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澪の章 寡黙なクラス委員長
高藤の悪巧みとその先に待ち受ける因果
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旭山動物園を出たバスは、いくつかの観光地を巡ったあと、宿泊先の旅館にゆっくりと停車した。
目の前に現れたのは、札幌の街並みに自然と馴染む六階建ての旅館——登浴留館だった。
外壁は鉄筋コンクリート造ながら、木目調の格子と瓦風の庇が施されていて、どこか懐かしい和の気配を漂わせている。
玄関前には、朱色の提灯が二つ並び、柔らかな光を灯していた。
自動扉の奥に見えるロビーは広々としていて、畳敷きの小上がりと、障子越しに見える中庭の緑が、旅の疲れをそっと癒してくれるようだった。
ロビーの横には売店があり、棚にはお菓子やちょっとした日用品が置かれている。
さらにその奥には、札幌の夜景を望むラウンジがあり、そこから見える街の灯りが、まるで星のように瞬いていた。
先生たちによるロビーでの受付を済ませると、僕たち男子は5階にある一室へと入る。
この部屋には僕と悠人、そして高藤の三人が割り当てられる。
澪たち女子は3階にある部屋を使うらしい。
そして4階には先生たちが使い、消灯時間を過ぎて異性の部屋に行く生徒がいないか厳しく目を光らせている……らしい。
「さてと、確か飯の前に風呂に入れって言ってたよな。彼方、高藤、風呂に行こうぜ」
悠人は自分の荷物から着替えを取り出す。
(そう言えばさっきこの旅館のロビーで、先に風呂に入るようにって先生が言ってたっけ……)
僕は先生が言ってたことを思い出し、荷物から着替えを取り出していると高藤が不敵な笑みを浮かべていた。
「その前に……ちょっと面白い情報があるんだが、聞くか?」
「なんだよ、その面白い情報って……」
僕は訝しげな表情で高藤を見る。
こう言う時のコイツの言葉って大抵ロクなことじゃないんだよな……。
「もし……ここに女湯を覗ける場所が記された秘密の紙がある……と言ったらどうする……?」
「高藤……その話は本当か……っ!?」
その話に食いついたのは悠人だった……。
コイツ……こんなんだから女の子にモテないんじゃないのかな……。
「この俺は嘘は言わない……」
高藤はニヤリと笑みを浮かべると懐から紙を取り出すと僕と悠人へと手渡す。
僕はその紙へと目を向けるとそこには女湯を覗けるポイントとその行き方が記されていた。
コイツはコイツでいつの間にそんなの調べたんだ……?
「高藤……、俺はお前に付いていくぜっ!」
「それで……御堂、お前はどうするんだ?」
悠人が高藤の手をガシッと握ると、今度は僕の方へと目を向ける。
「僕は行かないよ……」
僕には澪という心に決めた女の子がいるんだ、彼女を裏切るような真似は出来ない。
「け……!これだからリア充は……。お前には感想も何も教えてやらないからな!」
悠人は僕を睨むと高藤と共に部屋を出ていった。
(やれやれ……)
僕は二人が出ていったドアを見ながら頭を掻く……。
でも、澪たちがお風呂に入っているところを覗き見されるのはいい気がしないな……。
そう思った僕は澪に電話することにする。
『……もしもし?』
スマホからコール音が鳴ること数回、澪が電話に出た。
「あ、澪?実は高藤と悠人が悪巧みしてるみたいなんだ」
『……今そこに誰かいる?』
「え……?ううん、僕だけだよ」
『わかった……ならわたしが彼方くんのところに向かう。部屋番号教えて……』
僕は澪に部屋の番号を教えると電話を切った。
そして待つこと少し……部屋のドアがノックされる。
(澪かな……?)
僕はそう思いながら部屋のドアを開けると、予想通りそこには澪の姿があった。
彼女はまだお風呂に入ってないのか、ブレザー姿のままだった。
「澪、わざわざごめんね……」
「ううん、大丈夫……。それより高藤君は何を企んでるの……?」
「実は悠人と一緒に女湯を覗こうとしてるみたいなんだ」
僕は澪に高藤の企みを伝えると、彼にもらった紙を澪に見せる。
「……これはわたしたちが入るお風呂の場所じゃない」
「どういう事……?」
澪の言っている意味がよく分からなかった。
確かに高藤は"女湯"だと言っていたはずだ。
「今日はなんか旅館側の都合で大浴場が男女入れ替わってるみたい……。だから高藤君たちが覗きに行ったのは男湯……。なんにしろこの紙もらっていい?先生に渡してくる」
「うん、かまわないよ」
僕は澪に紙を手渡すと彼女は僕へと背を向ける。
しかし、数歩進んだところで澪は僕の方へと振り返った。
「……彼方くんは覗きに行こうとは思わなかったの?」
「僕はそんな気にはならなかったよ。だって、お風呂を覗きに行く彼氏とか嫌でしょ?僕は澪の嫌がることはしたくないんだ」
「彼方くん……。わたし……ますます彼方くんの事が好きになった……。ん……」
澪はそっと背伸びして、僕の唇にキスをすると、何も言わずに背を向けて、静かに部屋を後にした。
~サイドストーリー~
女湯を覗けるポイントが記された紙を握りしめた悠人は、高藤とともに旅館の外へと出ると壁伝いに裏手を目指して進む。
「高藤……、本当にこっちで合ってるのか……?」
「間違いない、俺を信じろ」
高藤の言葉に悠人は胸を弾ませながら女湯を目指す……。
きっとそこには一糸纏わぬ姿の女子たちがいるはずだ……!
「ぐへ……ぐへへへ……」
悠人は下品な笑みを浮かべ、袖で涎を拭った。
完全に妄想モードである。
壁伝いに進むこと十数分……窓から明かりが漏れ出るところがあった。
悠人は紙を広げて場所を確認すると、間違いないようだ。
「高藤……!」
「うむ、たどり着いたようだな」
悠人は逸る気持ちを抑えてそっと近付いていく……。
そして……そっと中を覗き込んだその瞬間——湯船でくつろぐ彼方と目があった!
外からでは彼方の声は聞こえないが、どうやらヤレヤレとため息をつきながら肩を竦めているようだ。
なんと女湯だと思っていた場所は男湯になっていたっ!
「高藤これはどういう事だ……っ!?」
悠人は振り向くもいつの間にか高藤の姿がない……。
「あいつどこに消えやがったんだ……っ!?」
困惑しながら高藤を探すも彼の気配がない。
と、その時後ろから物音が聞こえてきた。
高藤だろうか……、悠人は文句を言ってやろうと振り向いた。
しかし……。
「高藤……!これは……一体……」
「真壁……お前はそこで何をしている……?」
なんとそこにいたのは生徒指導の男性教諭だった!
「先生……っ!?なんでここに先生が……っ!?」
「それはこっちのセリフだっ!柊から連絡を受けて来てみればまさか男湯を覗きに来てたとはな……!」
「男湯っ!?ここは女湯なんじゃ……っ!?」
「旅館側の都合で今日は場所が入れ替わってるんだ。女湯はまだ先だ、残念だったな……。兎に角来い!お前にはみっちりと説教してやる!」
「先生……!違うんですっ!俺は高藤に誘われて……!」
「嘘を付くな!ここにはお前しかいなかったぞ!」
「ちくしょぉぉぉーーーっ!」
悠人の叫びが旅館の裏手に響き渡る……。
その後悠人は先生にみっちりと説教されたうえ、首からぶら下げられた札には、こう書かれていた……。
『私は男湯を覗こうとしました』
悠人は廊下の隅で正座し、魂が抜けたような顔をしていた。
その横を、何事もなかったかのように高藤がフルーツ牛乳片手に通り過ぎる。
悠人の視線は高藤に突き刺さるも、彼は涼しい顔をしていた。
「ふむ……急な予定変更だったとはな……。俺もまだまだ詰めが甘かったということか……」
その様子を悠人は恨めしそうな目で見ていたのだった……。
目の前に現れたのは、札幌の街並みに自然と馴染む六階建ての旅館——登浴留館だった。
外壁は鉄筋コンクリート造ながら、木目調の格子と瓦風の庇が施されていて、どこか懐かしい和の気配を漂わせている。
玄関前には、朱色の提灯が二つ並び、柔らかな光を灯していた。
自動扉の奥に見えるロビーは広々としていて、畳敷きの小上がりと、障子越しに見える中庭の緑が、旅の疲れをそっと癒してくれるようだった。
ロビーの横には売店があり、棚にはお菓子やちょっとした日用品が置かれている。
さらにその奥には、札幌の夜景を望むラウンジがあり、そこから見える街の灯りが、まるで星のように瞬いていた。
先生たちによるロビーでの受付を済ませると、僕たち男子は5階にある一室へと入る。
この部屋には僕と悠人、そして高藤の三人が割り当てられる。
澪たち女子は3階にある部屋を使うらしい。
そして4階には先生たちが使い、消灯時間を過ぎて異性の部屋に行く生徒がいないか厳しく目を光らせている……らしい。
「さてと、確か飯の前に風呂に入れって言ってたよな。彼方、高藤、風呂に行こうぜ」
悠人は自分の荷物から着替えを取り出す。
(そう言えばさっきこの旅館のロビーで、先に風呂に入るようにって先生が言ってたっけ……)
僕は先生が言ってたことを思い出し、荷物から着替えを取り出していると高藤が不敵な笑みを浮かべていた。
「その前に……ちょっと面白い情報があるんだが、聞くか?」
「なんだよ、その面白い情報って……」
僕は訝しげな表情で高藤を見る。
こう言う時のコイツの言葉って大抵ロクなことじゃないんだよな……。
「もし……ここに女湯を覗ける場所が記された秘密の紙がある……と言ったらどうする……?」
「高藤……その話は本当か……っ!?」
その話に食いついたのは悠人だった……。
コイツ……こんなんだから女の子にモテないんじゃないのかな……。
「この俺は嘘は言わない……」
高藤はニヤリと笑みを浮かべると懐から紙を取り出すと僕と悠人へと手渡す。
僕はその紙へと目を向けるとそこには女湯を覗けるポイントとその行き方が記されていた。
コイツはコイツでいつの間にそんなの調べたんだ……?
「高藤……、俺はお前に付いていくぜっ!」
「それで……御堂、お前はどうするんだ?」
悠人が高藤の手をガシッと握ると、今度は僕の方へと目を向ける。
「僕は行かないよ……」
僕には澪という心に決めた女の子がいるんだ、彼女を裏切るような真似は出来ない。
「け……!これだからリア充は……。お前には感想も何も教えてやらないからな!」
悠人は僕を睨むと高藤と共に部屋を出ていった。
(やれやれ……)
僕は二人が出ていったドアを見ながら頭を掻く……。
でも、澪たちがお風呂に入っているところを覗き見されるのはいい気がしないな……。
そう思った僕は澪に電話することにする。
『……もしもし?』
スマホからコール音が鳴ること数回、澪が電話に出た。
「あ、澪?実は高藤と悠人が悪巧みしてるみたいなんだ」
『……今そこに誰かいる?』
「え……?ううん、僕だけだよ」
『わかった……ならわたしが彼方くんのところに向かう。部屋番号教えて……』
僕は澪に部屋の番号を教えると電話を切った。
そして待つこと少し……部屋のドアがノックされる。
(澪かな……?)
僕はそう思いながら部屋のドアを開けると、予想通りそこには澪の姿があった。
彼女はまだお風呂に入ってないのか、ブレザー姿のままだった。
「澪、わざわざごめんね……」
「ううん、大丈夫……。それより高藤君は何を企んでるの……?」
「実は悠人と一緒に女湯を覗こうとしてるみたいなんだ」
僕は澪に高藤の企みを伝えると、彼にもらった紙を澪に見せる。
「……これはわたしたちが入るお風呂の場所じゃない」
「どういう事……?」
澪の言っている意味がよく分からなかった。
確かに高藤は"女湯"だと言っていたはずだ。
「今日はなんか旅館側の都合で大浴場が男女入れ替わってるみたい……。だから高藤君たちが覗きに行ったのは男湯……。なんにしろこの紙もらっていい?先生に渡してくる」
「うん、かまわないよ」
僕は澪に紙を手渡すと彼女は僕へと背を向ける。
しかし、数歩進んだところで澪は僕の方へと振り返った。
「……彼方くんは覗きに行こうとは思わなかったの?」
「僕はそんな気にはならなかったよ。だって、お風呂を覗きに行く彼氏とか嫌でしょ?僕は澪の嫌がることはしたくないんだ」
「彼方くん……。わたし……ますます彼方くんの事が好きになった……。ん……」
澪はそっと背伸びして、僕の唇にキスをすると、何も言わずに背を向けて、静かに部屋を後にした。
~サイドストーリー~
女湯を覗けるポイントが記された紙を握りしめた悠人は、高藤とともに旅館の外へと出ると壁伝いに裏手を目指して進む。
「高藤……、本当にこっちで合ってるのか……?」
「間違いない、俺を信じろ」
高藤の言葉に悠人は胸を弾ませながら女湯を目指す……。
きっとそこには一糸纏わぬ姿の女子たちがいるはずだ……!
「ぐへ……ぐへへへ……」
悠人は下品な笑みを浮かべ、袖で涎を拭った。
完全に妄想モードである。
壁伝いに進むこと十数分……窓から明かりが漏れ出るところがあった。
悠人は紙を広げて場所を確認すると、間違いないようだ。
「高藤……!」
「うむ、たどり着いたようだな」
悠人は逸る気持ちを抑えてそっと近付いていく……。
そして……そっと中を覗き込んだその瞬間——湯船でくつろぐ彼方と目があった!
外からでは彼方の声は聞こえないが、どうやらヤレヤレとため息をつきながら肩を竦めているようだ。
なんと女湯だと思っていた場所は男湯になっていたっ!
「高藤これはどういう事だ……っ!?」
悠人は振り向くもいつの間にか高藤の姿がない……。
「あいつどこに消えやがったんだ……っ!?」
困惑しながら高藤を探すも彼の気配がない。
と、その時後ろから物音が聞こえてきた。
高藤だろうか……、悠人は文句を言ってやろうと振り向いた。
しかし……。
「高藤……!これは……一体……」
「真壁……お前はそこで何をしている……?」
なんとそこにいたのは生徒指導の男性教諭だった!
「先生……っ!?なんでここに先生が……っ!?」
「それはこっちのセリフだっ!柊から連絡を受けて来てみればまさか男湯を覗きに来てたとはな……!」
「男湯っ!?ここは女湯なんじゃ……っ!?」
「旅館側の都合で今日は場所が入れ替わってるんだ。女湯はまだ先だ、残念だったな……。兎に角来い!お前にはみっちりと説教してやる!」
「先生……!違うんですっ!俺は高藤に誘われて……!」
「嘘を付くな!ここにはお前しかいなかったぞ!」
「ちくしょぉぉぉーーーっ!」
悠人の叫びが旅館の裏手に響き渡る……。
その後悠人は先生にみっちりと説教されたうえ、首からぶら下げられた札には、こう書かれていた……。
『私は男湯を覗こうとしました』
悠人は廊下の隅で正座し、魂が抜けたような顔をしていた。
その横を、何事もなかったかのように高藤がフルーツ牛乳片手に通り過ぎる。
悠人の視線は高藤に突き刺さるも、彼は涼しい顔をしていた。
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