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攻略14
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「ふあぁぁぁ……」
思わず漏れた感嘆のため息。
目の前には西洋造りの学園がライトアップされしんしんと雪が降っていた。
(あれ…なんかあんまり寒くないな)
雪が降り積もっているのに少し涼しいくらいで凍えるほどの寒さでは無かった。
(なんかそういう所でゲームなんだなって実感させられるわ)
そう思ったけどとても綺麗な光景に心を奪われる。
「どうだ?来てよかっただろ?」
自慢げにそう言う先輩。
(いや先輩に自慢出来る要素はないんだけどね?)
口には出さずに心の中で呟いた。
「ほら、とりあえず色んな所に連れてってやるよ!」
そう言って俺の手を握る先輩。
「冷た……」
ゲームの中だからなのか先輩の手が思ったよりも冷たくて思わず言ってしまった。
「冷たい?んー……手袋でもつけるか。」
俺の言葉に少し不安げな顔をした先輩は1度手を離して目の前に現れた表示を操作した。
するといつの間にか先輩の手には黒の暖かそうな手袋がはめてあり、俺にも同じデザインの手袋をくれた。
「ありがとうございます」
礼を言って手袋をつけると途端に手がポカポカと温かくなる。
「ほら、行くぞ?」
温かい手袋に地味に感動していると先輩がそう声をかけてまた手を繋いだ。
◆ ◆ ◆
「…………あの、恋人繋ぎは禁止です」
「あ、バレた」
(バレたもなにも手を握ってしばらく歩いたらナチュラルに指を絡めてきたのがバレないとでも?)
「えー、いいじゃん!周りみんな恋人繋ぎだし?」
悪びれもせずにそう言う先輩。
言われた通り周りの人達はみんな恋人繋ぎだ。
全員男同士なんだけどね?!
していないのは1人の女の人ばかり……
どう考えても異常な光景である。
「はーなーしーてくーだーさーい」
俺がそう言って手を解こうとしても先輩はしっかりと握っている。
「ほらほら、もうすぐ着くからさ?もうちょっとだけ」
「……うっ」
あの綺麗な顔でお願いしてくるんだから先輩はずるい。
いや惚れてるとかじゃないけど。
あくまであのヤクザらしくない顔がお願いしてくるのがちょっとだけ可愛いとか思っただけだ。
「ほら、着いたぞ~!」
そう先輩が言ったのは大きなツリーの前。
「…………」
あまりにも綺麗で俺は声も出なかった。
思わず漏れた感嘆のため息。
目の前には西洋造りの学園がライトアップされしんしんと雪が降っていた。
(あれ…なんかあんまり寒くないな)
雪が降り積もっているのに少し涼しいくらいで凍えるほどの寒さでは無かった。
(なんかそういう所でゲームなんだなって実感させられるわ)
そう思ったけどとても綺麗な光景に心を奪われる。
「どうだ?来てよかっただろ?」
自慢げにそう言う先輩。
(いや先輩に自慢出来る要素はないんだけどね?)
口には出さずに心の中で呟いた。
「ほら、とりあえず色んな所に連れてってやるよ!」
そう言って俺の手を握る先輩。
「冷た……」
ゲームの中だからなのか先輩の手が思ったよりも冷たくて思わず言ってしまった。
「冷たい?んー……手袋でもつけるか。」
俺の言葉に少し不安げな顔をした先輩は1度手を離して目の前に現れた表示を操作した。
するといつの間にか先輩の手には黒の暖かそうな手袋がはめてあり、俺にも同じデザインの手袋をくれた。
「ありがとうございます」
礼を言って手袋をつけると途端に手がポカポカと温かくなる。
「ほら、行くぞ?」
温かい手袋に地味に感動していると先輩がそう声をかけてまた手を繋いだ。
◆ ◆ ◆
「…………あの、恋人繋ぎは禁止です」
「あ、バレた」
(バレたもなにも手を握ってしばらく歩いたらナチュラルに指を絡めてきたのがバレないとでも?)
「えー、いいじゃん!周りみんな恋人繋ぎだし?」
悪びれもせずにそう言う先輩。
言われた通り周りの人達はみんな恋人繋ぎだ。
全員男同士なんだけどね?!
していないのは1人の女の人ばかり……
どう考えても異常な光景である。
「はーなーしーてくーだーさーい」
俺がそう言って手を解こうとしても先輩はしっかりと握っている。
「ほらほら、もうすぐ着くからさ?もうちょっとだけ」
「……うっ」
あの綺麗な顔でお願いしてくるんだから先輩はずるい。
いや惚れてるとかじゃないけど。
あくまであのヤクザらしくない顔がお願いしてくるのがちょっとだけ可愛いとか思っただけだ。
「ほら、着いたぞ~!」
そう先輩が言ったのは大きなツリーの前。
「…………」
あまりにも綺麗で俺は声も出なかった。
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