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一章 突然始まる新生活
初めての夕飯
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「さてと、みんなの自己紹介が終わったところでお夕飯にするわね……と言いたいところなんだけど、何も作ってないのよね……。悪いけど今日はデリバリーでもいいかしら?」
「あの……よければ僕が作りましょうか……?」
僕は真奈美さんがスマホを取り出そうとするのを制するとキッチンへと立つ。
元々予定していた料理は突然人数が増えたため材料が足りないけど、冷蔵庫の中を見ればあり合わせで何かしら作れるはずだ。
すると、冷蔵庫の中に牛肉やタマネギとニンジンが目に付いた。
それと戸棚の中にあるカレーのルー、さらにジャガイモまである。
(これだけあればカレーなら出来るかな……?)
「へぇ~、彼方くんって料理が出来るのね!亜希ちゃんとは大違いねぇ~!」
え……?
冷蔵庫の中からカレーの材料をだしていると意外な言葉が真奈美さんの口から飛び出してきた。
「ちょ……!お母さんシー!シーっ!」
風原さんはバツが悪そうに自分の口元に人さし指をあてると、真奈美さんに静かにする様に促す。
あ……あれ……?何か様子がおかしいぞ……?
「風原さんって自分でお弁当作ってきてるんじゃないの……?」
「え……?亜希ちゃん、そんなこと言ってるの?亜希ちゃんのお弁当はいつもお母さんが作ってるでしょ?」
「んな……っ!?」
真奈美さんのまさかのカミングアウトに風原さんは頭を抱えて項垂れていた。
「他にも学校のカッターシャツのアイロンがけも『お母さんちゃんとアイロンかけてよー!』って言ってるじゃない、あれ結構めんどくさいのよ……?」
「お……お母さん……っ!?」
真奈美の大暴露に風原さんの顔がみるみる青くなっていく……。
え……?
つまり……家事全般が得意というのは……嘘……?
「なに?お姉ちゃん見栄でも張ってたの?お姉ちゃん家事全般は壊滅的に不得意でしょ?」
「な……!んな……っ!?」
「見栄なんか張ってもしょうがないわよ、亜希ちゃん」
「そうそう、そんなものはいつか必ずバレるんだから。お兄ちゃんもそう思うよね?」
「え……?いや……その……」
由奈ちゃんは僕に同意を求めてくるけど、当の風原さんはこの世の終わりのような顔をして顔面蒼白となっていた。
「笑えばいいでしょ……?」
「え……?」
風原さんのぽつりと呟いた言葉に僕は聞き返した。
「ええそうよっ!どうせ私は家事全般出来ない見栄っ張りな女よっ!そんな私を見て嘲笑えばいいでしょっ!?」
「笑いはしないよ、誰にでも得意不得意はあるからね。それにそれを補っていくのが家族だと僕は思うよ」
「おぉ~……!お兄ちゃん今のセリフはポイント高いよ……!」
「さすが彼方くん、いいこと言うわね!」
「さすが俺の息子だ」
「……ふん!」
「あはは……」
僕は真奈美さん、由奈ちゃん、父さん、風原さんの四人の反応に苦笑いしつつカレーを作っていく。
そして作り始めてから30分ほど……出来上がったカレーをご飯へとかけるとテーブルへと並べた。
「カレーが出来たよ。真奈美さんたちの口に合うかどうか分からないけど……食べてみてよ」
「わぁ~……!美味しいそうな匂い……!ねえ!すぐに食べよっ!」
「こら、由奈!お行儀が悪いわよ……!」
「ごめんなさい……」
椅子から立ち上がり今すぐにでもカレーに飛びつきそうな勢いの由奈ちゃんだったけど、真奈美さんに注意されると、カレーを注視しながらも再び椅子へと座る。
なんだろう……、まるで犬が目の前のは餌を前に待てをされてるように見えるのは気のせいだろうか……?
そして風原さんはと言うと……顔を背け何も喋ってはいないもののその視線は確かにカレーへと向けられていた。
そして最後にカレーの具材を煮込んでいる合間に作ったサラダをテーブルへと置き、本日の夕食が全て並んだ。
座る席順としては、テーブルの右端には僕が座り、その左隣に由奈ちゃん。
僕の真正面には父さん、由奈ちゃんの正面には真奈美さんが座っている。
そして由奈ちゃんの左斜め向かい、真奈美さんの右隣に、亜希が座っていた。
「ねえねえ!お兄ちゃん食べていいっ!?いいよね……!いただきまーすっ!」
由奈ちゃんはもう待てないといった様子でカレーへとスプーンを伸ばす。
まあ、時間も夜の7時30分を過ぎてるからお腹が空いて当然だよね。
「あ……!こら由奈ちゃん……!ごめんね彼方くん、はしたない子で……」
「いえ、もう時間も時間ですし由奈ちゃんもお腹が空いていたんだと思いますよ。それより、真奈美さんも食べてみてください」
「それじゃあ……遠慮なくいただくわね……」
僕の言葉に真奈美さんは少し遠慮がちにカレーをすくって口へと運ぶ。
風原さんの方へと目をやると、彼女もまた無言のままカレーを食べていた。
「うわ……!お兄ちゃんこれ美味しいっ!まるでお店みたい……!」
「ホント……!これすごく美味しいわ……!どうしましょ……私いきなり自慢の息子を持っちゃったわ……!」
「ははは……、恥ずかしい限りだけど、俺は仕事ばっかりだったから普段の料理は彼方に任せきりだったものだからな……」
「お口にあって何よりです。風原さんはどうかな……?」
由奈ちゃんと真奈美さん、二人の反応を前に僕の顔からは思わず笑みが溢れる。
「ふ……ふん……、ま……まあまあね……」
「そ……そう……」
風原さんの様子に僕は苦笑する。
何にしろ口には合うようだ。
しかし、その様子を真奈美さんは少しムッとした様子で見つめていた。
「亜希ちゃん、せっかく彼方くんが作ってくれたのよ?そんな言い方はないと思うわ!いつもなら『お母さんの作ったご飯美味しい~!』って言ってくれてるのに彼方くんには冷たいのね……」
「そうだよお姉ちゃん!こんな美味しい料理を作ってくれたお兄ちゃんに少しは感謝すべきだよ!」
「……分かったわよ!美味しい!美味しいわよっ!これでいいでしょっ!?」
「本当に素直じゃない子ね……。ごめんね彼方くん……普段はこの子こんなんじゃないんだけど……」
「あ、いえ……、きっと風原さんも突然のことにまだ心の整理ができていないんだとは思いますますし……」
「そう言ってくれるのは助かるんだけど……その"風原さん"って呼び方私はどうかと思うわよ?」
「え……?」
「だって私たちはこれから一緒に暮らすのよ?なら亜希ちゃんのことも下の名前で呼んであげるべきじゃないかしら?"亜希ちゃん"とか、なんなら同い年なんだから"亜希"と呼び捨てでもいいかもしれないわね」
「ええぇぇぇーーーー……っ!?い……嫌よっ!なんで私が御堂君から下の名前で呼ばれないといけないのよっ!」
真奈美さんの提案に声を上げたのは当の風原さん本人だった。
いや、まあ……実際僕も年下の由奈ちゃんはともかく、同い年の風原さんをいきなり下の名前で呼べと言われてもまだ少し抵抗はある……。
「御堂君って言うけど、あなたも今日からその"御堂 亜希"なのよ?だから亜希ちゃんも"彼方くん"って下の呼んであげたらいいんじゃないかしら?」
「……最悪なんだけど」
「あと、私のことも真奈美さんじゃなくて"お母さん"って呼んでくれる日を楽しみにしてるわ♡」
「あは……あははは……」
僕は苦笑しながら自分で作ったカレーを食べすすめたのだった……。
「あの……よければ僕が作りましょうか……?」
僕は真奈美さんがスマホを取り出そうとするのを制するとキッチンへと立つ。
元々予定していた料理は突然人数が増えたため材料が足りないけど、冷蔵庫の中を見ればあり合わせで何かしら作れるはずだ。
すると、冷蔵庫の中に牛肉やタマネギとニンジンが目に付いた。
それと戸棚の中にあるカレーのルー、さらにジャガイモまである。
(これだけあればカレーなら出来るかな……?)
「へぇ~、彼方くんって料理が出来るのね!亜希ちゃんとは大違いねぇ~!」
え……?
冷蔵庫の中からカレーの材料をだしていると意外な言葉が真奈美さんの口から飛び出してきた。
「ちょ……!お母さんシー!シーっ!」
風原さんはバツが悪そうに自分の口元に人さし指をあてると、真奈美さんに静かにする様に促す。
あ……あれ……?何か様子がおかしいぞ……?
「風原さんって自分でお弁当作ってきてるんじゃないの……?」
「え……?亜希ちゃん、そんなこと言ってるの?亜希ちゃんのお弁当はいつもお母さんが作ってるでしょ?」
「んな……っ!?」
真奈美さんのまさかのカミングアウトに風原さんは頭を抱えて項垂れていた。
「他にも学校のカッターシャツのアイロンがけも『お母さんちゃんとアイロンかけてよー!』って言ってるじゃない、あれ結構めんどくさいのよ……?」
「お……お母さん……っ!?」
真奈美の大暴露に風原さんの顔がみるみる青くなっていく……。
え……?
つまり……家事全般が得意というのは……嘘……?
「なに?お姉ちゃん見栄でも張ってたの?お姉ちゃん家事全般は壊滅的に不得意でしょ?」
「な……!んな……っ!?」
「見栄なんか張ってもしょうがないわよ、亜希ちゃん」
「そうそう、そんなものはいつか必ずバレるんだから。お兄ちゃんもそう思うよね?」
「え……?いや……その……」
由奈ちゃんは僕に同意を求めてくるけど、当の風原さんはこの世の終わりのような顔をして顔面蒼白となっていた。
「笑えばいいでしょ……?」
「え……?」
風原さんのぽつりと呟いた言葉に僕は聞き返した。
「ええそうよっ!どうせ私は家事全般出来ない見栄っ張りな女よっ!そんな私を見て嘲笑えばいいでしょっ!?」
「笑いはしないよ、誰にでも得意不得意はあるからね。それにそれを補っていくのが家族だと僕は思うよ」
「おぉ~……!お兄ちゃん今のセリフはポイント高いよ……!」
「さすが彼方くん、いいこと言うわね!」
「さすが俺の息子だ」
「……ふん!」
「あはは……」
僕は真奈美さん、由奈ちゃん、父さん、風原さんの四人の反応に苦笑いしつつカレーを作っていく。
そして作り始めてから30分ほど……出来上がったカレーをご飯へとかけるとテーブルへと並べた。
「カレーが出来たよ。真奈美さんたちの口に合うかどうか分からないけど……食べてみてよ」
「わぁ~……!美味しいそうな匂い……!ねえ!すぐに食べよっ!」
「こら、由奈!お行儀が悪いわよ……!」
「ごめんなさい……」
椅子から立ち上がり今すぐにでもカレーに飛びつきそうな勢いの由奈ちゃんだったけど、真奈美さんに注意されると、カレーを注視しながらも再び椅子へと座る。
なんだろう……、まるで犬が目の前のは餌を前に待てをされてるように見えるのは気のせいだろうか……?
そして風原さんはと言うと……顔を背け何も喋ってはいないもののその視線は確かにカレーへと向けられていた。
そして最後にカレーの具材を煮込んでいる合間に作ったサラダをテーブルへと置き、本日の夕食が全て並んだ。
座る席順としては、テーブルの右端には僕が座り、その左隣に由奈ちゃん。
僕の真正面には父さん、由奈ちゃんの正面には真奈美さんが座っている。
そして由奈ちゃんの左斜め向かい、真奈美さんの右隣に、亜希が座っていた。
「ねえねえ!お兄ちゃん食べていいっ!?いいよね……!いただきまーすっ!」
由奈ちゃんはもう待てないといった様子でカレーへとスプーンを伸ばす。
まあ、時間も夜の7時30分を過ぎてるからお腹が空いて当然だよね。
「あ……!こら由奈ちゃん……!ごめんね彼方くん、はしたない子で……」
「いえ、もう時間も時間ですし由奈ちゃんもお腹が空いていたんだと思いますよ。それより、真奈美さんも食べてみてください」
「それじゃあ……遠慮なくいただくわね……」
僕の言葉に真奈美さんは少し遠慮がちにカレーをすくって口へと運ぶ。
風原さんの方へと目をやると、彼女もまた無言のままカレーを食べていた。
「うわ……!お兄ちゃんこれ美味しいっ!まるでお店みたい……!」
「ホント……!これすごく美味しいわ……!どうしましょ……私いきなり自慢の息子を持っちゃったわ……!」
「ははは……、恥ずかしい限りだけど、俺は仕事ばっかりだったから普段の料理は彼方に任せきりだったものだからな……」
「お口にあって何よりです。風原さんはどうかな……?」
由奈ちゃんと真奈美さん、二人の反応を前に僕の顔からは思わず笑みが溢れる。
「ふ……ふん……、ま……まあまあね……」
「そ……そう……」
風原さんの様子に僕は苦笑する。
何にしろ口には合うようだ。
しかし、その様子を真奈美さんは少しムッとした様子で見つめていた。
「亜希ちゃん、せっかく彼方くんが作ってくれたのよ?そんな言い方はないと思うわ!いつもなら『お母さんの作ったご飯美味しい~!』って言ってくれてるのに彼方くんには冷たいのね……」
「そうだよお姉ちゃん!こんな美味しい料理を作ってくれたお兄ちゃんに少しは感謝すべきだよ!」
「……分かったわよ!美味しい!美味しいわよっ!これでいいでしょっ!?」
「本当に素直じゃない子ね……。ごめんね彼方くん……普段はこの子こんなんじゃないんだけど……」
「あ、いえ……、きっと風原さんも突然のことにまだ心の整理ができていないんだとは思いますますし……」
「そう言ってくれるのは助かるんだけど……その"風原さん"って呼び方私はどうかと思うわよ?」
「え……?」
「だって私たちはこれから一緒に暮らすのよ?なら亜希ちゃんのことも下の名前で呼んであげるべきじゃないかしら?"亜希ちゃん"とか、なんなら同い年なんだから"亜希"と呼び捨てでもいいかもしれないわね」
「ええぇぇぇーーーー……っ!?い……嫌よっ!なんで私が御堂君から下の名前で呼ばれないといけないのよっ!」
真奈美さんの提案に声を上げたのは当の風原さん本人だった。
いや、まあ……実際僕も年下の由奈ちゃんはともかく、同い年の風原さんをいきなり下の名前で呼べと言われてもまだ少し抵抗はある……。
「御堂君って言うけど、あなたも今日からその"御堂 亜希"なのよ?だから亜希ちゃんも"彼方くん"って下の呼んであげたらいいんじゃないかしら?」
「……最悪なんだけど」
「あと、私のことも真奈美さんじゃなくて"お母さん"って呼んでくれる日を楽しみにしてるわ♡」
「あは……あははは……」
僕は苦笑しながら自分で作ったカレーを食べすすめたのだった……。
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