彼女がやってたのBLゲームでした

ゅーな

文字の大きさ
16 / 42

攻略15

しおりを挟む
うっすら雪が積もり鮮やかにライトアップされたとても大きなツリー。

「めちゃくちゃ綺麗……」

そのツリーの前でぽつりと呟いた陽成。

(よかった…気に入ってくれたみたいだな)

思わずそんなことを思った自分に苦笑した。

(今までこんなこと無かったのに)

このゲームだって冷やかし半分で始めて、後腐れなさそうなやつ引っ掛けてヤってそれで終わり。

それだけだったのになんで陽成に会った途端何故こんなことをしてしまうのか不思議だ。

(手を繋ぐとか…)

今までは相手から言われて少しダルいとか考えながら手を繋いでいたのに……陽成には何故か自分から触れたくなってしまった。

ツリーを見上げる陽成の瞳はキラキラとしていてうっとりとツリーを見上げる様子はこちらが見惚れてしまいそうだ。

「……陽成…」

「……んっ…せ、んぱ……ここ外……」

気づいたら陽成にキスしていた。

俺の舌に頑張ってついてこようとする陽成は可愛くて、頬は赤く染まっている。

(こんな顔俺以外には見せらんねぇな…)

また、そんな独占欲が芽生えて。

自分の上着を引っ張って陽成の顔を隠した。


「……ッ…」

口を離すと陽成は脱力して俺にすがってきて。

それがとっても可愛く思えた。

けれど顔を上げた陽成は少し怒っている表情だ。

「……俺…雪見に行くだけって言いましたよね?」

声も刺々しい。

(あー……機嫌損ねた…)

「……はい…」

俺が返事をすると陽成は俺から離れてしまう。

名残惜しくて、手をつかもうとしたけどそれも避けられてしまいなんとも虚しい気分だ。

「……俺、もう戻って寝ます。」

陽成はそれだけ言って俺を一瞥して歩いて行こうとした。

「ちょっ……待って陽成!ごめんって…」

背中を向けた陽成の肩を掴み抱きしめた。

細身の身体を包み込む。

「……ちょっ…離して……」

陽成は抵抗するけど力の強い俺の腕を振り払うことは出来なかった。

「……んっ…」

また陽成に深いキスをする。

段々と抵抗する腕に力が入らなくなっていく。

こういう所が本当に愛おしいと感じた。



後でめちゃくちゃ怒られたけど。

しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

仕方なく配信してただけなのに恋人にお仕置される話

カイン
BL
ドSなお仕置をされる配信者のお話

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式の話

八億児
BL
架空の国と儀式の、真面目騎士×どスケベビッチ王。 古代アイルランドには臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式があったそうで、それはよいものだと思いましたので古代アイルランドとは特に関係なく王の乳首を吸ってもらいました。

寝てる間に××されてる!?

しづ未
BL
どこでも寝てしまう男子高校生が寝てる間に色々な被害に遭う話です。

灰かぶりの少年

うどん
BL
大きなお屋敷に仕える一人の少年。 とても美しい美貌の持ち主だが忌み嫌われ毎日被虐的な扱いをされるのであった・・・。

処理中です...