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瀬玲奈の章 ギャル気質なガールフレンド
3人でのランチタイム
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昼休み。
4時限目のチャイムが鳴ると、なぜか早乙女さんが僕の席にまっすぐ向かってきた。
「御堂君!一緒にご飯食べない?」
早乙女さんは満面の笑みで、弁当が入っていると思われる袋を掲げながら僕に迫ってくる。
そして、僕の隣の席に座っている亜希は僕を横目でじっと睨んでくる。
……なんで?
「……いいけど」
僕は亜希の視線を気にしながら早乙女さんの言葉に頷く。
(僕……なにも悪いことしてないよね……?)
「よかったらさ、亜希も一緒に食べないっ!?」
「……瀬玲奈はともかく、なんで私が御堂君と一緒に食べないといけないのよ」
早乙女さんは席の主が留守の前の席に座ると、僕の方を向いて亜希に提案するも、亜希は不機嫌な様子で僕を横目で見る。
なんか亜希が冷たい……。
やっぱり親の再婚とは言え、僕と暮らすのイヤなのかなぁ……。
下の名前で呼ぶことは許可してくれたけど、距離を感じる。
(それはいいんだけど……)
僕は早乙女さんに目を向けると、イスの向きを変えてないため、脚を広げる形で僕の方を向いている。
少し短めなスカートからは、下着はギリギリ見えてないけど、僕だって男子。
視線が勝手に吸い寄せられてしまう。
(早乙女さん、男の目があるのに恥ずかしくないのかな……)
「いいじゃん亜希!一緒に食べようよっ!」
「し……仕方ないわね……」
てかさ、御堂君のお弁当、超美味しそう~!ウチのコンビニ弁当と交換こしない?」
亜希は早乙女さんの説得に応じ、なぜか少し顔を赤くしながら自分の机を僕の方に寄せてくる。
「てかさ、御堂君のお弁当、超美味しそう~!ウチのコンビニ弁当と交換こしない?」
「ならこのミニハンバーグ食べてみる?」
「ありがと~!御堂君のミニハンバーグ超美味しそうだし、交換こ最高じゃん♪ 」
僕は早乙女さんのコンビニ弁当の上にミニハンバーグを置くと
、彼女は無意識のうちに膝を少し閉じようとするも、イスの背もたれに太ももが当たると、閉じるのを諦めリラックスした姿勢に戻る。
「早乙女さんの口にあうといいけど……」
「え?これ御堂君が作ったのっ!?マジでっ!?やば!それじゃあ……いただき~♪」
「正確にはタネを作ったくらいだけど……。それよりどうかな……?」
早乙女さんは満面の笑みを浮かべながら、ミニハンバーグを口にいれると、僕はその様子をじっと伺う。
「ホント美味しい!御堂君の料理スキル高すぎ~。ウチ、こんな美味しいハンバーグ食べたの初めてかも~!マジ感動~!」
「焼いたりソースを作ったりしたのは僕じゃないけどね。でも、父さんが再婚するまで僕がずっと自分と父さんの弁当作ってたんだよ」
「マジ尊敬しちゃう!毎日お弁当作るなんてウチには絶対ムリ~。御堂君って意外と家庭的なんだね♡」
早乙女さん笑顔に僕は思わずドキっしてしながらも、僕の目はついつい早乙女さんの広げられた脚に向いてしまう。
「いや……、ただの習慣みたいなものだから」
「それでもすごいよ。ウチの両親は共働きでさ、忙しい人なんだよね。ウチのお弁当は母さんが作ってくれてるけど、朝起きてから自分でお弁当作るの面倒だからウチにはムリかな~」
僕が早乙女さんと話をしていると、亜希は弁当をつつきながら、チラチラ僕を見てくる。
……なんか、機嫌悪い?
「えっと……、なにかな……?」
「……別に」
僕は亜希のほうを向くも、すぐにそっぽをむかれてしまう。
その様子を見て笑みを浮かべた早乙女さんは今度は僕の方を向くと笑みを浮かべたまま少し顔を赤くする。
「それと御堂君、あんましウチの脚を見られると恥ずかしいんだけど」
(っ!?)
早乙女さんの苦笑しながらの指摘に僕は慌てて目を背けると、亜希から鋭い視線で睨まれる。
うう……、許してよぉ、男の悲しい性なんだよぉ……。
「ま……まあ、ウチもこんな格好で座ってるのも悪いんだし、パンツが見えてないなら多少はええよ」
「……御堂君、最低」
早乙女さんの優しい言葉に対し、亜希からの冷たい視線が僕に容赦なく突き刺さる。
僕は体を小さくして弁当を食べることにする。
こういうときは男子で自分が恨めしい……!
「あ、そういえばさ~。御堂君と亜希って、一緒の家に住んでるんだよね。お弁当の中身も一緒だし。ねね、家での二人の関係ってどんな感じ?」
「んぐ……っ!?」
「ちょ……!瀬玲奈……っ!?」
早乙女さんの思わぬ言葉に僕は吹き出しそうになり、亜希は自分の机を叩く。
確かに今朝亜希が忘れていった弁当を渡したけど!それが理由でバレたけど……っ!
(でも今更聞かなくてもよくないっ!?)
僕の中でツッコミが止まらない。
「べ……別に普通よ普通!瀬玲奈が思ってるようなことなんて何もないわよっ!」
「えぇ~、ウチまだ何も言ってないのになんでそんなに顔が赤いわけ?それとも、亜希がその何かを期待してるわけ?やらしぃ~♪」
亜希は顔を赤くしながら弁解するも、逆に早乙女さんにツッコまれる。
「ちょ……!瀬玲奈っ!」
亜希は早乙女さんを睨むも、彼女は笑いながら手を合わせて謝る。
「亜希ごめんごめん。そういう訳でさ御堂君。亜希は悪いやつじゃないから仲良くしてあげてね」
「……ふん!」
早乙女さんの言葉に亜希は少し顔を赤くしながら弁当を食べていた。
昼休みのほんのひとときで、僕は早乙女さんのことを少しだけ知れた気がした。
4時限目のチャイムが鳴ると、なぜか早乙女さんが僕の席にまっすぐ向かってきた。
「御堂君!一緒にご飯食べない?」
早乙女さんは満面の笑みで、弁当が入っていると思われる袋を掲げながら僕に迫ってくる。
そして、僕の隣の席に座っている亜希は僕を横目でじっと睨んでくる。
……なんで?
「……いいけど」
僕は亜希の視線を気にしながら早乙女さんの言葉に頷く。
(僕……なにも悪いことしてないよね……?)
「よかったらさ、亜希も一緒に食べないっ!?」
「……瀬玲奈はともかく、なんで私が御堂君と一緒に食べないといけないのよ」
早乙女さんは席の主が留守の前の席に座ると、僕の方を向いて亜希に提案するも、亜希は不機嫌な様子で僕を横目で見る。
なんか亜希が冷たい……。
やっぱり親の再婚とは言え、僕と暮らすのイヤなのかなぁ……。
下の名前で呼ぶことは許可してくれたけど、距離を感じる。
(それはいいんだけど……)
僕は早乙女さんに目を向けると、イスの向きを変えてないため、脚を広げる形で僕の方を向いている。
少し短めなスカートからは、下着はギリギリ見えてないけど、僕だって男子。
視線が勝手に吸い寄せられてしまう。
(早乙女さん、男の目があるのに恥ずかしくないのかな……)
「いいじゃん亜希!一緒に食べようよっ!」
「し……仕方ないわね……」
てかさ、御堂君のお弁当、超美味しそう~!ウチのコンビニ弁当と交換こしない?」
亜希は早乙女さんの説得に応じ、なぜか少し顔を赤くしながら自分の机を僕の方に寄せてくる。
「てかさ、御堂君のお弁当、超美味しそう~!ウチのコンビニ弁当と交換こしない?」
「ならこのミニハンバーグ食べてみる?」
「ありがと~!御堂君のミニハンバーグ超美味しそうだし、交換こ最高じゃん♪ 」
僕は早乙女さんのコンビニ弁当の上にミニハンバーグを置くと
、彼女は無意識のうちに膝を少し閉じようとするも、イスの背もたれに太ももが当たると、閉じるのを諦めリラックスした姿勢に戻る。
「早乙女さんの口にあうといいけど……」
「え?これ御堂君が作ったのっ!?マジでっ!?やば!それじゃあ……いただき~♪」
「正確にはタネを作ったくらいだけど……。それよりどうかな……?」
早乙女さんは満面の笑みを浮かべながら、ミニハンバーグを口にいれると、僕はその様子をじっと伺う。
「ホント美味しい!御堂君の料理スキル高すぎ~。ウチ、こんな美味しいハンバーグ食べたの初めてかも~!マジ感動~!」
「焼いたりソースを作ったりしたのは僕じゃないけどね。でも、父さんが再婚するまで僕がずっと自分と父さんの弁当作ってたんだよ」
「マジ尊敬しちゃう!毎日お弁当作るなんてウチには絶対ムリ~。御堂君って意外と家庭的なんだね♡」
早乙女さん笑顔に僕は思わずドキっしてしながらも、僕の目はついつい早乙女さんの広げられた脚に向いてしまう。
「いや……、ただの習慣みたいなものだから」
「それでもすごいよ。ウチの両親は共働きでさ、忙しい人なんだよね。ウチのお弁当は母さんが作ってくれてるけど、朝起きてから自分でお弁当作るの面倒だからウチにはムリかな~」
僕が早乙女さんと話をしていると、亜希は弁当をつつきながら、チラチラ僕を見てくる。
……なんか、機嫌悪い?
「えっと……、なにかな……?」
「……別に」
僕は亜希のほうを向くも、すぐにそっぽをむかれてしまう。
その様子を見て笑みを浮かべた早乙女さんは今度は僕の方を向くと笑みを浮かべたまま少し顔を赤くする。
「それと御堂君、あんましウチの脚を見られると恥ずかしいんだけど」
(っ!?)
早乙女さんの苦笑しながらの指摘に僕は慌てて目を背けると、亜希から鋭い視線で睨まれる。
うう……、許してよぉ、男の悲しい性なんだよぉ……。
「ま……まあ、ウチもこんな格好で座ってるのも悪いんだし、パンツが見えてないなら多少はええよ」
「……御堂君、最低」
早乙女さんの優しい言葉に対し、亜希からの冷たい視線が僕に容赦なく突き刺さる。
僕は体を小さくして弁当を食べることにする。
こういうときは男子で自分が恨めしい……!
「あ、そういえばさ~。御堂君と亜希って、一緒の家に住んでるんだよね。お弁当の中身も一緒だし。ねね、家での二人の関係ってどんな感じ?」
「んぐ……っ!?」
「ちょ……!瀬玲奈……っ!?」
早乙女さんの思わぬ言葉に僕は吹き出しそうになり、亜希は自分の机を叩く。
確かに今朝亜希が忘れていった弁当を渡したけど!それが理由でバレたけど……っ!
(でも今更聞かなくてもよくないっ!?)
僕の中でツッコミが止まらない。
「べ……別に普通よ普通!瀬玲奈が思ってるようなことなんて何もないわよっ!」
「えぇ~、ウチまだ何も言ってないのになんでそんなに顔が赤いわけ?それとも、亜希がその何かを期待してるわけ?やらしぃ~♪」
亜希は顔を赤くしながら弁解するも、逆に早乙女さんにツッコまれる。
「ちょ……!瀬玲奈っ!」
亜希は早乙女さんを睨むも、彼女は笑いながら手を合わせて謝る。
「亜希ごめんごめん。そういう訳でさ御堂君。亜希は悪いやつじゃないから仲良くしてあげてね」
「……ふん!」
早乙女さんの言葉に亜希は少し顔を赤くしながら弁当を食べていた。
昼休みのほんのひとときで、僕は早乙女さんのことを少しだけ知れた気がした。
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