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春の日~海の王子とモブ
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春の海。
浜辺で戯れていた少年達の視線が一点に集まる。
サーフボードを片手に海からあがってきた青年。
高沢憲司。
26歳。
長身だ。
日焼けした男っぽい整った顔。
浜辺にボードを置くと、ウェットスーツのジッパーを臍のあたりまで下げ、上半を脱ぐ。
鍛えられた肩が、胸が、腹が、背中が露になる。
海神を思わせる堂々として美しい姿。
そして、ムッとするような野性味と洗練が同居するセックスアピール。
少年達は見とれる。青年は、海を振り返り、日差しを避けるように片手をあげ遠くを見る。
自然な立ち姿。
が、計算され尽くしていた。
片手をあげたのも、フサフサしたわき毛をわざと見せ、男っぽさをアピールする為だ。
午後のサーフィンは堪能した。次の楽しみの番だ。
何気ない振りで浜を見まわし、獲物を物色する。
彼好みの小柄な少年を・・・・
「ひっ・・・ヒァッ・・・アアア・・・んっ・・・んくっ」
素っ裸の少年の肌に木漏れ日が模様を描いている。
室外で素肌を曝すことを最初は拒んだ少年。
しかし、もう恥ずかしがることはせず、快楽に我を忘れている。
初めての経験。
憲司の指が、舌が肌を這う度に身体をくねらせる。
甘えるような、切ないような吐息を上げる。
初々しい身体。
滑らかだ。
憲司の男の香りがムッと溢れかえる体とは対照的だ。
憲司は少年の屹立したまだ桃色のモノを口に含む。
「・・・・っ!」
少年は、ビクンと身体を仰け反らせ声にならない声を上げる。
その顔を見て楽しむ健司。
モノから口を離す。
少年のいきり立ったモノは、はちきれんばかりにビクビクしている。
止めないでくれというように少年がイヤイヤと顔を振るのをニヤリと眺める。
指をつばで濡らし、尻の穴を攻める。
そして、身体を少年に重ね、囁く。
「可愛い子だ。一つにならせてくれ。さぁ、力を抜いて・・・」
次の瞬間。
「ギャァッ・・・い・・いたっ」
憲司の太く雁首の張ったモノが一気に少年の穴に突っ込まれる。
少年が逃げようとするが、足を大きく開かされて、身体の自由が利かない。
しかも、憲司は尻を掘りつつ、少年のモノにも適度に刺激を与える。
「ふっ・・うわぁっ・・・あああ・・・ああああん」
痛み、快感が同時に少年を襲い、泣きじゃくるような声になっている。
憲司のストロークが強くなる。
少年は口元から涎が垂れるのも気にせず初めての感覚に我を忘れている。
「ウッ」
憲司が絶頂を迎える。
同時に少年も大量に放出する。
ピクピクと全裸で土の上で快感の余韻に浸る少年を見下ろし、憲司は時計を確認する。
もう一人ぐらいいけるか・・・
明日から、新しい赴任先での仕事が始まる。
暫らくは遊びもままならないかもしれない。
すでに、憲司の興味は次の出会いに傾いていた。
少年は、走り去る車を複雑に見送った。
抜群のサーフィンの腕と秀でた容姿を持った彼が話しかけてきた時、舞い上がる気持ちだった。
それが、事が済んだ後、態度は冷たくなり、急かされるように車に乗せられた。
自分の携帯の番号だけ聞かれ、さっさと去って行ってしまった。
今頃一緒に来た友達は・・・
ズキンと尻が痛む。
その瞬間、憲司の鍛え抜かれた体の感触を思い出し、股間が反応しだす。
僕は、どうしちゃったんだろう・・・
少年は、混乱していた。
悲劇の主人公にでもなった気分。
だが、彼を置いてきぼりにした逞しい男にとっては、ただのモブ、、、数いる性処理相手の脇役が一人通りすぎただけに過ぎなかった。
浜辺で戯れていた少年達の視線が一点に集まる。
サーフボードを片手に海からあがってきた青年。
高沢憲司。
26歳。
長身だ。
日焼けした男っぽい整った顔。
浜辺にボードを置くと、ウェットスーツのジッパーを臍のあたりまで下げ、上半を脱ぐ。
鍛えられた肩が、胸が、腹が、背中が露になる。
海神を思わせる堂々として美しい姿。
そして、ムッとするような野性味と洗練が同居するセックスアピール。
少年達は見とれる。青年は、海を振り返り、日差しを避けるように片手をあげ遠くを見る。
自然な立ち姿。
が、計算され尽くしていた。
片手をあげたのも、フサフサしたわき毛をわざと見せ、男っぽさをアピールする為だ。
午後のサーフィンは堪能した。次の楽しみの番だ。
何気ない振りで浜を見まわし、獲物を物色する。
彼好みの小柄な少年を・・・・
「ひっ・・・ヒァッ・・・アアア・・・んっ・・・んくっ」
素っ裸の少年の肌に木漏れ日が模様を描いている。
室外で素肌を曝すことを最初は拒んだ少年。
しかし、もう恥ずかしがることはせず、快楽に我を忘れている。
初めての経験。
憲司の指が、舌が肌を這う度に身体をくねらせる。
甘えるような、切ないような吐息を上げる。
初々しい身体。
滑らかだ。
憲司の男の香りがムッと溢れかえる体とは対照的だ。
憲司は少年の屹立したまだ桃色のモノを口に含む。
「・・・・っ!」
少年は、ビクンと身体を仰け反らせ声にならない声を上げる。
その顔を見て楽しむ健司。
モノから口を離す。
少年のいきり立ったモノは、はちきれんばかりにビクビクしている。
止めないでくれというように少年がイヤイヤと顔を振るのをニヤリと眺める。
指をつばで濡らし、尻の穴を攻める。
そして、身体を少年に重ね、囁く。
「可愛い子だ。一つにならせてくれ。さぁ、力を抜いて・・・」
次の瞬間。
「ギャァッ・・・い・・いたっ」
憲司の太く雁首の張ったモノが一気に少年の穴に突っ込まれる。
少年が逃げようとするが、足を大きく開かされて、身体の自由が利かない。
しかも、憲司は尻を掘りつつ、少年のモノにも適度に刺激を与える。
「ふっ・・うわぁっ・・・あああ・・・ああああん」
痛み、快感が同時に少年を襲い、泣きじゃくるような声になっている。
憲司のストロークが強くなる。
少年は口元から涎が垂れるのも気にせず初めての感覚に我を忘れている。
「ウッ」
憲司が絶頂を迎える。
同時に少年も大量に放出する。
ピクピクと全裸で土の上で快感の余韻に浸る少年を見下ろし、憲司は時計を確認する。
もう一人ぐらいいけるか・・・
明日から、新しい赴任先での仕事が始まる。
暫らくは遊びもままならないかもしれない。
すでに、憲司の興味は次の出会いに傾いていた。
少年は、走り去る車を複雑に見送った。
抜群のサーフィンの腕と秀でた容姿を持った彼が話しかけてきた時、舞い上がる気持ちだった。
それが、事が済んだ後、態度は冷たくなり、急かされるように車に乗せられた。
自分の携帯の番号だけ聞かれ、さっさと去って行ってしまった。
今頃一緒に来た友達は・・・
ズキンと尻が痛む。
その瞬間、憲司の鍛え抜かれた体の感触を思い出し、股間が反応しだす。
僕は、どうしちゃったんだろう・・・
少年は、混乱していた。
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