仕方ないですね。ピリポさんやってみてください。」
「ひぇ。む、無理ですよ。ロベルさんに呼び捨てなんて。」
「まだ身分とか気にしてるんですか。ロベル兄はただの恥じらいなのに。まあ、恥じらいを感じるくらいには可愛いさと美しさを兼ね備えてはいると思いますけど。」
「ねえ。そんなこと言うなら何で呼び捨てをやれって言われ...」
「この人の発言はどうでもいいので、婚約者ですよ婚姻関係のある人とかよりは公平な立場ではないと思いますが、身分の差なんて勇者になった時点でほとんどないんですから気にせずに呼べばいいじゃないですか。」
「ッ...!た、確かにそうですね。ありがとうございますカレン王女。」
「やめて。王女呼びなんて私にはあってないの。だから、私も呼び捨てでいいですよ。」
「分かりました。カレンさん。」
「なんか、私の方が年上な感じがしてるけどまあいいわ。」
「省いて会話s...」
「一旦大人しく呼び捨てされてくださいロベル兄。」
意味の分かる造語で喋るのやめてくれ。
「ロベル。私を呼び捨てで読んでほしいです。」
「ッ!ピリポ。」
「早く一級魔族を倒して、婚約して子供を産みましょうね。」
「もちろん。」
「話が進みすぎてない?ロベル兄、ピリポさん。」
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