聖職より堕ちた教師 純一の場合

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夏の風景 3 薄暗い部屋 SIDE:純一

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夏休み。

よく晴れた日。

純一はカーテンの閉まった暗い部屋の中、暗い顔で過ごしている。

かつての純一は、晴れた日はそれだけで心が弾み、軽装に身を包んで外へ出た。

目的などない。

軽くランニングをするもいい。

広い公園で身体を動かすのもいい。

教師になってからは、職場である学園までランニングで向かい、そして、部活にいそしむ生徒や、暇を潰しに学校にやって来て軽い屋外スポーツに興じる生徒に混じり、日差しを楽しみながら身体を動かした。

純一は、その頃の無邪気で天真爛漫な自分に戻りたかった。

だが、戻りたくても、その頃の自分と今の自分の間に立ちふさがるあの柔道場での出来事、そして、浜田という大きな存在を乗り越えることは出来なかった。

浜田に“ときめき”を感じた自分。

生徒にときめくなど、やはり、間違いだったのだ。

と、理性が自分を責める。

お前はクズだ、、、

人として、、、

教師として、、、

ダメな人間だ。。。

あの時、浜田の存在を無視するようになっていれば、今も人に恥じない立派な聖職者、立派な教師であったはずなのだ。

何度も文字通り頭を抱えて、自分を責めた。

そして、柔道場での出来事。

彼の運命を大きく変えた分岐点。

今、薄暗い部屋の中、純一は、ボクサーブリーフ一枚でいる。

それまで、部屋の中では必ず部屋着を着ていた自分。

下着一枚で過ごすなど考えもしなかった。

だが、柔道場で素っ裸にひん剥かれたあの日以来、部屋着を着るのが煩わしくなった。

裸でいることの解放感に目覚めてしまったのだ。

あの柔道場以来、純一は、変わってしまった。

自分自身でその変化を実感している。

いい意味でも悪い意味でも一皮剥けてしまったのだ。

浜田への“トキメキ”に、あの日、“肉欲”が加わったことで、それが“愛欲”に変わり、大きな苦悩と浜田への肉体の妄執が、純一の健康で純真だった身体と心の中に生まれた。

無垢だった身体は、理性が禁断と考える行為にズブズブと溺れていく。

浜田への思慕が妄執と化し、心を揺さぶる。

あの柔道場での出来事。

畳の上、生徒である猛者、浜田の巨根に尻の穴を突かれる格好で生徒に股がり、両腕、両足をその逞しい上半身に絡め、快楽の雄叫びをあげながら、2度目だというのに精液を凄まじい勢いで迸らせた自分。

本能のまま、生徒の逞しい上半身に力の限りですがりついた。

そして、ビリビリと身体を貫いた快感の果てに、力の抜けた身体を生徒の逞しい上半身に預け、

「好き、、、好き、、、愛してる、、、」

と、口にしてしまった。

本心だった。

もう、理性は吹っ飛んでいた。

浜田が自分の耳を甘く齧る。

嬉しかった。

どうとでもして欲しかった。

そして、浜田はそっと身体を動かし、肩にもたれさせていた純一の顔を自分の方に向けると、唇を寄せてきた。

浜田の舌が侵入し、純一の舌に絡められる。

純一は、ご褒美の飴をもらった子供のように、その生徒の舌をしゃぶる。

頭が痺れ、股間はもう力を取り戻し、ムクムクと頭を上げ始める。

生徒の分厚く熱い掌が、背筋を、尻を撫でる。

その熱い感触が、肌に熱く残り、純一の身体に染み込む。

そして純一は、年下の生徒の逞しい身体に両手、両足を絡め、しがみつく。

その堅い筋肉の肌触りに堪らなく興奮していた。

息はますます荒くなり、その浜田によって身体をメチャクチャにされたいという衝動ばかりが強くなる。

もう、理性の歯止めは効かない。

効かないどころか、理性が生徒に犯され喜ぶ自分を責めるのが、自虐的、背徳的な喜びに変わり、快感を増し始めてしまっていた。

浜田は純一の身体を畳の上に寝かせるように押す。

純一は息を荒くさせながら、従う。

柔道場の清浄な畳の上、純一の鍛えられた身体が仰向けになる。

腹から胸、首もとにかけて、先程放出された自身の精液がヌメヌメと光っている。

だが、気にならない。

純一は、寝転がった。

無防備だ。

快感で視点の定まらぬ目で浜田を見ている。

股間の逸物が半ダチ状態でくねりながら動くのみで、両手、両足はダランと投げ出している。

まだ、2度目の放出の余韻から覚めていない。

ジンジンと痺れに似た快感の余韻が腰を中心に身体を駆け回っているのを感じる。

そして感じる解放感。

浜田は満足そうにその教師の力無く転がる見事な身体を眺める。

そして、右足の太股に手を掛けると、

「うりゃ、、、」

と言いながら、教師の身体をうつ伏せにしようとする。

純一は、されるがままに身体を転がし、うつ伏せになる。

腰が逞しい手で掴まれ、上に上げられる。

純一は、立て膝になり、そのプリンと張った尻を持ち上げる。

まだ両腕は力無く畳に置かれ、胸の上部がペタンと突いた状態。

だから、横から見ると、鍛えられた背中がきれいな曲線を描いている。

浜田が純一の尻を弄り始める。

肛門の回りを撫で、蟻の戸渡、、、漆黒の細い毛の連なりをなぞり、そして大きな鶏卵のような2つの玉を納めた袋を撫で、そして、後ろから肉棒を軽くしごく。

畳に頬をつけながら、純一は、再び、「あぁ、、、ぉぅ、、、」という、吐息を漏らす。

もう抑えることすらしない。

おそらく自分がよがっていることにも気付いていない。

純一の肛門からは、生徒が放出した液が垂れている。

その自分の精液を指に絡め、浜田は教師の肛門の中に侵入する。

先程は異物感で悲鳴を上げてしまったが、もう今の純一の肛門はほぐされ、指をすんなり受け入れる。

浜田はゆっくりと丁寧に純一の身体の内側の愛撫を始める。

そして、純一は、じわじわと味わったことのない不思議な悦びを感じ始めている。

そして、時折、浜田は尻に突っ込んでいない方の手の指を純一のいきりきった分身に這わせる。

棒を、敏感な亀頭を指で愛撫され、純一は、声を殺すことも忘れ、喘ぐ。

純一の喘ぎが高まる頃、

「いくぜ、、、」

と、猛者が言い、猛者の鎌首をもたげた太い逸物が純一の身体に挿入される。

その瞬間、純一の上げた雄叫びのような声は、もう痛みや、恐怖や、屈辱からは解き放たれた悦びの雄叫びだった。

そして、生徒の腰の動きに合わせ、短く、時に長く、純一の口からは声が漏れ続ける。

理性の飛んだ男というよりも、雄の獣の咆哮。

野生の荒々しい悦びの声を純一はあげ続けた。

もう教師としての面影はない。

快楽を貪る一匹の雄と化している。

自身が放出したい、絶頂を向かえたいという感覚はなくなり、生徒の一突き、一突きに喜んでいた。

生徒の腰の動きが激しくなり、純一の雄叫びも大きくなる。

やがて生徒が絶頂を向かえる。

純一の腰に激しい突きを食らわしたあと、何度かゆっくり突いた後、生徒は萎え始めた逸物を引き抜く。

生徒の逸物が激しい突きの後、萎み始めたのを純一は、感じていた。

物足りないと、、、

“もっと、、、もっと、、、”

さすがにそれを口にするのは、大人としての、そして、教師としての矜持が許さなかった。

腰を掴んでいた浜田の手が離れる。

純一の鍛えられた腰が支えをなくし、ゆっくりと下りていく。

鍛えられた両足が、まるでカエルの足のような形に開かれる。

尻から浜田の放出した精液がたらりと流れている。

「もう、畳がぐちょぐちょじゃん」

そう言いながら、栗山が柔道場の掃除用具入れから持ってきた雑巾で畳の掃除を始める。

純一の、そして、三人の生徒の流した愛液で畳に染みが出来ている。

「エロ教師、出すだけ出して、後始末は生徒任せかよっ」

菊池が純一の尻を蹴る。

う、ぁはぁっ、、、

教師の口からは、まともな言葉は出てこない。

放心状態だ。

脳も身体も正常に動いていない。

快感の余韻に、ヒクヒクと蠢くだけだ。

「おら、起きろよっ!」

菊池が、純一の腰の下に足を入れ、持ち上げる。

だから、腰を中心に教師の半身が浮き上がる。

「げっ、こいつ、まだ勃起してダラダラ垂れ流してやがるぜっ!」

菊池が言い、蹴るようにして教師を仰向けに戻す。

あぁ、、、、あああぁ、、、

純一は、呻き声のような声しかあげられない。

純一の真っ直ぐ長く伸びる逸物は、微かに絶頂時よりも力を失っているが、先端からはダラダラと透明な液が流れ続けている。

「あぁ~、先生の下、ビショビショじゃん。早く拭かないとっ!」

栗山が純一の身体を押しのけ、畳を拭き始める。

その刺激で少し意識がしっかりしたのか、教師の手が動く。

鍛えられた腕を顔の上でまげ、目の辺りを中心に顔を隠す。

恥ずかしかったのだ。

しかし、身体が思うように動かず、それ以外は蠢くようにしか動けない。

「何、顔を隠してるんだよ、純一っ!」

浜田が嬉しさを隠さず言う。

目の前の落としたばかりの獲物。

最上級の大人の男。

最高級の肉。

しかも、初だ。

熟成した身体のくせに、初物のまま今日まで来た最上の獲物。

あんな痴態を晒しながら、恥ずかしがるピュアな大人の男。

自分でも気づいていないが、浜田もすっかり純一に惹かれ始めていた。

「ご、ごめん、、、」

謝る必要もないのに、純一は、謝ってしまった。

もう、浜田に恭順し始めている。

「せっかくの男前を隠すなよ」

浜田は優しさを滲ました声で言い、教師の顔を隠している腕をはずそうとする。

すると、

「頼む、見ないでくれ、、、恥ずかしい、、、」

教師は、呟くような声で言い、もう片方の掌で顔を隠そうとした。

ふふっ

それを見て、浜田は微笑み、横たわる純一の身体の下に手を入れ、いきなりお姫様抱っこをした。

「あっ、、、」

純一も戸惑いと嬉しさの混じった声をあげる。

そして、両腕を浜田の首に回す。

「掃除の邪魔だろ。脇に行こうぜ」

そして、壁際の板の間に行くと、純一を下ろす。

純一は、立とうとするが、足がガクガクしてしまい座り込む。

「腰が抜けちまったか、、、」

満足げに浜田が言い、腰を下ろすと膝の上に教師の尻を乗せ、いとおしむように身体をなで回す。

「どうだ?気持ち良かったか?」

純一は、首を立てに振る。

浜田が唇を近付ける。

その唇に、待ちきれないように純一は、唇を重ねる。

浜田の唇が、舌が、尻が乗せられているぶっとい太股が、背中に回された腕が、そして、片腹に当たっている腹筋が、胸筋が、すべてが純一の身体を侵食しているようで、しかし、溶けて交わることなどあるわけがなく、純一は、浜田の肌にすがり付く。

それを、浜田も感じたのだろう。

教師を強く抱き締め、愛撫をする。

「浜田ぁ、もう、時間だぜ、そろそろ帰ろうや」

菊池が言う。

「そうだな、、、」

浜田が、身体を離す。

純一は、まだしがみつこうとしている。

「おら、エロ教師、さっさと帰る支度をしろ」

菊池が教師の頬をピシャリと叩く。

純一は、ふらふらと立ち上がろうとするが、再び、足が震え、ガクッと膝を突いてしまう。

しかも、逸物は頭を持ち上げたままだ。

「しかたねぇな」

浜田は言うと、自身の柔道着を持ってきて、腰を落とした純一に着せ始める。

純一には、ズボンも上着も小さく、脛と腕の先が露になっている。

「ほら、おぶされよ」

浜田が背中を差し出す。

「意外に、キスギセンセって、手がかかるんだね」

栗山が言いながら、身体をまだ上手く動かせていない純一の補助をし、浜田の背中に乗せる。

純一は、生徒の背中に身体を預ける。

生まれて初めて感じるような安らぎと幸福感を純一は感じていた。

子供の頃から体格が良かった純一は、体育の授業やトレーニングでおんぶされると、純一の体格におんぶしている相手の足元がふらつき、怖かった思い出しかない。

が、今、年下の猛者が自分の身体をしっかりと背負い、歩き出している。

その背中の広さ。

自分の太股にしっかりと回された腕の逞しさ。

そして、感じられる体温。

幸福だった。

自分の股間が勃起しているのも気にならなかった。

行き合う生徒、そして、教員室の教師達に、生徒達は乱取りで、純一が頭を打ってしまったので運んで来たと説明した。

誰も疑わない。

「そのロッカー室にソファがあるから、そこに来生先生を休ませてくれないか?君たちも汗だくじゃないか、スゴい臭いだぞ。来生先生の面倒を見てくれたお礼だ。特別にロッカー室のシャワーを使いなさい」

青臭い臭いを少年期特有の汗臭い体臭と勝手に勘違いしたようだ。

まさか、目の前の四人が今まで激しい性行為に及んでいたとは想像もしない教頭が言い、ロッカー室の施錠を解いた。

純一と3人の生徒はロッカー室に入る。

純一は、ソファに寝かされる。

下着も無しに直接履いた薄い生地の柔道着の股間はテントを張っている。

「こりゃ、まずいだろ」

そう言い、浜田がソファの横に畳んであった毛布を純一の下半身に掛ける。

「すまない、、、」

純一は、小声で言う。

「せっかくだからシャワーを借りようぜ」

菊池が言い、シャワーブースへ行く。

栗山が給水機で水を汲み、持ってくる。

「先生、水を飲んで落ち着けば?」

「俺が飲ませてやろうか?」

浜田が言う。

「だ、大丈夫だ、、、」

純一は、ようやく身を起こし、コップを受け取り、水を飲む。

水が身体に染み込むようだ。

純一の身体の調子が戻ってくる。

そして、純一は、その日、浜田達3人と下校した。

学園から少しはなれたところで、四人はタクシーに乗る。

向かう先は、浜田の家だ。

途中、タクシーを停め、栗山がドラッグストアに入った。

「先生のために買ってきたよ」

ポンとドラッグストアの紙袋を純一の膝の上に置く。

袋を開け、中を除くと、ダースの大箱の浣腸だった。

こ、これは、、、

純一の顔がひきつる。

その純一の股間を浜田がギュッと掴む。

「帰らせないぜ、、、」

低い声で耳元で囁かれ、純一は喜びとも絶望ともつかない感情で頭が貧血のようにクラクラした。

「使い方は、僕が教えて上げるよ」

栗山が言う。

「手がかかるヤツだぜ」

菊池がボソッと言う。

その日、純一の筋肉は軋む音を立て続け、口からは獣のような咆哮が漏れ続けた。

その後、浜田と二人きりで出掛けた山奥の温泉旅館。

その裏山を登った先にある露天風呂で互いの身体を貪った。

昼も、夜も、二人以外客がいないのをいいことに、、、

その時、二人は完璧なカップルだった。

だが、純一は、一時の熱情から冷静さを取り戻し始め、自分の教師という立場で生徒と不適切な関係を結ぶのは聖職にある者としてあるまじきことと思い始めた。

だから、浜田に高校を卒業するまで、身体の関係は我慢しようと言った。

教師としての威厳をもって接したつもりだった。

だか、それが、浜田を怒らせた。

急に教師という上からの立場の一方的な宣言だったからだ。

この点で、純一は、まだ経験不足だった。

生徒の気持ちを慮る余裕がなかったのだ。

男と男が好きあって身体の関係を持つのに、年やら立場やらが関係あるのかと生徒は怒鳴った。

それから純一と浜田の関係は歪んでいった。

教師としての立場を守ろうとする純一を、浜田は力付くでねじ伏せ、罵倒し、自分のものにしようとする。

そして、それが、純一の内なる荒々しい男に力強く一方的にヤられたいという性癖に火をつけ、身体は燃え上がってしまう。

純一の理性にとっては負のスパイラル。

理性と肉欲、純一の思うところの煩悩との鬩ぎ合い。

理性が勝つと、それにより生徒に火が着き煩悩が燃え上がり、理性に打ち勝つ。

しかし、一時の肉欲に負けても、すぐに自己嫌悪に陥り、理性が力を取り戻す。

アンバランスな負のループ。

スマホが鳴る。

見るのが怖い。

誰からだろう。

浜田からの呼び出しか?

だが、それを期待している自分もいる。

学園からの緊急連絡かもしれない。

確認しないと、、、

純一は、スマホの画面を見る。

大学の同級生からの連絡だ。

そう言えば、結婚が決まった友人のお祝いをしないかという誘いが来ていた。

純一は、コールバックした。

“よぉ、モモジリ。ひさびさ。最近、連絡がないじゃないか”

スマホの向こうで友人の声がする。

純一は、学校の業務が忙しくてと答えた。

まさか、生徒との不適切な関係に悩んでいるとは言えない。

“今日の飲み会、返事がないけど、どうすんだ?来いよ。みんな、モモジリに会いたがってるぜ”

モモジリ、、、桃尻、、、純一の尻が鍛えられ形良く盛り上がっていることからついたアダ名だ。

自分の尻のデカさをからかわれ続けて、コンプレックスになっていた純一は、そのアダ名は好きではなかったが、こういうアダ名は本人がやめてくれといえばいうほど浸透してしまうものである。

大学の仲間達は、純一をモモジリと呼ぶようになってしまった。

飲み会、、、

ゆっくり飲む気分にはなれず、返事を先送りしていたら当日になってしまっていた。

どうしようか、、、

純一は悩む。

スマホから聞こえる大学時代の仲間の声は懐かしい。

無垢で屈託のなかった時代を思い出させる。

確か、指定された店は電車で1時間もかからない。

行くか?

しかし、浜田から急な呼び出しがあったら、、、

いや、生徒のことを考えるのはやめよう。

大体、教師の自分が生徒の顔色を伺ってどうする。

だいたい、生徒との不健全な関係は、自ら絶たなければならないのだ。

連絡もないのに気にしてどうするんだ。

万が一、生徒から呼び出しがきても、同期との飲み会があると断ればいい。

それが、教師としてのあるべき姿だ。

理性が言う。

「参加させてもらうよ。みんなとひさびさに会いたいし。でも、明日、学校のプール解放に立ち会うから、遅くはなれないよ、、、」

久々の友との会話に、純一の心は晴れた。

飲み会に向かう前に、純一は、さっとシャワー浴びた。

スッポンポンで髪を乾かす。

そして、、、

純一の手が止まる。

下着をどうするか、、、

ブリーフにするか、、、

フンドシにするか、、、

浜田から、外に出る時は褌を着けるように言われている。

一度、命に背いて、わざとブリーフを履いて言ったことがある。

その時の浜田の怒り、、、

恐ろしかった。

身に加えられる暴力よりも、無言で怒りに燃える形相が恐ろしかった。

そして、その後の宙吊り、、、

思い出すだけで震えが起こる。

思い出したくない。

今日、浜田と会う予定はない。

だから、ブリーフで出掛けてもいい。

だが、急に連絡が来たら、、、もし、飲み会の帰りに出会って、褌を着けてないのが分かったら、、、

純一は、逡巡する。

下着をブリーフにするか、フンドシにするか。

大の男が悩むには馬鹿馬鹿しい二択。

理性はバカな悩みというが、煩悩は生徒との行為を待ち望んでいる。

この馬鹿馬鹿しい二択が、純一を始め数人の大人の男達の運命の分岐点であったことなど、純一は知る由もない。

しばらくの後、純一は、褌を手に取った。

わずかに煩悩が理性に勝った。

そして、複数の男の運命のレールが決まった。



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