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不倫のその先
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岩井が自宅マンションで目撃した妻と元彼の痴話喧嘩
偶然とは言え岸井と同じマンションに
妻の元彼が住んでいて 妻が出入りしていた。
いつから…だろ
まぁ もう今さら 考えても仕方がない、か
玄関からリビングに入るとセンサーで照明が灯る。
ソファに身を沈めるとネクタイを緩めながら 波彦の溜め息が無人のキッチンまで響いた。
彼女が元彼とヨリを戻し 一緒になるのを祝福されるなら 俺はそれで構わない。
また 気楽な独り暮らしを始めるだけ…
ああ、白井ユミに逢いたい、、、
えっ、ああー、、、あ 、 脱ぎ捨てた背広の内ポケットに入れていたスマホの振動音で目が覚めた。
顔も洗わず 歯も磨かず そのまま寝てしまっていたらしい。
瞼を拳で擦り スマホを手に取って 着歴を確認した。
えっ 白井ユミ!
ホーム画面に表示された時間は午前4時13分
えーはー今頃 どうして
留守録の1の表示が立っていた。
再生してみる。
〝大楠くんっ!マックスの子供が無事羽化したわっ!〟
あ〝、、、真夜中にハエを観察してたのぉ⁈
こっちはそれどころじゃ無かったのに!
まったくぅぅぅ! センセイ 勘弁してよ…クク
アハハハハァハハ
波彦は腹を抱えて大笑いした。
笑いを必死で堪えて 着歴をタップして白井ユミに折り返しの連絡を返した。
〝ただいま 電話に出る事ができません、ピーと発信音が鳴りましたら30秒以内でご用件をお話し下さい ピー〟
なんだ…
「人騒がせは誰ですか?」
波彦は 一言留守録した。
っく ククク ふふふ
電話に出ないと言う事は 寝たのか?
白井ユミに起こされたも同然、完全に目が覚めてしまった。洗濯機に下着を放り込み スーツはランドリーボックスに入れた…
熱いシャワーを頭から全身に浴びる。
さてと、 …俺の電話を無視するって、
自分から掛けてきておいて…
既に1週間以上はセンターに泊まり込んで 蛹化した約200個体一つ一つに識別記号を付け毎日様子を克明に記録している。
センターの一部の研究者もセンター長が研究棟の実験室からほぼ出てこない事を心配しつつも ひょっとしたら 羽化した個体から世紀の大発見に繋がる情報が解析されるかも知れないと緊張感と期待感で落ち着かない日々を過ごしていた。
その日 夕食のカップ麺を食べたあと、1時間程度仮眠した白井ユミは再び実験室に入った。
m単位のキイロショウジョウバエの蛹化個体
そろそろだわ…
すでに検査器の中で羽化を待つキイロショウジョウバエの様子は電子顕微鏡を駆使して細かいデータが蓄積されている。
時刻は既に早朝4時を過ぎようとしていた。
全く動かなかった蛹化個体が微かに動いた。
それから数分後 蛹化の殻に裂け目がはしり、
やった… やったわ、 羽化した…
白井ユミは 咄嗟に 大楠波彦に連絡していた。
〝はい 大楠です。~
「もしもしっ大楠君っ!…」
~ただ今電話に出ることが出来ません。お急ぎの方は本社に、その他の御用件は御伝言をお願いします〟
「… ぁ あっ 大楠君っマックスの子供が羽化したわっ」
ユミは留守録に話している事が 急に恥ずかしくなり急いで受話器のアイコンをタップした。
… 恥ず…
執拗に波彦からの着信が入っていた。
それを 無視した。
実際 動揺していた。
普段なら 1番に岩井 もしくはハー◯ードの研究仲間に連絡する。
ユミの精神的支柱が 仲間や元夫から 新しい対象に移り始めていた。
はじめに羽化した個体は ゲノム解析に必要なパーツに分けて 保存処理する。
分析器に入れ 数時間から数日の分析時間が要る。
実験室のインターフォンから
「センター長 少し休憩されては?もう朝の8時半過ぎてます」
「あら そ、そうね マックスの子供が次々に羽化しているから、誰か交代できる人が出勤してきてから 休憩するわ」
「は、博士っ 羽化始まったんですね!」
当直の研究員も興奮気味に声をあげる。
「まだ まだ始まったばかりよ 」
ユミは、3日振りに実験室から離れて スクラブ 白衣を洗濯かごに押し込むと 引っ詰め髪を解いた。
自分のロッカーに常備しているアンダーウェアを取り出して汚れた下着はジッパーに仕舞った。
3日ぶりにシャワーを浴びて髪も入念に洗う。
仮眠室の簡易ベッドに腰掛け 軽く脚を組み 冷えたミネラルウォーターで渇いた喉を潤したあと 簡易ベッドにその身を横たえるとたちまち深い眠りに落ちていった。
「センター長 お約束のお客様がお見えですが」
仮眠室の扉の外から ノックのあと 職員がユミの深い眠りを妨げた。
「 約束…なんか …してないわ、断って…」
安っぽいピローを抱き抱えそこに顔を埋める。
「センター長 お断りしていいんですね? 」
「…していいわ 眠いのよ」
〝大楠さん こっこまります! ここは職員以外は立ち入り禁止区域ですっ!〟
〝あー大丈夫です。研究室にはちかづきませんから、センター長には許可いただきました。〟
〝大楠さんっ 許可って いつですか?センター長は今お休み中なんですからっ!〟
〝大楠さん!警備員よびますよっ〟
「煩いっ」
仮眠室の中から怒鳴る声がした。
〝あーもー、大楠さん 出禁になっても知りませんから…〟
〝では 取り次いでくれますか?〟
「 センター長、営業の大楠さんです。どうしましょう?」
っく 図々しい 奴
「いいわ、来賓室にご案内して差し上げて 伺うわ」
〝大楠さん センター長がお会いになるそうです〟
予想していなかった大楠波彦の来訪
図々しいと思う反面断れない本心が見え隠れする。
鏡の前で自分の顔を見た。
血色は相変わらず悪い。疲れからか色素の沈着も相当だった。
濡れたまま寝たせいで始末に追えないほど乱れた髪の毛を櫛で何度も梳きほぐしやっといつも通り引っ詰めて纏めた。
化粧ポーチはセンター長室の鞄の中…
今更 化粧もないか… うろつき回る銀蠅相手に化粧なんて、
自分の心の中の本音に蓋をした。
「センター長、何度もお断りしたんですが、強引で…」
波彦を案内した職員がユミに阻止できなかった言い訳をしたが、
「いいのよ 貴女の責任じゃないわ セールスマンってアレぐらいでないと生き残れないのでしょ きっと、 後は私が対応するから、貴女は職務に戻りなさい。」
女子職員は申し訳なさげに頭を垂れ 足早に戻って行った。
「失礼します」
来賓室の扉を開いて 中に入り扉を閉めるため振り返ったその時、
「会いたかった 」
背後にそっと近づいた波彦が甘く囁いた。
「本当は抱きしめたかったが、四隅の監視カメラが作動していたら貴女が、困るから…」
波彦の甘い美声にも動じない素振りで、ユミは接近している波彦に向き直った。
「あら 別に困らないわ 大楠君が警備員に捕まるだけ、今日はコーヒー入れて差し上げます。」
「先生、先生が思わせぶりな電話を掛けてくるから、てっきり脈ありだと、… 私の勘違いですか?」
センターの内部はセキュリティ上の監視カメラが死角無く配置されていた。
波彦は常にカメラを意識してユミと話さなければならなかった。
「…まんざら勘違いでもないわ、だって無意識に大楠君に報告していたんだから、後から 自分に恥じたけど…」
今では コーヒーメーカーも問題なく扱えるようになったユミの手でコーヒーが運ばれてきた。
「あ、ありがとうございます。」
波彦は重厚感あるソファに軽く腰掛け ユミが正面に座るのを待った。
対面のソファに座りざま、
「で、今日のお話しは?」
すっぴんに髪を後ろで縛っただけの40歳のオンナ博士。
白衣姿が似合う。
「先生、カッコいいです」
大楠のぶっ飛んだ発言に 思わずユミは苦笑してしまう。
「さぁ 大楠君 コーヒー飲んだらお帰りなさい、私まだ仕事があるから、」
「例のショウジョウバエですか?」
…と言い掛けた一瞬の大楠波彦の顔が美しいことに気がつき、躰が火照って来たのを慌てて隠すように ユミは立ち上がった。
「わかりました。先生さえ良ければ、明日の夕方、あらためて席を設けますので お話しさせて頂けませんか?」
「確かなお約束はできかねますが、また連絡ください。その時にお返事します」
ユミは美しい波彦の顔のパーツに自身の恥ずかしいところをまさぐられ あっさりオーガスムに導かれたあの事を思い出してしまった。
「では、今度は着信を無視しないで、返事を下さい、約束ですよ」
「あ、期待しないで、!」
「かしこまりました。」
『今夜8時Fホテル東京一階ラウンジでお待ちしています。』
波彦はメッセージをユミのスマートフォンに送った。
Fホテルはユミの定宿のN東京からも近い。
ホテルに誘う事の目的はセックス以外のなにものでもない。
今度こそ 彼女をモノにしたい。
ユミがラウンジに現れれば、本人の意思を確かめようと波彦は考えていた。
ユミの本心 それを躰で確かめたい。
「センセイ 不倫でもいいんですか?」
「ええ、貴方の事がどうしても意識の中で付きまとうのは こうなりたいからだと自覚したわ」
白井ユミは 俺の前で着ていた衣服を惜しげもなく脱ぎ出した。
俺はまるでギャラリーになって 彼女の裸体を鑑賞している。
シャツを脱ぎはじめたらから惜しげもなくブラジャーを外した。いきなりオッパイを見せつけられ 俺のジュニアは狭苦しい下着とズボンに押し込められはち切れんばかりに反発している。
押し倒してオッパイを貪りたい衝動を堪えてベルトを緩めながら彼女が俺に背中を向けて 細いデニムを膝まで下げた。
かがんだ背中の浮き出た背骨の末端は小さな木綿のショーツで覆われているが お尻の割れ目が透けている
背後から襲って 犯したいっ 彼女を無茶苦茶に壊したい。
酷い性衝動が波彦を襲う。
彼女が、ショーツを足首まで下げたところで バックハグしていた。
「貴女が ラウンジに現れた時の俺の歓喜ったら 貴女にはわからないだろうな」
「そんなに 嬉しかった? 」
「内心 小躍りして 何度も雄叫びを上げているんですよ 俺の中で」
「それは こうしたかったから?ジュニアがお尻にツンツン当たってるわ」
「ええ、わざとです!今夜はセックスしまくるんです。貴女の悲鳴を聴くまではヤリまくりです。」
「酷い」
と言った白井ユミがクスッと笑う。
「俺の気持ちをもて遊んで…酷いのはどっちですか」
波彦は裸のユミを背中から抱きしめた。
華奢な女性の躰だから捉えてしまえば 男の片腕一本で楽にホールドできる。
「そんな気は無かったのよ」
「本当ですか?」
ユミの背後から左腕を回して細いウエストあたりで彼女の両手首を楽に掴む事ができた。
ユミは腹部を波彦の腕と巻き取られる自分の腕で強く圧迫され、前屈みに崩れるしかなかった。
「大楠君 痛いわ 少し緩めて…」
「緩める訳ないじゃないですか、センセイにその気がなくても 俺は はセンセイに振り回されてばかりだ。仕返しします。」
「あんっ 嫌っ ダメッ ダメよ そ…あゝ 」
自由に動く右手をユミの臀部から前の方へ差し込んでみた。
指先に豊かな陰毛が纏わりついてくる。
「前から 思っていたんです。 センセイの陰毛 凄くエロティックだって… 見ただけで男だったら皆ヤバいっ 勃ちまくる」
「…うぅ またぁ あー ん 酷い男 」
指先にトロリとした粘液が纏わりついてきた。
「まだ 何もしていないのに もう垂れて来ちゃった…感度良すぎ」
「ふざけてる…あゝそこっ …う、」
「もう 抵抗はよして 気持ちいい事してあげますから 素直に反応してください」
波彦のしなやかな指先がユミのスリットをなぞりながら少しづつ奥の敏感なところをまさぐり出す。
左右の厚ぼったい肉の中に埋もれたそれは未だ姿を現していなかった。
「センセイが大好きなクリはどこだ 皮を剥いて食べてしまおう」
言葉遊びだけで 反応して露を溢れ返らせる。
「大楠君 許してっ 腰が砕けちゃう 嫌っ 感じるぅ、、、」
人差し指たった一本だけで 躰を震わせ やめてと懇願する 白井ユミをもっと征服したいと 波彦は容赦なく責めたてる。
「センセイっ やっと見つけました。コレだ」
いゃ~ん 、ん、ん、、ああ いっ、いい
執拗にクリトリスの周りを焦らしながら摩擦と刺激をした結果はユミが腰砕けて頭からベッドに倒れ込んでしまった。
「センセイ、センセイ? 大丈夫ですか?」
ユミの躰ごと波彦もベッド上に乗りながら
「センセイ このまま でんぐり返りしましょう そうしたら 楽になるし 俺も先生を喜ばせてあげられるから」
男の力ならか細い女の躰を何無くあやつれた。
ユミの躰は前転姿勢の途中で寸止め状態にされ 恥ずかしい全てを波彦の視界に曝け出すことになってしまった。
「いやぁ! 大楠君 ひどすぎるぅ~ このぉ!エロ男 変態っ 」
「センセイ 凄くいやらしい眺めです。お◯この割れ目からお尻の穴まで全て丸見えです。」
「いやっ そんな事言わないでっ」
精一杯の力で躰をくねらそうとしても波彦の力に押さえつけらてピクリとも動かせない。
「こ、こんな恥ずかしい格好で ひどいわ」
「先生、二人だけなんだから セックスを楽しみましょうよ、先生は今から女王様になってください。今だけ、俺を下僕だと思って、ね
何でもします、命令してください!」
「… 何でも?」
「はい 何なりと、」
「じゃ 肛門を舐めなさいっ!」
「かしこまりました 女王様」
「嘘っ やめなさい うそよっ 汚いからっ 大腸菌だらけよっ 」
「先生のう◯こだって 舐めてみせます センセイは俺のモノだから…」
あーはあー! ダメェ~よ!
波彦は舌を駆使して ユミの肛門を舐め回し、キスした。薄いピンクの菊座がヒクヒクと反応している。菊座に唇を押し付けて吸ってみると ユミは叫声を上げて 下のスリットから大量の蜜を溢れさせた。
「お お願い もっもう 勘弁してっ イかせてっ 壊れちゃう!」
「かしこまりました。女王様 」
波彦はユミの躰がでんぐり返ってしまわない様に自分の上半身で押さえ付けて 空いた両手でズボンとブリーフを一気に引き下げた。半立ちのジュニアの頭が微妙な位置でぶるんぶるんと逆さま状態のユミの目の前を行ったり来たり
波彦はユミの恥ずかしい処全てを舐め尽くしてやろうと 陰毛の生い茂るその奥の一筋の桃色の亀裂に舌を突き刺そうとする瞬間
「な 波彦、っ! コレ邪魔ぁ 」
へ?
でんぐり返しされたユミの脚の間から下を見ると …
ジュニアの頭がユミの鼻先をかすめ、先走りのおつゆが彼女の小鼻に滴り落ちていた。
ユミは涙を流して怒っている。
「センセイっ ごめん っ、怒った? 怒ってるよね…」
突然普段の波彦に戻り謝る姿が ユミには可愛いい歳下男子に映る。
「しょうがないわねぇ…」
鼻先に揺れる 萎えてしまった彼のジュニアを指先で摘んで引っ張って唇で挟んだ。 包皮の中に戻りかけたジュニアの頭を舌で包み込むように舐めてみた。
「あゝああー セン、、セ そっそんな事!感じるぅ うっ! ヤバいっ」
唇で挟んでいたはずが 直ぐに3倍か4倍近く伸びて膨張し ユミの喉に達する程だった。
うぐぅ、、、
「あー センセー このままグラインドしたいです!」
ユミはたまらず顔を左右に激しく振り 喉につきささらんばかりの波彦ジュニアを離した。
ジュッポッ 大量に溜まった唾液と共に放出されたそれは次の収まり場所を見つけ
波彦が力任せにユミを後転し 四つ這いにさせると
背後から その逸物を一気に突き上げた。
「イャー あー、あ! 当たってるっ ああ 凄いっ 」
ユミの躰と繋がる事で余裕を取り戻した 波彦は、ユミの臀部に腰を押し付けのノ字を描くように腰をゆっくり回してみた。
彼女から深い嘆息が漏れ吐息が乱れ始める。悶える様子を注意深く観察し それに合わせて深く腰を打ち付ける。
いい あゝ~ おっきい 凄くぅ 大きくて いっぱいっ
「先生も 凄いですょ 締まりがいい! 絞りとられそうだぁ 」
「嫌っ もう少し! もう少しよ 頑張ってぇ、」
波彦の腰の動きが激しくなってきた。
ユミの罠鳴く声が 室内に響きだす
来てっ、もっと もっと 来てぇ~~ぇっ うっ
うっーーっ! 腰をズンとユミの臀部にぶつけると
波彦は汗だくになりながら天井を見上げ、歯を食い縛り細かい抽出の動作を繰り返した。
ダメェーーッ あん、あゝぁぁ
波彦に僅かに遅れてユミもオーガズムを迎える。
ガックリと腰を突き出したまま上半身をスプリングの効いたベッドの上に崩れ落としてしまったユミの躰を反転させた波彦は 片方の足首を掴むと 大きくユミの股間を拡げ、中央から流れ落ちる大量のスペルマを 手のひらでズルっと掬いとった。
ビクッと ユミの躰が跳ねた。
オーガズムを迎えた後の痙攣で敏感になったクリトリスをかすめてしまった。
ヒクヒクと下半身だけがユミの意思に関係なくヒクついている。
そのイヤらしくうごめく陰部は 波彦の性欲に再び火を付け
無防備な彼女の股間に顔を埋め 最も敏感な処を舌を使って舐めてみた。固く勃起したそれは反発し ユミはいななきのような甲高い声とともに 息遣いがあらくなってきた。
「もう一回 イッて 先生がイキまくるの見たい」
ユミは激しく頭を振り 涙を流して拒んだ。
ユミの拒絶も波彦には通じない。 再び波彦から受ける性技に躰は正直に反応する。
「ああ、 クリちゃんはビンビンで ビラビラもヒクついちゃつて! 今度はクリで気持ち良くしてあげます!」
波彦が左右の陰毛の密集した肉を割り開くと 頭をもたげたクリトリスに吸い付いた。 チュルチュルっと中に溜まった蜜も一緒に吸い、チュッパ チュッパとクリトリスを唇で扱いてやると
あーん あぁぁ イ~くぅぅわぁぁ
ユミの躰はお腹を突き上げたかと思うとガックッとベッドに沈み込み
下半身だけが再び不随の細かい痙攣を繰り返した。
「センセイ…良かった?」
声にならない 頭を上下するユミを 波彦は強く抱きしめて
「先生は俺のモノです」と囁いていた。
「好きよ …大楠君」
どれほどの時間が経ったのか、波彦は深く眠り込んでいた。
ダブルベッドの上でシーツにくるまったまま 心地よい疲労感につつまれながら 天井の照度を下げたダウンライトの幾つかの光源を見つめていた。
隣に 白井ユミはいない。
彼女は行為の後 シャワーを浴びると まだ電車のあるうちにセンターに戻るといい残し 部屋を後に出て行った。
ピロトークさえ出来ない忙しい女(ひと)
1人残されたとは言え
〝好きよ 大楠君〟
はっきり聴いた。
少なくとも 嫌われてはいない。
よくやった 波彦っ!
偶然とは言え岸井と同じマンションに
妻の元彼が住んでいて 妻が出入りしていた。
いつから…だろ
まぁ もう今さら 考えても仕方がない、か
玄関からリビングに入るとセンサーで照明が灯る。
ソファに身を沈めるとネクタイを緩めながら 波彦の溜め息が無人のキッチンまで響いた。
彼女が元彼とヨリを戻し 一緒になるのを祝福されるなら 俺はそれで構わない。
また 気楽な独り暮らしを始めるだけ…
ああ、白井ユミに逢いたい、、、
えっ、ああー、、、あ 、 脱ぎ捨てた背広の内ポケットに入れていたスマホの振動音で目が覚めた。
顔も洗わず 歯も磨かず そのまま寝てしまっていたらしい。
瞼を拳で擦り スマホを手に取って 着歴を確認した。
えっ 白井ユミ!
ホーム画面に表示された時間は午前4時13分
えーはー今頃 どうして
留守録の1の表示が立っていた。
再生してみる。
〝大楠くんっ!マックスの子供が無事羽化したわっ!〟
あ〝、、、真夜中にハエを観察してたのぉ⁈
こっちはそれどころじゃ無かったのに!
まったくぅぅぅ! センセイ 勘弁してよ…クク
アハハハハァハハ
波彦は腹を抱えて大笑いした。
笑いを必死で堪えて 着歴をタップして白井ユミに折り返しの連絡を返した。
〝ただいま 電話に出る事ができません、ピーと発信音が鳴りましたら30秒以内でご用件をお話し下さい ピー〟
なんだ…
「人騒がせは誰ですか?」
波彦は 一言留守録した。
っく ククク ふふふ
電話に出ないと言う事は 寝たのか?
白井ユミに起こされたも同然、完全に目が覚めてしまった。洗濯機に下着を放り込み スーツはランドリーボックスに入れた…
熱いシャワーを頭から全身に浴びる。
さてと、 …俺の電話を無視するって、
自分から掛けてきておいて…
既に1週間以上はセンターに泊まり込んで 蛹化した約200個体一つ一つに識別記号を付け毎日様子を克明に記録している。
センターの一部の研究者もセンター長が研究棟の実験室からほぼ出てこない事を心配しつつも ひょっとしたら 羽化した個体から世紀の大発見に繋がる情報が解析されるかも知れないと緊張感と期待感で落ち着かない日々を過ごしていた。
その日 夕食のカップ麺を食べたあと、1時間程度仮眠した白井ユミは再び実験室に入った。
m単位のキイロショウジョウバエの蛹化個体
そろそろだわ…
すでに検査器の中で羽化を待つキイロショウジョウバエの様子は電子顕微鏡を駆使して細かいデータが蓄積されている。
時刻は既に早朝4時を過ぎようとしていた。
全く動かなかった蛹化個体が微かに動いた。
それから数分後 蛹化の殻に裂け目がはしり、
やった… やったわ、 羽化した…
白井ユミは 咄嗟に 大楠波彦に連絡していた。
〝はい 大楠です。~
「もしもしっ大楠君っ!…」
~ただ今電話に出ることが出来ません。お急ぎの方は本社に、その他の御用件は御伝言をお願いします〟
「… ぁ あっ 大楠君っマックスの子供が羽化したわっ」
ユミは留守録に話している事が 急に恥ずかしくなり急いで受話器のアイコンをタップした。
… 恥ず…
執拗に波彦からの着信が入っていた。
それを 無視した。
実際 動揺していた。
普段なら 1番に岩井 もしくはハー◯ードの研究仲間に連絡する。
ユミの精神的支柱が 仲間や元夫から 新しい対象に移り始めていた。
はじめに羽化した個体は ゲノム解析に必要なパーツに分けて 保存処理する。
分析器に入れ 数時間から数日の分析時間が要る。
実験室のインターフォンから
「センター長 少し休憩されては?もう朝の8時半過ぎてます」
「あら そ、そうね マックスの子供が次々に羽化しているから、誰か交代できる人が出勤してきてから 休憩するわ」
「は、博士っ 羽化始まったんですね!」
当直の研究員も興奮気味に声をあげる。
「まだ まだ始まったばかりよ 」
ユミは、3日振りに実験室から離れて スクラブ 白衣を洗濯かごに押し込むと 引っ詰め髪を解いた。
自分のロッカーに常備しているアンダーウェアを取り出して汚れた下着はジッパーに仕舞った。
3日ぶりにシャワーを浴びて髪も入念に洗う。
仮眠室の簡易ベッドに腰掛け 軽く脚を組み 冷えたミネラルウォーターで渇いた喉を潤したあと 簡易ベッドにその身を横たえるとたちまち深い眠りに落ちていった。
「センター長 お約束のお客様がお見えですが」
仮眠室の扉の外から ノックのあと 職員がユミの深い眠りを妨げた。
「 約束…なんか …してないわ、断って…」
安っぽいピローを抱き抱えそこに顔を埋める。
「センター長 お断りしていいんですね? 」
「…していいわ 眠いのよ」
〝大楠さん こっこまります! ここは職員以外は立ち入り禁止区域ですっ!〟
〝あー大丈夫です。研究室にはちかづきませんから、センター長には許可いただきました。〟
〝大楠さんっ 許可って いつですか?センター長は今お休み中なんですからっ!〟
〝大楠さん!警備員よびますよっ〟
「煩いっ」
仮眠室の中から怒鳴る声がした。
〝あーもー、大楠さん 出禁になっても知りませんから…〟
〝では 取り次いでくれますか?〟
「 センター長、営業の大楠さんです。どうしましょう?」
っく 図々しい 奴
「いいわ、来賓室にご案内して差し上げて 伺うわ」
〝大楠さん センター長がお会いになるそうです〟
予想していなかった大楠波彦の来訪
図々しいと思う反面断れない本心が見え隠れする。
鏡の前で自分の顔を見た。
血色は相変わらず悪い。疲れからか色素の沈着も相当だった。
濡れたまま寝たせいで始末に追えないほど乱れた髪の毛を櫛で何度も梳きほぐしやっといつも通り引っ詰めて纏めた。
化粧ポーチはセンター長室の鞄の中…
今更 化粧もないか… うろつき回る銀蠅相手に化粧なんて、
自分の心の中の本音に蓋をした。
「センター長、何度もお断りしたんですが、強引で…」
波彦を案内した職員がユミに阻止できなかった言い訳をしたが、
「いいのよ 貴女の責任じゃないわ セールスマンってアレぐらいでないと生き残れないのでしょ きっと、 後は私が対応するから、貴女は職務に戻りなさい。」
女子職員は申し訳なさげに頭を垂れ 足早に戻って行った。
「失礼します」
来賓室の扉を開いて 中に入り扉を閉めるため振り返ったその時、
「会いたかった 」
背後にそっと近づいた波彦が甘く囁いた。
「本当は抱きしめたかったが、四隅の監視カメラが作動していたら貴女が、困るから…」
波彦の甘い美声にも動じない素振りで、ユミは接近している波彦に向き直った。
「あら 別に困らないわ 大楠君が警備員に捕まるだけ、今日はコーヒー入れて差し上げます。」
「先生、先生が思わせぶりな電話を掛けてくるから、てっきり脈ありだと、… 私の勘違いですか?」
センターの内部はセキュリティ上の監視カメラが死角無く配置されていた。
波彦は常にカメラを意識してユミと話さなければならなかった。
「…まんざら勘違いでもないわ、だって無意識に大楠君に報告していたんだから、後から 自分に恥じたけど…」
今では コーヒーメーカーも問題なく扱えるようになったユミの手でコーヒーが運ばれてきた。
「あ、ありがとうございます。」
波彦は重厚感あるソファに軽く腰掛け ユミが正面に座るのを待った。
対面のソファに座りざま、
「で、今日のお話しは?」
すっぴんに髪を後ろで縛っただけの40歳のオンナ博士。
白衣姿が似合う。
「先生、カッコいいです」
大楠のぶっ飛んだ発言に 思わずユミは苦笑してしまう。
「さぁ 大楠君 コーヒー飲んだらお帰りなさい、私まだ仕事があるから、」
「例のショウジョウバエですか?」
…と言い掛けた一瞬の大楠波彦の顔が美しいことに気がつき、躰が火照って来たのを慌てて隠すように ユミは立ち上がった。
「わかりました。先生さえ良ければ、明日の夕方、あらためて席を設けますので お話しさせて頂けませんか?」
「確かなお約束はできかねますが、また連絡ください。その時にお返事します」
ユミは美しい波彦の顔のパーツに自身の恥ずかしいところをまさぐられ あっさりオーガスムに導かれたあの事を思い出してしまった。
「では、今度は着信を無視しないで、返事を下さい、約束ですよ」
「あ、期待しないで、!」
「かしこまりました。」
『今夜8時Fホテル東京一階ラウンジでお待ちしています。』
波彦はメッセージをユミのスマートフォンに送った。
Fホテルはユミの定宿のN東京からも近い。
ホテルに誘う事の目的はセックス以外のなにものでもない。
今度こそ 彼女をモノにしたい。
ユミがラウンジに現れれば、本人の意思を確かめようと波彦は考えていた。
ユミの本心 それを躰で確かめたい。
「センセイ 不倫でもいいんですか?」
「ええ、貴方の事がどうしても意識の中で付きまとうのは こうなりたいからだと自覚したわ」
白井ユミは 俺の前で着ていた衣服を惜しげもなく脱ぎ出した。
俺はまるでギャラリーになって 彼女の裸体を鑑賞している。
シャツを脱ぎはじめたらから惜しげもなくブラジャーを外した。いきなりオッパイを見せつけられ 俺のジュニアは狭苦しい下着とズボンに押し込められはち切れんばかりに反発している。
押し倒してオッパイを貪りたい衝動を堪えてベルトを緩めながら彼女が俺に背中を向けて 細いデニムを膝まで下げた。
かがんだ背中の浮き出た背骨の末端は小さな木綿のショーツで覆われているが お尻の割れ目が透けている
背後から襲って 犯したいっ 彼女を無茶苦茶に壊したい。
酷い性衝動が波彦を襲う。
彼女が、ショーツを足首まで下げたところで バックハグしていた。
「貴女が ラウンジに現れた時の俺の歓喜ったら 貴女にはわからないだろうな」
「そんなに 嬉しかった? 」
「内心 小躍りして 何度も雄叫びを上げているんですよ 俺の中で」
「それは こうしたかったから?ジュニアがお尻にツンツン当たってるわ」
「ええ、わざとです!今夜はセックスしまくるんです。貴女の悲鳴を聴くまではヤリまくりです。」
「酷い」
と言った白井ユミがクスッと笑う。
「俺の気持ちをもて遊んで…酷いのはどっちですか」
波彦は裸のユミを背中から抱きしめた。
華奢な女性の躰だから捉えてしまえば 男の片腕一本で楽にホールドできる。
「そんな気は無かったのよ」
「本当ですか?」
ユミの背後から左腕を回して細いウエストあたりで彼女の両手首を楽に掴む事ができた。
ユミは腹部を波彦の腕と巻き取られる自分の腕で強く圧迫され、前屈みに崩れるしかなかった。
「大楠君 痛いわ 少し緩めて…」
「緩める訳ないじゃないですか、センセイにその気がなくても 俺は はセンセイに振り回されてばかりだ。仕返しします。」
「あんっ 嫌っ ダメッ ダメよ そ…あゝ 」
自由に動く右手をユミの臀部から前の方へ差し込んでみた。
指先に豊かな陰毛が纏わりついてくる。
「前から 思っていたんです。 センセイの陰毛 凄くエロティックだって… 見ただけで男だったら皆ヤバいっ 勃ちまくる」
「…うぅ またぁ あー ん 酷い男 」
指先にトロリとした粘液が纏わりついてきた。
「まだ 何もしていないのに もう垂れて来ちゃった…感度良すぎ」
「ふざけてる…あゝそこっ …う、」
「もう 抵抗はよして 気持ちいい事してあげますから 素直に反応してください」
波彦のしなやかな指先がユミのスリットをなぞりながら少しづつ奥の敏感なところをまさぐり出す。
左右の厚ぼったい肉の中に埋もれたそれは未だ姿を現していなかった。
「センセイが大好きなクリはどこだ 皮を剥いて食べてしまおう」
言葉遊びだけで 反応して露を溢れ返らせる。
「大楠君 許してっ 腰が砕けちゃう 嫌っ 感じるぅ、、、」
人差し指たった一本だけで 躰を震わせ やめてと懇願する 白井ユミをもっと征服したいと 波彦は容赦なく責めたてる。
「センセイっ やっと見つけました。コレだ」
いゃ~ん 、ん、ん、、ああ いっ、いい
執拗にクリトリスの周りを焦らしながら摩擦と刺激をした結果はユミが腰砕けて頭からベッドに倒れ込んでしまった。
「センセイ、センセイ? 大丈夫ですか?」
ユミの躰ごと波彦もベッド上に乗りながら
「センセイ このまま でんぐり返りしましょう そうしたら 楽になるし 俺も先生を喜ばせてあげられるから」
男の力ならか細い女の躰を何無くあやつれた。
ユミの躰は前転姿勢の途中で寸止め状態にされ 恥ずかしい全てを波彦の視界に曝け出すことになってしまった。
「いやぁ! 大楠君 ひどすぎるぅ~ このぉ!エロ男 変態っ 」
「センセイ 凄くいやらしい眺めです。お◯この割れ目からお尻の穴まで全て丸見えです。」
「いやっ そんな事言わないでっ」
精一杯の力で躰をくねらそうとしても波彦の力に押さえつけらてピクリとも動かせない。
「こ、こんな恥ずかしい格好で ひどいわ」
「先生、二人だけなんだから セックスを楽しみましょうよ、先生は今から女王様になってください。今だけ、俺を下僕だと思って、ね
何でもします、命令してください!」
「… 何でも?」
「はい 何なりと、」
「じゃ 肛門を舐めなさいっ!」
「かしこまりました 女王様」
「嘘っ やめなさい うそよっ 汚いからっ 大腸菌だらけよっ 」
「先生のう◯こだって 舐めてみせます センセイは俺のモノだから…」
あーはあー! ダメェ~よ!
波彦は舌を駆使して ユミの肛門を舐め回し、キスした。薄いピンクの菊座がヒクヒクと反応している。菊座に唇を押し付けて吸ってみると ユミは叫声を上げて 下のスリットから大量の蜜を溢れさせた。
「お お願い もっもう 勘弁してっ イかせてっ 壊れちゃう!」
「かしこまりました。女王様 」
波彦はユミの躰がでんぐり返ってしまわない様に自分の上半身で押さえ付けて 空いた両手でズボンとブリーフを一気に引き下げた。半立ちのジュニアの頭が微妙な位置でぶるんぶるんと逆さま状態のユミの目の前を行ったり来たり
波彦はユミの恥ずかしい処全てを舐め尽くしてやろうと 陰毛の生い茂るその奥の一筋の桃色の亀裂に舌を突き刺そうとする瞬間
「な 波彦、っ! コレ邪魔ぁ 」
へ?
でんぐり返しされたユミの脚の間から下を見ると …
ジュニアの頭がユミの鼻先をかすめ、先走りのおつゆが彼女の小鼻に滴り落ちていた。
ユミは涙を流して怒っている。
「センセイっ ごめん っ、怒った? 怒ってるよね…」
突然普段の波彦に戻り謝る姿が ユミには可愛いい歳下男子に映る。
「しょうがないわねぇ…」
鼻先に揺れる 萎えてしまった彼のジュニアを指先で摘んで引っ張って唇で挟んだ。 包皮の中に戻りかけたジュニアの頭を舌で包み込むように舐めてみた。
「あゝああー セン、、セ そっそんな事!感じるぅ うっ! ヤバいっ」
唇で挟んでいたはずが 直ぐに3倍か4倍近く伸びて膨張し ユミの喉に達する程だった。
うぐぅ、、、
「あー センセー このままグラインドしたいです!」
ユミはたまらず顔を左右に激しく振り 喉につきささらんばかりの波彦ジュニアを離した。
ジュッポッ 大量に溜まった唾液と共に放出されたそれは次の収まり場所を見つけ
波彦が力任せにユミを後転し 四つ這いにさせると
背後から その逸物を一気に突き上げた。
「イャー あー、あ! 当たってるっ ああ 凄いっ 」
ユミの躰と繋がる事で余裕を取り戻した 波彦は、ユミの臀部に腰を押し付けのノ字を描くように腰をゆっくり回してみた。
彼女から深い嘆息が漏れ吐息が乱れ始める。悶える様子を注意深く観察し それに合わせて深く腰を打ち付ける。
いい あゝ~ おっきい 凄くぅ 大きくて いっぱいっ
「先生も 凄いですょ 締まりがいい! 絞りとられそうだぁ 」
「嫌っ もう少し! もう少しよ 頑張ってぇ、」
波彦の腰の動きが激しくなってきた。
ユミの罠鳴く声が 室内に響きだす
来てっ、もっと もっと 来てぇ~~ぇっ うっ
うっーーっ! 腰をズンとユミの臀部にぶつけると
波彦は汗だくになりながら天井を見上げ、歯を食い縛り細かい抽出の動作を繰り返した。
ダメェーーッ あん、あゝぁぁ
波彦に僅かに遅れてユミもオーガズムを迎える。
ガックリと腰を突き出したまま上半身をスプリングの効いたベッドの上に崩れ落としてしまったユミの躰を反転させた波彦は 片方の足首を掴むと 大きくユミの股間を拡げ、中央から流れ落ちる大量のスペルマを 手のひらでズルっと掬いとった。
ビクッと ユミの躰が跳ねた。
オーガズムを迎えた後の痙攣で敏感になったクリトリスをかすめてしまった。
ヒクヒクと下半身だけがユミの意思に関係なくヒクついている。
そのイヤらしくうごめく陰部は 波彦の性欲に再び火を付け
無防備な彼女の股間に顔を埋め 最も敏感な処を舌を使って舐めてみた。固く勃起したそれは反発し ユミはいななきのような甲高い声とともに 息遣いがあらくなってきた。
「もう一回 イッて 先生がイキまくるの見たい」
ユミは激しく頭を振り 涙を流して拒んだ。
ユミの拒絶も波彦には通じない。 再び波彦から受ける性技に躰は正直に反応する。
「ああ、 クリちゃんはビンビンで ビラビラもヒクついちゃつて! 今度はクリで気持ち良くしてあげます!」
波彦が左右の陰毛の密集した肉を割り開くと 頭をもたげたクリトリスに吸い付いた。 チュルチュルっと中に溜まった蜜も一緒に吸い、チュッパ チュッパとクリトリスを唇で扱いてやると
あーん あぁぁ イ~くぅぅわぁぁ
ユミの躰はお腹を突き上げたかと思うとガックッとベッドに沈み込み
下半身だけが再び不随の細かい痙攣を繰り返した。
「センセイ…良かった?」
声にならない 頭を上下するユミを 波彦は強く抱きしめて
「先生は俺のモノです」と囁いていた。
「好きよ …大楠君」
どれほどの時間が経ったのか、波彦は深く眠り込んでいた。
ダブルベッドの上でシーツにくるまったまま 心地よい疲労感につつまれながら 天井の照度を下げたダウンライトの幾つかの光源を見つめていた。
隣に 白井ユミはいない。
彼女は行為の後 シャワーを浴びると まだ電車のあるうちにセンターに戻るといい残し 部屋を後に出て行った。
ピロトークさえ出来ない忙しい女(ひと)
1人残されたとは言え
〝好きよ 大楠君〟
はっきり聴いた。
少なくとも 嫌われてはいない。
よくやった 波彦っ!
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